2021年06月14日
一転渋い川
6月5日
前回、最近行ってない川へ行ってみると思いがけずいい釣りが出来たので、
今回も朝から最近ご無沙汰している川に行ってみた。
ここは数年前の台風で川の形が変わり、イマイチ魚が釣れなくなってしまった。
漁協の放流活動のおかげで復活してきたらしいが、それでもまだムラがあるらしい。
前日に雨が降ったのだが、濁りも増水もなかった。
不安を抱えながらルアーで釣り上がって行くが、稚魚がじゃれて来るくらいだった。
「う~ん、あかんかぁ。」と、首をひねりながら別の川に移動する。
一気に上流部まで行き、フライでイワナを狙ってみる。

上流部は逆に増水していた。 濁りはさほど無い状態だ。
曇っているせいか気温も低く、いつもより飛んでる虫の量が少ないように感じた。
釣り上がって行くと、魚は渕尻や緩い流れの開けた場所に出ていた。
しかし、数週間前に比べると警戒心が非常に強くなっている。

遠くからでも人影を察知して、すぐに深みに潜ってしまい二度と出てこない。
フライに反応して食ったと思っても食っていないってのが何度もあった。

極めつけは、水面のフライにゆっくり近づいていき寸止め・・・オレと目が合った
途端、引き返していった時は、「うそ・・・」と呟いたあとしばらく動けなかった。
そんなこんなで、イワナ3匹。 思ったほど釣果は伸びなかった。
遅い昼飯を食った後、別の場所でやってみたがほぼ同じ状況だった。

この辺りも最近はかなりイジメられているのだろうか・・・?
それとも単にタイミングが悪かったのか・・・?
夕方、前回良型アマゴに逃亡を許した川に移動。
水量も水の色も違うが、再現性があるか検証してみる。
すると、前回では影すら見えなかった場所で魚の姿が見えた・・・が、喰わない。
角度を変えてルアーを流すと乗った! ・・・って、アレ?ニジマス?

ここでニジマスは珍しいな。 放流に交じってこんなヤツもいたのか・・・?
しかし、このあとはイマイチパッとしない。 時々追いは見られるが食ってこない。
思った通り、ここは釣果にかなり波がある。 人気の川だけに魚の活性が上がれば
瞬く間に抜かれてしまい、また次の魚が成長するまではガマンの釣りを強いられる。
甘噛みアマゴを何度かバラシた後、やっと1匹。 「やれやれ・・・。」

そして、例の良型アマゴがいた場所からは、予想通りに何の音沙汰もなかった。
「 釣れるのか 釣れないのかは タイミング 」
END
前回、最近行ってない川へ行ってみると思いがけずいい釣りが出来たので、
今回も朝から最近ご無沙汰している川に行ってみた。
ここは数年前の台風で川の形が変わり、イマイチ魚が釣れなくなってしまった。
漁協の放流活動のおかげで復活してきたらしいが、それでもまだムラがあるらしい。
前日に雨が降ったのだが、濁りも増水もなかった。
不安を抱えながらルアーで釣り上がって行くが、稚魚がじゃれて来るくらいだった。
「う~ん、あかんかぁ。」と、首をひねりながら別の川に移動する。
一気に上流部まで行き、フライでイワナを狙ってみる。

上流部は逆に増水していた。 濁りはさほど無い状態だ。
曇っているせいか気温も低く、いつもより飛んでる虫の量が少ないように感じた。
釣り上がって行くと、魚は渕尻や緩い流れの開けた場所に出ていた。
しかし、数週間前に比べると警戒心が非常に強くなっている。

遠くからでも人影を察知して、すぐに深みに潜ってしまい二度と出てこない。
フライに反応して食ったと思っても食っていないってのが何度もあった。

極めつけは、水面のフライにゆっくり近づいていき寸止め・・・オレと目が合った
途端、引き返していった時は、「うそ・・・」と呟いたあとしばらく動けなかった。
そんなこんなで、イワナ3匹。 思ったほど釣果は伸びなかった。
遅い昼飯を食った後、別の場所でやってみたがほぼ同じ状況だった。

この辺りも最近はかなりイジメられているのだろうか・・・?
それとも単にタイミングが悪かったのか・・・?
夕方、前回良型アマゴに逃亡を許した川に移動。
水量も水の色も違うが、再現性があるか検証してみる。
すると、前回では影すら見えなかった場所で魚の姿が見えた・・・が、喰わない。
角度を変えてルアーを流すと乗った! ・・・って、アレ?ニジマス?

ここでニジマスは珍しいな。 放流に交じってこんなヤツもいたのか・・・?
しかし、このあとはイマイチパッとしない。 時々追いは見られるが食ってこない。
思った通り、ここは釣果にかなり波がある。 人気の川だけに魚の活性が上がれば
瞬く間に抜かれてしまい、また次の魚が成長するまではガマンの釣りを強いられる。
甘噛みアマゴを何度かバラシた後、やっと1匹。 「やれやれ・・・。」

そして、例の良型アマゴがいた場所からは、予想通りに何の音沙汰もなかった。
「 釣れるのか 釣れないのかは タイミング 」
END
2021年06月08日
久しぶりの川
5月29日
朝、山梨北部の渓流に向かっている途中で、ふと、最近行っていない川に立ち寄った。
一昨日の雨で多少濁ってはいるものの、さほど増水はしていなかった。

この川は以前はよく釣れたのだが、ここ2~3年は人が多くなりイマイチだった。
「この濁り具合だとルアーかな?」と思ったが、フライで釣り上がることにした。
すると、ちびっこアマゴがチュパッと反応する。
どうやら、この春に放流された稚魚のようだ。 うるさいくらいに反応する。

だけど、彼らの口には使用しているフライが大きいようで、針には掛からない。
そのまま続けていると間違って掛かってしまうヤツもいたが、ひと回りふた回り
大きいサイズの魚には見切られてしまう。 「う~ん、アマゴはむずかしい。」
更に良型は底にいるのでは?と、ルアーに持ち替えてみたが反応はなかった。
そうこうしていると、下流から釣り人が釣り上がってくるのが見えたので川上がり。

上流部の渓流に移動し、イワナを狙ってみる。

ここも最近は人が多くてイマイチな印象の川だが、めぼしい場所に入っては出、
入っては出・・・を繰り返し、広範囲にチェックしていく。


すると、ポツリポツリとイワナが顔を出す。 「う~ん、いることはいるんやな。」
良型は出なかったが、6匹ほどのイワナが釣れた。

時計を見ると16時前。 これからまだ一勝負できそうだ。
すると、朝立ち寄ったアマゴの渓が気になってきた。 「夕方はどうだろうか?」

で、そそくさと移動し、今度は初めからルアーで釣り上がって行くことにした。
しばらくは反応が無かったが、突然、開けた浅い瀬でギラリと魚体が翻った。
「おお!来た来た~!」 ぐりんぐりんとローリングする魚体。
この川で久しぶりにまともなサイズのアマゴを釣ったので、感動すら覚える。

「なんや、釣れるやん!」 調子に乗ってさらに釣り上がって行く。
一発目こそ浅瀬だったが、ほとんどの魚は深いタナにいた。

かなり陽が傾いてきていたが、まだまだ明るい渓から心地好いアタリがやって来る。
短い区間だったが、いい感じで6匹ほど釣れた。

そして、ここで終わりと決めた最後の深みで、今までに無い重いアタリが来た!
ギラリと光った魚体は間違いなく良型。 慎重にやり取りしてランディング。
目測27~28cm。 うひゃうひゃ言いながら写真を撮ろうとしていたら
ヤツは体をくねらせて大ジャンプして川の中へ! 「うわわわ、ヤバッ!」
慌てて右手で押し返したら、勢い余って反対側の流れまで飛んで行ってしまった。
「あああ~!?」と、慌てて左手で魚を追いかけたけど間に合うはずもなく・・・。
「ああ、最後の最後にやってしまった・・・」と、暮れかけた空を見上げたのだった。
「 良型を 目に焼き付けた 日暮れかな 」
END
朝、山梨北部の渓流に向かっている途中で、ふと、最近行っていない川に立ち寄った。
一昨日の雨で多少濁ってはいるものの、さほど増水はしていなかった。

この川は以前はよく釣れたのだが、ここ2~3年は人が多くなりイマイチだった。
「この濁り具合だとルアーかな?」と思ったが、フライで釣り上がることにした。
すると、ちびっこアマゴがチュパッと反応する。
どうやら、この春に放流された稚魚のようだ。 うるさいくらいに反応する。

だけど、彼らの口には使用しているフライが大きいようで、針には掛からない。
そのまま続けていると間違って掛かってしまうヤツもいたが、ひと回りふた回り
大きいサイズの魚には見切られてしまう。 「う~ん、アマゴはむずかしい。」
更に良型は底にいるのでは?と、ルアーに持ち替えてみたが反応はなかった。
そうこうしていると、下流から釣り人が釣り上がってくるのが見えたので川上がり。

上流部の渓流に移動し、イワナを狙ってみる。

ここも最近は人が多くてイマイチな印象の川だが、めぼしい場所に入っては出、
入っては出・・・を繰り返し、広範囲にチェックしていく。


すると、ポツリポツリとイワナが顔を出す。 「う~ん、いることはいるんやな。」
良型は出なかったが、6匹ほどのイワナが釣れた。

時計を見ると16時前。 これからまだ一勝負できそうだ。
すると、朝立ち寄ったアマゴの渓が気になってきた。 「夕方はどうだろうか?」

で、そそくさと移動し、今度は初めからルアーで釣り上がって行くことにした。
しばらくは反応が無かったが、突然、開けた浅い瀬でギラリと魚体が翻った。
「おお!来た来た~!」 ぐりんぐりんとローリングする魚体。
この川で久しぶりにまともなサイズのアマゴを釣ったので、感動すら覚える。

「なんや、釣れるやん!」 調子に乗ってさらに釣り上がって行く。
一発目こそ浅瀬だったが、ほとんどの魚は深いタナにいた。

かなり陽が傾いてきていたが、まだまだ明るい渓から心地好いアタリがやって来る。
短い区間だったが、いい感じで6匹ほど釣れた。

そして、ここで終わりと決めた最後の深みで、今までに無い重いアタリが来た!
ギラリと光った魚体は間違いなく良型。 慎重にやり取りしてランディング。
目測27~28cm。 うひゃうひゃ言いながら写真を撮ろうとしていたら
ヤツは体をくねらせて大ジャンプして川の中へ! 「うわわわ、ヤバッ!」
慌てて右手で押し返したら、勢い余って反対側の流れまで飛んで行ってしまった。
「あああ~!?」と、慌てて左手で魚を追いかけたけど間に合うはずもなく・・・。
「ああ、最後の最後にやってしまった・・・」と、暮れかけた空を見上げたのだった。
「 良型を 目に焼き付けた 日暮れかな 」
END
2021年05月31日
回復傾向?
5月15日
天気予報では雨が降るかも?という空を「降るなよ!」と睨みつけながら、
山梨北部の渓流を目指して車を走らせた。 はたして渓魚のご機嫌はいかがなものか?

車から降りると曇っているせいか少し肌寒いので、カッパを着込む。
虫も飛んでいないので少々不安を感じるが、「まあ何とかなるやろ?」
GWの人的圧力から少しは解放されたことを期待しながら川に降りていくと、
緩い流れの中で良型イワナが泳いでいるのが目に入った。
「おお!早速、いたね~。」と、はやる気持ちを抑えて大きく下流側に回り込む。
姿勢を低くしながらヤツがいる場所に近付いて行き、フライを緩い流れに乗せる。
フロータントをたっぷり刷り込んだフライが流れの中にぽっかりと浮かぶ。
フライがヤツの頭上を過ぎて行き、「反応しないか?」と、思った途端、
ヤツは踵を返してフライを追いかけ、大きな口を開けてフライを飲み込んだ!
ひと呼吸置いてから、竿を立てて鋭く合わせを入れると、竿が大きく弧を描いた。
「よっしゃ~!一投目できた~!」と、良型の引きを存分に味わう。

この日の一投目で仕留めた一匹目は、25cmの良型イワナだった。
砂地の上に定位していたので体色は白っぽく、静岡の釣り仲間の言う「白イワナ」だ。
これで気分を良くしたのでさらに釣り上がって行く。
一匹目のイメージが強く残っているので、流れのある場所も入念に狙っていく。
しかし、何度もフライを流したあと、不用心に立ち上がると足元から魚の影が走る。
いることはいるが、どうやらGW中に”ニセモノを見極める力”が付いたようだ。
とはいうものの、反転流や石の奥には腹をすかせたイワナがいるようで、
時々我慢できずに水面に顔を出してくる。

不思議なことに釣り上がるにつれ魚のサイズが小さくなり、明らかに新しい踏み跡を
見つけた頃には全く反応がなくなっていたので、この先はあきらめて昼飯にした。
場所を移動してしばらく反応のない川を釣り上がって行き、倒木がある場所にきた。
ここは以前、良型が釣れた場所だが緩い流れの中に姿は見えなかった。
それでも、もしかして・・・と、低い姿勢で近付いて行く。
倒木を気にしながら流心にフライを浮かべるが、どこからも姿を現さない。
「やっぱりいないか・・・?」と、あきらめる前に目の前の淀みにフライを置いた。
すると、いつの間にかその淀みの奥の大岩の下からイワナが出てきていた。
ギョッとして身動きができない。 なんせ、魚はこっちを見ているのだから・・・。
しばらく息を止め、瞳孔が開いた状態でそのままじっとしていると、魚が横を向いた。
そして、水面に浮かんでいるフライにス~ッと近付いて行き、パクッと食った!
倒木があるので手を広げるようにして、横方向に鋭く合わせを入れる。
「乗った!」 狭い範囲で竿を左右に倒しながらヤツの突っ込みをしのぎ、
中腰のまま岸にずり上げた。 これも良型、27cmのイワナだ。

「あ~、ドキドキした!」と、ひと安心。 体から一気に力が抜けるのがわかった。
リラックスして更に釣り上がって行き、数匹のイワナを追加した。
夕方、別の川に行ってみたが、すぐ上流にルアーマンが割り込んで来たり、
他人の踏み跡だらけで魚は警戒しまくっていたり,石に着いた苔で足を滑らせ足首を
捻ってしまったり・・・とイマイチだった。

それでも心配した雨も降らず、GW中に叩かれまくった川も
徐々に落ち着きを取り戻しつつあるってことが分かったのでよかった。
5月22日
また週末は海が荒れているので、山梨北部の渓流に出撃しようと思っていたら、
よねさんカズさん達も出撃するという連絡が入ったので、合流することになった。

彼らが到着する前に、気になる川をひと流し・・・で、小振りなイワナを一匹。
合流してからいつものお気に入りの渓流を釣り上がる。
しかし、なんだかイマイチ出が悪い。 反応はあるものの針にかからない。
何とか一匹小振りなイワナを釣り上げることができたが、納得がいかない。
27cmほどのいい顔したイワナを釣ったよねさんは、ニコニコしていたが・・・。

昼食後、別の川へ移動し様子を見てみる。 ここも実績がある場所だ。
それなのに、やはり同じようにシブい。 ここでもなんとか一匹釣れただけ。

大岩の横で何度もフライに反応するが食わない魚を、呆れながら見ているしかなかった。
2時間ほどであきらめて、ひと山越えて別の川に移動。
ここはまだ人が入ってなかったようで、短い区間で4匹のイワナが水面を割った。
サイズも良く、やっとまともな釣りができた感じだ。

ここでよねさんたちはタイムリミットを迎えたが、オレはもう少し居残り残業。
別の川で竿を出してみた。 ここは最近は人が多くて、スレ切っている印象の川だ。
ところが、ここも人が入ってなかったのか? はたまた時間帯か?
短時間で4匹のイワナに合うことができた。 「う~ん、どういうこと?」

たまたまなのか?復活してきているのか?いつどこを釣るかで、釣果が大きく変わる。
いずれにせよ、魚はいるってことやな・・・。

「 九寸と 目が合いからだ 硬くなる 」
天気予報では雨が降るかも?という空を「降るなよ!」と睨みつけながら、
山梨北部の渓流を目指して車を走らせた。 はたして渓魚のご機嫌はいかがなものか?

