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Posted by naturum at

2023年10月24日

小さな獲物たち

ここのところ全くいい時が無い、オフショアジギング。
この日も朝5時に、4名を乗せた龍神丸で三保から出港した。 
 


まず、最近釣れているらしいタチウオを狙ってみると、早速みやざきさんが釣り上げた。
「おお、いるやんか!」と、気合が入る・・・と、ズーンとタチウオ特有の重いアタリ。

「おお~。来た来た! 久しぶりやな~」と、ニヤニヤする。
そしてさらに2連発。   しかし、細い。 F2ってところか。

底付近で掛かったタチウオは少しサイズアップし、F3くらいはあった。
これが2本で、合計5本。   最近の釣果にしてはまずまずってところか。



その後、タイラバでいいサイズの魚を掛けたのだけれど、バレてしまった。
「ああ、もったいない・・・。」

今日は全体的にはなんだかんだと魚からの反応は有ったのだが、イマイチ魚が小さい。
で、アジが釣れているポイントでジグサビキでシャクっているとゴゴッと来た。

「おお? 結構いい引きをする。」  で、上がって来たのは、尺越えのアジ!
「おお~!こりゃ、いいね~!」  「美味そう~!」と、またニヤニヤする。





そして、調子に乗ってもう一匹追加。 アタリは有ったのだが乗らないも数回あった。
後半はイマイチ食いがシブくなったので、帰り際にお土産用の豆アジを釣って帰る。



これはこれで面白い。   ほんの短時間で豆アジ10、カマス2。
タチウオは天ぷら、豆アジは唐揚げ、アジとカマスは干物で美味しくいただいた。


また台風が発生し、関東直撃か!?という予報が外れて温帯低気圧に変わり、
コースも東にそれた。   それでも各地で大雨が降ったのだが・・・。

そんな週末は久しぶりによねさんが山梨に釣りに来るというので、
北部の溪でご一緒させていただくことになった。



8月の雰囲気では上流部は魚も小さく数も少なく、中下流域の方がまだ魚はいた
という印象だったので、下流部をやってみたが小さなアマゴが時折顔を出すだけ。



夏休みに相当人が入ったようで、稚魚でさえ警戒心が強かった。
場所を変えてまずは腹ごしらえをしている所に、漁協のおっちゃんがやって来た。

「型が小さいと他の釣り人も言ってる」と、教えてくれた。
そして、「今日は無券の人が多い」と嘆いていた。



案の定、ここも小振りなイワナが数匹。   
気分を変えるために川を変えて望みを託してみたが、ここも同じような感じだった。



今年最後かもしれない渓流釣行は、消化不良で終わりそうだ。


翌日、暗い静岡の浜でイカ調査。   しかし、全く反応はなかった。
空が少し明るくなった頃、隣でやっていた山梨組のKさんがタチウオを釣った。

タナ、距離などを聞いてオレも続けと誘いをかける。
すると、アタる!けど乗らない!?  乗った!でもバレた!? と、なかなか難しい。

魚が小さいので、なかなか掛からない。  で、ようやく釣り上げたF2ほどのタチウオ。
明るくなるまでの短い時間だが何度もアタリバラシを繰り返し、結局3匹で終了。



明るくなってから底付近でいいサイズの魚を掛けたが波打ち際でバラしてしまった。
今日一の引きだっただけに、非常に悔やまれる一匹だった。

Kさんがサビキ仕掛けでスマを釣ったので、おれも急ごしらえでサビキを一本付けてみた。
期待を込めてキャストを繰り返すが、釣れない我慢の時間が続いた。



諦めかけた頃、ペンペンが回ってきた。   そしてゴゴッ!と待望のアタリ!
ヤツはジャンプを繰り返して楽しませてくれた。なんと、自家製サビキに掛かっていた。



サビキが無かったら掛かっていなかったかも?
今回は隣でやっていたKさんに助けられた感じの釣行だった。


ぼちぼちとアオリイカが釣れ始めた様なので、仕事終わりにイカ狙いで海まで走った。
約3時間、暗い浜でひとりシャクリを繰り返すが、・・・釣れない。

「この時期なら比較的簡単に釣れるのに、どないなっとんねん・・・」とボヤキが入る。
既に潮止まりの時間。   諦めかけた時、クイクイッとエギが引っ張られた。



すかさず合わせを入れる! 「よっしゃ、乗った!」 小さいが、今季初のアオリイカ。
そこから急にイカが釣れだした。    しかし、大きくても300gあるかないか。



4杯ほど釣ったあとしばらくアタリが無くなった。  時計を見れば3時を過ぎていた。
で、朝まずめに備えて、一旦車に戻って仕切り直し。

朝まずめは前回いい思いをしたので、タチウオ狙いに切り替える。
しかし、これまた釣れない。  一度、遠くでアタリがあっただけ。

周りでも全く釣れていない。 で、これはひょっとして・・・?とエギを投げてみた。
すると、2投目で乗った!   「・・・おお、やっぱりいた。」



そしてさらにもう一杯追加! 読みが当たり気分はいいのだが、魚は全然釣れなかった。
久しぶりに徹夜で釣りをしたので疲れた。     この夜は爆睡だった。




2日後、また雨上がりの暗い浜に立っていた。   この日もイカ狙い。
しばらくすると、ジンドウイカが釣れた。  しかも2連続。

そして3杯目・・・これは、小さいけどアオリイカ。
そこからまた夜明けまでしゃくり続け、4杯のアオリイカをゲット。



そしてまた、魚は釣れなかった。    この日は朝から風が無く蒸し暑かった。
2日前の徹夜の影響もあったのか、9時を過ぎるととなんとなく気分が悪くなって来た。



「こらあかん!」と慌てて撤収した。  熱中症の一歩手前まできていた感じだった。


翌日、体調も回復したので、山梨北部の渓流に行ってみた。
前回はイマイチだったので、そのリベンジで上流部に入った。



・・・が、結果は同じ。  小振りなイワナを3匹釣るのが精いっぱいだった。
昼食後、別の川に入った。   そこも魚の姿はなかなか見ることはできなかった。



しかし、ちょっとした深みの大石の前で出た!「あれ?これはちょっといいザイズや!」
久しぶりに#2ロッドを曲げてくれたのは、25cmのイワナだった。



その後一匹追加して、深追いせずに早上がりしたのだった。
そしてこれが、ホントの渓流最終釣行になった。


お彼岸に大阪へ墓参りに帰ったあと、滋賀県の大津市に立ち寄った。
嫁さんが色々買い物をしている間、久しぶりに琵琶湖でバス釣りをしてみた。



しかし、向かい風爆風で思うように釣りが出来そうもない。
湖岸沿いを車で流していると、以前来たことのある水路を発見。

丁度風裏にもなるのでちょっとやってみることにした。
しばらくペンシルベイトで探っていると、チュパッと水中に吸い込まれた。

「お、久しぶりの琵琶湖バスや!」  小さいけど、なんかウレシイ。
さらに水路を移動して、同じようなサイズを4匹追加する事が出来た。
  




20年振りに訪れた琵琶湖は、あまり以前と変わっていない様でなんだか少し安心した。


仕事終わりに海まで走ってアオリイカ狙い。
開始早々に立て続けに2杯ゲット。   その内1杯はちょっとマシなサイズ。



さあこれから!と思ったが、まったく反応が無く諦めかけた時にまた2連発。
・・・そしてまた沈黙。    今回も朝までやってみたが魚は釣れなかった。




この日はタチウオとアオリイカの二兎を追ってみた。
タチウオ狙いでジグをシャクっていると、キョーレツな中層根掛かり!

「おおっ!来た!」  と思ったら、そこから上がってこない。
そして強い力で下へ下へとぐいぐい引いていく。  「ヤバ!こりゃデカい!」

と思ったらバレた・・・。   思わず天を仰ぐ。   星が涙で滲んでいく。
気を取り直して再びしゃくり倒す。   すると、またアタッた!

今度の引きも強いが先ほどと違い走り回る。   「おお~!いいサイズのサバだ!」
久しぶりにサバを釣ったので、改めて引きの強さに驚いたのだった。



更に続けていると、また何かが食った。 がこれはカマス。 いるとは聞いてたけど。
久しぶりに魚が釣れたので、その後も粘ってみたけどイマイチだった。



で、改めてイカ狙いに変更。   小振りなアオリイカが2杯。
連日釣られているからだろうか、サイズが小さくなってちょっとシブくなって来たかな?




この日も暗くなってから浜IN。    今日はヒラスズキ狙い。
横からの爆風でとてもやり難い。「こりゃ、あかんかな?」と思いながら撃っていく。

すると、ルアーが着水して大きく出た糸ふけを取っているうちに食っていた。
ギャギャギャギャ~と、ドラグが出てバレた。 「ええ~!?」  また天を仰いだ。

「いや、魚はいる!」と、続投。   すると、ゴン!と今度は食った。
水面を割ってガバガバガバッとヘッドシェイク。    今季初ヒラフッコだ。



今日はアタる、バレるが多い。   大きい魚を2度もバラしてしまった。
2匹目のヒラフッコをキャッチできたのは、しばらく経ってから。

魚は小さい群れで回遊しているようだ。 同じタイミングで周りの人も釣れていた。
ちょっとスレて来たようなので、ルアーのサイズを落とすと3匹目が食った。



日が変わってからも少し粘ってみたが、もうアタリも出なくなったので撤収した。
バラシが多かったのが悔やまれるが、久しぶりに”祭り”に参加できて気分は悪くない。


「 デカいのを  バラしたあとに  天仰ぐ 」



END
  

2023年09月08日

やっと夏が来た

台風6号の影響で海は大荒れ。    また青物狙いは、お・あ・ず・け。
で、山梨北部の渓流に出撃。   久しぶりにちょっと上流部をやってみる。

しかし、相変わらず魚がいない。    平場を泳ぐ姿が見えない。
奥の奥で小さいイワナの反応はあるが、乗りが悪い。

川原にはまだ新しそうな足跡もたくさんある。「こりゃあかん!」と、場所を変える。
ここもイマイチな雰囲気だったが、期待しなかった緩い流れの大きな石の前で出た!



思わず、「出た!」って言ってしまったくらい驚いた。で、今回も7寸以上はお持ち帰り。
次回のキャンプで食べたいというリクエストがあったのでね。

しかし、イマイチサイズが伸びない。  釣れるのは、持ち帰りに悩むサイズが多い。
なんとか持ち帰りサイズを1匹追加して、また川を変える。



準備をしていると漁協のおっちゃんがやって来た。  今日は珍しく話しかけてきた。
最近はオレの姿を見ても素通りする事が多い。もうこのエリアでは「顔パス」なのだ。

朝一やってた川の下流部でいいのが釣れたらしいなんてことを教えてくれた。
それでも、全体的にはシブい状況らしい。   やっぱ、なかなか難しいね。

15時過ぎ、サイズこそ伸びないがイワナが連発。  竿抜けエリアだったのか?
1日うろうろして、とりあえずツ抜けできたのでひと安心というところかな・・・。





夏休みに突入し、二つの台風が過ぎた海もなんとか落ち着いたようなので、
久しぶりに青物狙いで海に出撃。   日曜日だが浜は空いていた。

「釣れてないのか?」不安を感じながらジグを投げ倒すが案の定、釣れない。
アタリは2回ほどあったが乗らず。    魚が小さいのか?警戒してるのか?

