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Posted by naturum at

2021年08月30日

海をあきらめて

8月21日

20日、とうとう山梨県も「まん延防止」が発令されてしまった。
静岡県は「緊急事態宣言」・・・やっと浜に魚が回ってきたというのに。

とりあえず今回は”様子見”で、海はあきらめて山梨北部の渓流に行ってみた。
「あれ?こんなに雨が降ったの?」ってくらい増水している。 しかし、濁りは無い。



こんな時はルアーが釣りやすい。  で、早速2バラシ・・・。(汗) 
増水に馴染んでいないのか?警戒しているのか?・・・食いが浅い。

水底で躍らせているルアーに、いいサイズのイワナが食うフリをしているのが見える。
何度誘ってもフリだけで、そのうち魚は飽きて姿を現さなくなってしまった。



やっと一匹目が釣れたのは、釣り開始から約1時間位経った頃だった。
その後、バラしながらも小~中型のアマゴやイワナをぽつぽつと釣って行く。





すると、急にリールの回転が重くなってきた。 終いにはハンドルが回せない位に。
この感じは・・・ローターの中にあるゴムが劣化して引っかかっているな・・・と。

「はあ、今度はリールかよ・・・。」  一旦退渓して、フライに持ち替える。
水量が多く魚がフライに気づかないかも?という事で#12のパラシュートを選択。



相変わらず、魚は出るのだがなかなか乗らない。  中型サイズは一発で食って来る。
ちびっこはチュパチュパとジャレてくるだけ・・・それでいい。 狙い通りや。

朝は晴れ間も見えていたが、昼を過ぎると雲行きが怪しくなってきた。
渓が暗くなってきたので、よく見えるエルクヘアカディス#12に交換する。

「久しぶりに使うな~、このフライ・・・。 最近は出番がなかったもんなぁ。」
すると、いいサイズのイワナが、流れの中でバシッ!と、出た!



今度は反転流の中からガバッと。



「なんや、釣れるやん、エルクヘアカディス・・・(笑)」



その後も調子良く釣れたのだが、5匹ほど釣ったあたりで大きな雨粒が落ちてきた。
・・・ちょっと早いけど、撤収。

帰宅後、リールをバラしてみると、やっぱり「フリクションリング」というゴムが
ぐちゃぐちゃになってこびり付いていた。

釣具屋さんで部品を注文しようとしたが、「07ステラ」は修理対象外だと・・・。
部品の発注も出来ない・・・と。   「・・・マジか!?」

このフリクションリングはキャスト時のベールの返りを防止するものらしいので、
キャスト時に気を付ければ無くても構わないらしいが・・・?

以前、95ステラだったかな?も、このゴムがボロボロになって、輪ゴムか何かで
代用したような記憶があるなぁ・・・。

しかたない、100均やホームセンターで何か代用品を探してみるか・・・。
ちなみに、夏休み初めに折れた竿は、もう自分で修理した。  ちょっと雑だけど。

元々10ft1inだったけど、10ftになった。  あとは、釣りに支障が無いか試すだけ。


「 増水時  #12フライで  勝負する 」




END
  

2021年08月19日

ああ・・・、夏休み

8月5日          中潮

明日から夏休みってことで、車に竿を積んで出勤し、仕事が終わってから浜へ出撃。
タチ・サバ狙いでジグを投げると、時々アタるけどなかなか掛からない。

約2時間ほど悶々とした時間が過ぎ、やっと釣れたのはF2.5ほどのタチウオだった。



これ以上粘っても釣れそうにないので移動して車中泊。   風があるので快適に眠れる。


8月6日         中潮

眠い目をこすりながら朝マズメ少し前に起床し、出撃準備をする。
いつものように、遠くの街の明かりでガイドの並びを透かし見ながら竿を継ぐ。

最近の浜はイマイチ青物が回ってきていないようなので、ヒラメ狙いで出撃。

そして浜に立ってミノーを3投した時、バキン!と心臓に悪い音と共に竿先が飛んで行った。
「は!?    なんで!?なんで!?」    もうパニック。



よく見るとフェルールが異常に飛び出ている。   竿本体への掛かりが1cmほどしかない。
これじゃあ、キャスト時に負荷が掛かったら折れるよな~。



・・・でもなんで?   なんでフェルールが抜けたのか?
ボンドが溶けてキャスト時に抜けたのか?  朝から高温になる車内に置いていたから?

又は、高温の車内でフェルールのボンドが溶けて、竿の内部の温度が上がりフェルールが
押し出された?    でも、それならロッドを継ぐ時にわかると思うんやけど・・・?

不幸中の幸い?で、折れたのはバット側で、数センチ短くすれば修理できるかな?
しかし、こんな事って初めて。   今までも真夏に車内放置ってことはやってたけど・・・?

それほどこの夏の猛暑は侮れないって事なのか・・・?
あまりのショックで車に戻って竿を替えてもすぐには出撃出来ず、マズメは終わってしまった。

陽が昇ってから出撃してみたが、当然アタリも無く・・・、ついでにめったに行かない場所で
竿を出してみたりしたがカスリもなし・・・で、コロナワクチン接種(1回目)のため早めに撤収。



後で聞いた話だが、よく行く浜ではペンペンが大量接岸して爆釣だったらしい。
「・・・ああ、ツイていない時は、こんなもの。」


8月7日

昨日の釣竿折損の心の痛みとワクチン接種後の腕の痛みを引きずりながら、
山梨北部の渓流へ。  海の状況も気になったが、ワクチン接種後なので念のため近場釣行。



川は水量が少なめ。   やはり人的プレッシャーが掛かっているのか、魚の出が悪い
出ても型が小さいので、別の川に移動。



ここも人が多いが魚はいる。    でも、出るけど乗らないし、ちびっこがうるさいほど。
なので、#12のパラシュートで押し通す。   昼過ぎまでで中型イワナが5匹ほど。







