2020年09月28日
「新兵器」の入魂
9月13日若潮
早速「新兵器」ネッサエクスチューンとステラSWを携えて、浜に出撃した。
浜は満員御礼。 両隣の釣り人に挨拶して、狭い場所に入れてもらった。
いままで家で釣行準備をする時、ガイドにラインを通すまでをしていたので
現場ではロッドをつなぐだけでよかった。
しかし、三本継ぎはそれが出来ない。 なので、現場でラインを通して準備する。
それが不便。暗い中でガイドに糸を通すのは、老眼が進んでいるオレには苦行なのだ。
暗いうちはシーバスロッドでタチウオを狙うが不発。
一度アタリがあったが、あの感じは小さなサバかも?
明るくなり始めたので、いよいよ真打登場。
ネッサエクスチューン106MHとステラSW4000XGの筆おろしだ。

初めは軽くキャストしてみた。 「やっぱ、軽いな~。」が第一印象。
これなら、長時間投げ続けても疲れないやろな~と、期待通りでうれしくなる。
45gのTGジグをフルキャストしてみたが、気持ち良く飛んで行った。
シャクリもジグの重さに負ける事は無く、軽くシャクれるので快適だ。
ロッドバランスが良いのか、ステラSW4000XGの重量も気にならない。
今まで使用していたジギングロッドに比べたら、全然軽くて扱いやすい。
体にショアジギロッドの感覚が残っているので、左手は竿尻ギリギリを持って
振りぬく感じになるが特に問題はない。 そのうち、体が竿に合わせていくだろう。
三本継ぎのジョイント部は「スクリューロック式」というもので、ユルミが無いとか。
確かに、何十回とキャストをしたがユルミはなかった。
何より、同じタックルを周りの人が持っていないというのが、「人と同じものはイヤ」
という血液型も釣りのウデも”B”のオレとしては、そこが気に入っている。
「・・・こりゃいいな。」と、ニヤリ。

しかし、いつまでもニヤニヤしてはいられない。
雲が多いとはいえ、すっかり陽が昇ってしまったのに魚の回遊が無い。
ズラ~っと人が並ぶ海岸で、思い出したようにポツリポツリと他人の竿が曲がるだけ。
オレはアタリはあったけど乗らず・・・で、少々アセリだす。
別の場所に行っているワッシーから「釣れてるよ」と連絡が入る。
ああ、場所の選択を間違えたか・・・。(汗)
粘っても状況が変わりそうにないので、潮が変わるタイミングで移動する。
しかし、時すでにお寿司・・・、こちらも魚はどこかへ行ってしまったようだ。
皆が帰ってもひとり粘っていたが、西から雨のカーテンが近づいて来たので撤収。
車に戻った直後、降ってきた。 相変わらずこういうタイミングは良いんやけど。
結局、ニュータックルの入魂はおあずけ・・・ということである。
しかし、使い心地は良く、とても満足している。 所有欲は十分満たされた感がある。
9月16日中潮
何とか新しいロッドに入魂したくて、平日釣行を企てた。
ひと気のない暗い浜でやり始めると、もうひとりあとからやって来た。
久しぶりに会う写真屋さんだ。 元気で再会できた喜びを分かち合いつつ、爆撃続行。
オレはジグで、写真屋さんは弓角で。 弓角は魚センサーになるのでありがたい。
すっかり明るくなったころ、写真屋さんが稚サバを釣った。
やっと魚が回って来たかと気合が入る。 「新兵器」をシャクる腕にも力が入る。
そうこうしていると、待望のアタリが!
「おおお~!来たよ来たよ~!・・・って、小さい?」 イマイチ引きが弱い。
釣れたのはスマガツオ。 しかし、ちっさい! 20cmチョイ・・・渓流魚か!?
しかし、新兵器ネッサエクスチューンの初の獲物。しかも、スマも初めて釣ったもの。

「初物同士でいや、これまためでたい・・・」と言って、びみょ~な気分をごまかす。
それにしても、今日も魚が少ない。 弓角センサーもイマイチ爆発力がない。
そして、思い出したように、ジグのフォール中に”コン!”と、明確なアタリを感じた。
「来た来た~!」 ・・・しかし、これまた引きが弱いと思ったら中サバでした。