車から降りると曇っているせいか少し肌寒いので、カッパを着込む。
虫も飛んでいないので少々不安を感じるが、「まあ何とかなるやろ?」
GWの人的圧力から少しは解放されたことを期待しながら川に降りていくと、
緩い流れの中で良型イワナが泳いでいるのが目に入った。
「おお!早速、いたね~。」と、はやる気持ちを抑えて大きく下流側に回り込む。
姿勢を低くしながらヤツがいる場所に近付いて行き、フライを緩い流れに乗せる。
フロータントをたっぷり刷り込んだフライが流れの中にぽっかりと浮かぶ。
フライがヤツの頭上を過ぎて行き、「反応しないか?」と、思った途端、
ヤツは踵を返してフライを追いかけ、大きな口を開けてフライを飲み込んだ!
ひと呼吸置いてから、竿を立てて鋭く合わせを入れると、竿が大きく弧を描いた。
「よっしゃ~!一投目できた~!」と、良型の引きを存分に味わう。

この日の一投目で仕留めた一匹目は、25cmの良型イワナだった。
砂地の上に定位していたので体色は白っぽく、静岡の釣り仲間の言う「白イワナ」だ。
これで気分を良くしたのでさらに釣り上がって行く。
一匹目のイメージが強く残っているので、流れのある場所も入念に狙っていく。
しかし、何度もフライを流したあと、不用心に立ち上がると足元から魚の影が走る。
いることはいるが、どうやらGW中に”ニセモノを見極める力”が付いたようだ。
とはいうものの、反転流や石の奥には腹をすかせたイワナがいるようで、
時々我慢できずに水面に顔を出してくる。

不思議なことに釣り上がるにつれ魚のサイズが小さくなり、明らかに新しい踏み跡を
見つけた頃には全く反応がなくなっていたので、この先はあきらめて昼飯にした。
場所を移動してしばらく反応のない川を釣り上がって行き、倒木がある場所にきた。
ここは以前、良型が釣れた場所だが緩い流れの中に姿は見えなかった。
それでも、もしかして・・・と、低い姿勢で近付いて行く。
倒木を気にしながら流心にフライを浮かべるが、どこからも姿を現さない。
「やっぱりいないか・・・?」と、あきらめる前に目の前の淀みにフライを置いた。
すると、いつの間にかその淀みの奥の大岩の下からイワナが出てきていた。
ギョッとして身動きができない。 なんせ、魚はこっちを見ているのだから・・・。
しばらく息を止め、瞳孔が開いた状態でそのままじっとしていると、魚が横を向いた。
そして、水面に浮かんでいるフライにス~ッと近付いて行き、パクッと食った!
倒木があるので手を広げるようにして、横方向に鋭く合わせを入れる。
「乗った!」 狭い範囲で竿を左右に倒しながらヤツの突っ込みをしのぎ、
中腰のまま岸にずり上げた。 これも良型、27cmのイワナだ。

「あ~、ドキドキした!」と、ひと安心。 体から一気に力が抜けるのがわかった。
リラックスして更に釣り上がって行き、数匹のイワナを追加した。
夕方、別の川に行ってみたが、すぐ上流にルアーマンが割り込んで来たり、
他人の踏み跡だらけで魚は警戒しまくっていたり,石に着いた苔で足を滑らせ足首を
捻ってしまったり・・・とイマイチだった。

それでも心配した雨も降らず、GW中に叩かれまくった川も
徐々に落ち着きを取り戻しつつあるってことが分かったのでよかった。
5月22日
また週末は海が荒れているので、山梨北部の渓流に出撃しようと思っていたら、
よねさんカズさん達も出撃するという連絡が入ったので、合流することになった。

彼らが到着する前に、気になる川をひと流し・・・で、小振りなイワナを一匹。
合流してからいつものお気に入りの渓流を釣り上がる。
しかし、なんだかイマイチ出が悪い。 反応はあるものの針にかからない。
何とか一匹小振りなイワナを釣り上げることができたが、納得がいかない。
27cmほどのいい顔したイワナを釣ったよねさんは、ニコニコしていたが・・・。

昼食後、別の川へ移動し様子を見てみる。 ここも実績がある場所だ。
それなのに、やはり同じようにシブい。 ここでもなんとか一匹釣れただけ。

大岩の横で何度もフライに反応するが食わない魚を、呆れながら見ているしかなかった。
2時間ほどであきらめて、ひと山越えて別の川に移動。
ここはまだ人が入ってなかったようで、短い区間で4匹のイワナが水面を割った。
サイズも良く、やっとまともな釣りができた感じだ。

ここでよねさんたちはタイムリミットを迎えたが、オレはもう少し居残り残業。
別の川で竿を出してみた。 ここは最近は人が多くて、スレ切っている印象の川だ。
ところが、ここも人が入ってなかったのか? はたまた時間帯か?
短時間で4匹のイワナに合うことができた。 「う~ん、どういうこと?」

たまたまなのか?復活してきているのか?いつどこを釣るかで、釣果が大きく変わる。
いずれにせよ、魚はいるってことやな・・・。

「 九寸と 目が合いからだ 硬くなる 」
2021年05月19日
GWの釣り事情
4月30日
前日のGW初日は雨が降ったので色々家の用事を済ませ、2日目から本格的に始動した。
GW初日に放流があり、そこそこ釣れていたという山梨中央部の川に行ってみた。
前日は雨が降ったので少々の増水と笹濁りでいい感じだったのだが、開始1時間ほどは
まったく反応がなくエサの人もほとんど釣れていなかった。
しかし、陽が次第に高くなるにつれ魚の姿がチラチラ見え始め、一転集中で攻めて
ようやく放流アマゴをゲットすることができた。

しかし、前日のプレッシャーが残っているのか、その後もぽつりぽつりと掛かるだけ。
・・・で、早々に切り上げて北部渓流の上流域に移動した。
しかし、川を見ながら準備をしていると下流から釣り人が来たので、更に上流に移動。
駐車スペースに車が何台かあったが、釣り人でないことを願って川IN。

すると、相変わらずシブいながらもぽつりぽつりと小振りなイワナが顔を出すので、
これ幸いとどんどんドライフライで釣り上がって行った。

まだGWの人的圧力はかかっていないと思うのだが、魚は流れの中にはいなかった。
反転流や岩の隙間の奥を攻めるとようやく顔を出す程度だが十分楽しめた。


昼飯を食った後、中流域に移動した。
ここもぽつりぽつりとだが、イワナが水面を割る。


とりあえず、連休は”ツ抜け”でスタートすることができた。

5月1日
久しぶりに山梨中央部の渓流に行ってみた。
ここは相変わらずシブいと思うので、上流域で竿を出してみる。

すると、時々小振りなイワナが水面を割るがイマイチ型も数も伸びない。

で、昼食をはさんで今度は少し下流に下ってやってみる。
緩い流れの中から、小振りなアマゴかフライに飛びついてきた。
「おお~、ここは北より水温が高いから魚も元気なのか?」

さらにその流れの横にある岩のくぼみからイワナが水面を割った。
「よしよし、こりゃ、いいかもしんないぞ~」なんて期待値が高まる。

が、ちょうど竿抜けポイントだったのか、その後はまたイマイチに逆戻り。
なんとか小振りなアマゴとイワナを、数匹追加できただけだった。

5月3日
岐阜県に帰省して田植えを手伝い、昼から空いた時間に近所の野池でバス釣り。
ちびっこバスの姿があちこちに見えるが、どれもスレていてなかなか手強い。

それでも、時間切れ終了間際になんとか1匹釣れた。
ま、こんなお手軽フィッシングも、帰省中の楽しみのひとつなのだ。
5月6日
久しぶりにSさんと会い、山梨北部の渓流に出掛けた。
その川ではGW前半にいい思いをしたらしいが、後半になると他の川と同様に沈黙。

覚悟はしていたが、午前中やって小振りなイワナが一匹とは・・・。
とはいえ、魚はいるが食わない状況で、今回はルアーで勝負したがフライなら・・・?

こればっかりはわからんからね~・・・と、いうことで夕方、彼と別れた後
フライで中流域を釣り上がってみたがここもシブく、イワナを1匹追加しただけだった。

5月8日
個人的にはまだGW中のこの日、よねさんとカズさんと合流して山梨北部の渓流に出撃。
3人それぞれ上下流に分かれて釣りを開始する。
GW中に叩かれたからか、それともまだ活性が上がっていないのか?反応がない。
1時間ほど釣り上がった頃、だれもが必ず竿を出すであろう渕の反転流で出た!
しかも、フライが水流に揉まれて沈み込んだので、ピックアップしたら掛かってた。
0番ロッドがきれいな弧を描く。 「おおっ!これはちょっといいサイズやぞ!」

久しぶりにドキドキするファイトを味合わせてくれたのは、25cmの良型イワナ。
しかし、それ以外は全く反応がないので、たまたま・・・だろうか?
その後カズさんと合流したが、全くダメだと・・・。
そうこうしているとお昼近くになって、魚が反応し始めた。

太陽の角度か?水温か?理由はわからないが、皆さんにも釣果があったようだ。
昼食後少し場所を移動してやってみると、いきなり出た。

ここはカズさんと交互で釣り上がって行き、お互いにぽつりぽつりと釣れる程度だが
全くダメってほどでもない。 ま、この時期、こんな感じかな?


夕方、また場所を移動してアマゴを狙ってみるが、相変わらずシブい。
結局ここでは釣果無しに終わった。 悔しいのでお二人と別れた後、居残り残業。
短時間勝負でめぼしい場所だけ撃ってみたが、まったく反応なしで終了。
ま、最終日に竿を曲げてくれる良型が釣れてよかった・・・かな。
「 連休と 心弾むは 人ばかり 」
END
前日のGW初日は雨が降ったので色々家の用事を済ませ、2日目から本格的に始動した。
GW初日に放流があり、そこそこ釣れていたという山梨中央部の川に行ってみた。
前日は雨が降ったので少々の増水と笹濁りでいい感じだったのだが、開始1時間ほどは
まったく反応がなくエサの人もほとんど釣れていなかった。
しかし、陽が次第に高くなるにつれ魚の姿がチラチラ見え始め、一転集中で攻めて
ようやく放流アマゴをゲットすることができた。

しかし、前日のプレッシャーが残っているのか、その後もぽつりぽつりと掛かるだけ。
・・・で、早々に切り上げて北部渓流の上流域に移動した。
しかし、川を見ながら準備をしていると下流から釣り人が来たので、更に上流に移動。
駐車スペースに車が何台かあったが、釣り人でないことを願って川IN。

すると、相変わらずシブいながらもぽつりぽつりと小振りなイワナが顔を出すので、
これ幸いとどんどんドライフライで釣り上がって行った。

まだGWの人的圧力はかかっていないと思うのだが、魚は流れの中にはいなかった。
反転流や岩の隙間の奥を攻めるとようやく顔を出す程度だが十分楽しめた。


昼飯を食った後、中流域に移動した。
ここもぽつりぽつりとだが、イワナが水面を割る。


とりあえず、連休は”ツ抜け”でスタートすることができた。

5月1日
久しぶりに山梨中央部の渓流に行ってみた。
ここは相変わらずシブいと思うので、上流域で竿を出してみる。

すると、時々小振りなイワナが水面を割るがイマイチ型も数も伸びない。

で、昼食をはさんで今度は少し下流に下ってやってみる。
緩い流れの中から、小振りなアマゴかフライに飛びついてきた。
「おお~、ここは北より水温が高いから魚も元気なのか?」

さらにその流れの横にある岩のくぼみからイワナが水面を割った。
「よしよし、こりゃ、いいかもしんないぞ~」なんて期待値が高まる。

が、ちょうど竿抜けポイントだったのか、その後はまたイマイチに逆戻り。
なんとか小振りなアマゴとイワナを、数匹追加できただけだった。

5月3日
岐阜県に帰省して田植えを手伝い、昼から空いた時間に近所の野池でバス釣り。
ちびっこバスの姿があちこちに見えるが、どれもスレていてなかなか手強い。

それでも、時間切れ終了間際になんとか1匹釣れた。
ま、こんなお手軽フィッシングも、帰省中の楽しみのひとつなのだ。
5月6日
久しぶりにSさんと会い、山梨北部の渓流に出掛けた。
その川ではGW前半にいい思いをしたらしいが、後半になると他の川と同様に沈黙。

覚悟はしていたが、午前中やって小振りなイワナが一匹とは・・・。
とはいえ、魚はいるが食わない状況で、今回はルアーで勝負したがフライなら・・・?

こればっかりはわからんからね~・・・と、いうことで夕方、彼と別れた後
フライで中流域を釣り上がってみたがここもシブく、イワナを1匹追加しただけだった。

5月8日
個人的にはまだGW中のこの日、よねさんとカズさんと合流して山梨北部の渓流に出撃。
3人それぞれ上下流に分かれて釣りを開始する。
GW中に叩かれたからか、それともまだ活性が上がっていないのか?反応がない。
1時間ほど釣り上がった頃、だれもが必ず竿を出すであろう渕の反転流で出た!
しかも、フライが水流に揉まれて沈み込んだので、ピックアップしたら掛かってた。
0番ロッドがきれいな弧を描く。 「おおっ!これはちょっといいサイズやぞ!」

久しぶりにドキドキするファイトを味合わせてくれたのは、25cmの良型イワナ。
しかし、それ以外は全く反応がないので、たまたま・・・だろうか?
その後カズさんと合流したが、全くダメだと・・・。
そうこうしているとお昼近くになって、魚が反応し始めた。

太陽の角度か?水温か?理由はわからないが、皆さんにも釣果があったようだ。
昼食後少し場所を移動してやってみると、いきなり出た。

ここはカズさんと交互で釣り上がって行き、お互いにぽつりぽつりと釣れる程度だが
全くダメってほどでもない。 ま、この時期、こんな感じかな?


夕方、また場所を移動してアマゴを狙ってみるが、相変わらずシブい。
結局ここでは釣果無しに終わった。 悔しいのでお二人と別れた後、居残り残業。
短時間勝負でめぼしい場所だけ撃ってみたが、まったく反応なしで終了。
ま、最終日に竿を曲げてくれる良型が釣れてよかった・・・かな。
「 連休と 心弾むは 人ばかり 」
END
2021年05月10日
連休前釣行
4月23日
今日は天気もいいので、約一か月ぶりに山梨北部の渓流に行ってみた。
3月末はイマイチ元気がなかった渓魚も、そろそろ活気が出てきただろう。

明日は久しぶりによねさんが来るというので、その下見も兼ねてお目当ての川の中流部に
入ってフライで様子を見るが、魚っ気がない。 ここは日頃から攻められているのかも?
少し上流部に移動して様子を伺ってみると、出た!が、乗らない。
「う~ん、なかなか警戒心が強いやんか・・・。」
それでも、陽が高くなるにつれ虫も飛び始め、魚の反応が良くなってきた。
ポンポンポンと、小振りだがきれいなイワナが立て続けに釣れた。

これで気を良くしたので、昼飯を食った後さらに上流部に入った。
いい雰囲気だ。 魚は反転流や岩の下にいた。 まさにセオリー通り。

明日もあることなので、あまり深追いせず数匹のイワナを釣って、また違う川に移動した。
その途中の細い流れで竿を出してみると、一発で良型が水面を割った。

「おお~、いいねいいね~!」と、なんだか楽しくなってくる。
短い区間だったがここでも数匹のイワナを釣って、目的の川に向かう。

だいぶ陽が傾いてきたが、まだ渓流に差し込む光は明るい。
ここは昨年あたりから急に人が多くなり、ちょっとシブい印象がある。

数か所回ってみたが、案の定シブかった。
結局釣果は、あちこち回って”ツ抜け”たけど、大きい魚の姿は見なかったなぁ。
4月24日
朝10時頃、よねさんと待ち合わせて山梨北部の渓流に再び出撃。
前日に反応の良かった上流部に入ってみた。

よねさんは、前日に届いたというテンカラ竿で勝負するようだ。
オレは昨日と同じフライで釣り上がって行く。 が、反応がイマイチ。

今日は飛んでいる虫が少ない。「おかしいなぁ~、もっと釣れてもいいんやけどなぁ。」
と、首をひねりながらも、ぽつりぽつりと小振りなイワナが顔を出す。

お昼になり、一旦車に戻って昼飯を食っていると、上流から釣り人がふたり下りてきた。
「ああ~、オレ達は彼らのあと追いやったのか!」と、反応の悪さに納得した。
それでも、昼食後はさらに上流を目指して釣り上がって行った。
先行者がいたので、竿抜けになるであろう”やりにくい場所”を重点的に狙っていく。
すると、ぽつりぽつりと小振りなイワナが顔を出す。
それどころか、思いがけず”誰でも狙う場所”で釣れたりもした。

そんなこんなで、よねさんの”帰宅タイムリミット”まで、ず~っと釣り上がって行った。
オレにはまだ時間はあるので、一旦車に戻ってそこで解散し、別の川の様子を見に行った。

夕方に日が射す場所でアマゴ狙いで釣り上がって行く。
すると、緩い流れで”パシッ!”と速い動きで小さいアマゴが出た!