釣り開始の4時からすでに4時間が経過し、太陽はジリジリと皮膚を焼き始めていた。
すると、ポツリポツリと周りでマルソウダが釣れ始めた。



釣れてる人のジグ操作をまねてみる。しばらくすると、ゴゴッとジグがひったくられた。
「おお~! 来た来た!」  久しぶりに青物の引きを楽しむ。

今季から導入した新しいタックルの”筆おろし”・・・いや、”入魂”ができた。
今流行りのSLSロッドだから、このサイズの青物だとホント楽しい。



一匹釣ると気持ちに余裕が出てきた。 そして、このロッドの操作にも慣れてきた。
で、ここから連発。  魚は小さい群れで回ってきている。

移動速度は早くないので、隣の人の手前まで少しづつ移動しながら群れを狙っていく。
アタらなくなったら、水分補給を兼ねて休憩し、また再開するとアタる。



で、結局ソウダのツ抜け。  バラシも多かった。
炎天下の中、11時まで釣りしてたけど、やっと夏が来たって感じで楽しかったな~。



台風が過ぎたあとでも天気が不安定で、雨の日が続いた。
午前中はなんとか天気が持ちそうな日に、そそくさと山梨北部の渓流に行ってみた。



しかし、天気は不安定でも釣り人は多いみたいで、魚の警戒心も一段と強くなっていた。
いつもいる場所では魚は顔を出さず、思いがけない場所から遠慮がちに出てくるって感じ。



予報通り昼過ぎになると雨が降って来たので、遅い昼飯を食いながら雨が止むのを待つ。
しかし、なかなか止みそうにないのでムリせず帰宅。



夏休みも終盤。   やっと晴れたので、海に出撃。
平日なのに浜は満員御礼。  そうか、まだ夏休みって人が多いのか・・・。

まだ暗いうちからジグを投げていると、ラインがザックリと切られた。
「げ、タチウオか!?」 急いでジグを再投入したが、そのあとはサッパリ・・・。

辺りが明るくなって来ると、周りでポツリポツリと釣れ始めて来た。
オレはいまだにアタリもない。    あれこれやっていると、ゴン!と来た。

思いのほか、いい引きをすると思ったら・・・「おお!ショゴや!」
その後はまったりとした時間が過ぎていき、帰る人も多くなって来た。



しかし、オレは帰らない。  今は、遅い時間に魚が回って来る事を知っているから。
すると狙い通り、9時前にワカシが回ってきた。  「待った甲斐があった」



しかし、群れは小さく3連発で終了~。   次の回遊を期待して今回も11時頃まで
待っていたが、もう群れはやってこなかった。

帰宅途中に朝霧高原近辺で仮眠を取って、精進湖で久しぶりにバスを狙ってみる。
夕方の1時間半ほどの勝負だ。    で、2投目・・・トップに出た!

「うっそ! うひゃひゃひゃ!」 って、思わず笑みがこぼれる。
しかし、それ以降ギルが突きに来るだけ・・・。 「・・・そううまくはいかんか」



でも、一匹釣れて良かった。   久しぶりの精進湖バス。



あんまり釣れている情報は無いが、とりあえず竿を出したくてまた海へ出撃。
暗いうちからあれこれやってみたが、アタリもない。

陽が昇り始めた頃、ナブラが発生!  「おお、久しぶりのナブラや~!」
と、早速ナブラ撃ち。    水面直下でちょいちょいと誘うと、ゴゴッ!と乗った。

「うひゃ~!うれしい~!」SLSロッドをぐいぐい曲げて上がって来たのはマルソウダ。
ちょっと細身だがよく引いて楽しかった。



・・・が、それっきりまた死の海に戻ってしまった。
隣でやっていた山梨組のKさんはハタ坊を連発して、早めに撤収していった。

その後、暑さに耐えながら魚の回遊を待つ。
9時前、半分”あきらめ回収モード”で巻いていたらゴンと来た。  ワカシだ。



それからまたしばらく粘ってみたが、もう釣れる気はしなかった・・・。
しかし、今季はこの新規投入したSLSロッドが大活躍だ。 これでしか釣ってない。

いや、正確にいうと、もう一本の「NESSA」でも魚を掛けているのだがバラしてばかり。
いいサイズのシイラもソウダも、今日はペンペンも・・・ことごとくバレてしまう。

RANWAY SLSロッドは軽くて疲れないし、PE0.8を使ってるので小型ジグが良く飛ぶ。
今季の様なシブい時には、強い味方になる。  ただ、細いPEなので無理はできない。

あまりドラグを緩め過ぎて走らせると周りの人に迷惑をかけるので、その辺りはこれから
調整をしていかなければ・・・。 そのためにも、魚をたくさん釣りたいんやけどな~!



そして今回も夕方、精進湖でバスを狙ってみる。
が、今日は全く反応が無い。   ギルが突きに来るだけ。

18時・・・そろそろ帰宅時間なので、ペンシルベイトで”最後の一投”!
すると、「出た!」 いいサイズでいい引きをする。

足元まで寄せて来た所で、最後のジャンプに対応できずにバレてしまった。
30cmは超えていた。   ・・・ああ、もったいない。

シブい中でやっと出たのに、ヒジョ~に悔やまれる。



「 新兵器  シブい中でも  結果出す 」




END
  

2023年08月16日

ビッグマウスがいる野池

ここのところ週末は雨ばかり。やっと晴れた日曜日、家の用事を午前中に済ませてから
山梨北部の渓流に出撃。    相変わらず、濁りは無いが水量が多い。

めぼしい場所には既に釣り人がいて、なかなかいい場所には入れない。
なんとか人がいない区間を見つけて入渓。   今回もフライで釣り上がる。

しかし、反応が無い。    「ここは、朝の内にに攻められたな・・・。」
それでも、やりにくい奥の奥などを狙っていくと、やっぱりイワナが顔を出す。



そして、何度か場所を変えてイワナを追加する。



最後は、ここへ来た時にルアーマンが入っていた場所に行ってみた。 

そろそろ魚たちも奥から出てくる頃だろうと思った通り、アマゴがバシッ!と出た。



この後は陽の傾きに追われるように速いテンポで釣り上がり、数匹のイワナとアマゴを
追加して終了。      なんだかんだで、今回も余裕でツ抜けたな・・・。


7月中旬になって、ようやく週末と晴れた日と凪が重なったので、海へ出撃した。
毎年、この時期にはシイラだワカシだと騒いでいるが、今年はあまり回遊がない様だ。



それでも何かいるだろうと行ってみたが、噂は本当だった。  「やれやれ・・・」
それじゃあ、渓流で癒されようと行ってみたが、これまたシブい。



あれだけ釣れていた渓流が、いきなり釣れなくなった。 というより魚がいなくなった?
まあ、しばらく活性が高かったからポンポン釣れて、抜かれてしまったのだろうか。


岐阜の実家に帰省し、空いた時間にバス釣りを楽しむ。 これが最近の帰省スタイル。
1日目、まだまだ暑い15時頃から釣り開始。    まずはトップから攻めていく。

ペンシルベイトでチョンチョンと誘うと、出た!   が、バレた!?
そんなのが数回続く。   魚が小さいし、しっかり食っていない様だ。



それでも反応が有るからオモロイ。    で、数匹のちびバスをキャッチ。
田舎の晩飯時間は早いから、17時30分には切り上げて帰らなければならない。

あれこれやって楽しんでいると、遊び時間はあっという間に過ぎていく。
翌日も、同じ時間帯で釣りを楽しむ。  昨日とは場所を対岸に変えてやってみる。

既に釣り人が二人いた。 少し離れてやっていると、その内の一人がチビバスを釣った。
「こんなのばっかりだ~」と、つまらなそうなふりをしながら嬉しそうに話している。

「今日はダメな日だ。」「この間ははデカいのが釣れた。」など、自慢話をするのだが、
「それはオレに聞こえる様に言ってるの?」というくらい大きな声だ。

だけど知らん顔しながら、こちらはトップで立て続けに2匹キャッチ。



すると今度は「シャロークランクで釣れた~」と、また大声で手の内を明かしてくれる。

丁度、トップへの反応がシブくなって来たところだったので、早速ルアーを変える。
するとまた連発。   ホント釣れるね、シャロークランク。(笑)

その後も大きな声で彼らは個人情報を垂れ流す。 「社長とケンカしてクビになりそう」
「同僚が庇ってくれたけど・・・」「今までにも何回か同じ事があって数回転職・・・」

「・・・って、それ、自分が原因じゃないの?」 と、心の中でツッコミを入れる。
そんなこんなで、今日もまた時間切れでビッグマウスがいる野池を後にするのだった。



最終日は午前中の勝負。また少し違う場所でやってみるが、トップへの反応がイマイチ。
あれこれやってみるがスレている様子で、釣れるのだがなんとなく反応が今までと違う。  

そしてあと15分ほどでタイムリミットというところで、フッと閃いた。

そして実践してみると、これが大当たり。  小型ミノーの連続トゥイッチングだ。



激しく強くトゥイッチングするたびに、魚の活性が上がって行く感じ。
これで4連続ヒット。  気持ちが良いくらいに、ハマった。 

その後スレてしまったのか、このエリアで反応する魚がいなくなったので急いで撤収。
「う~ん、他のエリアでも試してみたかったなぁ・・・。」 時すでにお寿司、ってか。


「 制限が  ある時何故か  よく釣れる 」




END
  

2023年07月21日

6月の初物

台風の影響で各河川は増水と濁り、海も荒れていてどこへ行こうか迷う週末。
とりあえず、あまり荒れないし濁らない、山梨北部の渓流に行ってみた。



今回は家族の要望で、イワナを5~6匹持ち帰るつもりだ。来週のBBQで食べる予定。
天気は曇り。  川は多少増水しているが、濁りもなく十分やれる状態だ。

こんな時、以前なら間違いなくルアーで釣り上がって行くのだがフライで勝負する。
まずは、下流域から釣り上がって行く。   持ち帰りは、7寸以上と決めている。

しばらく釣り上がって行くと、出た!   確実に7寸以上ある”美味そう“なヤツや。
「よしよし・・・」と言いながら、その場でエラにナイフを入れて〆る。



ビニール袋に川原の草を川の水で濡らして入れて、そこに釣った魚を入れる。
それを腰にぶら下げて釣り再開。     するとまたすぐ出た!



これもお持ち帰りサイズ。   「いいぞいいぞ~!」
そこからしばらくビミョ~なサイズのイワナやちびっこアマゴが連発する。

そして昼前に3匹目のお持ち帰りサイズが釣れた。 これは8寸を超えていた。



昼飯後、場所を変えてやってみるとこれまたいいサイズのイワナが釣れた。
その後も8寸超えを含むお持ち帰りサイズが立て続けに2匹釣れて、リミットメイク完了。



持ち帰りはトータル6匹、クーラーボックスに保存してさらに上流部に移動。
その後、いつも通りのキャッチ&リリースに戻った途端、釣れる魚が小さくなった。

上流部に行くほど魚が少なく、サイズも小さくなったように感じた。
この辺りはかなり人が入っているのかもしれないな・・・。それでも今日もツ抜けた。

家に帰ると、「ほんとに釣って来たんだ・・・」と、嫁さんが言った。
普段、渓流魚は持ち帰らないからか、「いつもホントに釣れてるんだね」って。

「どゆこと?」  メチャクチャへたくそやと思ってたんか?まったく・・・。
息子は、「”幻の魚”と言われているのによく釣ったね~!」と驚いていた。

いつの時代の話しや?・・・キミ、昔読んだ「釣りキチ三平」の影響受けすぎ。
と、こんな感じで釣りに関して微妙にズレを感じる家族だが、食べるのは好きという。


海がようやく落ち着き始めたようなので、様子を見に行ってみた。
それでもまだ濁りが入りビミョ~な感じ。

辺りが明るくなってきた頃、底付近からの巻き始めで何かが食ってきた。
ドラグを出すほどの勢いで走り、時折首を振って抵抗する。「いいサイズのヒラメか?」

そんな期待をしながら慎重に波打ち際まで寄せてきたら  「・・・ん?形が違う?」
黒鯛かと思ったら、コショウダイ。   ・・・これは、初めて釣った。



50cmは無いが丸々と太っている。  とりあえず初物なので食ってみることにした。
ネットで調べると、美味いけど虫が多いらしい。  「ん~、ビミョ~。」

その後は音沙汰なしなので、とっとと山梨中央部の渓流に移動した。
何台か車が停まっていて、オレが着いたとたんに中から人が出てきて準備をし始めた。

「ああ、先行者がいたか・・・」と、なにげに川をのぞき込む。 川は少し増水気味。
すると、みるみるうちに川が茶色く濁り始めた。  「え?上流で工事?鉄砲水?」

それを見て釣りの準備をしていた人はそそくさと車で何処かへ行ってしまった。
そして、上流部から慌てて川を下って来たルアーマンも何処かへ行ってしまった。

オレは一時的な濁りならすぐに戻るだろうと思い、その場で海釣用の道具を片づけ始めた。
すると、片付けが終わる頃には濁りは取れて元の川に戻りつつあった。

「しめしめ、思惑通りになったぞ・・・」とニヤリ。 とはいえ、注意は必要なのだが。
ルアーマンが川を下ってきた時間からして、そんなに上流に入っていないはず。

そして、多分、魚は人への警戒と急な濁りで、淵の奥深くに入ってしまっているはず。
なので、石に挟まれた狭い場所など、ルアーでは攻めきれない所にフライを落としていく。