その後は時折小さなナブラが立つがワカシの群れで、ジグには反応しなかった。
弓角では、ヒラソウダやワカシ、サバなどポツリポツリと釣れていた。
この日は比較的涼しかったので、昼前まで粘ってしまったがイマイチなままだった。
新兵器のネッサエクスチューン106MHは、思った以上の快適さだった。
釣行2回目ですっかり体に馴染み、ジグを投げる時はしっかりグリップエンドを握り、
シャクる時はグリップエンドを脇に挟んでいた。 ・・・取り越し苦労やったね。
そして、やはり軽い。 ほとんどこのロッドを使用していたが、疲れない。
あとは、この道具に見合う魚を釣るだけや!ってそれがオレには一番難しいんやけどね。

今回、いくら日本政府から補助金が出たといっても、高い買い物をしたな~と、思う。
でも、オレももう50歳後半。 あと何年ショアジギングを楽しめるかわからない。
残り少ないから、手頃な道具で遊ぶのか、値は張るが気に入った道具を使うのか?
金額が高けりゃいいって事ではなく、”これでいい”と妥協するか、”これがいい”と満足するか。
今回、オレは後者を選んだ。最近は釣り道具に限らず、他の物でもその傾向があるなぁ。
・・・あ、ところで、10kgも減量したのに、誰も何もそのことには触れてこない。
皆、気付いていないのかなぁ? 結構、頑張ったんやけどな~・・・オレ。
「 新兵器 ビミョ~な感じで 入魂す 」
END
早速「新兵器」ネッサエクスチューンとステラSWを携えて、浜に出撃した。
浜は満員御礼。 両隣の釣り人に挨拶して、狭い場所に入れてもらった。
いままで家で釣行準備をする時、ガイドにラインを通すまでをしていたので
現場ではロッドをつなぐだけでよかった。
しかし、三本継ぎはそれが出来ない。 なので、現場でラインを通して準備する。
それが不便。暗い中でガイドに糸を通すのは、老眼が進んでいるオレには苦行なのだ。
暗いうちはシーバスロッドでタチウオを狙うが不発。
一度アタリがあったが、あの感じは小さなサバかも?
明るくなり始めたので、いよいよ真打登場。
ネッサエクスチューン106MHとステラSW4000XGの筆おろしだ。

初めは軽くキャストしてみた。 「やっぱ、軽いな~。」が第一印象。
これなら、長時間投げ続けても疲れないやろな~と、期待通りでうれしくなる。
45gのTGジグをフルキャストしてみたが、気持ち良く飛んで行った。
シャクリもジグの重さに負ける事は無く、軽くシャクれるので快適だ。
ロッドバランスが良いのか、ステラSW4000XGの重量も気にならない。
今まで使用していたジギングロッドに比べたら、全然軽くて扱いやすい。
体にショアジギロッドの感覚が残っているので、左手は竿尻ギリギリを持って
振りぬく感じになるが特に問題はない。 そのうち、体が竿に合わせていくだろう。
三本継ぎのジョイント部は「スクリューロック式」というもので、ユルミが無いとか。
確かに、何十回とキャストをしたがユルミはなかった。
何より、同じタックルを周りの人が持っていないというのが、「人と同じものはイヤ」
という血液型も釣りのウデも”B”のオレとしては、そこが気に入っている。
「・・・こりゃいいな。」と、ニヤリ。