「おお~、この早業は如何にもアマゴ的でいいな~!」などと、にやにやしながら
釣り上げたアマゴをしばし眺めたりして・・・。
その後はアマゴ2バラシとちょっと残念だったけど、今回も”ツ抜け”ることができた。
「イワナ釣り 〆はアマゴの 早わざか 」
END
今日は天気もいいので、約一か月ぶりに山梨北部の渓流に行ってみた。
3月末はイマイチ元気がなかった渓魚も、そろそろ活気が出てきただろう。

明日は久しぶりによねさんが来るというので、その下見も兼ねてお目当ての川の中流部に
入ってフライで様子を見るが、魚っ気がない。 ここは日頃から攻められているのかも?
少し上流部に移動して様子を伺ってみると、出た!が、乗らない。
「う~ん、なかなか警戒心が強いやんか・・・。」
それでも、陽が高くなるにつれ虫も飛び始め、魚の反応が良くなってきた。
ポンポンポンと、小振りだがきれいなイワナが立て続けに釣れた。

これで気を良くしたので、昼飯を食った後さらに上流部に入った。
いい雰囲気だ。 魚は反転流や岩の下にいた。 まさにセオリー通り。

明日もあることなので、あまり深追いせず数匹のイワナを釣って、また違う川に移動した。
その途中の細い流れで竿を出してみると、一発で良型が水面を割った。

「おお~、いいねいいね~!」と、なんだか楽しくなってくる。
短い区間だったがここでも数匹のイワナを釣って、目的の川に向かう。

だいぶ陽が傾いてきたが、まだ渓流に差し込む光は明るい。
ここは昨年あたりから急に人が多くなり、ちょっとシブい印象がある。

数か所回ってみたが、案の定シブかった。
結局釣果は、あちこち回って”ツ抜け”たけど、大きい魚の姿は見なかったなぁ。
4月24日
朝10時頃、よねさんと待ち合わせて山梨北部の渓流に再び出撃。
前日に反応の良かった上流部に入ってみた。

よねさんは、前日に届いたというテンカラ竿で勝負するようだ。
オレは昨日と同じフライで釣り上がって行く。 が、反応がイマイチ。

今日は飛んでいる虫が少ない。「おかしいなぁ~、もっと釣れてもいいんやけどなぁ。」
と、首をひねりながらも、ぽつりぽつりと小振りなイワナが顔を出す。

お昼になり、一旦車に戻って昼飯を食っていると、上流から釣り人がふたり下りてきた。
「ああ~、オレ達は彼らのあと追いやったのか!」と、反応の悪さに納得した。
それでも、昼食後はさらに上流を目指して釣り上がって行った。
先行者がいたので、竿抜けになるであろう”やりにくい場所”を重点的に狙っていく。
すると、ぽつりぽつりと小振りなイワナが顔を出す。
それどころか、思いがけず”誰でも狙う場所”で釣れたりもした。

そんなこんなで、よねさんの”帰宅タイムリミット”まで、ず~っと釣り上がって行った。
オレにはまだ時間はあるので、一旦車に戻ってそこで解散し、別の川の様子を見に行った。

夕方に日が射す場所でアマゴ狙いで釣り上がって行く。
すると、緩い流れで”パシッ!”と速い動きで小さいアマゴが出た!

「おお~、この早業は如何にもアマゴ的でいいな~!」などと、にやにやしながら
釣り上げたアマゴをしばし眺めたりして・・・。
その後はアマゴ2バラシとちょっと残念だったけど、今回も”ツ抜け”ることができた。
「イワナ釣り 〆はアマゴの 早わざか 」
END
2021年04月29日
別れの一本刀
4月16日中潮
また今日も朝飯を家で食ってから、山梨中央部の渓流に出撃した。
久しぶりに北の渓にも行きたかったのだが、このあと海に行く予定になっているのだ。

現地に到着して空を見ると、灰色雲の流れが速い。
「雨降るって予報になってたかなぁ?」と、不安になりながら釣り上がって行く。
気温も低いし、虫も飛んでない。 しかし、今回はフライしか持ってきていない。
太陽が出れば好転するのだろうが、ここはガマンの釣りを強いられる。
しばらくすると、ポツリポツリと雨が降り出した。 「・・・マジか?」
何とか小振りなアマゴを釣ったあと、とうとう雨脚が強くなってきた。

近くの橋の下に避難し、雨が止むまで小休止。 雨雲レーダーを見てみると、
ちょうどオレのいる場所辺りだけ雨雲が通過している。 「ああ、ツイてない。」
10分ほどで雨が小降りになったので、足早に釣り上がって行く。
また雨が強くなったら大きな木の下でやり過ごしたりして、昼前に車まで戻ってきた。
昼めし食ってまったりしていたら雨が止み、少し空が明るくなってきた。
そこで、今度はさらに上流部をやってみることにした。
この辺りは人が入っていないのか?単純に水温が上がって来たのか?
魚が反応をし始めた。 そして、ポツリポツリと水面を割る。

しかし、型が小さい。 魚の顔を観たくて小さいフライを使っているからか?
でも、ワンサイズ大きいとまったく反応がなくなる。 ・・・それは寂しい。
なんとか良型の顔を見たかったがそれも叶わず、小振りなアマゴ4・イワナ4と、
まあ、オレのウデじゃあこんなもんか・・・。

夕方、海に向かって移動をし、途中の渋滞や車の駐車に手間取り、やっとのことで
ワッシーの待つ浜に到着。 今夜は久しぶりの刀狩りだ。
彼は今年の5月から広島県勤務になるので、一緒に釣りをするのはこれが最後になる。
ショアジギ仲間が増えたと思った矢先に・・・今年の春は”別れ”が多くさみしいな~。
・・・とか言いながら、いざ浜に立つと挨拶もそこそこにジグを投げ倒すふたり。
そして今夜も、やっぱりシブい。 相変わらず海に嫌われている、オレ。
2時間ほど音沙汰なしの状態が過ぎた頃、「ん?なんか魚が触ったような・・・?」
と思ったら、ワッシーが「バレた~!」と、悔しがった。
「お、やっぱりアレは、魚やったんや。」と、再度誘ってみる。
今度は食いやすいように少しフォールを長めに取ってみると、コココッと来た!
待ってましたとばかりに鬼合わせを入れると、キツク締めていたドラグがジッ!と出た。
久しぶりの中層根掛かり。 その重みでいい型だとわかる。
うひゃうひゃ言いながら浜にズリ上げ・・・F3.5の良型だ!
すぐに続投するが、アタリが一回あっただけであとは沈黙してしまった。

ワッシーもその後はアタリがあっただけ・・・だった。
それからも、いつかまた魚が回ってくると信じて打ち続けたが、おさわりすらなかった。
ワッシーの送別釣行だったのにオレだけ釣れてスマンスマンと思いながら、
「またいつか会おう」と言って彼が帰って行くのを見送り、今夜も車中泊。
4月17日中潮
朝から雨が降る予報だったが、天気予報を見ると雨が降る時間が少し遅くなっていた。
眠い目をこすりながら、ヒラメ狙いで出撃。
いつもは釣り人で賑わう浜も、雨予報のせいか人はほとんどいなかった。
「しめしめ・・・」と、”いい場所”に入るが、まったくアタリもなく終了。

人がいないのは天気のせいじゃなく、ただ単純に釣れていないだけだったのかもね。
昨日の夕方から雨が降る予報になっていたけど、結局たいして降らなかった。
帰宅する途中で、やっと雨が降ってきたくらい。
別れの日は涙雨か・・・と思ったが、空も泣くのをグッとこらえてくれた様だ。
「 新天地 瀬戸内海が 君を待つ 」
END
また今日も朝飯を家で食ってから、山梨中央部の渓流に出撃した。
久しぶりに北の渓にも行きたかったのだが、このあと海に行く予定になっているのだ。

現地に到着して空を見ると、灰色雲の流れが速い。
「雨降るって予報になってたかなぁ?」と、不安になりながら釣り上がって行く。
気温も低いし、虫も飛んでない。 しかし、今回はフライしか持ってきていない。
太陽が出れば好転するのだろうが、ここはガマンの釣りを強いられる。
しばらくすると、ポツリポツリと雨が降り出した。 「・・・マジか?」
何とか小振りなアマゴを釣ったあと、とうとう雨脚が強くなってきた。

近くの橋の下に避難し、雨が止むまで小休止。 雨雲レーダーを見てみると、
ちょうどオレのいる場所辺りだけ雨雲が通過している。 「ああ、ツイてない。」
10分ほどで雨が小降りになったので、足早に釣り上がって行く。
また雨が強くなったら大きな木の下でやり過ごしたりして、昼前に車まで戻ってきた。
昼めし食ってまったりしていたら雨が止み、少し空が明るくなってきた。
そこで、今度はさらに上流部をやってみることにした。
この辺りは人が入っていないのか?単純に水温が上がって来たのか?
魚が反応をし始めた。 そして、ポツリポツリと水面を割る。

しかし、型が小さい。 魚の顔を観たくて小さいフライを使っているからか?
でも、ワンサイズ大きいとまったく反応がなくなる。 ・・・それは寂しい。
なんとか良型の顔を見たかったがそれも叶わず、小振りなアマゴ4・イワナ4と、
まあ、オレのウデじゃあこんなもんか・・・。

夕方、海に向かって移動をし、途中の渋滞や車の駐車に手間取り、やっとのことで
ワッシーの待つ浜に到着。 今夜は久しぶりの刀狩りだ。
彼は今年の5月から広島県勤務になるので、一緒に釣りをするのはこれが最後になる。
ショアジギ仲間が増えたと思った矢先に・・・今年の春は”別れ”が多くさみしいな~。
・・・とか言いながら、いざ浜に立つと挨拶もそこそこにジグを投げ倒すふたり。
そして今夜も、やっぱりシブい。 相変わらず海に嫌われている、オレ。
2時間ほど音沙汰なしの状態が過ぎた頃、「ん?なんか魚が触ったような・・・?」
と思ったら、ワッシーが「バレた~!」と、悔しがった。
「お、やっぱりアレは、魚やったんや。」と、再度誘ってみる。
今度は食いやすいように少しフォールを長めに取ってみると、コココッと来た!
待ってましたとばかりに鬼合わせを入れると、キツク締めていたドラグがジッ!と出た。
久しぶりの中層根掛かり。 その重みでいい型だとわかる。
うひゃうひゃ言いながら浜にズリ上げ・・・F3.5の良型だ!
すぐに続投するが、アタリが一回あっただけであとは沈黙してしまった。

ワッシーもその後はアタリがあっただけ・・・だった。
それからも、いつかまた魚が回ってくると信じて打ち続けたが、おさわりすらなかった。
ワッシーの送別釣行だったのにオレだけ釣れてスマンスマンと思いながら、
「またいつか会おう」と言って彼が帰って行くのを見送り、今夜も車中泊。
4月17日中潮
朝から雨が降る予報だったが、天気予報を見ると雨が降る時間が少し遅くなっていた。
眠い目をこすりながら、ヒラメ狙いで出撃。
いつもは釣り人で賑わう浜も、雨予報のせいか人はほとんどいなかった。
「しめしめ・・・」と、”いい場所”に入るが、まったくアタリもなく終了。

人がいないのは天気のせいじゃなく、ただ単純に釣れていないだけだったのかもね。
昨日の夕方から雨が降る予報になっていたけど、結局たいして降らなかった。
帰宅する途中で、やっと雨が降ってきたくらい。
別れの日は涙雨か・・・と思ったが、空も泣くのをグッとこらえてくれた様だ。
「 新天地 瀬戸内海が 君を待つ 」
END
2021年04月21日
花冷えの渓
4月10日
いままで暖かい日が続いていたのに、週末は寒波が再びやってきた。
朝、ヒラメを狙いに行こうかと思ったが、一度暖かさに体が慣れてしまうと寒さが堪える。
なので、朝いち釣行は断念し、少しでも暖かい場所にいけばオレも魚も活性が上がるかと、
少しゆっくり家を出て、山梨中央部の渓流に行ってみた。

しかし、気温は5℃と寒い。 おまけに人も多い。 みんな考えることは同じか。
しばらくルアーで釣り上がって行くが、まったく反応がない。
人的圧力がハンパない。 それでも、水温は10℃なので魚は動き始めているはず。
そうこうしていると小さな虫が飛び始めたので、満を持してフライに変えてみる。
・・・が、これもそううまくはいかない。 そんな簡単には食ってこない。
出たと思ってもすぐに反転し、尚且つ食ってないって事が連発する。
しかも、型が小さい。 なんとなくこのままではヤバイ気がしたので、
フライを小さくしてとりあえず小さいのでも釣り上げよう作戦に切り替えた。
すると、小さな反転流ででた!0番ロッドでも、合わせと同時に飛んでくるサイズだが、
とりあえず無魚ではなくなった・・・。 やれやれ・・・。

ささっと昼食を済ませて、さらに上流部に入った。 この頃になると気温も上昇し、
人も少なくなってきたのでいいかも? と、ちょっと期待する。
すると、石の隙間からちびっこアマゴが出た。 「おお~、いるやんか~。」

さらに釣り上がって行くと、今度は緩い流れの中から出た! 「春やな~!」

ちょっとうれしくなったけど、そう甘くはない。
このあとは、相変わらずなかなか食わない塩対応。
魚の影は多く見られるようになってきたが、迂闊に近づくとすぐに逃げてしまう。
なんとか小振りなイワナとアマゴを1匹づつ追加するのがやっと。

山の日暮れは早い。 陽が傾き、薄暗くなってきてフライが見えにくくなってきた。
目の前の小さな落ち込みを最後にしようと、そっと近づいていく。
落ち込みの横の石と石の間の狭い場所のさらに奥を狙って何度もキャストし、
狙い通りの場所にフライが落ちた瞬間にパシャッと飛沫が上がった。

「おお~!うれしいね~!」 小振りだがサビが残ったイワナだ。
前回来た時は同じ場所にフライを落としてもまったく反応がなかったのに・・・、
それだけ季節が進んだという事か。

もうそろそろ、渓流魚たちの食欲が、警戒心を上回る日も近いのかな?
「 桜散り 釣果も寒い 寒戻り 」
END
いままで暖かい日が続いていたのに、週末は寒波が再びやってきた。
朝、ヒラメを狙いに行こうかと思ったが、一度暖かさに体が慣れてしまうと寒さが堪える。
なので、朝いち釣行は断念し、少しでも暖かい場所にいけばオレも魚も活性が上がるかと、
少しゆっくり家を出て、山梨中央部の渓流に行ってみた。

しかし、気温は5℃と寒い。 おまけに人も多い。 みんな考えることは同じか。
しばらくルアーで釣り上がって行くが、まったく反応がない。
人的圧力がハンパない。 それでも、水温は10℃なので魚は動き始めているはず。
そうこうしていると小さな虫が飛び始めたので、満を持してフライに変えてみる。
・・・が、これもそううまくはいかない。 そんな簡単には食ってこない。
出たと思ってもすぐに反転し、尚且つ食ってないって事が連発する。
しかも、型が小さい。 なんとなくこのままではヤバイ気がしたので、
フライを小さくしてとりあえず小さいのでも釣り上げよう作戦に切り替えた。
すると、小さな反転流ででた!0番ロッドでも、合わせと同時に飛んでくるサイズだが、
とりあえず無魚ではなくなった・・・。 やれやれ・・・。

ささっと昼食を済ませて、さらに上流部に入った。 この頃になると気温も上昇し、
人も少なくなってきたのでいいかも? と、ちょっと期待する。
すると、石の隙間からちびっこアマゴが出た。 「おお~、いるやんか~。」

さらに釣り上がって行くと、今度は緩い流れの中から出た! 「春やな~!」

ちょっとうれしくなったけど、そう甘くはない。
このあとは、相変わらずなかなか食わない塩対応。
魚の影は多く見られるようになってきたが、迂闊に近づくとすぐに逃げてしまう。
なんとか小振りなイワナとアマゴを1匹づつ追加するのがやっと。

山の日暮れは早い。 陽が傾き、薄暗くなってきてフライが見えにくくなってきた。
目の前の小さな落ち込みを最後にしようと、そっと近づいていく。
落ち込みの横の石と石の間の狭い場所のさらに奥を狙って何度もキャストし、
狙い通りの場所にフライが落ちた瞬間にパシャッと飛沫が上がった。

「おお~!うれしいね~!」 小振りだがサビが残ったイワナだ。
前回来た時は同じ場所にフライを落としてもまったく反応がなかったのに・・・、
それだけ季節が進んだという事か。

もうそろそろ、渓流魚たちの食欲が、警戒心を上回る日も近いのかな?
「 桜散り 釣果も寒い 寒戻り 」
END
2021年04月14日
何があかんのや?
3月26日大潮
前回、タチウオが釣れたので、また調子に乗って仕事終わりに浜IN。
既にワッシーが、中サバを数匹釣っていた。
「・・・今日は、サバの日か?」 少し気落ちしながら、早速撃っていく。
が、アタらない。 またオレが来たら釣れないパターンか?(汗)
おまけに、ライトの電池が無く、光が弱いので夜光ジグが十分光らない。
「ああ、なんとなく今回は負け戦の予感がしてきた・・・。」
そうこうしていると、ワッシーにサバがヒット!
「お、魚が回って来たか!」 と、気合が入る。
しかし、釣れない。 アタリすらない。 なのにワッシーはまた釣った。
「マジか? 何が違うねん?」 と、少々アセリだす。
飛距離は出ているので、魚のいる場所には届いているはず。
それじゃあ、動きか?ジグか?・・・まさか、光量不足か?
あれこれやっているうちに、時合いは終わってしまった。
フラストレーションが溜まったまま、今夜も車中泊。
3月27日大潮
朝も調子に乗ってヒラメを狙うが、そううまくはいかない。
なので、早々にまた山梨中央部の渓流へ移動。