すると思った通り、アマゴやイワナが水面を割る。  「うれしいね~!」
とは言うものの、この川は連日の様に攻め立てられているので、なかなかシブい。



水面下でギラリと反転したり、水面に出ても食ってないってことは何回かあった。
でも、そんなに大きくはないが、なんとかアマゴイワナ合わせてツ抜ける事が出来た。
     


翌日は家族5人でBBQ。  とは言っても、先週釣ったイワナと貰い物のアユがメイン。
アユも美味いが、やっぱりイワナは美味いな~。 皆喜んでくれて、良かった良かった。



二日後、冷蔵庫で寝かせていたコショウダイを捌いたら、やっぱり虫がいた。
でも、思ったほどではなかったので美味しくいただいた。 家族には虫がいたのは内緒。


また雨が降って各河川は増水傾向だが、山梨北部の渓流に行ってみた。
増水はしているが濁りは無いので、ドライフライで釣り上がって行く。



増水のため各ポイントは白泡で覆われていて、ドライフライを落とす場所が限られる。
「絶対、ルアーの方が良いよな~」という状況だが、今はドライの釣りが面白い。

それでも、ここはいるでしょというところで、早速いいカンジでイワナが水面を割る。
イワナはちょっと良い型が続けて出た。    アマゴはちびっ子が多い。



それにしてもかなり警戒している。  水中で反転、出るけど乗らないは何度あったか。
「う~ん、ニンフに替えて水中戦に持ち込もうか?」などと迷いながらドライで押し通す。





なんとかマシなサイズのアマゴが釣れたので、昼飯のために川上がり。
場所を変えてやってみるが、やはりかなり警戒している様子。



増水しても人的圧力はなかなか消えないものだ。
今回はあまり深追いせずに、最後に8寸越えのイワナを釣ってツ抜けたので撤収した。

おまけ・・・
翌日はオフショアジギングに久しぶりに参戦したが、ホゲ散らかして帰って来た。(泣)




「 増水の  川の魚で  BBQ 」




END
  

2023年06月11日

五月雨海岸

GW中盤、前日の雨でキツイ濁りが入った海でホゲった帰りに、
山梨中央部の渓流に行ってみた。     ここは意外に水量が少ない。

フライで釣り上がって行くと、しばらくしてイワナが釣れた。
今日の釣り人は少ないけど、連日叩かれているのだろうかなかなか手強い。



流れの中から大きくは無いけど体高のあるカッコいいアマゴが釣れた。



なんとかキビシイ場所を攻めてアマゴ・イワナを合わせてツ抜け達成。


毎年恒例、田植えの手伝いで岐阜県に3日間帰省した。
空いた時間に近くの野池にバスを釣に行く。  これが結構楽しみなのだ。

池を覗き込めば小さいバス・ギルが泳いでいる。  「しめしめ、いただきや!」
そう、大きいのはオレのウデでは釣れないので、ちびっこと遊ぶのだ。

まずは、ちっこいペンシルベイト。   すると、いきなり出た!
って、ギルだけどね。   でも、これがおもしろい。



ギルを数匹って、バスはトップに反応しないようなのでワームに変えてみる。
すると、やっぱり食ってきた。   バスは少し沈めた方が反応がいい。



そして、日が傾きだすとトップでバス・ギルの反応が良くなってきた。
ニヤニヤしながら楽しんでいると、妻からLINEが来た。

「晩御飯、先に食べてるよ」  しまった!田舎の晩飯の時間は早いのだった。
18時。 慌てて帰路についた。   釣果はかるくWツ抜け。

で、2日目も3日目も2時間ずつくらいだけれど同じ場所に釣りに行って、
同じ様に楽しい時間を過ごしたのだ。   

トップで反応のいい誘い方を見つけたり、朝は夕方よりタナが深いとか発見があり
いろいろ楽しめた。 でも、デカいのもうろうろしていたけれどそれは釣れなかった。

3日間で50匹くらいは釣ったかな。・・・全部ちびっ子だけれどね。


GW終盤、朝飯を家で食べてゆっくり家を出て散々叩かれてめっちゃシブいだろうけど、
とりあえず山梨北部の渓流に行ってみた。     釣り人は少ない様だった。 
   


やってみたかった上流部が空いていたので入渓。  不意に川に近づくと魚影が走った。
「ん?魚がいる?」  警戒して岩陰に隠れて出てこないと思っていたのに、意外。

そして、ここって場所でイワナが水面を割る。     「・・・あれ?」
釣れる魚ははとんどが7寸~8寸。    そして、連発する事も。



ひょっとして、GWは釣り人が少なかった?
例年なら無邪気なちびっこかスレっからしの中型が、ポツリポツリと釣れるくらいなのに。



ここ2年はどはコロナで単独行動が許されたけれど、久しぶりに行動制限なしのGW
だったので世のお父さんたちは家族サービスを余儀なくされていた・・・とか?

そのため渓流には人が来ず、魚が残っているのかも。
とは言うものの、多少の警戒心は残っているのでそれなりのアプローチは必要だ。

で、途中川原で昼飯を食ってさらに釣り上がり、久しぶりに渓流釣りを堪能した。
まだ時間はあったので、ちょっと場所を変えてやってみたがここも魚の反応は良かった。



やっぱり、今年のGWは釣り人が少なかったのかもね。
だって、GW終盤で30匹以上も釣れるなんてこと最近じゃなかったことだから・・・。




天気予報が当日になって大きく変わり、久しぶりに雨が降る浜に立った。
周りで小さい型ながらもポツリポツリと釣れている。

オレはアタリすらない。    ・・・ただでさえ雨でメゲそうなのに。
雨は一向に止む気配はなく、7時を過ぎると皆見切りをつけて帰って行った。

「濡れたついでだ」と、しばらく居残り。   うろうろしていると、ライズ発見。
何度かその辺りを探っていると、突然食ってきた!   反転した時に姿が見えた。

「ヒラメや!おおお~!デカいぞ!」と喜んだのもつかの間、バレちゃった。
「あああ~!」思わず天を仰ぐ。    雨か涙かわからないものが頬を伝う。

「だああ~!畜生!  あああ~!畜生!」と、誰もいない浜でひとり大声で叫ぶ。
すると、今度は遠い所でライズ発生。  ひとりで吠えている場合ではないと、続投。

すると、また食った!  今度はエラ洗い。   「スズキだ!」
さっきのヒラメではないので、なんとも言えない気持ちにはなったが、それはそれ。



今度はバレないように祈りながら浜にズリ上げた。   78cmのマルスズキ。
しかし、尾びれの下側が何かに食われて欠けていた。

まだ傷は新しかったので、これを食う魚って・・・サメ?
まあとりあえず、雨に濡れても粘った甲斐があった。   「・・・やれやれ。」


海でホゲったあと、久しぶりに山梨中央部の渓流に行ってみた。約3週間ぶりの渓は、
青々とした木々が覆いかぶさり、もうすっかり初夏のそれになっていた。



昼飯を食ってからショートロッドで釣り上がって行く。   
前日の雨で川は少々増水気味。  魚は警戒心が強くなかなか口を使おうとしない。

水面に出ても食っていないってことが頻繁に発生する。
フライを#18にサイズダウンし、やっと食わせたアマゴ。



素早い動作で岩陰から飛び出してきたイワナ。



などなど、シブいけれども丁寧にアプローチすれば魚は何らかの反応はしてくれる。
GWが終わって家族から解放されたお父さんたちが、平日にドッと押し寄せたかな?

3時間ほどでアマゴ3、イワナ4と、オレ的にはこの状況ではよく釣れた方だと思う。


翌週末も海の帰りに山梨中央部の渓流に立ち寄ってみた。
前回とは違う場所をフライで釣り上がって行く。   ・・・予想通り、シブい。

元気なのはちびっこアマゴだけで、チュパチュパフライを食って来る。
6匹目でようやく写真を撮ろうかと思えるサイズが釣れた。



その上流部はイワナの生息域だが、警戒して奥の奥で息をひそめているようだ。
何度も撃ち直して、フライがようやく奥の奥に入るとやっと出る。



なかなか手強い。   相当叩かれている印象だった。
数的にはアマゴイワナ合わせるとツ抜けたが、小さい魚が多かったな~。


「雨の浜  ヒラメ逃して  欠けスズキ 」



END
  

2023年05月14日

いっぱい釣れた春

4月上旬、まとまった雨が降って海が荒れたけど、波が収まる予報だったので海に出撃。
シーバス狙いでシャローミノーを撃っていく。

少しづつ場所を変えながら様子を見る。    すると、明るくなって来た辺りから
水面が騒がしくなってきた。    ・・・が、ルアーには全く反応しない。



捕食しているベイトがこれまた小さい。  極小稚アユパターン?
ならばと小さいルアーに変えてみるが、アタリがあっただけ。

そんなこんなで悪戦苦闘していると、Nさんがやってきて「いっぱい釣れた」なんて
言うものだから、軽いめまいを起こしながらキャストを繰り返すのだった。

しかし、まったく食ってこないのでNさんが釣った場所に行ってみた。
「先帰るから頑張ってね。」と、Nさん。   その背中を見ながらの一投目。

岸際でボイル!?息を飲んで岸際までルアーを引いてくると、突然ガツンと来た!
「おおおお~!マジか?いきなり?!」   「来たよ~!」とNさんに声をかける。

しかし、喜びの声は届かず、Nさんは振り返りもせずにゆっくりと岸際を歩いて行く。
こっちはなんとか岸際の攻防を制し、寄せ波に乗せて岸へズリ上げる事が出来た。



タナボタ感が否めないが、久しぶりのランカーシーバス。    81cm。     
嬉しいのだけれど、嬉しいのだけれど・・・なんかビミョ~な感じ。

そのあとも粘ってみたけどアタリがあっただけ・・・で、山梨中央部の渓流に移動。
さすが日曜日、人が多い。前後を釣り人に挟まれる様に釣り上がって行く場所もあった。    

それでも26cmのイワナを筆頭に5匹。 岩陰から勢いよく食ってきた。





アマゴはちびっ子が多かったけど、なんとか4匹。  流れの中から飛び出して来た。 



今回はシーバスが釣れてアドレナリンが出たからなのか、キツイ睡魔は襲ってこなかった。


4月中旬なのに、ここのところ夏を思わせるくらいの陽気で、暑い日が続いていた。
なので、久しぶりに山梨北部の渓流に行ってみたが、気温は・・・7℃。



今日から急に気温が下がり、まるで4月の様な・・・って、あれ?いま何月?
なんて、最近は季節感が狂ってしまう様な気候になっている。

急に寒くなって虫も飛んでない。  それでも、昨日までは虫が飛んでたはず。
「なら、魚たちにはその記憶が残っているはずだ!」と、都合のいい事を考えてフライ。

あまり人が入ってなさそうな場所を選んで釣り上がって行く。
すると、やっぱり出た!    「うひひひ、うれしいね~!」



その後数匹を追加して移動。    ここは短い区間で勝負。
で、ここでもやっぱり魚は元気に水面を割ってくれた。  この時すでにツ抜け達成。



上流部に釣り人の姿が見えたので、ここも数匹釣って深追いせずに移動。
ここはアマゴとイワナが混生する領域。



昼からは気温も上がり、魚たちも元気に水面を割ってくれる。
スレ気味ではあるけれどフライへの反応はいい。 ここでもツ抜け達成。



少し肌寒かったけど、天気も良くて気持ちのいい一日だった。


今日からGW。     近年、コロナ禍になってから釣り人が増えた。
多分今年も人がどっと押し寄せるだろうから早めに釣っておく。

予想通り、めぼしい場所には既に車が停まっている。
なんとかお気に入りの場所が空いていたので入渓。



すると、思っていた場所でイキナリ出た!
「よ~し、よ~し、いいよいいよ~!」などと言いながら釣り上がって行く。



人が入っていないわけでもないので、警戒心より食欲が勝っているって感じかな。
でも、流れの中に魚はいず、反転流や石の下にいてちょっとビビりながら出てくる。


それと、この春からまた以前使用していたランディングネットが復活した。
2年ほど前、背中からコケた時に折れてしまったので、代わりのものを使用していた。

しかし、使い勝手がいいので何とか修理したくて、色々考えた末の”金継ぎ”。
っていうか、真鍮の板を巻いてビス止めをして補強しただけだけれどなんか気に入ってる。



ここにネームでも入れればカッコいいのだけれど、そんな技術はオレにはない。
近くで見ればペンチで曲げたのでボコボコになっているし・・・。
でもまあ、これはこれでいいかな、と。

結局、三河川をハシゴしたが、何処も活性が高く今回もラクにWツ抜け。
とりあえず、好スタートが切れた今年のGWであった。


「 金継ぎの  ネットで掬う  渓流魚 」




END
  

2023年04月08日

早春の釣り

渓流解禁後の初めての土曜日。午前中の用事を済ませて山梨中央部の渓流へ行ってみた。
水量が少なく、解禁当日に放流された魚の姿もあまり見えない。



流れに出ていないとなれば、岩陰の奥かとほぼ穴釣り状態で探って行く。
約2時間で3匹。   「う~ん、予想通りシブいね~。」



渓流は様子見で、早々に引き上げて海まで走り夕まずめをやってみた。
しかし、アタリもなくガックリ肩を落として車中泊。

翌朝、暗いうちから浜へ出撃。
辺りがうっすら明るくなりだした頃、波打ち際で何かが食ってきた!

