2019年04月24日
大鯛襲来
4月20日大潮
先週は浜に出撃するがアタリも無く、帰りは渓流に寄り道するがイマイチ。
相変わらず近所のコイだけは、機嫌よく相手をしてくれたのだが・・・。

気分を変えようと、久しぶりにオフショアジギングに行くことにした。
朝5時30分、三保から5人を乗せた龍神丸で出航した。
しかし、清水港内ですでに波があり、沖に出たらどうなるんや?と、不安になる。
・・・案の定、風とうねりがひどかった。

「う~ん、やっぱり海神さまは今日もご機嫌ななめか・・・。」と、ため息が出る。
それでも船の揺れに耐えて、足を踏ん張りながら、釣り始める。
タイラバで様子を見ると、「ん?アタッた?」っていう感触があったがそれだけ。
スロージギングにしてみると・・・ 「お?・・・乗った!」
「何が釣れたかな?」と期待して上げてみると、・・・フグ。
「ああ、またこいつか・・・。(泣)」 写真も撮らずにリリース。
その後、Kさんがホウボウを釣って、やっとそれらしくなってきた。
が、タイラバやライトジギング、スロージギングとあれこれ試していたがイマイチ・・・。
そして、スロージグを変えてすぐ、底から数度しゃくり上げた所で”ズドン!”と
重い衝撃でロッドが曲がった。 「・・・う!?、お?・・・来た~!」
急激に走りはしないが、トルクフルな引きの感じからすると大物の予感がする。
時々ドラグを出されながらも、徐々に寄せてくる。
何が掛かっているのかわからないが、周りからは「巨大エソ!」とか、「大物ふぐ」
とかいかにも有りそうでコワイ憶測が飛び交っている。
久しぶりの大物、逃したくないと緊張しているので、いつもは「うひゃひゃひゃ!」と、
喜ぶのだが、「バレるなよ、バレるなよ・・・」とただそれだけを願っていた。
やがて、今までにない引きを堪能して期待が膨らんだ頃、魚体が見えてきた。
「鯛や!・・・しかも、デカイ!」 その姿を見た途端にまた、全身に緊張が走る。
そして、キャプテンの持つランディングネットに無事収まった。
「よっしゃ~!人生初の大鯛!」 72cm、4キロ。

震える手で魚の血抜きをして、キャプテンに借りた神経締めワイヤーで、初めて
神経締めなるものに挑戦してみたがイマイチうまくいかなかった。
この辺りは、まだまだ経験不足やな・・・。
鯛をクーラーボックスにしっぽを曲げて押し込み、釣り再開。
しかし、その後は宮崎さんがマハタや、でかいウッカリカサゴを釣って面目躍如。
オレにはアタリも無く、12時30分・・・終了となった。
港に戻ると、Kさんが釣ったホウボウを持って帰る?と聞いてきた。
いつもなら有難くいただくのだが、今回はこの鯛を捌くのだけで精いっぱいなので、
丁重にお断りをした。 オレにも、こんな事があるんやね~。(笑)
次の日、予想通り、捌くのに一苦労した。 でもその甲斐あって、
刺身、カルパッチョ、鯛茶漬け、鯛めし、兜焼き・・・色々楽しむことができた。
それにしても、いきなり70upとは・・・、まだ50も60も釣っていないのに。
段階的にサイズアップして、徐々に喜びを噛みしめていきたかったな~。
・・・って、言うのは贅沢な悩みか?
このまま調子に乗れたらいいんやけどな~。(笑)
「 大鯛は 海神さまの 気まぐれか 」
END
先週は浜に出撃するがアタリも無く、帰りは渓流に寄り道するがイマイチ。
相変わらず近所のコイだけは、機嫌よく相手をしてくれたのだが・・・。

気分を変えようと、久しぶりにオフショアジギングに行くことにした。
朝5時30分、三保から5人を乗せた龍神丸で出航した。
しかし、清水港内ですでに波があり、沖に出たらどうなるんや?と、不安になる。
・・・案の定、風とうねりがひどかった。

「う~ん、やっぱり海神さまは今日もご機嫌ななめか・・・。」と、ため息が出る。
それでも船の揺れに耐えて、足を踏ん張りながら、釣り始める。
タイラバで様子を見ると、「ん?アタッた?」っていう感触があったがそれだけ。
スロージギングにしてみると・・・ 「お?・・・乗った!」
「何が釣れたかな?」と期待して上げてみると、・・・フグ。
「ああ、またこいつか・・・。(泣)」 写真も撮らずにリリース。
その後、Kさんがホウボウを釣って、やっとそれらしくなってきた。
が、タイラバやライトジギング、スロージギングとあれこれ試していたがイマイチ・・・。
そして、スロージグを変えてすぐ、底から数度しゃくり上げた所で”ズドン!”と
重い衝撃でロッドが曲がった。 「・・・う!?、お?・・・来た~!」
急激に走りはしないが、トルクフルな引きの感じからすると大物の予感がする。
時々ドラグを出されながらも、徐々に寄せてくる。
何が掛かっているのかわからないが、周りからは「巨大エソ!」とか、「大物ふぐ」
とかいかにも有りそうでコワイ憶測が飛び交っている。
久しぶりの大物、逃したくないと緊張しているので、いつもは「うひゃひゃひゃ!」と、
喜ぶのだが、「バレるなよ、バレるなよ・・・」とただそれだけを願っていた。
やがて、今までにない引きを堪能して期待が膨らんだ頃、魚体が見えてきた。
「鯛や!・・・しかも、デカイ!」 その姿を見た途端にまた、全身に緊張が走る。
そして、キャプテンの持つランディングネットに無事収まった。
「よっしゃ~!人生初の大鯛!」 72cm、4キロ。