しかし、いつまでもニヤニヤしてはいられない。
雲が多いとはいえ、すっかり陽が昇ってしまったのに魚の回遊が無い。
ズラ~っと人が並ぶ海岸で、思い出したようにポツリポツリと他人の竿が曲がるだけ。
オレはアタリはあったけど乗らず・・・で、少々アセリだす。
別の場所に行っているワッシーから「釣れてるよ」と連絡が入る。
ああ、場所の選択を間違えたか・・・。(汗)
粘っても状況が変わりそうにないので、潮が変わるタイミングで移動する。
しかし、時すでにお寿司・・・、こちらも魚はどこかへ行ってしまったようだ。
皆が帰ってもひとり粘っていたが、西から雨のカーテンが近づいて来たので撤収。
車に戻った直後、降ってきた。 相変わらずこういうタイミングは良いんやけど。
結局、ニュータックルの入魂はおあずけ・・・ということである。
しかし、使い心地は良く、とても満足している。 所有欲は十分満たされた感がある。
9月16日中潮
何とか新しいロッドに入魂したくて、平日釣行を企てた。
ひと気のない暗い浜でやり始めると、もうひとりあとからやって来た。
久しぶりに会う写真屋さんだ。 元気で再会できた喜びを分かち合いつつ、爆撃続行。
オレはジグで、写真屋さんは弓角で。 弓角は魚センサーになるのでありがたい。
すっかり明るくなったころ、写真屋さんが稚サバを釣った。
やっと魚が回って来たかと気合が入る。 「新兵器」をシャクる腕にも力が入る。
そうこうしていると、待望のアタリが!
「おおお~!来たよ来たよ~!・・・って、小さい?」 イマイチ引きが弱い。
釣れたのはスマガツオ。 しかし、ちっさい! 20cmチョイ・・・渓流魚か!?
しかし、新兵器ネッサエクスチューンの初の獲物。しかも、スマも初めて釣ったもの。

「初物同士でいや、これまためでたい・・・」と言って、びみょ~な気分をごまかす。
それにしても、今日も魚が少ない。 弓角センサーもイマイチ爆発力がない。
そして、思い出したように、ジグのフォール中に”コン!”と、明確なアタリを感じた。
「来た来た~!」 ・・・しかし、これまた引きが弱いと思ったら中サバでした。

その後は時折小さなナブラが立つがワカシの群れで、ジグには反応しなかった。
弓角では、ヒラソウダやワカシ、サバなどポツリポツリと釣れていた。
この日は比較的涼しかったので、昼前まで粘ってしまったがイマイチなままだった。
新兵器のネッサエクスチューン106MHは、思った以上の快適さだった。
釣行2回目ですっかり体に馴染み、ジグを投げる時はしっかりグリップエンドを握り、
シャクる時はグリップエンドを脇に挟んでいた。 ・・・取り越し苦労やったね。
そして、やはり軽い。 ほとんどこのロッドを使用していたが、疲れない。
あとは、この道具に見合う魚を釣るだけや!ってそれがオレには一番難しいんやけどね。

今回、いくら日本政府から補助金が出たといっても、高い買い物をしたな~と、思う。
でも、オレももう50歳後半。 あと何年ショアジギングを楽しめるかわからない。
残り少ないから、手頃な道具で遊ぶのか、値は張るが気に入った道具を使うのか?
金額が高けりゃいいって事ではなく、”これでいい”と妥協するか、”これがいい”と満足するか。
今回、オレは後者を選んだ。最近は釣り道具に限らず、他の物でもその傾向があるなぁ。
・・・あ、ところで、10kgも減量したのに、誰も何もそのことには触れてこない。
皆、気付いていないのかなぁ? 結構、頑張ったんやけどな~・・・オレ。
「 新兵器 ビミョ~な感じで 入魂す 」
END
2020年09月23日
減量の報酬2
新しいロッドを購入するのに散々悩むと同時に、リールもあれこれ悩んでいた。
シマノ ネッサエクスチューン106MHには4000番かC5000番が合う様だ。

ツインパXDC5000XGを考えていたのだけれども、ステラSWを見てしまったら
完全に心を持っていかれてしまった。 ・・・めちゃくちゃ高価やけど。

「しかし、SW仕様は重いので、ちょっとないかな?」と思っていたが、
4000XGは自重が355g。 あれ?5000番に比べてずいぶん軽い。
調べるとボディは4000番も5000番と同じで、スプールとローターの
大きさが違う。 それが自重の差になっているらしい。
同じボディって事はパワーも同じって事? そうなら、なんて強い4000番なんや。
これなら大物が掛かっても、力負けする事はないのかな?
ツインパ XDC5000XGの自重は300g、ステラSW4000は355g。
55gの差。 これを大きいとみるか、許容範囲とみるか・・・。
同機種で5000番に比べて4000番は実効ドラグ力が弱いのだが、そこはステラ、
4000番で7kgある。 ちなみにツインパXDC5000XGは5kg。
5000番に比べて4000番はスプールが小さいので飛距離に少し差が出るかも?
ま、そこは気合で乗り切るしかないかな・・・って、最後は精神論になる。(汗)
普通のステラなら、SWより安いし軽くて強いと三拍子そろっていて問題ないのだが、
そこはやっぱりショアジギ気分を出したくてSWがいいな~と。