台風の影響で雨が降り出したので、早々に撤収・・・。


その後は、雨の合間を縫って渓流に行って、足を滑らして背中を強打。  立ち上がって
すぐまた川でコケて水没・・・。     アマゴやイワナの良型をことごとくバラす。





海に行っても、ちびショゴしか釣れない。



そして、連日の豪雨で外出できず・・・。  まったくツイてない夏休みだった。

「 竿が折れ  心も折れた  夏休み 」




END
  

2021年08月11日

曇天渓流

7月31日

天気は雲の合間に時々日が射す程度だが、久しぶりに山梨北部の渓流に行ってみた。
前日の雨で川は増水し、おまけに濁りが入っていた。



ちょっと迷ったがフライでやってみた。  案の定、全く反応がない。
で、ルアーに持ち替えて同じ場所を釣り上がって行くと、やっぱり魚が姿を見せる。

だが、警戒しているのかなかなか食わない。 食っても甘噛みなので、すぐバレる。



それでもなんだかんだで10匹ほどのイワナが釣れた。 同じ数くらいバラしたけど。





雲行きが怪しくなってきたので、少し早い昼飯を食っていると雷が鳴りだした。
「こっちに来たらヤだな~。」と、山をひとつ越えて別の川に移動する。

こちらは雲の切れ間に晴れ間も見えて、「狙い通り!」とニヤリ。
川も増水はしているが水も澄んでいて、これまたニヤリ。

それならばと、フライで釣り上がって行くと中小のイワナが水面を割る。
曇天のため渓流は薄暗いし魚は水底にいるので、#12のフライで気づかせる作戦だ。



このサイズだとちびっこ除けにもなる。  しかし、それでも食ってくる。
ちびっこが見に来たらすぐにフライをピックアップするのだが、それでも掛かる。

中型になるとなかなか食わないが、フライを小さくしても反応はほぼ同じ。
それならば・・・と、見やすい大きいほうで押し通す。







なんだかんだで7匹ほどのイワナが釣れたが、ちびっこを合わせたらここもツ抜けだ。
夕方、とうとう雨が降って来たので山を少し下ると、雲間に太陽が現れ雨が止んだ。



それじゃあと、短期決戦でアマゴを狙うが、水面を割るのはちびっこばかり。
3匹ほど釣ったところで、大きい雨粒が落ちてきたと思ったら雷鳴が響いた。



「こらあかん!」と、慌てて車に戻ったところで土砂降りになった。
「ふ~、間一髪やった。」  今回、天気はイマイチだったが、魚の数は多かった。 

最近は天気が不安定な日が多くて、あまり人が入ってなかったのかな?
大型は出なかったけど、数が釣れて久しぶりに楽しめた。


「夏イワナ  デカいフライで  誘い出す 」




END
  

2021年08月04日

逃げるは恥だが、沖に出る

7月24日        大潮

最近の浜は釣れていないというもっぱらの噂だが、釣れたっていう話もあるので、
我慢できずに出撃してみた。

予想通りというか、予想以上にキビシイ・・・。
浜は見渡す限りびっしりと人がいるのに、誰一人釣れていなかった。



早々に切り上げて渓流にでも行くかと思ったが、車に戻って荷物を片付けてるときに
フライリールを忘れたことに気が付きその場に立ち尽くしてしまった。

「まじか・・・」  もうやる気もなくなり、がっくりと肩を落として帰路に就いた。
このままでは終われないと、色々考えた。   明日は山梨北部の渓流に行くか?

でも、明日は4連休最後の日曜日・・・叩かれまくった後だろうからシブいやろうなぁ。
そういえば、明日は竜神丸が出船するって言ってたなぁ・・・じゃあ、沖に逃げるか!

と、浜での鬱憤を晴らすべく、オフショアジギングに参戦することにしたのだった。


7月25日       大潮

朝5時、三保から3人を乗せた竜神丸で出港した。
カツオやキメジが釣れているようなので、初めは鳥山やナブラを探して走る。



が、海は波っ気があり、多少うねりもある。   鳥がまったく飛んでいない。
当然ナブラもなく、開始早々に嫌な予感しかしなかった。

先週はナブラがかなり出ていたらしいので、期待していたのだが・・・。
「ナブラ撃ち」は諦めてジギングに切り替えて探ることにした。

しばらくすると同船者がイナダを釣ったので、期待が高まる。
すると底からの巻き上げでググン!と掛かった!   「おお?こっちにも来た!」

ライトジギング用の竿なので、ギュイギュイと絞り込まれる。  ラインは1号なので
無理せずドラグを緩めて対応する。   なのでヤツは、なかなか上がってこない。



ライトな竿で約30m底からのやり取りは、なかなかオモロイ。
そして、やっと上がってきたのは50upのイナダ。 このサイズでこんなに引くのか?



この竿でこの大きさの魚を釣ったのは初めてだが、竿もラインもリールもまだ余裕が
あるので次はもうちょっと早く取り込めるかな?   いい勉強になった。

そのすぐ後に、何度かアタリがあり、やっと釣れたのはマサバだった。
この間浜で釣ったマサバと同サイズだった。  ま、文句はないけどね・・・。



その後、潮目にゴミが浮いていたので撃ってみるとペンペンが食ってきた。
しかし、小さい。    オフショアなら、シイラと呼べるヤツを釣りたいな~。



その後は得体の知れない魚(たぶんサワラ)にラインを切られたりもしたが
イマイチパッとせず、予定通り11時に終了した。

う~ん、カツオやキメジやら、景気のいい話はどこに行ったのやら・・・?


「 釣れぬから  沖に出たけど  パッとせず 」



END