「おおお~! こんな場所で食うのはヒラメか?」と思ったがガバガバッとエラ洗い。
「あ、シーバスや!   ちょっといいサイズやんか!」  

波打ち際で食ってきたので、引き並みに耐えながらいなして短時間でやっつけた。
陸に上げてもまだ体力が残っていたので、よく暴れた75cmのマルスズキ。



海もちょっと春っぽくなって来たかな?


まだ3月の初旬なのに4月後半の気温が続いたので、山梨北部の渓流に出撃。
午前中、魚の様子を見るためにルアーで釣り上がって行く。



小振りなアマゴがルアーを追って来る。  毎年この時期は魚の追いが短くなかなか
口を使わないのだが、やはり異常ともいえる陽気で水温が上がったのか割りと元気。



上流部に移動してイワナを狙ってみる。  やはりイワナもやる気が出て来たらしい。
午前中の3時間で、アマゴ・イワナ合わせてツ抜け。 でも、最大でイワナ24cm。



こうなると他の事も試したくなってくる。  WBCの大谷選手に負けない様こちらも
ルアーとフライの二刀流だ。   で、よねさんに刺激されてBHニンフを試してみる。

川底を転がすような感じで流す・・・なかなか難しい。
アタリはあるし食っているのだが、すぐに合わせられなくて結局掛けられない。



何度かすっぽ抜けをした後、やっと小振りなイワナをキャッチできた。
その後何匹か釣ったら魚が上ずってきているのに気が付いた。 虫も飛んでる。

「あ、こりゃドライやな。」って、この時期にドライフライをした事が無いんですけど?
すると、緩い流れの中で出た!   「マジか!釣れるやん!」



上流部のイワナも、下流部のアマゴも、まだ盛期の様にはいかないが、
しっかりとフライを咥えてくれる。    気が付けばフライでもツ抜け達成。



こんなに釣れると、すぐに抜かれてしまうんじゃないかと心配になる。


WBC準決勝で感動した後、山梨北部の渓流に出撃した。
祝日なのに釣り人が少ない。  みんなWBCを観ていたのかな?



初めはルアーで釣り上がって行く。   意外と魚影が濃い。
早速、胸ビレが欠けたイワナが釣れた。  「ん?これは、ひょっとして?」

魚が水面を意識しているようなので、フライに交換したらすぐドライで出た。
今度はエラが短いイワナだった。 「ああ、この辺りは成魚放流した場所か・・・。」

この辺りは今まで稚魚放流しかしなかったのに、今年は成魚放流もするようになった。
まあ、魚影が濃いってことはいい事やけど・・・、いい事なんやけど・・・。

複雑な心境のまま釣り上がり、時々稚魚放流モノも混じって今回もツ抜け。



雨が降ったので山梨北部の渓流に様子見に行ってきた。
少々増水気味なので、こんな時はルアーがいいなと思いながら、フライで釣り上がる。

予想通り水底にへばり付いて水面まで上がってこないヤツが多い。
それでも、反転流や流れの緩い所で水面を割る。
  


釣り上がっていると時々魚が溜まっているところがある。   放流場所かな?
魚影が濃い淵で、ルアーに変えてみると連発。  このひとつの淵だけでツ抜けた。





BHニンフでも釣れて面白かったけど、やっぱフライはドライで釣りたいかな。
水面に出るあのドキドキが好きだからね・・・。


海でホゲったあと、山梨中央の渓流に立ち寄った。 雨の後なので少し増水している。
ちょっと疲れたので、仮眠して昼飯食った後出撃。  そして、最初の淵。

ドライフライを流すと、水面から飛び出るようにしてフライに襲い掛かって来る。
でも、食っていない。  何度もそれを繰り返すアマゴたち・・・。

「・・・どういうこと?」   ちょっと流し方を変えるとやっと乗った。
「やれやれ、やればできるやん・・・。」  このサイズのアマゴが他にもいた。



ルアーだったらもっと簡単に釣れたかも?と、思いながら川を釣り上がって行く。
その後はちびっ子アマゴばかりが飛びついてきたが、思いがけずいいイワナも釣れた。



その後もポツリポツリと釣れて、ここでもツ抜け達成。
こんなに反応が良くいいカンジで釣れる3月は、ここ最近では珍しいかも。


「 侍に  負けじと我も  二刀流 」




END
  

Posted by オッチャンAngler at 16:08Comments(2)渓流フライフィッシングシーバスヒラメ

2022年10月03日

渓流〆は尺イワナ

9月16日

そろそろ秋イカが釣れ始める季節なので、まだ暗いうちからエギを投げ始めた。
しばらくして、「乗った!」が、ゲソだけカンナに付いてきた。

ドラグを緩くしていたのに合わせ切れするなんて、よっぽど小さかったんやな。
その後は全くアタリもない。  そうこうしてるうちに、釣り人が次々にやって来た。

すると、隣に入った人のキャスティングフォームのシルエットが見たことあるような?
で、クーラーBOXを見て分かった・・・ニッチさん!    これまた偶然の再会。

今はベイトが小さく、なかなかジグでは食わないことが多いので彼は久しぶりに
弓角を投げていた。 で、明るくなってやはり弓角強し。ポツリポツリと釣れ始めた。

ジグ連中はほぼ釣れていないのに・・・。   そんな中、やっとオレにも来た。
ペンペンだ!・・・が、バレた。     「く~、貴重な一匹が・・」

その後はまた釣れなくなったので、試しにジグの前にサビキを一本付けてみた。
すると、掛かった!今度も、ぺんぺんだ。   狙い通り、サビキに掛かっていた。



その後は全くいい所なく、昼頃までニッチさんとうだうだ話していたのだった・・・。


9月17日

渓流は、あと数週間で禁漁になる。   なので山梨北部の渓流に出撃。
・・・と、思っていたら、よねさんとKEN2さんが来られるというので合流することに。



相変わらず川はシブい状態が続いていた。   魚はいてもなかなか水面を割らない。
思った以上に苦戦する。    倒木の下の、流れが速い瀬の中でようやく出た。



「やっとかよ~。」と、ひと安心。 夕方に用事があるので、昼食後少しやってから
オレだけ戦線を離脱した。 よねさんが、ふたりのエサ師が下りてきたと言っていた。  

どうやら後追いだったようだ。    「そりゃ、シブいはずやな。」
結局、昼前のイワナ一匹のみ。    どうにもこうにも、不完全燃焼やな~。


9月24日
前日に台風15号が日本にやってきて、お隣の静岡県に甚大な被害をもたらした。
しかし、山梨は大雨は降ったもののさほど影響もなく、この日は朝から薄曇り。

朝飯を食って家を出るころには、青空も見えていた。
しかし、山梨北部は雨が酷かったようで、目的の川はかなり増水し濁りも出ていた。



お気に入りの川を見て回り、濁りが少ない川を見つけてようやく入渓。
水量が多くどんな状況かわからないので、ルアーで様子を見ることにした。

すると、小振りなイワナが食ってきた。   「おお~、釣れるやん!」
しかし、写真を撮る時に逃がしてしまった。  「次がある!」と、続行。

またしばらくして掛かったが、抜き上げ時にポロリ。   そしてまた・・・。
食いが浅いし小さいのでしっかりと針に掛からないのか?

そしてまた、イワナが釣れた時もルアーの針を外したりしてたら逃げられた。
「だああ~!何やってるんや?オレ!」      なんだか笑えてきた。

最近はフライばっかりやっていたから針を外さずに写真を撮っていたので、
魚が逃げてもまだフライは付いているので、魚が暴れても安心だった。

ルアーの場合は外して写真を撮るので、うっかりすると逃げられてしまうのだ。
「う~ん、なんか逆に新鮮・・・。」   たまにはルアーもやらなあかんな~。



それでも、ポツリポツリと釣れるので、なんとか5匹目でようやく写真が撮れた。
水量が多いので川伝いに移動できない。  ちょっと撃っては上がりを繰り返す。

で、いいサイズの魚が掛かった!と思ったらニジマス。
「う~ん、ビミョ~。」 いや、悪くは無いんだけど、なにもここで釣れなくても。



昼飯を食ってから川を変えてみる。   ここも濁りは無いが増水している。
ここはイマイチ反応が無い。    台風明けなのに釣り人が多いので後追いか?



それからちょっと移動して、「ここで最後」と堰堤下から短い距離を釣り上がる。
堰堤までは魚の姿が見えなかったので、「あかんか・・・」と、あきらめムード。

最後の堰堤の落ち込みにルアーをぶち込み誘ってみるが、反応は無い。
何度かやって諦めかけた時、足元の流れ出しで黒い影が動いた瞬間水飛沫が上がった。

「ええ~、ここ~?」  ・・・と、驚いてる暇はない。  意外とデカい!
おまけに急な走りでラインが足元の枝に引っかかって、リールが巻けない!

膝のあたりまで水に浸かってこちらから迎えに行き、ネットイン。
「ふ~、やれやれ・・・。」      計ってみたら、まさかの30cm。



「マジか、今季最後の最後に出ちゃったよ・・・。」と、綺麗な魚体をしばし眺める。
そして、絶対逃げられないようにと、気を遣いながら写真を撮るのであった。


「 台風が  過ぎたあとには  尺イワナ 」




END
  

Posted by オッチャンAngler at 21:37Comments(2)渓流フライフィッシングショアジギング

2022年09月18日

サメガイド

8月20日

暗いうちから浜に出撃するが、まずめ時に釣れたのはハタ坊のみ。
少し明るくなった頃、チラッとペンペンが回ってきた。



何度かのアタリの後、やっとの思いで掛けたがすぐにジャンプ一発でバレてしまった。
小さかったので、うまく針に掛からなかったのか?

その後も粘ってみると、今度はガツンといいアタリ!
手元に伝わるバイブレーション。   これは・・・そう、ソウダガツオ。



しかし、これも単発。    結局、今回もイマイチの海を満喫しただけだった。


8月23日

平日なのに浜は釣り人が多い。   子供連れもたくさんいる。
「そうか、まだ子供は夏休みか・・・」そんなことを考えながら凪の海に撃っていく。

すると、ジグを岸際まで回収スピードで巻いていると、ガツンと食ってきた!
「おおっ?!びっくりした~!」と、目が覚めた。    目覚ましワカシだ。



「今日のパターンはこれか?」と、何度か試してみたが、その後は音沙汰なし。
いつものシャクリでの誘いに変えてみると、ペンペンがヒット。

「やっぱ、これか~!」となる。  そこからポツリポツリとペンペンが釣れだす。
連発でもなく、爆釣でもない。  ほんと、30分に1回回遊があり、その都度掛かる。



ただ、その回遊が岸近くだったり遠かったりとバラバラ。
こんな時、朝からうろうろしているサメがガイド役になる。

どうやらサメはペンペンを捕食しているようなので、サメが岸近くに現れたら手前を、
遠くにいたら遠くを狙う。   すると、いい確率でペンペンがヒットするのだ。



ただし、ヒットしたら早く寄せてこないと、サメが追いかけてくる。
違う意味で”ちむどんどん”するのだ。

一匹釣れたらしばらくは音沙汰なし。   小さい群れでウロウロしているようだった。
ペンペンは遅い時間まで回遊していたので、8匹ほど釣れたかな。  バラシは2回ほど。

さて、そこで問題です。
オッチャンは5時頃から、30分に一回やって来るペンペンを8匹釣りました。  
さて、何時まで釣りをしていたでしょう?