あと、竿が10.6ftと長めなので、少し重めのリールを使うと先重り感が無くなり
竿を立ててジグをシャクリやすいかな? と、都合のいい様に考えたりして・・・。
しかし、冒頭でも触れたように、金額がね~。 XDC5000の倍近くする。
ロッドと合わせるといくらになるのかと、そら恐ろしくなる。
結局ステラSWは夢物語かと思っていたら、そんなオレの為に日本政府が「これ使って」
と、銀行口座にお金を振り込んでくれた。 「よし、この金で日本経済をまわすぞ!」
と、いう事でリールは、ステラSW4000XGに決定したのだった。

ネッサエクスチューン106MHにステラSW4000XGを装着してみた。

「めっちゃ、カッケ~! これでもう、鬼に金棒、耳に綿棒や!」
次回は実釣編。 実際に浜で釣りをしてみてどうか、って事やね。
これがいちばん大事やからね。 なにか魚が釣れるといいけどね~。
「 リールでも 紆余曲折し ステラなり 」
END
シマノ ネッサエクスチューン106MHには4000番かC5000番が合う様だ。

ツインパXDC5000XGを考えていたのだけれども、ステラSWを見てしまったら
完全に心を持っていかれてしまった。 ・・・めちゃくちゃ高価やけど。

「しかし、SW仕様は重いので、ちょっとないかな?」と思っていたが、
4000XGは自重が355g。 あれ?5000番に比べてずいぶん軽い。
調べるとボディは4000番も5000番と同じで、スプールとローターの
大きさが違う。 それが自重の差になっているらしい。
同じボディって事はパワーも同じって事? そうなら、なんて強い4000番なんや。
これなら大物が掛かっても、力負けする事はないのかな?
ツインパ XDC5000XGの自重は300g、ステラSW4000は355g。
55gの差。 これを大きいとみるか、許容範囲とみるか・・・。
同機種で5000番に比べて4000番は実効ドラグ力が弱いのだが、そこはステラ、
4000番で7kgある。 ちなみにツインパXDC5000XGは5kg。
5000番に比べて4000番はスプールが小さいので飛距離に少し差が出るかも?
ま、そこは気合で乗り切るしかないかな・・・って、最後は精神論になる。(汗)
普通のステラなら、SWより安いし軽くて強いと三拍子そろっていて問題ないのだが、
そこはやっぱりショアジギ気分を出したくてSWがいいな~と。

あと、竿が10.6ftと長めなので、少し重めのリールを使うと先重り感が無くなり
竿を立ててジグをシャクリやすいかな? と、都合のいい様に考えたりして・・・。
しかし、冒頭でも触れたように、金額がね~。 XDC5000の倍近くする。
ロッドと合わせるといくらになるのかと、そら恐ろしくなる。
結局ステラSWは夢物語かと思っていたら、そんなオレの為に日本政府が「これ使って」
と、銀行口座にお金を振り込んでくれた。 「よし、この金で日本経済をまわすぞ!」
と、いう事でリールは、ステラSW4000XGに決定したのだった。