しかし、人が多い。 いつも車を停めている場所に、最近同じ車がよく停まっている。
いままでこの辺りは、あまり人が来なかったのに。 ・・・また今回も先を越された。
陽気もいいし虫も飛んでるので、場所を変えてフライの水面勝負で釣り上がって行く。
しかし、もうそろそろ魚も動き出す頃なのに、イマイチ反応が悪い。
こうなると、釣り欲に抑えられていた”睡魔”が襲ってくる。 早めの昼食後に仮眠。
午後も場所を変えてあれこれやっていると、魚が反応するようになってきた。
時間なのか?水温なのか? それでもなかなか針には掛からず、あきらめかけた時
ようやく小さなアマゴが釣れただけだった。

まだ季節が早いのだろうか? それとも、人が多く警戒しているのかもしれないな?
いずれにせよ、なんだかスッキリしない釣行になった。
3月30日
28日~29日にかけて、まとまった雨が降った。
海は荒れている様なので、家で朝飯を食ってから山梨北部の渓流に行ってみた。

平日なのに釣り人が多く、入る場所がなかなか見つからない。
一瞬、日曜日かと錯覚するくらい・・・。「う~ん、これはキビシイかもしれない。」
2週間前は減水していた川も、雨の影響でほぼ平水に戻っていた。
まずルアーで釣り上がって行き、渓魚たちのご機嫌を伺う。
すると、まったく魚の反応がない、追っても来ないし姿も見せない。
「・・・かなり、ご機嫌ななめなようで・・・」
早めに昼食をとって、山を一つ越えて違う川の上流部へ入ってみた。
ここはルアーで釣り上がっていく。 すると、いきなり深い場所からイワナが釣れた。

「お~、よしよし、こんな所にいたのか~!」 と、ひと安心。
・・・しかし、後が続かない。 その後はまた魚の気配が消えてしまった。
結局、数匹のイワナがルアーを追ってきたが、食わせきれなかった。
今日も夕方に用事があるので、タイムリミットは15時までだ。
残り時間があと1時間もない時点で場所移動し、今度はフライで釣り上がって行く。
すると、小さな反転流で出た! 「おお~、やっと出たよ~!」

写真を撮って時計を見ると、残り10分ほど。 「あと、1匹欲しいなぁ・・・。」
さらに釣り上がって行くと、今度は緩い流れの中で出た!

小振りなイワナだが、なんだかうれしく思えた。
それにしても、時間なのか?場所なのか? 結局、今回も答えが出ないまま強制終了。
「 釣り行けど イマイチ波に 乗り切れず 」
END
前回、タチウオが釣れたので、また調子に乗って仕事終わりに浜IN。
既にワッシーが、中サバを数匹釣っていた。
「・・・今日は、サバの日か?」 少し気落ちしながら、早速撃っていく。
が、アタらない。 またオレが来たら釣れないパターンか?(汗)
おまけに、ライトの電池が無く、光が弱いので夜光ジグが十分光らない。
「ああ、なんとなく今回は負け戦の予感がしてきた・・・。」
そうこうしていると、ワッシーにサバがヒット!
「お、魚が回って来たか!」 と、気合が入る。
しかし、釣れない。 アタリすらない。 なのにワッシーはまた釣った。
「マジか? 何が違うねん?」 と、少々アセリだす。
飛距離は出ているので、魚のいる場所には届いているはず。
それじゃあ、動きか?ジグか?・・・まさか、光量不足か?
あれこれやっているうちに、時合いは終わってしまった。
フラストレーションが溜まったまま、今夜も車中泊。
3月27日大潮
朝も調子に乗ってヒラメを狙うが、そううまくはいかない。
なので、早々にまた山梨中央部の渓流へ移動。

しかし、人が多い。 いつも車を停めている場所に、最近同じ車がよく停まっている。
いままでこの辺りは、あまり人が来なかったのに。 ・・・また今回も先を越された。
陽気もいいし虫も飛んでるので、場所を変えてフライの水面勝負で釣り上がって行く。
しかし、もうそろそろ魚も動き出す頃なのに、イマイチ反応が悪い。
こうなると、釣り欲に抑えられていた”睡魔”が襲ってくる。 早めの昼食後に仮眠。
午後も場所を変えてあれこれやっていると、魚が反応するようになってきた。
時間なのか?水温なのか? それでもなかなか針には掛からず、あきらめかけた時
ようやく小さなアマゴが釣れただけだった。

まだ季節が早いのだろうか? それとも、人が多く警戒しているのかもしれないな?
いずれにせよ、なんだかスッキリしない釣行になった。
3月30日
28日~29日にかけて、まとまった雨が降った。
海は荒れている様なので、家で朝飯を食ってから山梨北部の渓流に行ってみた。

平日なのに釣り人が多く、入る場所がなかなか見つからない。
一瞬、日曜日かと錯覚するくらい・・・。「う~ん、これはキビシイかもしれない。」
2週間前は減水していた川も、雨の影響でほぼ平水に戻っていた。
まずルアーで釣り上がって行き、渓魚たちのご機嫌を伺う。
すると、まったく魚の反応がない、追っても来ないし姿も見せない。
「・・・かなり、ご機嫌ななめなようで・・・」
早めに昼食をとって、山を一つ越えて違う川の上流部へ入ってみた。
ここはルアーで釣り上がっていく。 すると、いきなり深い場所からイワナが釣れた。

「お~、よしよし、こんな所にいたのか~!」 と、ひと安心。
・・・しかし、後が続かない。 その後はまた魚の気配が消えてしまった。
結局、数匹のイワナがルアーを追ってきたが、食わせきれなかった。
今日も夕方に用事があるので、タイムリミットは15時までだ。
残り時間があと1時間もない時点で場所移動し、今度はフライで釣り上がって行く。
すると、小さな反転流で出た! 「おお~、やっと出たよ~!」

写真を撮って時計を見ると、残り10分ほど。 「あと、1匹欲しいなぁ・・・。」
さらに釣り上がって行くと、今度は緩い流れの中で出た!

小振りなイワナだが、なんだかうれしく思えた。
それにしても、時間なのか?場所なのか? 結局、今回も答えが出ないまま強制終了。
「 釣り行けど イマイチ波に 乗り切れず 」
END
2021年04月05日
ちょっと寂しい好釣果
3月23日若潮
愛媛に行ってしまう”いの”とはもう釣りが出来なくなるならばと、時間の都合をつけて
再びお別れ釣行会第二弾を開催した。
向こうへ行ったら、海釣りがメインになるかもね?と、いうことで今回は海なのだ。
まずは朝マズメ、浜に出てシーバス、ヒラメをやってみる。

ルアーの投げ方や、狙い方などキモとなる部分を伝えながら撃っていく。
しかし、2日前の雨で海は激濁り&枯葉が舞う。 「こりゃ、ヒラメはムリかな?」

シーバス狙いであれこれやってみるが、アタリも無いまま夜が明けてしまった。
毎回引っ掛かってくる枯葉を嫌い、場所を移動していくと枯葉が無いポイントがあった。
そこでしばらくやっていると、波打ち際でガガガッ!と来た!
「おおお~!まさかまさか~!?」 と、浜にズリ上げる! 43cmのヒラメだ~!

久しぶりにヒラメが釣れたので、素直にうれしい。
その後もしばらく粘ってみたが、それっきり・・・で、場所移動。
ライトゲームのために沼津方面へ。しかし、多くの漁港は立ち入り禁止になっていた。
それでも、チョットした場所で竿を出してみるが、イマイチ。
仕方が無いので、テトラで穴釣り。 季節的にまだ早いようで魚の反応はない。
チョット投げてテトラ際でチョイチョイと誘ってみるとヒット! ベラ2連チャン。

しかし、あとが続かずコンビニ弁当で腹ごしらえ。
それからはなんとか”いの”に一匹を釣らせたくて、ゴロタ場へ。

ウエーダーを履いてバスロッドに持ち替えて、石の下の根魚を狙ってみる。
が、ここもシブい。 以前やっていたのは夏から秋に掛けてで、魚もたくさんいた。
春はまだムリか?と思っていたらビビビビッ!とアタリ! ちっこいメバルだった。
いのもカサゴを釣り上げた。 とりあえず、彼が釣れてホッと胸をなでおろす。

その後もオレが仮眠をしている間釣り続けていたが、追加は出来なかったらしい。
夕方、浜に戻って、今度はタチウオを狙う。
まだ明るいうちに到着したが、強い向かい風に頭を抱える。
またいのにジグの投げ方や動かし方をレクチャーしながら、陽が落ちるのを待つ。
そうこうしていると、ワッシーもやってきていよいよプライムタイム突入か!?
と、思ったがなかなか風が止まない。 「・・・予報と違うんでないかい?」
しばらくやりづらい時間が流れ、ようやく風が収まってきた。
すると、ワッシーが「バラした~!」と、悔しがる。 「お、魚が回って来たか?」
で、オレも気合を入れて誘ってみると、フォールでグググッ!とアタリ。
すかさず合わせを入れて、中層根掛かりを楽しむ。
最近は時合いが短いので、釣ったタチウオは浜に転がしておいてすぐ続投。
すると、また乗った! 「うひゃ~!やっぱりね~!」

その後はぱったりとアタリも無くなってしまった。
タチウオは大きい方がF3.5くらいで、小さいのはF2.5くらいかな?
しばらくして、まさかさっきの群れが近くにいるのでは?と、少し場所を移動して
やってみると「ほら来た~!」と、狙い通りでなんだかうれしくなってくる。
ここでも2連発。 ワッシーはPEを切られて凹んでいた。
今回は魚のいる場所が遠かった。 なので、飛距離が出ない”いの”にはキビシかった。
なんとか釣らせたかったが、こればっかりはしゃ~ない。
それでも一日中遊び倒していろんな釣りをして楽しかったと、喜んでいたので安心した。
これからもっと時間をかけて、いろいろ伝えたい事はあったのだが・・・。
とりあえず、向こうへ行ってから出来そうな釣りは、一応伝えたので後は本人次第かな?
どんな形であれ、一緒に釣りが出来なくなるのは、やっぱり寂しい。
帰宅後、向こうで使えそうな釣り道具一式と、タチウオ4匹を餞別として渡した。
・・・新生活で、いい釣りが出来る事を願って。
そしてまた帰省した時にでも一緒に釣りが出来ればいいなぁと、思う今日この頃である。
「 釣れたけど 寂しさ残る 春の夜 」
END
愛媛に行ってしまう”いの”とはもう釣りが出来なくなるならばと、時間の都合をつけて
再びお別れ釣行会第二弾を開催した。
向こうへ行ったら、海釣りがメインになるかもね?と、いうことで今回は海なのだ。
まずは朝マズメ、浜に出てシーバス、ヒラメをやってみる。

ルアーの投げ方や、狙い方などキモとなる部分を伝えながら撃っていく。
しかし、2日前の雨で海は激濁り&枯葉が舞う。 「こりゃ、ヒラメはムリかな?」

シーバス狙いであれこれやってみるが、アタリも無いまま夜が明けてしまった。
毎回引っ掛かってくる枯葉を嫌い、場所を移動していくと枯葉が無いポイントがあった。
そこでしばらくやっていると、波打ち際でガガガッ!と来た!
「おおお~!まさかまさか~!?」 と、浜にズリ上げる! 43cmのヒラメだ~!

久しぶりにヒラメが釣れたので、素直にうれしい。
その後もしばらく粘ってみたが、それっきり・・・で、場所移動。
ライトゲームのために沼津方面へ。しかし、多くの漁港は立ち入り禁止になっていた。
それでも、チョットした場所で竿を出してみるが、イマイチ。
仕方が無いので、テトラで穴釣り。 季節的にまだ早いようで魚の反応はない。
チョット投げてテトラ際でチョイチョイと誘ってみるとヒット! ベラ2連チャン。

しかし、あとが続かずコンビニ弁当で腹ごしらえ。
それからはなんとか”いの”に一匹を釣らせたくて、ゴロタ場へ。

ウエーダーを履いてバスロッドに持ち替えて、石の下の根魚を狙ってみる。
が、ここもシブい。 以前やっていたのは夏から秋に掛けてで、魚もたくさんいた。
春はまだムリか?と思っていたらビビビビッ!とアタリ! ちっこいメバルだった。
いのもカサゴを釣り上げた。 とりあえず、彼が釣れてホッと胸をなでおろす。

その後もオレが仮眠をしている間釣り続けていたが、追加は出来なかったらしい。
夕方、浜に戻って、今度はタチウオを狙う。
まだ明るいうちに到着したが、強い向かい風に頭を抱える。
またいのにジグの投げ方や動かし方をレクチャーしながら、陽が落ちるのを待つ。
そうこうしていると、ワッシーもやってきていよいよプライムタイム突入か!?
と、思ったがなかなか風が止まない。 「・・・予報と違うんでないかい?」
しばらくやりづらい時間が流れ、ようやく風が収まってきた。
すると、ワッシーが「バラした~!」と、悔しがる。 「お、魚が回って来たか?」
で、オレも気合を入れて誘ってみると、フォールでグググッ!とアタリ。
すかさず合わせを入れて、中層根掛かりを楽しむ。
最近は時合いが短いので、釣ったタチウオは浜に転がしておいてすぐ続投。
すると、また乗った! 「うひゃ~!やっぱりね~!」

その後はぱったりとアタリも無くなってしまった。
タチウオは大きい方がF3.5くらいで、小さいのはF2.5くらいかな?
しばらくして、まさかさっきの群れが近くにいるのでは?と、少し場所を移動して
やってみると「ほら来た~!」と、狙い通りでなんだかうれしくなってくる。
ここでも2連発。 ワッシーはPEを切られて凹んでいた。
今回は魚のいる場所が遠かった。 なので、飛距離が出ない”いの”にはキビシかった。
なんとか釣らせたかったが、こればっかりはしゃ~ない。
それでも一日中遊び倒していろんな釣りをして楽しかったと、喜んでいたので安心した。
これからもっと時間をかけて、いろいろ伝えたい事はあったのだが・・・。
とりあえず、向こうへ行ってから出来そうな釣りは、一応伝えたので後は本人次第かな?
どんな形であれ、一緒に釣りが出来なくなるのは、やっぱり寂しい。
帰宅後、向こうで使えそうな釣り道具一式と、タチウオ4匹を餞別として渡した。
・・・新生活で、いい釣りが出来る事を願って。
そしてまた帰省した時にでも一緒に釣りが出来ればいいなぁと、思う今日この頃である。
「 釣れたけど 寂しさ残る 春の夜 」
END
2021年03月30日
別れの季節
3月18日
息子の友達でありオレの釣り仲間である”いの”と久しぶりに釣りに行った。
彼はこの春から愛媛県の大学に行くので、今回はお別れ釣行会なのだ。
まだ少し早いかなと思いつつ、通い慣れた山梨県北部の渓流に出かけてみた。
水量は平水よりやや低く、水温は6℃。 そろそろ渓流魚が動き出す頃だ。

いのを先行させて、ふたり共ルアーで釣り上がって行く。
時折、魚が追ってくるが、なかなか食わない。 「でも、魚はいる。」
魚は岩の下や川底にへばり付いていて、なかなか動かない。
めぼしい場所を重点的に攻めながら釣り上がって行く。
すると、淵の横の大岩の下から、やっといいサイズのアマゴが釣れた。
とりあえず、ひと安心だ。

いのは久しぶりの釣りで、イマイチルアー操作に苦戦していた。
昼食後、あちこち場所を変えてやってみるが、なかなかシブイ。
なんとかアマゴ、イワナを追加できたが、いのは結局釣れずじまい・・・。

まあ、久しぶりの釣りを楽しんでいた様なので、それはそれでよかったかなと思う。

彼が山梨にいる間に、もう一回ぐらい一緒に釣りがしたいなぁ。
3月19日小潮
仕事終わりにまた性懲りもなく刀狩りのため海まで走り、出撃準備をしていると
既に釣りをしていたワッシーから”爆”メールが届いた。
そそくさと浜に行くと、バケツにサバが数匹入っていた。 そう、”サ爆”だった。
オレも続けとジグを投げ倒すが、アタリすらない・・・。
「ど~ゆ~こと?」 ワッシーが言うには、オレが来た途端釣れなくなったと・・・。
マジか?どんだけ海に嫌われてるねん、オレ!?(泣)
半泣き状態で寝袋にくるまり、冷たい海に背を向けふて寝する。
3月20日小潮
ヒラメ狙いで出撃するがやっぱり海に嫌われたままなので、とっとと渓流に移動した。
今回も山梨中部の川をフライで釣り上がって行く。