震える手で魚の血抜きをして、キャプテンに借りた神経締めワイヤーで、初めて
神経締めなるものに挑戦してみたがイマイチうまくいかなかった。
この辺りは、まだまだ経験不足やな・・・。
鯛をクーラーボックスにしっぽを曲げて押し込み、釣り再開。
しかし、その後は宮崎さんがマハタや、でかいウッカリカサゴを釣って面目躍如。
オレにはアタリも無く、12時30分・・・終了となった。
港に戻ると、Kさんが釣ったホウボウを持って帰る?と聞いてきた。
いつもなら有難くいただくのだが、今回はこの鯛を捌くのだけで精いっぱいなので、
丁重にお断りをした。 オレにも、こんな事があるんやね~。(笑)
次の日、予想通り、捌くのに一苦労した。 でもその甲斐あって、
刺身、カルパッチョ、鯛茶漬け、鯛めし、兜焼き・・・色々楽しむことができた。
それにしても、いきなり70upとは・・・、まだ50も60も釣っていないのに。
段階的にサイズアップして、徐々に喜びを噛みしめていきたかったな~。
・・・って、言うのは贅沢な悩みか?
このまま調子に乗れたらいいんやけどな~。(笑)
「 大鯛は 海神さまの 気まぐれか 」
END
2019年04月11日
岩魚の骨酒
4月6日
満開の桜を横目に見ながら、まだつぼみの桜が多い山間部に車を走らせた。
山梨北部の渓流は、相変わらず減水したままだった。

ただ、水温は7℃と徐々にだが上がってきている。
昼前に到着し、早速ルアーで釣り上がって行くが、イマイチ反応が悪い。
正午を過ぎた頃、浅い流れにいるイワナを発見。
ルアーを通してみたが、つれない態度。
「こりゃ、フライやな・・・。」と、車に戻りフライロッドを引っ張り出す。
で、そのポイントに戻ってみると・・・「しめしめ、まだいる。」
フライをヤツがいる流れに乗せていくと、ヤツはゆっくり・・・「食った!」
「うひゃ~!うれしい~!」 0番ロッドをグイグイ曲げて抵抗してくれる。

27cmの良型だ。
今日は、この調子でいけるか?と思ったが、そう甘くは無かった。
あとはチビッ子が突きに来るくらいなので、ルアーに持ち替えて再開。
すると、岩陰からイワナが飛び出してくる。
が、なかなか食わない・・・まだ完全に活性が上がっていないのだろう。
それでも何とか、イワナを4匹追加。

最後の2匹は持って帰って、1匹は塩焼きで頂き、もう1匹は骨酒にした。
イワナの香ばしい香りがして、「・・・う~ん、旨い!」
昨年末に”フグのひれ酒”を呑んで、美味かったので”イワナの骨酒”も
呑んでみたいと思っていたのだ。
作り方は、イワナをカリカリに焼いて、5分ほど熱燗に浸すだけ。
パック酒のような安い酒を使用し、イワナを焼くときは塩を付けないこと。
そんなに酒に強くないオレでも、熱燗にするとアルコールが
多少飛ぶので呑みやすくなる。

これから暑くなると、やっぱり冷たいビールが欲しくなるから、
冷凍しておいて冬に作って呑むってのもいいかな?
”鯛の骨酒”も旨いらしいので、次はそれやな・・・。
「 良い引きを 骨酒を呑みて 思い出す 」
END
満開の桜を横目に見ながら、まだつぼみの桜が多い山間部に車を走らせた。
山梨北部の渓流は、相変わらず減水したままだった。

ただ、水温は7℃と徐々にだが上がってきている。
昼前に到着し、早速ルアーで釣り上がって行くが、イマイチ反応が悪い。
正午を過ぎた頃、浅い流れにいるイワナを発見。
ルアーを通してみたが、つれない態度。
「こりゃ、フライやな・・・。」と、車に戻りフライロッドを引っ張り出す。
で、そのポイントに戻ってみると・・・「しめしめ、まだいる。」
フライをヤツがいる流れに乗せていくと、ヤツはゆっくり・・・「食った!」
「うひゃ~!うれしい~!」 0番ロッドをグイグイ曲げて抵抗してくれる。

27cmの良型だ。
今日は、この調子でいけるか?と思ったが、そう甘くは無かった。
あとはチビッ子が突きに来るくらいなので、ルアーに持ち替えて再開。
すると、岩陰からイワナが飛び出してくる。
が、なかなか食わない・・・まだ完全に活性が上がっていないのだろう。
それでも何とか、イワナを4匹追加。

最後の2匹は持って帰って、1匹は塩焼きで頂き、もう1匹は骨酒にした。
イワナの香ばしい香りがして、「・・・う~ん、旨い!」
昨年末に”フグのひれ酒”を呑んで、美味かったので”イワナの骨酒”も
呑んでみたいと思っていたのだ。
作り方は、イワナをカリカリに焼いて、5分ほど熱燗に浸すだけ。
パック酒のような安い酒を使用し、イワナを焼くときは塩を付けないこと。
そんなに酒に強くないオレでも、熱燗にするとアルコールが
多少飛ぶので呑みやすくなる。

これから暑くなると、やっぱり冷たいビールが欲しくなるから、
冷凍しておいて冬に作って呑むってのもいいかな?
”鯛の骨酒”も旨いらしいので、次はそれやな・・・。
「 良い引きを 骨酒を呑みて 思い出す 」
END