8月27日大潮

土曜日ともなると浜は満員御礼。 朝3時に浜INして、ギリギリ場所を取れたって感じ。
最近はあんまりいい話は聞かないのにね~。   やっぱ夏休みだからかな。

案の定、暗いうちはなんの音沙汰もない。   辺りが明るくなってきた頃、ハタ坊。
しばらくしてペンペンがチラッと回遊してきた。



もっとほかの青物を釣りたいのだけれど、ペンペンが回ってきたら、ついついそっちを
狙ってしまう。    そしていつの間にかペンペンありきの誘いになっている。

とは言ってもイマイチ・・・連発は無い。       
今日はガイド役のサメがいないので、ペンペンもいないという事なのだろうか。 
      


それならばと、気分転換に場所を変えてみる。
スノケンさんとY先輩がいた。     話を聞くとこちらも同じ様な状況らしい。

スノケンさんが腹の調子が悪いと言って、入れ替わりに二人とも帰って行った。
そして、ここでもやっぱりペンペンがうろうろしていて、3匹ほど釣れた。

う~ん、そろそろちょっといい魚を釣りたいな~。


「 ペンペンが  どこにいるのか  サメに聞く 」




END
  

2022年09月01日

天候不順な夏休み

8月6日

夏休み最初の釣りは、帰省先の野池で午後からバス釣り。
ちびっこバスが、たくさんウロウロしている。 中にはいいサイズも混じってる。

「それじゃあ、TOPでしょ。」と、小さめのペンシルベイトを撃っていく。
岸際にルアーを落とし、ちょいちょいと誘うと、出た!



いいカンジでロッドが曲がる。    35cm程のバスだ。
「いいぞいいぞ~。」と、喜んだが、そのあとはサッパリ・・・。

場所を変えて湖面に覆いかぶさる木の下を狙うと、また出た!
今度は25cm程だったが、サイズじゃないのよこの釣りは。



いいカンジでTOPで釣れたので、帰宅30分前からちびバス狙いでワームに替える。
すると、入れ食い状態。   「あかん、あかん、これじゃあ、幼魚虐待や・・・。」


8月7日

また前日同様の池へ午前中限定で出撃。   そしてまたTOPでバスを狙う。
今日は堰堤沿いで待ち伏せしているヤツを仕留めた。   これは20cmほど。



日曜日とあって人が多く、イマイチ反応が悪い。
ワームでちびバスを釣って遊んでいたら、雲行きが怪しくなってきた。

早々に撤収。   帰る頃には土砂降りになっていた。


8月9日

前日夜に帰宅し、今日は朝から浜に出撃。    しかし、正面からの爆風。
分かってはいたけど、まさかこれほどとは・・・。

ここまで来たのだからと浜に降りていくが、帰れと言わんばかりに押し返される。
そうこうしているうちに辺りは明るくなってきた。

こんな日でも人は多い。    ウマシカはオレだけではなかったか・・・。
向かい風でジグが飛ばない。   魚もイマイチ回ってこない。



ウサギが飛ぶ波間にペンペンが飛んだのが見えた。   直ぐにキャスト!
ちょいちょいと誘いながらジグを引いてくると、グン!と来た!

「おお~、こんな日でもいるやんか~!」と、うれしくなる。
それから小さなペンペンの小さな群れが時々回遊してきて、竿を曲げてくれた。



が、それもほんのひと時の話し。   「・・・もうおわり?」と、がっかりした時
いいアタリが来た! これは今までよりデカい! ジャンプしないのでシイラじゃない。

しかし、波打ち際でバレた・・・。   姿見ず。   ・・・思わず天を仰ぐ。
その後はアタリもなく、ちらほら帰る人も出だした。

オレもそろそろ帰ろうかと思った頃、少し離れた場所に鳥が集まってきた。
そしてあっという間に鳥山が立った。     海面でナブラが立つ。

近くまで行ってジグを投げ倒すが、鳥山は沖へ移動していく。
周りでうろうろしてるやつはいないかと探っていると、ゴン!と来た。



いい引きで楽しませてくれたのはソウダタツオ。
でも、これ一匹で終了。   ナブラの主はもっとデカかったんやけどな~。


8月10日

家で朝食を食ってから、ゆるゆると山梨北部の渓流に行ってみた。
既に人が多くいい場所がないので、久しぶりにアマゴとイワナの混棲区間に入る。

魚影は濃いが、反応は薄い。  特にいいサイズの魚は、人影を見ると逃げてしまう。
なので、小振りなアマゴが時折水面を割る程度。  しかし、乗らない。

「なにが気に入らんのや?!」と言いながら釣り上がって行く。
流れの中にいるヤツは、オレには難しすぎるので、岩陰などに隠れているヤツを狙う。



お昼を挟んで4時間ほど、ポツリポツリと小振りなアマゴを6~7匹ほど釣って修了。




8月11日

山梨のK氏が待つ浜に、出撃。  彼は前日の夕方にも浜INしていたのだ。
暗いうちからサバやタチウオがいないかと探りを入れるが、イマイチ反応が無い。

それでもそろそろ空が明るくなってくるかなって時間で・・・根掛かり。
「・・・いや、違う!魚や!」    この感じは・・・タチウオ!



F3程だったがうれしい一匹。   しかし、後が続かず夜明けを迎える。
イマイチ、パッとしない海。    今日もまた、ハズレの日か?

そうこうしていると、ペンペンが回ってきた。   ジグを遠投してちょいちょいと
誘うとゴン!とくる。    が、魚が小さいのでなかなか乗らない。



そんなコノヤロ的なペンペン相手に一喜一憂しながら数匹ゲット。



ペンペンの群れが過ぎると、またハズレの海に戻ってしまった。

一度戻って買い物や昼飯、仮眠を取って夕方やろうと思ったのに、窓から吹き込む雨で
目が覚めた。   本州に向かってきている台風の影響だろう。  雷も鳴り出した。  

こりゃあかんと、そのまま帰ることにした。   しかし、これから浜に行こうと
する人も数人いた。  「命がけで釣りをする度胸はないな~」と車を走らせた。


8月15日

台風が通過した後を狙って山梨北部の渓流に出撃した。
が、期待した増水は無かった。    そして、相変わらず魚の反応はシブい。



大きい魚の姿も見えたのだが、ちょっとでも人影が見えたらすぐに逃げてしまう。
なので、姿勢を低くして移動するのだが、これが疲れる。    

そして、何度かフライを通して魚がいないと判断して立ち上がると、魚が走る。
「なんや、おるやんか・・・」と、いう事が何度もあった。   「スレてるね~」



それでも昼飯前に、なんとかイワナを5匹ほど。
午後は川を変えてやってみるが、ここもやはりシブい。    

四苦八苦しながらなんとか3匹ほど釣ったところで、上流からルアーマンが下ってきた。
「ああ、なるほどね~、どおりでシブいわけや・・・。」



なんとなくやる気がなくなったので、退渓。
こうして天候が不順で、思うように釣りが出来なかった夏休みは終わったのだった。   


「 水面で  釣れる魚は  型問わず 」 」




END
  

2022年08月05日

戻り梅雨

7月8日長潮

台風が通過して数日たったこの日、天気はイマイチだが海も落ち着いてきたようなので
出撃してみることにした。 曇り空で明るくなるのは遅いと思い、朝まずめに現地着。

が、結構な人出で驚いた。  こりゃあ、休日は場所取りが大変かも?
人の多さに反して回遊してくる魚は少ない。   ほとんど誰の竿も曲がらない。



あれこれ試してもアタリもない。   エギングロッドにサビキ仕掛けでやってみる。
すると、着底すぐでハタ坊が掛かった。     そして、・・・連発。(汗)



「う~ん、こんなの数釣ってもしゃ~ないしな~。」  空はどんより曇っている。
「こりゃあ、魚が回ってくるのは遅い時間かもな~」と、朝飯を食いながら考える。

休み休みジグを投げていると、突然ガツーンと、食ってきた。
この引きは?  今度は本命か?   やったね、ショゴ。  でも、後が続かない。



しばらくして、時々太陽が顔を出すようになってくると、いきなりドンときた。
「おお~?なんだなんだ?」と、強い引きを楽しむ。   丸々太ったマルソウダ。



そしてそれからポツリポツリとワカシが釣れだした。    これが9時半頃。
釣り始めてから5時間ほど経過していて、ぼちぼち人も帰り始めた頃だ。



そして、太陽と言えば、やっぱりヤツらがやって来た。  ペンペン襲来。
一時は入れ食い状態になる。    「オモロイ~!」と夢中で遊ぶ。



朝やっていたエギングロッドにサビキ仕掛けでやってみると、予想通りのダブル。
オモロイけど、これは一回だけで封印した。



曇りがちで風も少しあり、暑いとはいえ比較的過ごしやすい日だったので、
11時頃まで遊んでしまった。     今回は粘り勝ちやね。




7月17日

三連休の中日。    天気がイマイチなので山梨北部の渓流に出撃してみた。
10時頃から上流部を釣り上がって行くが、魚の反応もイマイチ。



前日も雨が降り、川は少し増水気味だ。   小さいフライでは見えないので、
#12のパラシュートで釣り上がって行く。 ・・・フライが大きいか?



小振りなイワナがポツリと出た程度。    かなり叩かれているようだ。
昼飯を食っていると雨が降ってきた。  もう帰ろうかと悩みながら場所移動。

すると、雨は上がり、雲の隙間から青空も見える。   これ幸いと入渓。
あまり期待せずに釣り上がって行くと、イキナリ綺麗なアマゴが水面を割った。



そこからポツリポツリとアマゴやイワナが顔を出す。  フライは#12のままだ。





竿抜け?  天気のおかげ?  なんだかわからないが調子がいい。



しばらく釣り上がり、反応が無くなったので、まだ時間は早いが撤収した。


そういえば、最近首に掛ける扇風機も渓流に持ち込んでいる。
メマトイは風のある日は寄ってこないな~などと気付き、試している。



風がうまく顔に当たっていれば寄ってこない気がするが、風向きがずれたり
風が弱いと寄って来る。     それでも一定の効果はある様だ。

ただ、あまり風を強くすると、バッテリーの充電がすぐ無くなるので注意が必要だ。
首に掛けていてもあまり重さは感じなかったのでいいかもね。

まあ、風が顔に当たると涼しく感じるので、暑さ対策だけでもいいと思う。
メマトイと酷暑で不快指数が高まる今年の暑い夏。 

オニヤンマと首掛け扇風機で、乗り切る事ができるかな?


「 いつか来る  その時を待ち  竿を振る 」




END
  

2022年07月16日

夏の海

6月30日    大潮

短い梅雨が明けたので、そろそろ夏の小型青物が浜に回遊してくる頃だろうと思い出撃。
ちょうど東の空が明るくなり始めた頃に浜IN。

波は穏やかだが水面は風の影響でザワついているがナブラも立たず。
少し前に大型青物が接岸していたらしいが、いまはもう抜けてしまったようだ。

その証拠に、釣り人もまばら。   で、しばらく遠投して探っていたらアタッた。
でも乗らない。     かなり手前に小型がいるようだ。

そこで、小さいジグに替え探ってみると、乗った!    「か~!久しぶり!」
そこからワカシ連発。     小さいけど、この時期は数釣りが楽しめる。



雲が消え太陽が顔を出すとヤツらがやって来る。     そう、ペンペンだ!
食った瞬間からジャンプを繰り返す独特のファイトは面白い。



そして、時折ナブラが立ち始めた。    そのナブラの正体は、ショゴ。
この時期にしてはちょっとサイズがいいので、いい引きをして面白い。



ちょっとアタリが無くなったら水分補給を兼ねて場を休め、また始めると釣れる。
それを繰り返す。   こんなに釣れるのに、なぜか周りの人たちは釣れていない。

これまた気分がいい。(笑)   なので、気分も気温も上昇傾向。
見たところ狙っているタナが違う。    今回は水面直下に魚が居たのだ。

そして、一度だけド~ンと大物が掛かったけど、バレてしまった。
見るとアシストラインがざっくり切れていた。    サワラ? ・・・サメ?