しかし、イマイチ魚っ気がなく、不穏な空気が流れる。
まだ魚は石の下から出てこないのか? ルアーの方が良かったかな?
天気も良く、春分の日と土曜日が重なったので、釣り人が多い。
聞くところによると、今年は各メーカーの渓流用ルアーの売れ行きが、好調なようだ。
昨年、コロナ自粛で人の少ない渓流釣りをやり始めて、そして今年は本格的にやろう
としている人が多いらしい。 今年の渓流は、”蜜”を避けられないかもしれないなぁ。
しばらくすると、やっとアマゴの姿を発見。 フライを流してみると、大きな石で
フライが見えなくなった時、竿先がクイクイッと引っ張られた。 「あ、食った?!」
合わせが遅れたがしっかり掛かっていた。 が、倒木にラインが巻かれてしまい、
慌てて迎えに行ったが魚は針を外してサヨナラ~と、深みに潜って行ってしまった。
「あああ~!もったいない! 貴重な一匹なのに~。」 しかもいいサイズだった。
その後もまた反応が無いまま時間だけが過ぎていく。
そして、小さな反転流で、水底から一気に食い上げるように小さなアマゴが出た。
「ふ~、やれやれ。 とりあえず、ボーズは免れた・・・。」

今回も夕方に用事があるので、昼過ぎに川から上がった。
「ああ、もうちょっとまとまった雨が欲しいな~。」
「 春なのに お別れですか と口ずさむ 」
END
息子の友達でありオレの釣り仲間である”いの”と久しぶりに釣りに行った。
彼はこの春から愛媛県の大学に行くので、今回はお別れ釣行会なのだ。
まだ少し早いかなと思いつつ、通い慣れた山梨県北部の渓流に出かけてみた。
水量は平水よりやや低く、水温は6℃。 そろそろ渓流魚が動き出す頃だ。

いのを先行させて、ふたり共ルアーで釣り上がって行く。
時折、魚が追ってくるが、なかなか食わない。 「でも、魚はいる。」
魚は岩の下や川底にへばり付いていて、なかなか動かない。
めぼしい場所を重点的に攻めながら釣り上がって行く。
すると、淵の横の大岩の下から、やっといいサイズのアマゴが釣れた。
とりあえず、ひと安心だ。

いのは久しぶりの釣りで、イマイチルアー操作に苦戦していた。
昼食後、あちこち場所を変えてやってみるが、なかなかシブイ。
なんとかアマゴ、イワナを追加できたが、いのは結局釣れずじまい・・・。

まあ、久しぶりの釣りを楽しんでいた様なので、それはそれでよかったかなと思う。

彼が山梨にいる間に、もう一回ぐらい一緒に釣りがしたいなぁ。
3月19日小潮
仕事終わりにまた性懲りもなく刀狩りのため海まで走り、出撃準備をしていると
既に釣りをしていたワッシーから”爆”メールが届いた。
そそくさと浜に行くと、バケツにサバが数匹入っていた。 そう、”サ爆”だった。
オレも続けとジグを投げ倒すが、アタリすらない・・・。
「ど~ゆ~こと?」 ワッシーが言うには、オレが来た途端釣れなくなったと・・・。
マジか?どんだけ海に嫌われてるねん、オレ!?(泣)
半泣き状態で寝袋にくるまり、冷たい海に背を向けふて寝する。
3月20日小潮
ヒラメ狙いで出撃するがやっぱり海に嫌われたままなので、とっとと渓流に移動した。
今回も山梨中部の川をフライで釣り上がって行く。

しかし、イマイチ魚っ気がなく、不穏な空気が流れる。
まだ魚は石の下から出てこないのか? ルアーの方が良かったかな?
天気も良く、春分の日と土曜日が重なったので、釣り人が多い。
聞くところによると、今年は各メーカーの渓流用ルアーの売れ行きが、好調なようだ。
昨年、コロナ自粛で人の少ない渓流釣りをやり始めて、そして今年は本格的にやろう
としている人が多いらしい。 今年の渓流は、”蜜”を避けられないかもしれないなぁ。
しばらくすると、やっとアマゴの姿を発見。 フライを流してみると、大きな石で
フライが見えなくなった時、竿先がクイクイッと引っ張られた。 「あ、食った?!」
合わせが遅れたがしっかり掛かっていた。 が、倒木にラインが巻かれてしまい、
慌てて迎えに行ったが魚は針を外してサヨナラ~と、深みに潜って行ってしまった。
「あああ~!もったいない! 貴重な一匹なのに~。」 しかもいいサイズだった。
その後もまた反応が無いまま時間だけが過ぎていく。
そして、小さな反転流で、水底から一気に食い上げるように小さなアマゴが出た。
「ふ~、やれやれ。 とりあえず、ボーズは免れた・・・。」

今回も夕方に用事があるので、昼過ぎに川から上がった。
「ああ、もうちょっとまとまった雨が欲しいな~。」
「 春なのに お別れですか と口ずさむ 」
END
2021年03月24日
そろそろ春かな
3月6日
朝、浜でホゲってから、山梨中部の渓流に寄ってみた。
解禁日に放流された魚が残っていたら釣れるかな?・・・と。

川を覗くと、明らかに減水している。 前日に雨が降ったというのに・・・。
「こりゃ、キビシイかな?」 眉間にしわを寄せながら準備をする。
案の定、ルアーを引く距離が取れないし、魚の姿も見えない。
やっと、放流アマゴの姿が見えても、なかなかルアーを追って来ない。

それでも、何とかシツコク誘ってゲット。
・・・が、そのあとが続かない。
やっと魚がいても警戒しているのか、食っても甘噛みが多く、すぐバレる。
昼飯を食ったあと、中流域に移動してみた。
ここもシブく、追って来ても食わない。
で、ルアーをサイズダウンして、やっと小振りなアマゴが食ってきた。

それも続かず、エサのおっちゃんがやって来たのでその場を離れた。
その後はあちこち回ってみたが、イマイチだったので早めに切り上げた。
昼間は気温が上昇し、虫も飛んでいた。
流れが緩い場所ではライズが有ったので、もうフライでも釣れるかもしれない。
むしろ、この水量ならばフライの方が有利かも?
次回からは、フライも持ってこなきゃ・・・。 また荷物が増えるな~。
3月14日
前日の土曜日は全国的に雨が降ったので、川の状況が好転していることを期待して
山梨中部の川に行ってみた。

しかし、川は増水も濁りもしておらず、日曜日だけあって雨後に期待した釣り人が
たくさん訪れていた。 今回もキビシイ戦いになりそうだ・・・。
まず上流部、ルアーで様子を伺ってみるが魚の姿が見えない。
で、中流部に移動してしばらくすると、やっと小振りなアマゴが釣れた。

しかし、後が続かず。 魚の姿も他には見なかった。
で、昼食後、フライに持ち替えて再び上流部を釣り上がって行く。
この頃になると水温も上がって虫もちらほら飛び始めたが、時折強風が吹くのが厄介だ。
しばらくはなんの音沙汰も無かったが、時々チビッ子がフライを見に来たりしだした。
そして、いいサイズのアマゴも見に来たが、見切られてしまった。 ・・・チッ。
夕方は用事があるので、今回も早上がりしなくてはならない。
このままでは帰れない!と、めぼしい場所にフライを落としていくが、反応が無い。
そして、渕尻まで流し切ったフライをピックアップした時、出た!っていうか、出てた。
これが運よく針掛かりして、小振りなアマゴをゲット。 「ふ~、やれやれ。」
なにはともあれ、フライでも釣れたのでひと安心。

もう少し水量があると良いんだけどな~。 ・・・まあ、これからこれから。
「 渓流魚 動き出すのも あと少し 」
END
朝、浜でホゲってから、山梨中部の渓流に寄ってみた。
解禁日に放流された魚が残っていたら釣れるかな?・・・と。

川を覗くと、明らかに減水している。 前日に雨が降ったというのに・・・。
「こりゃ、キビシイかな?」 眉間にしわを寄せながら準備をする。
案の定、ルアーを引く距離が取れないし、魚の姿も見えない。
やっと、放流アマゴの姿が見えても、なかなかルアーを追って来ない。

それでも、何とかシツコク誘ってゲット。
・・・が、そのあとが続かない。
やっと魚がいても警戒しているのか、食っても甘噛みが多く、すぐバレる。
昼飯を食ったあと、中流域に移動してみた。
ここもシブく、追って来ても食わない。
で、ルアーをサイズダウンして、やっと小振りなアマゴが食ってきた。

それも続かず、エサのおっちゃんがやって来たのでその場を離れた。
その後はあちこち回ってみたが、イマイチだったので早めに切り上げた。
昼間は気温が上昇し、虫も飛んでいた。
流れが緩い場所ではライズが有ったので、もうフライでも釣れるかもしれない。
むしろ、この水量ならばフライの方が有利かも?
次回からは、フライも持ってこなきゃ・・・。 また荷物が増えるな~。
3月14日
前日の土曜日は全国的に雨が降ったので、川の状況が好転していることを期待して
山梨中部の川に行ってみた。

しかし、川は増水も濁りもしておらず、日曜日だけあって雨後に期待した釣り人が
たくさん訪れていた。 今回もキビシイ戦いになりそうだ・・・。
まず上流部、ルアーで様子を伺ってみるが魚の姿が見えない。
で、中流部に移動してしばらくすると、やっと小振りなアマゴが釣れた。

しかし、後が続かず。 魚の姿も他には見なかった。
で、昼食後、フライに持ち替えて再び上流部を釣り上がって行く。
この頃になると水温も上がって虫もちらほら飛び始めたが、時折強風が吹くのが厄介だ。
しばらくはなんの音沙汰も無かったが、時々チビッ子がフライを見に来たりしだした。
そして、いいサイズのアマゴも見に来たが、見切られてしまった。 ・・・チッ。
夕方は用事があるので、今回も早上がりしなくてはならない。
このままでは帰れない!と、めぼしい場所にフライを落としていくが、反応が無い。
そして、渕尻まで流し切ったフライをピックアップした時、出た!っていうか、出てた。
これが運よく針掛かりして、小振りなアマゴをゲット。 「ふ~、やれやれ。」
なにはともあれ、フライでも釣れたのでひと安心。

もう少し水量があると良いんだけどな~。 ・・・まあ、これからこれから。
「 渓流魚 動き出すのも あと少し 」
END
2021年03月03日
全脱力の潤井川最終戦
2月20日小潮
夜明け前からヒラメ狙いで出撃したが、アタリもないまま夜が明けてしまった。
最近海が荒れているので、岸沿いは大量の木の葉が舞っている。
一投毎にフックから枯葉を外さなければならいので、イライラする。
すっかり陽が昇り、数人いた釣り人も帰ってしまい浜にはオレ一人になった。

浜をランガンしながらそろそろオレも止めようかと思っていると、リールを巻く手が
グ~っと重くなった。 ゴミが引っ掛かったか?と呑気なことを考える。
一応ゆっくり竿を煽りながら竿先で聞いてみると、クンクン!と生命反応が!
「あれ?!魚や!」と、慌てて追いアワセをくれてやる。
うひゃうひゃ言いながら、浜にずり上げた。 44cmのヒラメだ!
時代は今「全集中」だが、「全脱力」で殺気が無くなったのが良かったのかも?

その後もしばらく粘ってみたが、「欲」が出ると全脱力ではなくなるものだ。
一匹釣って満足したので、潤井川冬季特別区の最終戦のために移動することにした。
最終日というのもあるが、先週、某団体が小振りなニジマスを放流した情報もあるので
ここ最近では人が多い方だ。 とりあえず、人のいない場所でやってみる。
先週は放流ものが飽きるくらいにドライに出た!なんて、夢のような話を聞いていた
ので、ちょっと期待して川IN。
最終日はなんとかドライフライで釣りたいとライズを探すが見当たらず、
しかたがないので水中戦で様子をみてみると、早々に良型がヒット!
流れに乗って川を下っていく魚を追いかけて、なんとか緩流域に寄せてランディング
って時にフックアウト! 「あああ~!やってもた~!」 針が曲がってた。
気を取り直して、再び良型がヒット! すると激しいジャンプと急激な潜航でプツン。
鋭い歯でラインを切られてしまった。 「・・・なんでそ~なるの?」
がっくり肩を落とし昼飯のため車に戻ると、goo~さんとカズさんに会った。
で、3人で今季最後の「さのめん」に富士宮焼きそばを食いに行った。

満腹になった後、再びライズを求めてうろうろしていると、ライズ発見!
上流部にはふたりのフライマンが、魚を釣り上げている。
魚はそんなに大きくないので、例の放流ものか? で、ライズをしてるレーンに
ドライを浮かべてみると・・・あれ?食わない? ライズは相変わらず続いている。
あれこれ試してみても、食わない。 そのうちライズもなくなってしまった。
その間、上流のふたりは、数匹を釣り上げて楽しそうに笑っている。
「マジか?あの辺りに魚が溜まっているのだろうか?」なんて思っていたら、
満足した様子でふたりで自撮り写真を撮ったあと、川から上がって移動して行った。
それじゃあと、その場所に入ってみるとライズはない・・・で、ハタと気が付いた。
オレはドライで釣りたいと思っていて、多くの人もライズゲームを楽しんでいた。
なので当然、このふたりもドライだろうと思っていたけれど、思い返してみれば
ライズ狙いにしては所作が緩慢だったような・・・?
そこで、ニンフに変えて流してみると、いきなりヒット! 「・・・ああ、やっぱり」
思い込みって怖いな~。 釣れたのは、30cmにも満たないニジマスだ。

まあ、最終日坊主は避けられた。 その後、同サイズを4匹ほど釣ると
このサイズでは満足できなくなり、場所を変えて良型狙いに切り替える事にした。
この時点で15時を過ぎていた。 一匹でもいいと、ニンフを流していく。
すると、ドン!と乗った。 ヤツは水底で首を振るが上がってこない。
これはデカいぞと、2回ほど追いアワセをしてがっちりと針掛りをさせる。
そして、ヤツが急に走り出した時、ラインブレイク。 「ええっ?なんで?!」
見ると、リーダーの途中から切れていた。 8lb位の太さがあるのに・・・。
傷が付いていたのか? まったく腑に落ちない。 まったくツイてない。
そしてバラシの連鎖が止まらず、このあと3連続バラシで日が暮れてしまった。
最後の最後に、イタイ洗礼を受けたなぁと、「全脱力」で富士山を見つめるのだった。

それにしても今期の潤井川は思わぬ大量放流と、究極奥義で得た戦法でいい思いができた。
ドライでもよく釣れたし・・・、また来期もいい釣りが出来るといいなぁ。
「 最終日 バラシ連発 悔い残し 」
END
夜明け前からヒラメ狙いで出撃したが、アタリもないまま夜が明けてしまった。
最近海が荒れているので、岸沿いは大量の木の葉が舞っている。
一投毎にフックから枯葉を外さなければならいので、イライラする。
すっかり陽が昇り、数人いた釣り人も帰ってしまい浜にはオレ一人になった。

浜をランガンしながらそろそろオレも止めようかと思っていると、リールを巻く手が
グ~っと重くなった。 ゴミが引っ掛かったか?と呑気なことを考える。
一応ゆっくり竿を煽りながら竿先で聞いてみると、クンクン!と生命反応が!
「あれ?!魚や!」と、慌てて追いアワセをくれてやる。
うひゃうひゃ言いながら、浜にずり上げた。 44cmのヒラメだ!
時代は今「全集中」だが、「全脱力」で殺気が無くなったのが良かったのかも?