ネッサエクスチューン106MHにステラSW4000XGを装着してみた。

「めっちゃ、カッケ~! これでもう、鬼に金棒、耳に綿棒や!」
次回は実釣編。 実際に浜で釣りをしてみてどうか、って事やね。
これがいちばん大事やからね。 なにか魚が釣れるといいけどね~。
「 リールでも 紆余曲折し ステラなり 」
END
2020年09月18日
減量の報酬
昨年暮れ、体重が増え過ぎたので、減量する事を決めた。夏頃は80kgそこそこ
だったのに、”食欲の秋”以降86kgを超えたのだ。ちなみに、身長は175cm。
モチベーションを保つため、「10Kg減量出来たらショアジギタックルを新調する!」
と自分で目の前にニンジンをぶら下げた。
そして、約半年をかけて75Kgへと減らし、10Kg以上の減量に成功したのだった。
そこで、いざショアジギタックルを揃えるとなると、色々考え始めた。
50代後半になると、重いショアジギロッドを振り回す事がしんどくなってきた。
実際、昨秋太刀魚をやった時に痛めた左肩がなかなか治らないし・・・。
昨年からはほとんどシーバスロッドで30g以下のジグを投げるってのが主になった。
魚が遠い時、40gのジグをショアジギロッドで投げているが、それも短時間だけ。

で、これから始まる青物シーズンに向けて新しく軽いショアジギタックルを揃えようと、
コロナ禍の中、アレコレ調べ始めたのが6月下旬の事だった。
条件は10ft以上で、自重200gを切り、40gのジグを投げて操作できる物。
磯でやるわけじゃないので、もうガチガチのショアジギロッドじゃなくていいのだ。
ゼスタのRUNWAYXR10MMHがいいなと思っていたが、ちょっとごついかな?

SRF10.3Mは、この時はまだ発売されていないけど、ちょっと気になっていた。

XR10MMHはMAX60gまでだが40gのジグを操作するのに最適らしい。
すると、MAX50gのSRFは、30gくらいが最適ってことになるのかな?
ラグゼのコヨーテ10MHもMAX50gで、インプレを見ると30g辺りのジグが
最適らしい。 45gのTGも使いたいので、それじゃ、ちょっと物足りないかな?

リールはシマノと決めているので、ダイワのロッドはこの際、横に置いておく。
シマノのコルトスナイパーも、オレにはちょっとごついかな~?なんて決めかねてた。

そんな時、ふと、シマノのカタログを見ていると、ショアキャスティングロッド
という文字が目に入ってきた。 「ルミナス?・・・いや、ルナミスか。」

シーバスロッドと思っていたが、新しくなってコンセプトが変わったのかな?
「シーバスをはじめ、ヒラメや青物に対応する。」っていう謳い文句。
「これは・・・!?」 ゼスタのSRF的なロッドかな?
そういえば、ダイワもショアで使える万能ロッドみたいなヤツを出していたな~。
スペックを見ると、最新技術を取り入れていて自重は100MHで167g!
106MHでも173g! しかも、対応ジグは56gまで。
「ありゃ、これはいけるかも?」 お値段は、まあ、許容範囲内か・・・。
それよりお手頃価格になると、ディアルーナ・・・で、あるな。
ディアルーナは18年発売なので、それなりにインプレ記事が多く勉強になる。
評価は、概ねいいようだ。 でも、ルナミスはまだあまり無いのでどうなのか?
ネットで各社のロッドと見比べてみると、うん、悪くない・・・。
スタイルもシュッとしてるし、モノコックのグリップエンドがカッコイイ。
しかし、ひとつ気になることが・・・それは、グリップエンドの長さ。
ショアジギロッドに比べて、短い。 そこはやはりシーバスロッド感が抜けない。
ジグを投げる時は引手も大事で、ロッドエンドが短いとロッドを振り切れるのか?
ウエーディングしても、水面を叩かない長さに設定しているのかもね。
竿が軽く反発力があるので、そこまで力を入れて振らなくていいのかな?
30gくらいのジグは、シーバスロッドで使えてるからその感覚でいけるのかな?
まあ、SRFも同じくらいの長さになっている様だし・・・そういうものなのかな?
でも、ジグが重くなればどう変わるか・・・? イマイチ想像がつかない。
って事で、静岡に釣りに行ったついでに、釣具屋さんを数軒回って触ってきた。
ロッドは思った以上に張りがあり、軽い力でジグを操作できそうや。
グリップエンドの短さもそんなに気にはならない・・・かな?
ロッドを操作するときに脇に挟んでやるか、脇に当ててやるかの違いなのか。
まあ、今までもシーバスロッドでジギングをやってたから慣れれば問題ないのかも?
ジグが重くなったらどうか? こればっかりは実際にやってみないとわからないな。
対象魚は中型青物だけど、不意の大物にも対応できるって言葉を信じる事にする。
そしてこんなに軽いならと、遠投できる106MHにしようかな。
と、ほぼ決まりかけていたのだが、8月末~9月にネッサエクスチューンなるものが
発売されるという情報が入って来た。 これもショアキャスティングロッドの分類。