ワカシは群れでいるので、前後の針に掛かるダブルヒットも数回あった。
9時を過ぎるとアタリが遠くなった。   気温はグングン上昇し、風もなくなった。

久しぶりに炎天下でショアジギングをするので、まだ体がこの暑さに慣れていない。
熱中症になる前に退散する。      「ああ、面白かった。」



帰りに山梨中央部の渓流へ涼みに行った・・・が、気温31℃!?
「全然涼しくないじゃん!」  木陰に車を止め、窓を全開にしてちょっとうたた寝。

首筋を伝う汗が、虫が這った様に思えて目が覚めた。  それでも、ちょっと眠れた。
それから竿を出してみるが、川は渇水状態。    魚もかなりスレてる。



遠くからでも人影を見ると途端に逃げていく。    気温も難易度も爆上がりだ。
こちらからは見えない石の向こうの狭い流れや、石の間の奥の奥を狙っていく。



そうすると、ポツリポツリとアマゴやイワナが顔を出す。
今回、オニヤンマはイマイチ役に立たなかった。高気温のせいかメマトイが多すぎる。

まさに多勢に無勢。     鬱陶しいし、疲れたので早々に退散した。




7月3日

久しぶりに龍神丸でオフショアジギング。
朝一は、最近恒例になっているらしいキス釣り。

仕掛けやエサは同船したみやざきさんが用意してくれた。
で、早速浅場でプルプル開始。  ゆっくり底を引いてくるとプルプルと反応が出る。

初めはメゴチばかりだったが、しばらくしてキスが釣れ始め、結果5匹ゲット。
みやざきさんは外道ばかりだとぼやいていた。



その後、沖へ移動。 すると、無線で「カツオが跳ねている!」なんて報告が入った。
「おおっ!それいけ~!」と、現場付近に急行する。    が、イマイチな感じ。

それでもジグを落としていると、みやざきさんにマルソウダが掛かった。
オレにも一発掛かったのだが、バレてしまった。   カツオはカツオでもソウダか?


で、場所移動を繰り返していると、今度はキャプテンが良いサイズのシイラを釣った。
それじゃあと、キャスティングロッドに持ち替えて水面直下を狙ってみると、「来た!」

って、マルソウダガツオ。   「は~」、がっかりしすぎて写真も撮らずリリース。
更に投げ続けると、ガツン!と来た!   「よっしゃ、今度はシイラや~!」

と喜んだが、小さい。    「これじゃあ、浜サイズやな~。」とガックシ。
それでも、シイラが・・・もといペンペンが何度か追いかけてきて4匹ほど釣ったかな。



小さいので全てリリース。   もう少し大きくて身が付いていたらフライにして、
バンズに挟んでフィッシュバーガーにして食っちまうのに・・・。

それからはイマイチアタリもなく終了。  一日中曇り空だったが、やっぱ暑かった。
海で釣れる魚が夏の魚になってきた、これからが楽しみやね~。


「 沖に出て  大物狙うが  浜サイズ 」




END
  

2022年07月06日

メマトイとオニヤンマ

6月17日

今回も予想通り、海でボウズを喰らって、そのまま山梨中央部の渓流に行った。
昼飯を食ってから入渓。    平日なので比較的空いている。



しかし、普段から人的圧力が掛かっているせいか、魚の姿は見えるのだが水面に出ない。
それでも小さなスポットや複雑な流れを狙うと、時々アマゴやイワナが顔を出す。



15時くらいまでやって、何とか8匹ほど釣れたかな?
今夜は家族でプチキャンプ?なので、早上がり。  帰って準備しなきゃ。

19時、山梨県甲斐市の山の中にある「ノースランド キャンパーズビレッジ」に到着。
ここは、幌馬車風のログハウスで宿泊し、備え付けのタープの下でBBQなどができる。



キャンプというより、グランピング・・・かな?
都会的でもおしゃれでもないけど、自然に囲まれて居心地がいい。

着替えと食材を持っていけばOK牧場。  調理に必要な物は貸し出してくれるのだ。
肉や野菜などを焼きながら、「ドメーヌヒデ」の赤ワインを飲む。「ああ、シアワセ」



晩飯を食った後、管理棟奥のバーに行く。  なんとここには”ソムリエ”がいるのだ。
ワインの話を聞きながら、白ワイン各種を飲み比べ。  さすがに、どれも美味い。

話しの流れからジンを勧められ、初めて飲むジンはキツイ、キツイがクセになる。
もうかなり酔っぱらっていたので、あまり飲まない様にしていたら嫁と娘が呑んじやった。

楽しく飲んで幌馬車に戻ると一気に睡魔が襲って来た。   6月とはいえ山の上は
まだ寒い。  暖かい布団に包まると、あっという間に夢の中に突入するのであった。

6月18日

朝5時頃にのそのそと起きて、インスタントコーヒーで目を覚ます。
ガスもヤカンも忘れてきてしまったが、管理棟にはポットに入ったお湯がある。



まさに至れり尽くせり。   ゆっくり朝ご飯を食べて、10時にチェックアウト。
こんな感じの贅沢なゆるキャンでも利用料は安い。  「こりゃ、また来ないと。」


6月19日

朝飯を食ってからゆるゆると、山梨北部の渓流に出撃。
夕方、雨が降る予報だが空は快晴。   最近好調な川の上流域を釣り上がる。



・・・が?  イマイチ魚の反応がシブい。  しばらく釣り上がってようやく一匹。
イワナの反応は様々で、なかなか食わないかと思えば、流れの中から飛び出すヤツもいる。



岩が白く水が綺麗な渓流に陽が差すとでフライを見失いがちになり、気が付いたら
釣れてたってのが数回あった。      昼からは下流部に移動する。

この辺りはアマゴとイワナの混棲域。    まずは良いサイズのイワナをゲット。



その後、早い流れの中から素早い動きでフライに飛びついてきたのはアマゴだった。



その後もアマゴ、イワナを交互に釣って行く。  頭上の木にフライを引っ掛けたので
取ろうと顔を上げるといつの間にか黒い雲が広がっていた。



「予報通り、こりゃ降って来るな・・・。」しばらく釣り上がり、ポツリポツリと雨が
川原の石を濡らし始めたので車に戻って帰り支度をしていると本降りになった。

今回も短い時間だったけど、ツ抜ける事が出来てひと安心。     


6月25日

朝飯を家で食ってから、山梨北部の渓流に出撃した。
久しぶりに昨年よく行った上流域を釣り上がってみた。



ジンクリアの川に白い石や砂、所々木漏れ日が射す深い渓谷。
気分はいいが、フライが見にくいのが玉にキズ。

比較的見やすい黒いフライに替えてもイマイチだが、なんとか釣り上がって行く。
やっと目が慣れ、キャストも決まるようになるとポツリポツリとイワナが顔を出す。



しかし、全体的に小振りな印象だ。  6匹ほど釣った辺りから全く反応が無くなった。
「こりゃ、最近人が入ったかな?」   ちょうどお昼なので車に戻った。



ひと山超えて隣の”最近調子がいい川”へ移動する。  ・・・が、なんかシブい。 



魚はいるのだが、すごく警戒しているのがわかる。   かなり叩かれているようだ。



入った場所は違うが同じ川、一週間も経っていないのに心なしか魚影も薄く感じる。
一日粘ってやっとこさツ抜ける事が出来た。    なかなか難しいもんだ。

そういえば、以前、福岡の釣具屋さんで買った「撃退オニヤンマ~」を使ってみた。
効果が半信半疑なので自分で色を塗る少し安いタイプを買った。



適当にポスカやマッキーで色を塗ったので細かい所は下地が見える状態だけどね。
この三釣行とも虫が少ないように感じたので、初めは帽子に付けていた。

すると、やっぱり目の前をクルクルと舞う黒い虫が現れた。
これ、「メマトイムシ」って言うらしい。   目に纏わりつくから。

で、胸のポケットに付けて、尚且つオニヤンマの顔がオレの顔に向くように
取り付けてみた。   すると、特に虫を気にせずに釣りが出来た。



っていうか、三日とも釣り終わった後に「そういえば、虫が来なかったような?」
って、思ったのだった。   虫が煩わしかったら覚えているだろうから。

三日とも比較的虫が少ない日だったのだが、なんかいいかも?
これからいろいろ試して、どんな虫に効果があるか検証をしてみようかな~。


「 メマトイを  食うぞと睨む  オニヤンマ 」



END
  

2022年06月27日

背水の陣

6月9日若潮

最近は海の獲物を手にしていない。   もうこうなったら海の釣りに集中しようと、
渓流タックルは家に置いたまま、仕事終わりに出撃した。今回は保険を掛けないのだ。

日が暮れてから浜に到着。     タチウオやサバでも回ってこないかと、
しばらくジグを投げていたが、全くアタらないのでエギを投げてみる。

予想通り、全く反応が無い。  既に2時間が過ぎ、そろそろ明日のために寝ようかと
思いながらいい加減にエギをシャクっていると、グ~ンと、乗った!?

「・・・え?なに?うそ?」と、突然のジェット噴射に戸惑いながら寄せてくる。
ライトで照らすと、アオリイカ!  触手一本だけ掛かっている。   

「ヤバイ、バレるなよ~。」と、祈りながら浜にズリ上げる。   650g。
春イカにしては小振りだが、今のオレには十分。   踊りだしたい気分だ。



これで気持ちが楽になった。   久しぶりにいい気分で車中泊。


6月10日中潮

3時間ほど仮眠して、今度はヒラメ狙いで暗い浜へ出撃。
東の空が明るくなる少し前、ググン!とアタッた!   ヤツは勢いよく水面を割る。

「お、シーバスか!」  ファイトの感んじからしてフッコサイズやな。
繰り返すジャンプを竿先でいなしながら浜にズリ上げる。   60cmのフッコだ。



「よ~し、よ~し、いいカンジや!」  と、このまま調子に乗ってヒラメを狙うが
そうはうまくいかないもので・・・。 遅い時間まで粘ってみたがアタリもなかった。

まあ、今まで全く海では釣れなかっただけに、釣果があっただけでも大満足だ。
”背水の陣”で臨んだ甲斐があったというものだ。



っていうか、夕方に用事があって渓流やる時間があまりないので、今日は海で粘ろうと
思っただけなのだが・・・。    とりあえず、ひと安心。


6月12日

朝飯を家で食ったあとゆっくりしてから、山梨北部の渓流に行ってみた。
前日、よねさんとカズさんが釣りをして良い釣果だったらしいので気になって・・・。



エキスパートの彼らがやった区間は”竿抜けポイント”など有ろうはずもなく、
俗にいう”ぺんぺん草も生えていない”状態だろうと、その上流部をやってみる。

曇り空で時々青空が顔を出すくらいで、肌寒い。  カッパを羽織って釣り上がる。
ポツリポツリとイワナが水面を割る。   やはり、この辺りは魚が残っている。





しばらくすると、魚の反応が急にシブくなった。   「朝一、人が入ったか?」
ちょうどお昼になったので飯を食うため車に戻った。

そのあとは下流部へ移動。   ここはいつも釣り人が入っている人気エリア。
ここ数年、このエリアはあまり釣れないので滅多にやらない場所のひとつだ。



日曜日の午後、ここで魚が釣れたら今年の魚影の濃さは本物やな。
と、思っていたら、出た!    「うっそ、こりゃいい。」



その後も、シブイながらも、ポツリポツリとイワナが顔を出す。
15時に退渓する頃には、余裕でツ抜け。    サイズは24cmが最大だった。



「魚が育ったらもっと楽しめるなぁ」と、うれしくなる今日この頃。


「 ケツに火で  やっと本気に  なるタイプ 」




END

  

2022年06月13日

癒しの渓流

5月19日

また休みを取って浜へ出撃。 しかし、前回ついうっかり「ボウズで良かった」などと
言ったものだから海神様の怒りを買い、オレだけ釣れないという非道い仕打ちに合った。

常連のSさんはしっかりリベンジを果たしていたというのに・・・。
あまりのショックに軽いめまいを覚え、半泣き状態で山梨中央部の渓流に行く。



釣りはしたいのだが気持ちが沈んでいるせいか、うまくフライの操作ができない。
何度もミスキャストをし、頭上の枝にラインを絡め、濡れた石で足を滑らせ・・・。

もうやめて帰ろうかと思いながらも釣り上がって行く。 ようやく気持ちが落ち着き、
狙った場所にフライを落とせるようになるといいサイズのアマゴが水面を割った。



「やっぱり渓流は、オレの味方やな~。」
その後もポツリポツリとアマゴやイワナが顔を出す。





そうなるとだんだん調子が出てきて、夕方までやって、ツ抜け。
それでも、やっぱり気分が晴れないのは仕方がない事なのかな。


5月25日

「ヒラメの釣り方がわからない・・・」と言いながら山梨中央部の渓流へ。



もうこの頃になると頭上の木々が邪魔になって来たので、ショートロッドに変更。



相変わらず渓流魚は、オレにやさしい。



海がダメでも川があるって、毎回保険をかけてるからあかんのかなぁ。


5月28日

静岡からよねさんとカズさんが来られるので、山梨中央部の渓流へ出撃。
特にどの辺りに入るか決めていなかったので、結局別行動になった。



正午の待ち合わせに向けて、川をあちこち移動しながらチェックしていく。
初めはイマイチパッとしなかったが、待ち合わせ場所の少し下流部で連発。





正午を少し過ぎてしまったが、午前中トータルでイワナのツ抜け。
一緒に昼飯を食べながら情報交換をした。オレはこのあと用事があるのでまた別行動。

1時間ほどの間に6匹のイワナを追加。    今年はこっちの川が調子いい。
昨年はイマイチだった様な・・・。 その年によって、釣り人が集まる川が違うみたい。



よねさん達も昼からいい思いしたようなので、良かった良かった。
明日から福岡へ出張なので、準備するため早上がりしたのだった。


6月4日
前日夜に福岡から帰宅し、今日は後片付け・・・なんて思っていたら、局長から着信。
「破竹を沢山貰ったからいる?」って。   そう、山梨北部の渓流に来ているのだ。

それじゃあと、夕方16時に渓流で待ち合わせて、破竹を貰ったついでに釣りをする。
ここ数年入ったことのないエリア。   魚がいるかわからないので少々不安。



が、すぐにちびっこアマゴがチュパッと出た。    「おお?いるやん!」
しかし、ちょっとうるさいので、ちびっこが食えない#14フライで釣り上がる。



なんとか、小振りなアマゴが釣れたが、シブい。  稚魚は沢山いるので今後に期待。
「多分、日中に誰か入ったかもね。」   なんて話しながら、18時頃退渓。

帰り支度をしながら、久しぶりに会うので色々つもる話もあり辺りが暗くなるまで
話しをしていた・・・っていうか、話を聞いていたっていう方が近いかな?