その後もしばらく粘ってみたが、「欲」が出ると全脱力ではなくなるものだ。
一匹釣って満足したので、潤井川冬季特別区の最終戦のために移動することにした。
最終日というのもあるが、先週、某団体が小振りなニジマスを放流した情報もあるので
ここ最近では人が多い方だ。 とりあえず、人のいない場所でやってみる。
先週は放流ものが飽きるくらいにドライに出た!なんて、夢のような話を聞いていた
ので、ちょっと期待して川IN。
最終日はなんとかドライフライで釣りたいとライズを探すが見当たらず、
しかたがないので水中戦で様子をみてみると、早々に良型がヒット!
流れに乗って川を下っていく魚を追いかけて、なんとか緩流域に寄せてランディング
って時にフックアウト! 「あああ~!やってもた~!」 針が曲がってた。
気を取り直して、再び良型がヒット! すると激しいジャンプと急激な潜航でプツン。
鋭い歯でラインを切られてしまった。 「・・・なんでそ~なるの?」
がっくり肩を落とし昼飯のため車に戻ると、goo~さんとカズさんに会った。
で、3人で今季最後の「さのめん」に富士宮焼きそばを食いに行った。

満腹になった後、再びライズを求めてうろうろしていると、ライズ発見!
上流部にはふたりのフライマンが、魚を釣り上げている。
魚はそんなに大きくないので、例の放流ものか? で、ライズをしてるレーンに
ドライを浮かべてみると・・・あれ?食わない? ライズは相変わらず続いている。
あれこれ試してみても、食わない。 そのうちライズもなくなってしまった。
その間、上流のふたりは、数匹を釣り上げて楽しそうに笑っている。
「マジか?あの辺りに魚が溜まっているのだろうか?」なんて思っていたら、
満足した様子でふたりで自撮り写真を撮ったあと、川から上がって移動して行った。
それじゃあと、その場所に入ってみるとライズはない・・・で、ハタと気が付いた。
オレはドライで釣りたいと思っていて、多くの人もライズゲームを楽しんでいた。
なので当然、このふたりもドライだろうと思っていたけれど、思い返してみれば
ライズ狙いにしては所作が緩慢だったような・・・?
そこで、ニンフに変えて流してみると、いきなりヒット! 「・・・ああ、やっぱり」
思い込みって怖いな~。 釣れたのは、30cmにも満たないニジマスだ。

まあ、最終日坊主は避けられた。 その後、同サイズを4匹ほど釣ると
このサイズでは満足できなくなり、場所を変えて良型狙いに切り替える事にした。
この時点で15時を過ぎていた。 一匹でもいいと、ニンフを流していく。
すると、ドン!と乗った。 ヤツは水底で首を振るが上がってこない。
これはデカいぞと、2回ほど追いアワセをしてがっちりと針掛りをさせる。
そして、ヤツが急に走り出した時、ラインブレイク。 「ええっ?なんで?!」
見ると、リーダーの途中から切れていた。 8lb位の太さがあるのに・・・。
傷が付いていたのか? まったく腑に落ちない。 まったくツイてない。
そしてバラシの連鎖が止まらず、このあと3連続バラシで日が暮れてしまった。
最後の最後に、イタイ洗礼を受けたなぁと、「全脱力」で富士山を見つめるのだった。

それにしても今期の潤井川は思わぬ大量放流と、究極奥義で得た戦法でいい思いができた。
ドライでもよく釣れたし・・・、また来期もいい釣りが出来るといいなぁ。
「 最終日 バラシ連発 悔い残し 」
END
2021年02月24日
久しぶりの刀狩り
2月12日大潮
朝、いつもの様にヒラメを狙って、暗い浜に出撃した。
飛び石連休の合間なので、思ったほど釣り人はいない。
すると、ガッ!と、かむようなアタリがあった。 「・・・タチウオかな?」
東の空がうっすらと明るくなり始めた頃、ぼ~っとしていたら突然ググッ!ときた。
ぼ~っとしていたので、これまた2テンポくらい遅れて合わせを入れたら、
運良く乗った。 「ひゃ~!久しぶりや~!」と、浜に勢いよく引きズリ上げた。

36cmのソゲ。 それでも、久しぶりの浜の獲物でうれしかった。
曇り空で明るくなるのが遅い。 少し粘ってみたが、もう魚からの魚信は無かった。

その後、前回のリベンジを果たすべく潤井川に移動した。
ここ最近にしては人が多いほうで、ライズポイントには必ず人がいた。
ひょっとしたら、最近シブくなってきたので、平日の方が人が多いのかも?
いざ、川岸に立ってみると、たくさんの枯草などが水面を流れていた。
「ありゃ、これじゃあ魚は水面には出てこないな~。」と、がっくり肩を落とす。
上流部で工事をしていたので、その影響か? ・・・ツイてない。
それじゃあ、と、水中勝負に切り替えると早速掛かった!
しかし、ほどなくしてバレてしまった。 「あああ~!なにやってんねん、オレ!」
さらに探って行くと、今度はココン!とアタッた瞬間、すごい勢いでギューンと
走られてラインブレイク。 「ああ~!またなにやってんねんオレ!」
そうこうしていると、流れるゴミが少なくなってきた。 そして、ライズがでた!
しめしめと、ドライフライを流すが相変わらず見向きもしない。
そして今回も気難しい魚たちに翻弄され、一度も魚を手にする事が出来なかった。
遅い昼飯を食ったあと、寝袋に包まって疲れた心と体を癒すのだった。

夕方、再び浜に向かって移動。 夜の部は、”刀狩り”だ。
辺りが暗くなる頃、ワッシーと待ち合わせて、浜IN。
彼はショアジギングでタチウオを狙うのは初めてなので、誘い方などを少し説明し、
あとは”実践あるのみ”で、その時が来るまで撃ち続けていた。
すると、最初に掛かったのはワッシーだった。 「お!魚が回ってきたか!?」と、
こちらも竿をシャクる手に力が入る。 すると、ドン!と竿が止まった!
これがタチウオのアタリ、俗にいう「中層根掛かり」だ!
「こっちも来たよ~!」と、タチウオ特有の”引いては抜ける”という引きを楽しむ。
F3ほどのタチウオだった。 その後も二人とも同サイズを一本づつ追加。
そして3本目は、コツッとアタリがあった後合わせを入れるとふわっと軽い。
「あああ~!やられた~! ラインを切られてしもた~!」
直ぐに別の竿で撃ち直したが、もうアタリは無くなってしまった。
「・・・時合い、短っ!」 その後もかなり粘ってみたが、全くアタリもなかった。
それでも、久しぶりにお土産が出来たので良かった・・・かな。

ワッシーもショアジギでの刀狩りは初めてで、釣果が有ってよかった。
っていうか、ヤツは3匹釣ってオレより一匹多いし・・・。(汗)
「 太刀二本 武蔵の様に 二刀流 」
END
朝、いつもの様にヒラメを狙って、暗い浜に出撃した。
飛び石連休の合間なので、思ったほど釣り人はいない。
すると、ガッ!と、かむようなアタリがあった。 「・・・タチウオかな?」
東の空がうっすらと明るくなり始めた頃、ぼ~っとしていたら突然ググッ!ときた。
ぼ~っとしていたので、これまた2テンポくらい遅れて合わせを入れたら、
運良く乗った。 「ひゃ~!久しぶりや~!」と、浜に勢いよく引きズリ上げた。

36cmのソゲ。 それでも、久しぶりの浜の獲物でうれしかった。
曇り空で明るくなるのが遅い。 少し粘ってみたが、もう魚からの魚信は無かった。

その後、前回のリベンジを果たすべく潤井川に移動した。
ここ最近にしては人が多いほうで、ライズポイントには必ず人がいた。
ひょっとしたら、最近シブくなってきたので、平日の方が人が多いのかも?
いざ、川岸に立ってみると、たくさんの枯草などが水面を流れていた。
「ありゃ、これじゃあ魚は水面には出てこないな~。」と、がっくり肩を落とす。
上流部で工事をしていたので、その影響か? ・・・ツイてない。
それじゃあ、と、水中勝負に切り替えると早速掛かった!
しかし、ほどなくしてバレてしまった。 「あああ~!なにやってんねん、オレ!」
さらに探って行くと、今度はココン!とアタッた瞬間、すごい勢いでギューンと
走られてラインブレイク。 「ああ~!またなにやってんねんオレ!」
そうこうしていると、流れるゴミが少なくなってきた。 そして、ライズがでた!
しめしめと、ドライフライを流すが相変わらず見向きもしない。
そして今回も気難しい魚たちに翻弄され、一度も魚を手にする事が出来なかった。
遅い昼飯を食ったあと、寝袋に包まって疲れた心と体を癒すのだった。

夕方、再び浜に向かって移動。 夜の部は、”刀狩り”だ。
辺りが暗くなる頃、ワッシーと待ち合わせて、浜IN。
彼はショアジギングでタチウオを狙うのは初めてなので、誘い方などを少し説明し、
あとは”実践あるのみ”で、その時が来るまで撃ち続けていた。
すると、最初に掛かったのはワッシーだった。 「お!魚が回ってきたか!?」と、
こちらも竿をシャクる手に力が入る。 すると、ドン!と竿が止まった!
これがタチウオのアタリ、俗にいう「中層根掛かり」だ!
「こっちも来たよ~!」と、タチウオ特有の”引いては抜ける”という引きを楽しむ。
F3ほどのタチウオだった。 その後も二人とも同サイズを一本づつ追加。
そして3本目は、コツッとアタリがあった後合わせを入れるとふわっと軽い。
「あああ~!やられた~! ラインを切られてしもた~!」
直ぐに別の竿で撃ち直したが、もうアタリは無くなってしまった。
「・・・時合い、短っ!」 その後もかなり粘ってみたが、全くアタリもなかった。
それでも、久しぶりにお土産が出来たので良かった・・・かな。

ワッシーもショアジギでの刀狩りは初めてで、釣果が有ってよかった。
っていうか、ヤツは3匹釣ってオレより一匹多いし・・・。(汗)
「 太刀二本 武蔵の様に 二刀流 」
END
2021年02月16日
潤井無魚
2月6日
最近、海釣りの内容が少ないと言われるが、釣れないんだもん!仕方ないやんか!
ということで、今回もまったくいいとこナシなので、とっとと潤井川に移動した。
よねさんの車があり、来ているのがわかったのでLINEだけ入れて戦闘開始。
しかし、いきなりシブいライズにハマり、昼までの2時間ほどはそれに没頭していた。
対岸で水中を攻めていた人が魚を釣っていたが、こちらは水面勝負にこだわった結果
出るのに乗らないという相変わらずのコノヤロ的反応に翻弄されるだけだった。

昼にはよねさん、カズさんと合流できたが、お二人も水面勝負に没頭していたらしい。
昼飯は久しぶりに「さのめん」に行った。 遊漁証をみせると、卵がタダになった。
潤井川近郊のめし屋さん等が協賛して、色々なサービスを提供してくれている。
ファミマや一般の駐車場の提供などもあり、ホント、ありがたい話である。
昼からも場所を変えて水面勝負に出るが、まったく歯が立たない。
土曜日なのに人は少なめで釣りやすいのだが、魚はスレまくっている。
で、このままでは無魚に終わるという恐怖から水中戦に持ち込むが、悲しいかな
バラシ2で終わってしまった・・・。 久しぶりの潤井無魚・・・、コタエルナ~。

帰りに川沿いのお肉屋さんで、馬刺し(霜降りと赤身)とローストビーフを買った。
これは、”年に一度のお楽しみ”なのだ。 やっぱり美味い、ウマだけに。
「 無魚の日は 旨い馬刺しで 癒される 」
END
最近、海釣りの内容が少ないと言われるが、釣れないんだもん!仕方ないやんか!
ということで、今回もまったくいいとこナシなので、とっとと潤井川に移動した。
よねさんの車があり、来ているのがわかったのでLINEだけ入れて戦闘開始。
しかし、いきなりシブいライズにハマり、昼までの2時間ほどはそれに没頭していた。
対岸で水中を攻めていた人が魚を釣っていたが、こちらは水面勝負にこだわった結果
出るのに乗らないという相変わらずのコノヤロ的反応に翻弄されるだけだった。

昼にはよねさん、カズさんと合流できたが、お二人も水面勝負に没頭していたらしい。
昼飯は久しぶりに「さのめん」に行った。 遊漁証をみせると、卵がタダになった。
潤井川近郊のめし屋さん等が協賛して、色々なサービスを提供してくれている。
ファミマや一般の駐車場の提供などもあり、ホント、ありがたい話である。
昼からも場所を変えて水面勝負に出るが、まったく歯が立たない。
土曜日なのに人は少なめで釣りやすいのだが、魚はスレまくっている。
で、このままでは無魚に終わるという恐怖から水中戦に持ち込むが、悲しいかな
バラシ2で終わってしまった・・・。 久しぶりの潤井無魚・・・、コタエルナ~。

帰りに川沿いのお肉屋さんで、馬刺し(霜降りと赤身)とローストビーフを買った。
これは、”年に一度のお楽しみ”なのだ。 やっぱり美味い、ウマだけに。
「 無魚の日は 旨い馬刺しで 癒される 」
END
2021年02月09日
活性の谷のウマシカ
11月30日中潮
なんとなくヒラメは釣れる気がしないので、カマスを釣りに港に行ってみた。
朝5時頃からワッシーと並んで竿を振り続けるが、ひとアタリも無い。
そうこうしていると、東の空がうっすらと明るくなってきた。
「こりゃ、ヤバいぞ・・・(汗)」 まさか、またボーズか?
少々アセリ始めた頃、エサのおっちゃんが一匹釣り上げた。
「お?魚が回って来た?」と思ったら、アタリが出た!・・・が、乗らず。
そして、隣のワッシーの竿が曲がってる!? オレも続けと誘いを入れると食った!
「よ~し、よ~し、これから連発や~!」って、思ったらその後はアタリも無くなった。

ほんと、まったくアタリも無い。 エサもほとんど釣れてない。
結局、ふたりともこの一匹だけ。 ど~もツイてない。
ワッシー曰く、「ここ最近では珍しいくらいに、釣れない日」だとか。
ああ、また活性の谷間に来てしまったか・・・と、ガックシ肩を落とす。
そしてまた、帰りに潤井川に寄ってニジマスに癒してもらう事にした。
現地に着くと、土曜日なのに人が少ない。 人気の場所にも人がいない。
準備をして川岸に立ってみると・・・魚がいない!?
前回までは魚が泳いでる姿をたくさん見れたのに、まったくいない。
あれだけの数の魚が、一気に全部下って行ったとは考えにくい。
あと考えられるとしたら、不届き者が出没したか・・・?
昨年もこの時期に魚がいなくなった。 それは、夜にエサで釣って持って帰る輩が
いたらしい・・・C&R区間なのに。 今年も「夜盗出没注意」やな。
そうなると、漁協の放流は終了したので、あとは減る一方なのだ。
なんとなく気分が晴れないまま、早々に場所移動。

ここも人気の場所だが人はいない。何気に川を覗くと・・・「あれ?ライズしてる?」
しめしめ、と早速水面勝負。 が、しかし、まったくフライに見向きもしない。
”必技フライ先行釣法”で流していくが、まったく相手にされない。
こんなに魚がいるのかと思うくらい、そこかしこでライズしているのに釣れない。
「ああ~!どないなっとんねん!?」と、半ば放心状態で振り込んだフライに出た!?
「・・・え?」 一瞬、体が動かなかった。 慌てて合わせたが2テンポ位遅れてた。
それでもガッチリとフッキング出来ていた。 「うひゃ~!やっと来たよ~!」と、
ニヤニヤしながらファイトを楽しむ。 が、なんで食ったのかはわからず仕舞い。

なので、その後もライズは続くよどこまでも的に水面が騒がしいけど、全く釣れないのだ。
そこで、ちょっと水中戦に切り替えて流していくと、ココ~ンと、来た!
「おお~!やっと掛かった!」と、これは狙い通りに釣れたので、素直にうれしい。
で、またライズ狙いに切り替えるが・・・やっぱり、コノヤロ的反応しかしてくれない。

昼もとっくに過ぎて腹が減ってきたし、朝早かったので眠いしで、ライズする魚たちを
恨めしそうに横目で見ながら川から上がったのだった。
仮眠から目が覚めると陽はすっかり傾いていて、あの気難しい魚たちを相手に
もうひと勝負する気力は残っていなかった。
「 ウマシカは 釣れない時に 釣りに行く 」
END
なんとなくヒラメは釣れる気がしないので、カマスを釣りに港に行ってみた。
朝5時頃からワッシーと並んで竿を振り続けるが、ひとアタリも無い。
そうこうしていると、東の空がうっすらと明るくなってきた。
「こりゃ、ヤバいぞ・・・(汗)」 まさか、またボーズか?
少々アセリ始めた頃、エサのおっちゃんが一匹釣り上げた。
「お?魚が回って来た?」と思ったら、アタリが出た!・・・が、乗らず。
そして、隣のワッシーの竿が曲がってる!? オレも続けと誘いを入れると食った!
「よ~し、よ~し、これから連発や~!」って、思ったらその後はアタリも無くなった。

ほんと、まったくアタリも無い。 エサもほとんど釣れてない。
結局、ふたりともこの一匹だけ。 ど~もツイてない。
ワッシー曰く、「ここ最近では珍しいくらいに、釣れない日」だとか。
ああ、また活性の谷間に来てしまったか・・・と、ガックシ肩を落とす。
そしてまた、帰りに潤井川に寄ってニジマスに癒してもらう事にした。
現地に着くと、土曜日なのに人が少ない。 人気の場所にも人がいない。
準備をして川岸に立ってみると・・・魚がいない!?
前回までは魚が泳いでる姿をたくさん見れたのに、まったくいない。
あれだけの数の魚が、一気に全部下って行ったとは考えにくい。
あと考えられるとしたら、不届き者が出没したか・・・?
昨年もこの時期に魚がいなくなった。 それは、夜にエサで釣って持って帰る輩が
いたらしい・・・C&R区間なのに。 今年も「夜盗出没注意」やな。
そうなると、漁協の放流は終了したので、あとは減る一方なのだ。
なんとなく気分が晴れないまま、早々に場所移動。

ここも人気の場所だが人はいない。何気に川を覗くと・・・「あれ?ライズしてる?」
しめしめ、と早速水面勝負。 が、しかし、まったくフライに見向きもしない。
”必技フライ先行釣法”で流していくが、まったく相手にされない。
こんなに魚がいるのかと思うくらい、そこかしこでライズしているのに釣れない。
「ああ~!どないなっとんねん!?」と、半ば放心状態で振り込んだフライに出た!?
「・・・え?」 一瞬、体が動かなかった。 慌てて合わせたが2テンポ位遅れてた。
それでもガッチリとフッキング出来ていた。 「うひゃ~!やっと来たよ~!」と、
ニヤニヤしながらファイトを楽しむ。 が、なんで食ったのかはわからず仕舞い。

なので、その後もライズは続くよどこまでも的に水面が騒がしいけど、全く釣れないのだ。
そこで、ちょっと水中戦に切り替えて流していくと、ココ~ンと、来た!
「おお~!やっと掛かった!」と、これは狙い通りに釣れたので、素直にうれしい。
で、またライズ狙いに切り替えるが・・・やっぱり、コノヤロ的反応しかしてくれない。

昼もとっくに過ぎて腹が減ってきたし、朝早かったので眠いしで、ライズする魚たちを
恨めしそうに横目で見ながら川から上がったのだった。
仮眠から目が覚めると陽はすっかり傾いていて、あの気難しい魚たちを相手に
もうひと勝負する気力は残っていなかった。
「 ウマシカは 釣れない時に 釣りに行く 」
END
2021年02月03日
お決まりの潤井川
1月16日
年末までは色々釣れていた浜もすっかり釣れなくなり、お決まりの無魚。
今回も、そろそろ終盤戦に差し掛かってきた潤井川冬季特別区に顔を出してみた。
まずはルアーで様子を伺ってみる。 すると、いきなりステキな魚が食ってきた!
散々暴れまくったニジマスを、何とか岸に寄せてランディング。

「おお~!やったね! ルアーでの釣果は久しぶりやな~!」
さてこれからって時に、下流側からフライマンが遡って来たので、しかたなく場所移動。
じゃあ今度はフライに変えて、少し早い流れの中でニンフを流してみる。
しばらくしてアタリもないので、オモリを少し重くして川底を転がすとラインが走った!
「おお~!魚、いるや~ん!」って喜んだのもつかの間・・・バレちゃった。
気を取り直してもう一度同じ様にやってみると、またラインが走った!
今度は逃がすまいと、しっかり合わせを入れて臨戦態勢に入る。
流れに乗って下ろうとするヤツを、何とかいなしてランディングに成功。

「ふ~、やれやれ・・・。」
更に調子に乗って釣りすすむが、1バラシのみで昼飯にした。

昼からいつもの場所の様子を見に行ってみると、運良く空いていたので早速川IN。
魚が見えているのでドライフライを流してみる。
しかし、この日は魚とのタイミングが合わない。
フライをピックアップすると同時に出るとか、よそ見をしていたら出るとか。
出ても掛りが浅くすぐバレるし、岸沿いの草にラインを巻かれてラインブレイクとか。
まったくいいとこナシ。 そんなこんなでイライラが溜まる一方・・・。
すると、対岸に入ったフライマンが、ルースニングでポンポンと魚を釣り上げた。
水中戦じゃ何とかなるとは思っていたけど、ここは一発ドライで出さないと・・・。
すると、細かい雨が降り出してきた。 「あれ?予報と違う?」と、空を見上げる。
頭上の空は晴れているが、西の空には雨雲らしきものが広がって来ていた。
と同時に風も出てきてやりにくい・・・おまけにライズも無くなってきたような?
「こりゃ、ますますヤバイぞ~」と、全集中でフライを流していく。
時代の波に乗り遅れない様にと、「全集中」という言葉を使ってみたが、まだ
漫画もアニメも見たことないんですけどね~!(笑)
すると、これまた思いがけない所で水面が盛り上がった!
全集中で合わせてみると、「おお、掛かってる~!」
これまた全集中で流れに乗ろうとする魚を緩流地帯に寄せて、全集中でランディング。
・・・って、なんか、「全集中」の使い方間違えているかな?(汗)

とりあえず、ドライで釣れてホッとした。
その後、雨は降ったり止んだりで、ライズも無くなったので水中戦に切り替える。
ほどなくして一匹釣れたが、なんだか引きが弱く感じた。

漁協が毎週放流する魚が掛かった時は元気いっぱいだが、初期から放流されている魚は
連日攻め立てられて全力で抵抗しているので、もう疲れてきたのかもしれないな。
意外とすんなりランディング出来た魚は、「さっさと写真撮って川に返してくれ!」
と言ってるような目でこっちを見ているし・・・って、気のせいか?
なんだか、全集中しすぎて疲れちゃったので撤収。
帰り道、山一つ越えてみると道路は濡れていて、かなり雨が降った跡が残っていた。
あの雨雲はこんな近くまで来ていたという事か・・・。
「釣れぬなら 全集中と 言ってみる 」
END
年末までは色々釣れていた浜もすっかり釣れなくなり、お決まりの無魚。
今回も、そろそろ終盤戦に差し掛かってきた潤井川冬季特別区に顔を出してみた。
まずはルアーで様子を伺ってみる。 すると、いきなりステキな魚が食ってきた!
散々暴れまくったニジマスを、何とか岸に寄せてランディング。

「おお~!やったね! ルアーでの釣果は久しぶりやな~!」
さてこれからって時に、下流側からフライマンが遡って来たので、しかたなく場所移動。
じゃあ今度はフライに変えて、少し早い流れの中でニンフを流してみる。
しばらくしてアタリもないので、オモリを少し重くして川底を転がすとラインが走った!
「おお~!魚、いるや~ん!」って喜んだのもつかの間・・・バレちゃった。
気を取り直してもう一度同じ様にやってみると、またラインが走った!
今度は逃がすまいと、しっかり合わせを入れて臨戦態勢に入る。
流れに乗って下ろうとするヤツを、何とかいなしてランディングに成功。

「ふ~、やれやれ・・・。」
更に調子に乗って釣りすすむが、1バラシのみで昼飯にした。

昼からいつもの場所の様子を見に行ってみると、運良く空いていたので早速川IN。
魚が見えているのでドライフライを流してみる。
しかし、この日は魚とのタイミングが合わない。
フライをピックアップすると同時に出るとか、よそ見をしていたら出るとか。
出ても掛りが浅くすぐバレるし、岸沿いの草にラインを巻かれてラインブレイクとか。
まったくいいとこナシ。 そんなこんなでイライラが溜まる一方・・・。
すると、対岸に入ったフライマンが、ルースニングでポンポンと魚を釣り上げた。
水中戦じゃ何とかなるとは思っていたけど、ここは一発ドライで出さないと・・・。
すると、細かい雨が降り出してきた。 「あれ?予報と違う?」と、空を見上げる。
頭上の空は晴れているが、西の空には雨雲らしきものが広がって来ていた。
と同時に風も出てきてやりにくい・・・おまけにライズも無くなってきたような?
「こりゃ、ますますヤバイぞ~」と、全集中でフライを流していく。
時代の波に乗り遅れない様にと、「全集中」という言葉を使ってみたが、まだ
漫画もアニメも見たことないんですけどね~!(笑)
すると、これまた思いがけない所で水面が盛り上がった!
全集中で合わせてみると、「おお、掛かってる~!」
これまた全集中で流れに乗ろうとする魚を緩流地帯に寄せて、全集中でランディング。
・・・って、なんか、「全集中」の使い方間違えているかな?(汗)

とりあえず、ドライで釣れてホッとした。
その後、雨は降ったり止んだりで、ライズも無くなったので水中戦に切り替える。
ほどなくして一匹釣れたが、なんだか引きが弱く感じた。

漁協が毎週放流する魚が掛かった時は元気いっぱいだが、初期から放流されている魚は
連日攻め立てられて全力で抵抗しているので、もう疲れてきたのかもしれないな。
意外とすんなりランディング出来た魚は、「さっさと写真撮って川に返してくれ!」
と言ってるような目でこっちを見ているし・・・って、気のせいか?
なんだか、全集中しすぎて疲れちゃったので撤収。
帰り道、山一つ越えてみると道路は濡れていて、かなり雨が降った跡が残っていた。
あの雨雲はこんな近くまで来ていたという事か・・・。
「釣れぬなら 全集中と 言ってみる 」
END
2021年01月26日
雪のあと
1月13日
3日前、海に出撃したがアタリもクソも無かった。
この日も海に行く予定にしていたが、寒波が来ている中、前日に雪が降った。
寒いし、道は凍結しているだろうし・・・で、朝マズメの海は諦めた。
家で朝飯を食ってから潤井川に向けて出発した。
山梨中部以南は雪も無く心配する事は無かったが、それでも慎重な運転をする
車につかまり現地に到着したのは10時前だった。

前日の天気とは打って変わって快晴。 平日だからか、魚が溜まっている場所には
人がいなかったので、早速そこでやってみる事にした。
川に足を入れると、心なしかいつもより水が冷たく感じた。 虫は飛んでいない。
水温が下がったか? 偏光グラス越しに見える水中の魚も、底に張り付いている様だ。
案の定、ドライで水面勝負を仕掛けても、定位した場所を動かず見向きもしない。
ならばと、水中勝負で・・・あれ?これまた動かない。
「う~ん、水温低下っちゅうより、スレてるのか?」 それでも、
食い気のあるやつはいるので、しばらくするとなんとか一匹獲る事が出来た。

続けて2匹目も・・・と、行きたいところだが、なかなか食わない。
食っても浅いのか、バレる。
そうこうしていると、魚の動きが活発になってきて、浮いてきた。
「お?これは、水面勝負出来るんやない?」と、ニヤリ。
ドライフライを流れに乗せて魚のいる場所へ送り込んでいく・・・水面が盛り上がる!
でも食ってない。 もう一度・・・今度はムシ!「キィ~!何が気に入らんねん?」
フライを小さくしたり、色を変えたりあれこれ試してみる。
最終的には立ち位置を変えて、フライ先行で流していくと・・・やっと食った!

やっぱり、水面勝負の釣りはおもしろいな~!と、ニヤニヤしながらランディング。
それからは、何度も何度もドライを流して、気難しいニジマスと知恵比べを楽しむ。

対岸にルアーマンが入ってきて数匹釣っていたがそんな事は意に介さず、
コノヤロ的反応を見せるニジマスを、何とかして釣るのが面白くて夢中になっていた。
気が付けば13時45分、昼飯も食わずに竿を振り続けていた。4匹ほど釣ったかな?
この日は夕方から用事があるので、タイムリミットは14時。
終了時間が決まっている時に限って、調子がいい事が多いってのは”あるある”か?
それでも「最後、一匹釣って終わりたい!」と、眉間にしわを寄せ鋭い目をしてみる。
そして、何度か流すと出た!乗った! 「よ~し、よ~し、狙い通りや~!」
と、最後に思い通りの釣りが出来たので、満足して帰路についたのだった。

「 今日もまた スレた虹との 知恵比べ 」
END
3日前、海に出撃したがアタリもクソも無かった。
この日も海に行く予定にしていたが、寒波が来ている中、前日に雪が降った。
寒いし、道は凍結しているだろうし・・・で、朝マズメの海は諦めた。
家で朝飯を食ってから潤井川に向けて出発した。
山梨中部以南は雪も無く心配する事は無かったが、それでも慎重な運転をする
車につかまり現地に到着したのは10時前だった。

前日の天気とは打って変わって快晴。 平日だからか、魚が溜まっている場所には
人がいなかったので、早速そこでやってみる事にした。
川に足を入れると、心なしかいつもより水が冷たく感じた。 虫は飛んでいない。
水温が下がったか? 偏光グラス越しに見える水中の魚も、底に張り付いている様だ。
案の定、ドライで水面勝負を仕掛けても、定位した場所を動かず見向きもしない。
ならばと、水中勝負で・・・あれ?これまた動かない。
「う~ん、水温低下っちゅうより、スレてるのか?」 それでも、
食い気のあるやつはいるので、しばらくするとなんとか一匹獲る事が出来た。

続けて2匹目も・・・と、行きたいところだが、なかなか食わない。
食っても浅いのか、バレる。
そうこうしていると、魚の動きが活発になってきて、浮いてきた。
「お?これは、水面勝負出来るんやない?」と、ニヤリ。
ドライフライを流れに乗せて魚のいる場所へ送り込んでいく・・・水面が盛り上がる!
でも食ってない。 もう一度・・・今度はムシ!「キィ~!何が気に入らんねん?」
フライを小さくしたり、色を変えたりあれこれ試してみる。
最終的には立ち位置を変えて、フライ先行で流していくと・・・やっと食った!

やっぱり、水面勝負の釣りはおもしろいな~!と、ニヤニヤしながらランディング。
それからは、何度も何度もドライを流して、気難しいニジマスと知恵比べを楽しむ。

対岸にルアーマンが入ってきて数匹釣っていたがそんな事は意に介さず、
コノヤロ的反応を見せるニジマスを、何とかして釣るのが面白くて夢中になっていた。
気が付けば13時45分、昼飯も食わずに竿を振り続けていた。4匹ほど釣ったかな?
この日は夕方から用事があるので、タイムリミットは14時。
終了時間が決まっている時に限って、調子がいい事が多いってのは”あるある”か?
それでも「最後、一匹釣って終わりたい!」と、眉間にしわを寄せ鋭い目をしてみる。
そして、何度か流すと出た!乗った! 「よ~し、よ~し、狙い通りや~!」
と、最後に思い通りの釣りが出来たので、満足して帰路についたのだった。

「 今日もまた スレた虹との 知恵比べ 」
END
2021年01月20日
いろいろやりたい初釣行
1月4日中潮
朝飯食ってから、ゆるゆると出撃。 新年一発目は、潤井川のニジマスだ。
初めにルアーで探って行くと、しばらくしてヒット!
「よしよし、狙い通りや~!」と、ほくそ笑んでいたら・・・バレた。
「う~ん、今年はバラシで始まったかぁ・・・(汗)」

その後はアタリも無いので、フライに持ち替えてご機嫌を伺うことにした。
ドライで出たらうれしいなとやってみるが、まったく反応なし。
それじゃあと、水中戦に切り替えるとググッというアタリ!
「よっしゃ、来た~!」 2021年初物はニジマスだ~。

これで、とりあえずひと安心。
それからさらに3匹追加して、昼過ぎには海に向かって移動を始めた。

いいサイズのいいカオした赤いヤツ。

夕方は浜でヒラメを狙う。

暗くなってから、タチウオがヒットしたがまたバラしてしまった。
「あかん、新年早々バラシが続くなんて・・・イヤな予感しかしない。」
不安な気持ちで投げ続けていると、「アタッた! ・・・お、乗った!」
力強い引きをロッドが伝えてくる。 「いいぞいいぞ~!」
ニヤニヤしながら浜にズリ上げ~・・・って、ボラのスレ掛り?!

「ああ~、期待させやがって~、コノヤロ!」 と、ガックシ・・・。
一応ボラも出世魚の仲間なので、まあ、”縁起物”といやあカッコはつくかな?
その後はアタリも無くなった。 「う~ん、そんなにうまくいかんわな」と、車中泊。
1月5日小潮
新年一発目なので色々やってみたくて、今度はカマス狙いで港に行ってみた。
が、まったくアタリもない。 周りのおっちゃん達もまったく釣れていない。
一番カタイと思っていたカマスが、まさかの不発・・・。 ど~ゆ~こと?
やれやれ、2021年はなんだかビミョ~なスタートとなってしまった。
「 粘っても トドのつまりは ボラのスレ 」
END
朝飯食ってから、ゆるゆると出撃。 新年一発目は、潤井川のニジマスだ。
初めにルアーで探って行くと、しばらくしてヒット!
「よしよし、狙い通りや~!」と、ほくそ笑んでいたら・・・バレた。
「う~ん、今年はバラシで始まったかぁ・・・(汗)」

その後はアタリも無いので、フライに持ち替えてご機嫌を伺うことにした。
ドライで出たらうれしいなとやってみるが、まったく反応なし。
それじゃあと、水中戦に切り替えるとググッというアタリ!
「よっしゃ、来た~!」 2021年初物はニジマスだ~。

これで、とりあえずひと安心。
それからさらに3匹追加して、昼過ぎには海に向かって移動を始めた。

いいサイズのいいカオした赤いヤツ。

夕方は浜でヒラメを狙う。

暗くなってから、タチウオがヒットしたがまたバラしてしまった。
「あかん、新年早々バラシが続くなんて・・・イヤな予感しかしない。」
不安な気持ちで投げ続けていると、「アタッた! ・・・お、乗った!」
力強い引きをロッドが伝えてくる。 「いいぞいいぞ~!」
ニヤニヤしながら浜にズリ上げ~・・・って、ボラのスレ掛り?!