久しぶりに聞く局長の話は、刺激的でおもしろかった。
貰った破竹は素焼き、天ぷら、みそ汁・・・などなど色々楽しませてもらった。


6月5日

なんだか疲れが溜まっているようで、海に行っても釣れないし行くのを止めようかと
思ったが、「行かなきゃ釣れんし!」と、眠い目をこすりながら出撃。

しかし、今回もまた、肩を落としてため息をつきながら渓流に癒されに行くのだった。
曇り空、時々青空が顔を出す様な天気。    風があるが、フライで釣り上がる。



所々竿抜け場所があるようで、パタパタと釣れたかと思うと、全く釣れない区間が有ったりした。
それでもアマゴイワナを合わせると、ツ抜けまであと1匹ってところまでいった。





でも、なんだか疲れちゃったので15時頃には撤収した。
ああ、久しぶりに海の魚を釣りたいなぁ。  最近は「渓流釣り三昧」になってるし。




「 傷ついた  心を癒す  渓魚たち 」




END
  

Posted by オッチャンAngler at 22:43Comments(2)渓流フライフィッシングヒラメ

2022年05月25日

ボウズとバラシ

5月12日

休みを取って出撃するも、浜ではアタリもクソもない状態。
常連のSさんが何やらデカい魚を掛けていたが、結局バラしてしまった。



彼は非常に悔しがっていた。  こりゃ、しばらくは立ち直れないだろうなぁ。
そう思うと、以前から思っていたことが頭を過る。

アタリもクソもないボウズと、大物を掛けたがバラしてしまうのと、どっちが幸せか?
釣れなかったら悔しいが、それまでの話し。  しかし、唯一のアタリ、しかも大物。

これをバラした時は、まさに天国から地獄。   しばらく尾を引く”やるせな感”。
この手に残る重量感と生命感。 「こんな思いをするなら出会わなければよかった。」

という”月9ドラマ”の様な台詞をつい吐いてしまう。   周りの人たちは、
「惜しかったね~!」とか「釣れない中で掛けたのはさすが!」とか言ってくれるが
まったく慰めになっていない。  そっとしておいいて欲しいが、知らん顔もツライ。

いろんな感情が渦巻き、ダークサイドに堕ちそうになる。    一方、周りの人は
「残念だね」とは言うものの、どこかホッとしているのは否めないはず。

ほとんどの釣り人は、少なからずこういう経験をしていると思う。
こういう経験が有るから、のちの釣りに役立つと思いたいけど・・・。

山梨中央部の渓流に移動しながらそんな事を考えていて、「ボウズで良かった。」と、
トンチンカンな事をついうっかり口走ってしまう、ボウズ続きのヘタレ釣り師。



海でゆっくりし過ぎたので、釣り始めたのが昼前だった。
入渓と同時に風が吹いてきた。   空を見ると雲行きも怪しい。

魚影が濃いエリアを足早にチェックしていく。   ・・・が、シブい。
たくさんいたアマゴの姿はほとんど見ず、代わりにイワナが顔を出すようになってきた。



で、何とかイワナを3匹ほど釣ったところで雨が降ってきたので撤収。
ヘタレ釣り師は、雨にも風にも負けちゃうのだ・・・。


5月15日

海は荒れてそうなので、山梨北部の渓流に行ってみた。
少し早めに出たので、先月良い思いをした川をルアーで釣り上がる。



前々日の雨で増水しているかと思ったが、水量変わらず。
濁りもそれほどない。   天気は、一日中曇りの予報だ。

しばらくすると、いきなりルアーを引ったくるアタリ!
23cmと長さは無いが、体高のあるカッコイイアマゴだ。



よしよし、と更に釣り上がるがやはりスレている。    なかなか食わない。
それでも何とか6匹。    甘噛みが多く、バラシ多数。



基本的に渓流魚はキャッチ&リリースしているので、シングルフックを使用している。
できるだけ魚を傷つけないようにと、ランディングネットの絡みを軽減するのが目的だ。

こんな甘噛みばかりの時は、3本フックにしたらもうちょっと掛かりがいいのだろうけど
シングルのままで行く。  デカい魚はちゃんと食って来るし、針を外す時楽だしね。

田んぼの水が入って白く濁って来たので、イワナを狙うために上流部に移動する。
幾つかの入りたい場所は既に車が停まっているので、空いてる場所で竿を出す。



案の定、なかなか出ない。  「やっぱりスレてるな~。」
しばらく釣り上がって、反応がイマイチなら移動するを繰り返し、なんとか3匹。



15時過ぎ、ここが最後の場所かな?と、釣り上がって行く。
しばらく釣り上がって緩い流れにフライを浮かべると、水面に大きな口が開いた。

フライを食った瞬間に合わせると、ラインブレイク。  「ええ~!なんで~?!」
思わず天を仰いだ。    ラインはフックとの結び目付近で切れていた。    

ラインが傷ついていたのか?何度か頭上の枝に絡んだからな~。それとも、魚の歯?
角度的に姿は見えなかったけど、あの口は・・・デカかったな~。

「ああ、出会わなければよかった・・・」と、がっくりと肩を落とすのだった。
・・・せめて、掛かったフックがすぐに外れてくれる事を願うばかり。

失恋を忘れるには新しい恋をすること。逃した魚を忘れるには新しい魚を釣ることや!
などと、訳の分からないことを言いながら釣り上がり、悔しい気持ちを紛らわす。

その後は、竿抜け場所なのかタイミングなのか、いいカンジで3匹連発。
「いやいや、これくらいではまださっきのショックから立ち直れないよ。」





そこからしばらく釣れなくなったのだが、複雑な流れの底に魚がいるのが見えた。
フライに興味を持つのだが出ない。   そうこうしていると反応しなくなった。

時間的にもこの魚が最後かな?という事で、フライを変えて小さくしてみた。
その一投目、焦るあまりミスキャストで捕食レーンを外してしまった。

が、そのまま流しているとスーッと魚が寄ってきてパクッ!  「え?うそ!?」
フライが合っていれば、こんなに簡単に食って来るのか?と、ニヤニヤしながら
#2ロッドが気持ちよく曲がるのを楽しむ。  ちょっといい顔の26cmのイワナ。



う~ん、これでさっきのは帳消しってわけではないが、気分は悪くない。

この魚はガッツリ食っていて、喉の奥、エラの内側に針が掛かり外すのに手間取った。
そして流血がひどく「こりゃ、もう駄目だな」と判断したのでその場で〆て持ち帰った。

久しぶりにイワナの塩焼きを食ったら、優しい味で美味かったなぁ。


「 下手釣り師  ボウズ続きで  なに想う 」





END

  

2022年05月16日

GWの釣り事情2022

4月28日

今年は世間一般のGWよりも一足早く休みを取り、魚もフライングゲットするつもりだ。
・・・が、世の中そんなに甘くない。 山梨中央部の渓流は朝から強風が吹いていた。



ルアーで勝負してみるが、午前中はちびっこアマゴ一匹のみ。



昼から少し風も収まって来たので、フライに替えて釣り上がって行く。

でもやっぱり風の影響で、へたっぴキャストではなかなかうまくいかない。
それでも「修行」と自分に言い聞かせ、悪戦苦闘しながらなんとか渓魚がポツポツと。



活性が上がってきたタイミングと合ったのか、多少フライにドラッグが掛かっていても
水面を割ってくれる。      しかし、サイズはイマイチ・・・。





そして陽が傾き、そろそろ帰ろうかという時に今までよりもデカい魚体が水面を割った。
#0ロッドが気持ちよく曲がる。    「っか~!やっと出会えた!」



やっと25cm級のイワナが釣れた。     もうこれで満足だった。
結局、なんだかんだ言っても、GWの初日はツ抜けでスタートしたのだった。


4月29日

昼から雨が降るという予報なので、山梨北部の渓流に出撃した。
早めに家を出たのに、行く先々には既に釣り人の車が停まっている。

「・・・マジか、GWをナメてた。」  なんとか空いている場所を見つけて入渓。
時間もないので手っ取り早くルアーでやってみるが、魚の追いが見られない。



一週間ほど前はあんなに魚がいたのに・・・どこ行ったんや?
場所を変えても既に新しい先行者の足跡が多数。  案の定、シブい。

警戒しているのか食っても甘噛みが多く、バラシ多発。
やっと小振りなアマゴを5匹釣ったところで、予報通り雨が降ってきたので強制終了。




4月30日

久しぶりのオフショアジギング。    朝五時、4人を乗せた龍神丸で出港した。
朝タチから始めるが一向にアタらない。    しかも強風でうねりあり。



最悪のコンディションの中、ジグやタイラバで魚のご機嫌を伺う。
隣は久々に参戦してきたみやざきさん。  ふと見ると竿が曲がっているではないか?

竿先をたたく感じからしてタイ確定。   そして、小振りだが本命ゲット。
それを見てこちらも俄然やる気を出してタイラバで攻めてみるが音沙汰なし。

今日は強風うねり、おまけに潮が速くめっちゃやりにくい。
すると、みやざきさんがまた掛けた。   「え?また来たの?」

なんて言ってるとオレの竿がグーンと引き込まれ、グングングンと生命反応が!
「こっちも来た~!」   が、みやざきさんんとラインが交錯している様な位置。

「ひょっとして、ラインが絡んでるかも?」と、心配しながらさらに巻き上げる。
先に上がって来たのはみやざきさん。     ホウボウだ。



そして・・・オレもホウボウだった。 マダイを期待していたので、ちょっと・・・。
でも、なんとかボーズは免れた。    が、結局この日はシブく、これで終了。

その他、船中ではホウボウやマハタ、エソが釣れたのみ。
久しぶりに楽しめたけど、イマイチな釣果に終わってしまった・・・。


5月4日

帰省で岐阜県に行き、田植えの手伝いの合間に野池でバス釣り。
かなり減水していて、例年なら浅場にバスの姿が見えるのに今年はあまりいない。



野池の周りを歩いてめぼしい場所をチェックしていくと・・・「いた!ちびバス!」
早速、ちっこいワームでちょいちょいと誘うと・・・釣れました。



その後、2匹追加したところで風が吹いてきた。    また風か・・・。
ちょうど正午になったので、撤収。      ここでも、イマイチ。


5月6日

前日によねさん達が山梨北部の渓流に来て、その状況を教えてくれた。
いつも行っている場所はイマイチだった様なので、オレは違う場所に行ってみた。



フライで釣り上がって行くがイマイチ出ない。    GW中かなり人が入ったのか?
しばらく釣り上がって行くとエサ師がいた。 「ああ、この人の後を釣っていたのか」

なので、午前中はちびっこイワナが2匹だけ。 昼食後はその下流部をやってみる。
すると、いきなり良型イワナが水面を割った。  #2ロッドが気持ちよく曲がる。



「なんや、いるやん!」   それから中小のイワナがポツリポツリと顔を出す。
この辺りはあまり攻められてない様だ。  ちょうど竿抜け場所だったのだろうか?








イワナは早い流れの中では出ず、反転流など緩い流れにいた。
夕方までやって、余裕でツ抜け。  20cmを超える中型が多かったので楽しめた。


5月7日

久しぶりに暗い時間から浜に立つが、風が強くてなんか寒い。
やっぱり、案の定、相変わらず、釣れないので、とっとと山梨中央部の渓流へ移動する。

フライで釣り上がって行くが、GW中攻められたのだろうほとんど反応が無い。
やっと出ても食ってない。   掛からない。   食ってもバレる。

しかし、木の枝が川を覆うエリアにくると反応が良くなった。
やはり、こういうやりにくい場所は竿抜けになっているのだろう。

狙い通り反転流でイワナが出る。   しかし、ほとんど吸い込むような感じなので、
フッとフライが消えたら食っていた、なんてことが多かった。


午前中いいカンジで釣れたので、気分良く遅めの昼めしを食ってちょっと車のシートに
体を預けて目をつぶると・・・あっという間に2時間が過ぎていた。

時刻は・・・16時?   晴れていた空が黒い雲に覆われてきていた。
もうやめようかと思ったが、「ちょっとだけ!」と、諦め悪く再び入渓。

しばらく釣り上がり、小さな反転流にフライを落とすとアマゴが垂直に飛び出してきた。
でも、乗らない。  再び投下。    出た!が、一瞬掛かったがすぐバレた。

「ああ~、針に掛かるともう出ないよなぁ~」と、言いながら再度投下すると、
また体が出るくらい垂直に飛び上がり、今度はうまく食った!

「うひゃ~!こんな事ってある? どんだけ腹減ってるねん?」と、
突っ込みを入れながら、#2ロッドでヤツの突っ込みに耐える。



上がって来たのは良型のアマゴ。    いや~、オモロかった。
GWの締めくくりにしては、ツ抜け手前まで釣れたしいい魚も釣れて良かった、良かった。


「 連休は  竿抜け場所を  探しましょ 」



END
  

2022年05月09日

場所とタイミング

4月20日

暗いうちから浜へ出撃するが、横風強風。 ルアーが飛ばない。 タイミング悪っ!
相変わらず海には嫌われているな~。   で、とっとと山梨中央の渓流へ移動する。



晴れ間は見えているけど、気温は低め。    平日なのに、釣り人がいる。
そして、ここも風が強い。  「これも修行!」と、言いながらフライで釣り上がる。

時折強く風が吹くときはキャストせずに止むのを待って、また再開する。
風でラインが流されて思い通りにフライを流せない。  「あ~、イライラする!」

それでも、ちびっこアマゴはフライに反応してくれる。
スレているのでなかなか食わないヤツもいれば、一発で食って来る時もある。



魚の反応はバラバラだが、難しい場所に一発で通せた時はフライへの反応がいい。
しかし、時々出てくるいいサイズの魚は、なかなか食わない。   掛からない。

釣れたのは、大きくても17~8cmほど。    他はちびっこ。
一日中風に悩まされたけど、ぼちぼち遊べた。    しかし、今年は型が小さい。



昨年あたりからシブくなった様な?  それに最近、イワナの姿をあまり見ないな~。
もう既に釣り切られたのか?   人的圧力で警戒して隠れて出てこないのか?



後者なら、もうそろそろ食欲が警戒心を上回る頃だと思うのだが・・・。


4月23日

今シーズン初めて、よねさん、goo~さん、カズさんが静岡から山梨北部の渓流に
来られるというのでご一緒させてもらうことになった。

と、その前に別河川の気になる場所をチェックする。   手っ取り早くルアーで。
すると、一投目から4~5匹のアマゴがわらわらとルアーの後ろをついてくる。

こんな事はもう何年も見ていない光景で、「まさかや~!」と声が出る。
しかし、スレている様でなかなか食わないが、あれこれやってやっと一匹目。



丸々と太った、いい体形のヒレピンアマゴ。



その後もいい感じで釣れる。   平均サイズは20cmだが、皆ヒレピン。



朝の1時間ほどであっさりツ抜け。    ちょうどタイミングが良かったのか?
その後、静岡御三家と合流し、フライで釣り上がる。   ・・・が、シブい。





よねさんと前後しながら釣り上がるがイマイチで、なんとかイワナを1匹。
別場所に入ったgoo~さん、カズさんは良い思いをしたようだ。



昼飯を食ってから、別河川に移動。  すると、まったく魚の気配がない。
「おかしい、おかしい?」と、ひとりブツブツ言いながら釣り上がる。

集合時間になった頃、上流から二人、下流から二人、エサ師が戻ってきた。
「ああ、だから魚がいなかったんか・・・」  がっくりと肩を落とす。

その後は朝良かった場所にみんなで移動する。
オレとgoo~さんは、ルアーに持ち替えて釣り上がって行く。



が、朝ほどの魚影は見えない。  「おかしいな~、どこに行っちまったんや?」
時々、ルアーを追って来る姿が見えるが、なかなか食わない。

今日は、朝一以外はことごとく場合選定をハズしているから不安になってきた。
ずいぶん釣り上がったところで、やっと一匹目のアマゴ。 「やれやれ・・・」  

その後なんとか3匹のアマゴを追加できたが、夕方はイマイチだったな~。
しかし、この川でこんなに魚影が濃いのは久しぶりだ。



ひと昔前を思い出す。  でも、この魚たちも、GWには釣り切られるのだろうなぁ。


「 魚影濃し  良かった頃を  思い出す 」




END
  

2022年04月25日

スレてる渓魚

4月9日

下手な鉄砲数撃ちゃ何とかで、海行って川行って・・・ってやっているけど、
相変わらず海では全然当たりませんけど?



で、今回もとっとと山梨中央の渓流へ転戦。  気温は高く、たくさん虫が飛んでいる。    
「今日は釣れるぞ~!」と、フライロッドを持って入渓しようとした時呼び止められた。

地元のエサ師だ。   「最近は東京方面から平日にどっと人が押し寄せてくるので
土日は釣れない」ってぼやいていた。 最近魚が非常に警戒しているのはそのためか。

釣りを始める前から嫌な話を聞いたな~なんて思いながら、ドライで釣り上がって行く。
人的圧力が強い様なので、開けた場所は態勢を低くしてアプローチする。

すると、緩い流れの中で出た!   #0ロッドが気持ちよく曲がる。
「お、最近ではいいサイズなんじゃない?」と、うれしくなる。23cmのアマゴだ。



その後は合わせれば飛んでくる様なちびっこアマゴが、飽きない程度に相手をしてくれる。
そしてまた#0ロッドが気持ちよく曲がった。  これも痩せているが23cmほど。



遅い昼食を取った後、「イワナを釣っていないな~」と、イワナが濃いエリアに移動。
しばらくはちびっこアマゴが釣れていたが、小さな反転流でやっとイワナが出た!



17cm程だったが、これで十分。  ・・・やれやれ。
その後も元気なちびっこが相手をしてくれ、計アマゴ13、イワナ2・・だったかな。



やっと魚の活性が上がって来たかな。でも、今年の山梨渓流は人的圧力がハンパなさそう。
昨年からコロナ禍で渓流ブーム到来とかで、北の渓流もかなりシブい様だし・・・。   


4月17日

このところイマイチパッとしない天気が続いている。
昼から雨になる予報なので、少し早めに家を出て北の渓流へ出撃してみた。



前日も雨は降ったが、水量等に変化はない様だ。とりあえずルアーで釣り上がって行く。
しばらく釣り上がっても魚の気配がない。   噂には聞いていたが、やはりシブい。

ルアーの流し方などあれこれ変えて、やっと小振りなアマゴが釣れた。
やれやれ・・・と、ひと安心したが、その後は音沙汰なし。



早々に引き上げて別の川に行ってみる。   気温は低めだが、青空が広がっていた。
ここはイワナ狙いなので、フライで釣り上がって行くことにする。



やはりここもシブい。   魚影が見えない。   石の下に隠れているのだろうか?
石と石の狭い間、木の枝が邪魔な場所など、竿抜けとなる場所を丹念に攻めていく。

が、何の障害物もない開けた場所の反転流で、イワナがフライを吸い込んだ。
「え?こんなところに?」っていう感じでなんだか拍子抜けして思わず笑ってしまった。



その後も時々反応は見せるもののフライを食ってこない。  やっと掛けたイワナも
バラしてしまい・・・「ああ、」と、空を仰ぐといつの間にか雨雲が広がっていた。

正午頃、予報通り雨が降り出した。    う~ん、なんとも消化不良な一日だった。
でも、今の山梨北部渓流の状況が分かったのでヨシとしよう。


「 ブーム来て  スレた魚と  知恵比べ 」




END
  

2022年04月14日

思いがけずタチウオ

3月25日小潮

久しぶりに週末の夜、風が無いようなのでイカタチ調査で仕事終わりに浜まで走った。
現地に着くと見慣れた車が停まっていた。   「まさか・・・、ニッチさん?」

昨年から待ち合わせもしていないのに現地でよく合う。どれだけ思考回路が似てるんや?
早速「釣れた?」とLINEを入れると、「今釣れた」と返信が返ってきた。

「げ、時合い到来か!?」と、慌てて支度をして出撃。  今夜は暖かい。
彼はすでに2匹のタチウオを釣っていた。   なので、挨拶もそこそこに戦闘開始。

すると、何投目かでコココッとアタリ?  半信半疑で合わせを入れると、ドスッ!
竿が曲がったまま止まる。   久しぶりに”中層根掛かり”を味わう。

「うひゃ~!うれし~!」   1匹目はF2ほどの細太刀だったが、2匹目はF3。
その後もF2~F3サイズが混ざり合って釣れてくる。

アタリだけでもかなりあった。   バラシも数匹。    それで結局、7匹。
反省点も幾つかあったが、久しぶりにタチウオが釣れて楽しかった。



誰かと釣りをすると、釣れてるタナや誘い方の情報交換が出来るので効率がいい。
今回もニッチさんに助けてもらった感があるな~。

3時間ほどしてアタリが無くなったので、日が変わる前に撤収。

そう言えば、昨年秋にネッサエクスチューンのグリップエンドの不具合でクレームに
出していたのが、昨年末にやっと帰ってきて今回久しぶりに使用した。

グリップエンドの不具合は、何件か報告されていて当然無償で直るだろうと思っていたら
まさかの有償!?で、昨年末にクレームにして突っ返したらやっと無償になった。

ネットで買ったのに「上州屋さん」に間に入ってもらい、色々助けてもらった。
物は良いんやけどな~。  なんでこんな事になるのかな~? 
  


ま、一応復活したので、今年はネッサにビシバシ働いてもらおうかな。(笑)


3月26日小潮

2時間ほど車内で仮眠して、今度はヒラメ狙いで浜に出撃。
しかし、まったくアタリもない。    周りでも釣れていない様子。

昼から雨が降るという予報なので、とっとと山梨中央の渓流に移動した。
先週の雨で増水していることを期待したが、以前と変わらず減水気味。



準備をしていると、パラパラと小雨が降ってきた。
「・・・マジか。 予報より早い?」  本格的に降り出す前に竿を出してみる。

が、イマイチ反応が無い。    「う~ん、こりゃ、ヤバイな~。」
一旦止んだ雨が再び降り出した時、やっとちびっこアマゴが水面を割った。



これでひと安心。   その後、勢いを強めてきた雨に追われるように車へ戻った。
なんか中途半端な渓流釣行だったが、まあ、仕方がない。

昨夜釣ったタチウオを捌くために、とっとと帰路についたのだった。
タチウオは、炙り刺身と、塩焼きでおいしく戴き、あとは天ぷら用にと冷凍庫へ。


4月2日大潮

海でホゲった帰り道、また山梨中央の渓流に立ち寄った。 「・・・寒っ!」
先週は暑いくらいだったのに、今週末は寒の戻りでヒジョ~に寒い。



中途半端な時間についたので、早めに昼飯を食ってから出撃。
日陰にはまだ雪が残っている。   こんな日は虫も飛んでいない。

しかし、水温はそんなに急には下がらないだろう。    2~3日前の暖かい日は
虫が飛んでいただろうから、魚にもその記憶は残っているはず。

という事は、水面を意識して虫が流下してくるのを待っているヤツがいる・・・はず。
なんて希望的観測をもとに、水面勝負だ!と、フライで釣り上がって行く。

しばらくすると、緩い流れでちびっこアマゴが水面を割った。
「もう流れの中に出てきて虫を待っていたか~!」と、うれしくなってきた。



相変わらずバラシが多いけど、ポツリポツリと釣れてくる。
そんな中で、いいサイズのイワナをバラしたのはイタかった。



で、結局キャッチできたのは、ちびっこアマゴ7匹ほど。



やっと活性が上がって来たか?   ・・・これからが春本番やね。


「 復活し  楽しむ太刀の  強い引き 」




END