「ああ~、期待させやがって~、コノヤロ!」 と、ガックシ・・・。
一応ボラも出世魚の仲間なので、まあ、”縁起物”といやあカッコはつくかな?
その後はアタリも無くなった。 「う~ん、そんなにうまくいかんわな」と、車中泊。
1月5日小潮
新年一発目なので色々やってみたくて、今度はカマス狙いで港に行ってみた。
が、まったくアタリもない。 周りのおっちゃん達もまったく釣れていない。
一番カタイと思っていたカマスが、まさかの不発・・・。 ど~ゆ~こと?
やれやれ、2021年はなんだかビミョ~なスタートとなってしまった。
「 粘っても トドのつまりは ボラのスレ 」
END
2021年01月05日
釣れている魚を釣る
12月19日中潮
ヒラメがダメならタチウオでも・・・と、浜に行くとうねりが入っていて大荒れ。
それでも何とかやってみるが、まったく歯が立たずガックリ肩を落とす。
で、毎度のことながら潤井川に転戦。
最近は釣れていないのか、急な冷え込みのせいか人が少ないように感じた。

過去の実績ポイントをルアーで探って行くが、イマイチ魚信が返ってこない。
昼飯を食ったあと、気分を変えてフライで再挑戦。
ドライを流してみると、水面がモワッと盛り上がるがフライは食ってない。
「キィー!なぜ食わん?」 色々流し方を変えながらしつこく攻めてみる。
毎日攻め続けられてすっかりスレてしまったか?と、思った途端、出た!
「なんや、食ってくるやん!」などと言いながら、元気な走りを楽しむ。

ドライで出るのならと、なかなか食わない魚を相手にあれやこれやとやって
2時間ほどで、3匹追加する。 その後はライズも無くなってしまった。
それじゃあ、と、水中戦に持ち込むが、これがなかなか食わない。
ホントにスレちゃったかな? で、やっと一匹釣れた。

すると、また今回も昼寝をしなかったので、睡魔に襲われ車中仮眠。
夕方目が覚めたが、「もういいかな・・・」と、一言つぶやいて撤収。
ニジマスはなんとかして釣れたりするけど、海の魚が釣れない。
なんとなく気分がスッキリしない日々が続いている。 はあ・・・。
12月22日小潮
元々、ヒラメ狙いで出撃する予定で休みを取っていたが、釣れる気がしないので
思い切ってワッシーのいる港でカマゲー(カマスゲーム)をすることにした。
「逃げたんやない、気分転換や!」「逃げるは恥だがやくみつる」や!と、
しょ~もない事を言いながら、まだ暗い港でアジングロッドを振る。
数年前に爆ったパターンでやってみるが、まったくアタリがない。
そうこうしているとワッシーが来たので、ふたりで並んで探っていく。
当然、彼の技を盗むべくチラ見&キモを世間話に紛れ込ませて聞き出していく。
すると、以前と違うアクションやタナで釣れているって事が判明した。
「う~ん、道理で釣れなかったわけや・・・。」と、感心しきり。
少し明るくなり始めた頃、彼の竿が曲がった! 「やっぱり、そう来たか~!」
それならばと、同じパターンでやってみると・・・、「来た、来た!」
久しぶりにカマスの引きを味わってごぼう抜き! 「これこれ、この感じ!」

朝マズメの短い間に魚が回って来たようだが、今日のカマスはイマイチ反応が悪い。
ショートバイトが多くなかなか乗らないし、案の定、鋭い歯でラインは切られるし。
なかなか連発とはいかないが、ポツリポツリと釣って6匹ゲット。
釣果はイマイチ伸びなかったが、久しぶりのカマゲーは楽しかった。
「・・・あかん、このままヒラメを忘れそうや。」

昼前、おそらくこれが今年最後になるであろう、潤井川に行ってみた。
ルアーで様子を伺ってみるが、2バラシ・・・と、悔しい思いをした。
で、移動後フライに持ち替えて川辺に立つと、「・・・あれ?うっすら濁ってる?」
まあこれ位なら何とかなるだろうと、ドライで釣り始めるがまったく見向きもしない。
で、水中戦に持ち込むがこれも連続バラシで、少々アセリだす。
今回も朝早くから家を出たのに仮眠をしていないので、そろそろ限界が近づいてきた。
もうダメかと思った頃、また来た! 今度は逃げられずに無事ランディングできた。
とりあえず、一匹釣れてひと安心。 また来年、楽しい釣りが出来るといいな。

翌日の夜はカマスの一夜干しを久しぶりに食った。 「やっぱ、美味い!」
そしてデザートは、ワッシーからもらったル・レクチェ。初めて食べたが美味かった。
「 冬の夜 釣ったカマスを 一夜干し 」
END
ヒラメがダメならタチウオでも・・・と、浜に行くとうねりが入っていて大荒れ。
それでも何とかやってみるが、まったく歯が立たずガックリ肩を落とす。
で、毎度のことながら潤井川に転戦。
最近は釣れていないのか、急な冷え込みのせいか人が少ないように感じた。

過去の実績ポイントをルアーで探って行くが、イマイチ魚信が返ってこない。
昼飯を食ったあと、気分を変えてフライで再挑戦。
ドライを流してみると、水面がモワッと盛り上がるがフライは食ってない。
「キィー!なぜ食わん?」 色々流し方を変えながらしつこく攻めてみる。
毎日攻め続けられてすっかりスレてしまったか?と、思った途端、出た!
「なんや、食ってくるやん!」などと言いながら、元気な走りを楽しむ。

ドライで出るのならと、なかなか食わない魚を相手にあれやこれやとやって
2時間ほどで、3匹追加する。 その後はライズも無くなってしまった。
それじゃあ、と、水中戦に持ち込むが、これがなかなか食わない。
ホントにスレちゃったかな? で、やっと一匹釣れた。

すると、また今回も昼寝をしなかったので、睡魔に襲われ車中仮眠。
夕方目が覚めたが、「もういいかな・・・」と、一言つぶやいて撤収。
ニジマスはなんとかして釣れたりするけど、海の魚が釣れない。
なんとなく気分がスッキリしない日々が続いている。 はあ・・・。
12月22日小潮
元々、ヒラメ狙いで出撃する予定で休みを取っていたが、釣れる気がしないので
思い切ってワッシーのいる港でカマゲー(カマスゲーム)をすることにした。
「逃げたんやない、気分転換や!」「逃げるは恥だがやくみつる」や!と、
しょ~もない事を言いながら、まだ暗い港でアジングロッドを振る。
数年前に爆ったパターンでやってみるが、まったくアタリがない。
そうこうしているとワッシーが来たので、ふたりで並んで探っていく。
当然、彼の技を盗むべくチラ見&キモを世間話に紛れ込ませて聞き出していく。
すると、以前と違うアクションやタナで釣れているって事が判明した。
「う~ん、道理で釣れなかったわけや・・・。」と、感心しきり。
少し明るくなり始めた頃、彼の竿が曲がった! 「やっぱり、そう来たか~!」
それならばと、同じパターンでやってみると・・・、「来た、来た!」
久しぶりにカマスの引きを味わってごぼう抜き! 「これこれ、この感じ!」

朝マズメの短い間に魚が回って来たようだが、今日のカマスはイマイチ反応が悪い。
ショートバイトが多くなかなか乗らないし、案の定、鋭い歯でラインは切られるし。
なかなか連発とはいかないが、ポツリポツリと釣って6匹ゲット。
釣果はイマイチ伸びなかったが、久しぶりのカマゲーは楽しかった。
「・・・あかん、このままヒラメを忘れそうや。」

昼前、おそらくこれが今年最後になるであろう、潤井川に行ってみた。
ルアーで様子を伺ってみるが、2バラシ・・・と、悔しい思いをした。
で、移動後フライに持ち替えて川辺に立つと、「・・・あれ?うっすら濁ってる?」
まあこれ位なら何とかなるだろうと、ドライで釣り始めるがまったく見向きもしない。
で、水中戦に持ち込むがこれも連続バラシで、少々アセリだす。
今回も朝早くから家を出たのに仮眠をしていないので、そろそろ限界が近づいてきた。
もうダメかと思った頃、また来た! 今度は逃げられずに無事ランディングできた。
とりあえず、一匹釣れてひと安心。 また来年、楽しい釣りが出来るといいな。

翌日の夜はカマスの一夜干しを久しぶりに食った。 「やっぱ、美味い!」
そしてデザートは、ワッシーからもらったル・レクチェ。初めて食べたが美味かった。
「 冬の夜 釣ったカマスを 一夜干し 」
END
2020年12月30日
冷たい海、熱い川
12月10日若潮
休みを取って浜に出撃。
すると、メガバステスターの中澤さんに会った。
「お、海の現場先生発見!」と、右目の端がキラリと光る。
暗いうちはこれといった反応も無く、明るくなってから少し移動してみる。
すると、オレがやっていた場所に後で入った彼の竿が曲がっている!?
で、見事ヒラメを釣り上げた。 「・・・マジか。」

色々聞いてみたがオレがやっていない事だった。 「・・・う~ん、さすが。」
で、オレも色々やってみるが、如何せん魚が少ないので答えがすぐに返ってこない。
海では究極奥義も通用しない様で、「そんなに簡単に釣れるはずは無いよな」と、
いつもの潤井川に移動する。 「・・・勉強になりました。」

折れかけた心を癒すべく、今回はまずルアーで探りを入れてみる。
ほどなくしてググン!と掛かった後、流れに乗って走られフックアウト。・・・ああ。
直ぐにまた来た!今度はがっちりフッキング! 「お、今度のはデカいぞ!」
しばらく強烈な引きに絶えてやり取りしていたが、突然バレた。 「え? なんで?」
スプリットリングから針が外れていた。激しいファイトで外れたのか?折れたのか?
その後もアタリは有ったが乗せられず、昼飯を食ってからフライに持ち替えた。
魚影の濃いエリアがたまたま空いていたので、まずはドライを流してみる。
魚が反応するのだがなかなか出ない。 あれこれ試してやっと、出た!
「おおおお~! いいね、いいね~!」
今回もフライでのファーストフィッシュはドライで仕留めることができた。

更にしつこく狙って、もう一匹ドライで追加。
徐々に反応が悪くなってきたので、水中勝負に切り替える。
すると、一投目で食ってきた! 激しくジャンプを繰り返し抵抗した元気なニジマス。
更に連発! 「う~ん、楽しいね~!」
40くらいの魚ならばなんとか獲れるのだが、時々デカいヤツが食って来ると、
一気に走られてフックアウト! または、硬い歯でラインを切られることも数回あった。
そして、やっとデカイヤツが掛かったと思ったら、下流に下り始めた。
それにつられてオレもどんどん下流に下って行き、やっとの思いでランディング。

少し赤黒い、堂々とした体躯のニジマスだ。
また元の場所に戻ると、下流にいた人が「よく釣りますね~。」と、話しかけてきた。
見れば全身SIMMSで固めた”いかにも”って人だったので、少しキンチョーした。(笑)
使用フライや釣り方を説明すると、「なるほどね~」と言いながら戻って行った。
「う~ん、彼も究極奥義の修得者だったか・・・(笑)」
そんなことを考えながら、さらに数匹のニジマスを追加する。
そうなると、午前中に悔しい思いをしたルアーでリベンジしたくなってきた。
15時頃、反応が薄くなってきたので、思い切って移動。
ルアーでやり始めてしばらくすると、”ドドン!”と乗った!
「おおお~! やっと来たか~!」と、ニヤニヤしながらファイトを楽しむ。

夕方になって陽が傾いてきたから食いが立ったのか、さらにもう一匹追加して終了。
それにしても、今のオレにはニジマスしか相手をしてくれないのか・・・。
12月12日中潮
この日も暗い浜に、ヒラメ狙いで出撃。
時々、グン!とアタるのはタチウオだろう。 とりあえずそれを無視して釣り続ける。
案の定、それ以外はこれといった反応もなく夜が明けてしまった。
前回のこともあるので色々やってみたが、やっぱりオレには釣れなかった。
なんだか疲れちゃったので仮眠。ちょっと買い物をしてたら夕方になってしまった。
それじゃあ、と、夕方からも懲りずに出撃してみた。

明るいうちは相変わらず何の反応もなかったが、暗くなるとまたタチウオが
オレのルアーにちょっかいを出してくる。
で、帰る前にお土産を確保をしようとするが、これがなかなか乗らない。
それでもなんとか2匹ゲットして終了。 ・・・ちょっと細いけどね。

久しぶりに食ったタチウオの天ぷらは美味かったなぁ。
次からは、タチウオも真剣に狙ってみようかなと思う、今日この頃・・・。
「 どうせなら 太刀魚釣って 帰ろうか 」
END
休みを取って浜に出撃。
すると、メガバステスターの中澤さんに会った。
「お、海の現場先生発見!」と、右目の端がキラリと光る。
暗いうちはこれといった反応も無く、明るくなってから少し移動してみる。
すると、オレがやっていた場所に後で入った彼の竿が曲がっている!?
で、見事ヒラメを釣り上げた。 「・・・マジか。」

色々聞いてみたがオレがやっていない事だった。 「・・・う~ん、さすが。」
で、オレも色々やってみるが、如何せん魚が少ないので答えがすぐに返ってこない。
海では究極奥義も通用しない様で、「そんなに簡単に釣れるはずは無いよな」と、
いつもの潤井川に移動する。 「・・・勉強になりました。」

折れかけた心を癒すべく、今回はまずルアーで探りを入れてみる。
ほどなくしてググン!と掛かった後、流れに乗って走られフックアウト。・・・ああ。
直ぐにまた来た!今度はがっちりフッキング! 「お、今度のはデカいぞ!」
しばらく強烈な引きに絶えてやり取りしていたが、突然バレた。 「え? なんで?」
スプリットリングから針が外れていた。激しいファイトで外れたのか?折れたのか?
その後もアタリは有ったが乗せられず、昼飯を食ってからフライに持ち替えた。
魚影の濃いエリアがたまたま空いていたので、まずはドライを流してみる。
魚が反応するのだがなかなか出ない。 あれこれ試してやっと、出た!
「おおおお~! いいね、いいね~!」
今回もフライでのファーストフィッシュはドライで仕留めることができた。

更にしつこく狙って、もう一匹ドライで追加。
徐々に反応が悪くなってきたので、水中勝負に切り替える。
すると、一投目で食ってきた! 激しくジャンプを繰り返し抵抗した元気なニジマス。
更に連発! 「う~ん、楽しいね~!」
40くらいの魚ならばなんとか獲れるのだが、時々デカいヤツが食って来ると、
一気に走られてフックアウト! または、硬い歯でラインを切られることも数回あった。
そして、やっとデカイヤツが掛かったと思ったら、下流に下り始めた。
それにつられてオレもどんどん下流に下って行き、やっとの思いでランディング。

少し赤黒い、堂々とした体躯のニジマスだ。
また元の場所に戻ると、下流にいた人が「よく釣りますね~。」と、話しかけてきた。
見れば全身SIMMSで固めた”いかにも”って人だったので、少しキンチョーした。(笑)
使用フライや釣り方を説明すると、「なるほどね~」と言いながら戻って行った。
「う~ん、彼も究極奥義の修得者だったか・・・(笑)」
そんなことを考えながら、さらに数匹のニジマスを追加する。
そうなると、午前中に悔しい思いをしたルアーでリベンジしたくなってきた。
15時頃、反応が薄くなってきたので、思い切って移動。
ルアーでやり始めてしばらくすると、”ドドン!”と乗った!
「おおお~! やっと来たか~!」と、ニヤニヤしながらファイトを楽しむ。

夕方になって陽が傾いてきたから食いが立ったのか、さらにもう一匹追加して終了。
それにしても、今のオレにはニジマスしか相手をしてくれないのか・・・。
12月12日中潮
この日も暗い浜に、ヒラメ狙いで出撃。
時々、グン!とアタるのはタチウオだろう。 とりあえずそれを無視して釣り続ける。
案の定、それ以外はこれといった反応もなく夜が明けてしまった。
前回のこともあるので色々やってみたが、やっぱりオレには釣れなかった。
なんだか疲れちゃったので仮眠。ちょっと買い物をしてたら夕方になってしまった。
それじゃあ、と、夕方からも懲りずに出撃してみた。

明るいうちは相変わらず何の反応もなかったが、暗くなるとまたタチウオが
オレのルアーにちょっかいを出してくる。
で、帰る前にお土産を確保をしようとするが、これがなかなか乗らない。
それでもなんとか2匹ゲットして終了。 ・・・ちょっと細いけどね。

久しぶりに食ったタチウオの天ぷらは美味かったなぁ。
次からは、タチウオも真剣に狙ってみようかなと思う、今日この頃・・・。
「 どうせなら 太刀魚釣って 帰ろうか 」
END