ネッサはヒラメロッドという認識しかなかったのだが、これも色々対応できるらしい。
ルナミスはシーバスからの派生、ネッサはヒラメからの派生って感じかな?
シーバスの捕食は吸い込み型、ヒラメは噛み付き型で、それぞれ誘い方も違う。
そのあたりが、ロッドアクションの違いになってくるのだろうか。
ジギング中心で考えるならやはり、106MH辺りか? 自重175g。
仕様的にも同程度か、それ以上。 全体的なデザインは、ネッサの方がオレ好み。
しかも、グリップエンドが22mm長い。これで心配していたことが解消されるのか?
”投げ”に関しては、イメージ的にネッサの方が少し胴に入る感じかな? 知らんけど。
ネッサリミテッドほどのシャープさは無いが粘り強いブランクスになっている様だ。
ジグを操作した時にどうなるか? ビシビシ動かせるのか? それなりにか?
あと、気になるのが、3ピース。 1BOXカーに乗っているので、2ピースでいい。
むしろ、2ピースがいい。それならもう少し軽く低価格になったんやないの?なんて。
そして、少し予算オーバー。 値段はルナミスより1万円ちょいほど高い。
「あ~、どうしよっかな~?」と、悶々として、仕事中もろくに眠れない日が続いた。

7月中もワカシなどが釣れていた様だが、連日雨が続き海は荒れゴミは浮きイマイチ。
梅雨明けは遅れそうなので、そう焦ることはない・・・と、自分に言い聞かせる。
7月下旬になっても梅雨明けにはならず、相変わらず雨の日が多かった。
結局、7月は休みと晴れ間と海況のタイミングが合わず、海には行けなかった。
8月に入り、すでに気持ちはネッサに傾いていた。
店頭に並んだ時に実際に触ってから決めたいと思っていたけど、「リミテッド」や
「CI4」を触ってみて「エクスチューン」の使用感の想像を膨らませていく。
そしてついに、「俺は、ネッサで行く!」と、決めたのだった。
早速、ネットでネッサを予約して、8月中は今までのタックルで釣りをしていた。
とは言っても、8月に入ってようやく梅雨が明けた辺りから海は釣れなくなっていった。
中旬頃は壊滅的な不漁で、なかなか浜に足が向かなかった。
8月下旬になってようやくシイラやワラサなどの大型回遊魚が釣れ始めたと聞いて、
重いショアジギロッドを振り回しに行ったが、カスリもせず惨敗。
そして9月。 待てども暮らせども、ネッサ発送の連絡が無い。
10日経ち、おかしいなと、ネットショップに確認すると、「12月末になる」と。
「はあ?何のために先行予約したんや?!」と、ブチギレ、やんわりと強制キャンセル。
速攻別店で発注し直すと翌日には届いていた。もう二度とあの店では買わないと誓った。
そんなこんなでようやく手に入れた、ネッサエクスチューン。やれやれ・・・なのだ。
とにかく軽くて長時間振っていても疲れない、そんなロッドが欲しかった。

次回は、リール編なのだ。 これも色々ありまして・・・。(笑)
「 竿選び 紆余曲折し ネッサなり 」
END
2020年09月14日
最終月の渓流
9月4日
昼から用事があり休みを取っていたのだが、台風が接近し海は荒れ模様。
なので、今月いっぱいで禁漁になる山梨北部の渓流に出かけてみた。

3時間ほどしかできないので、実績のあるポイントをフライで釣り上がって行く。
相変わらずシブいがちびっこは元気で、うるさいくらいにフライをツツキに来る。
そんな中でも、良型アマゴがバシッ!と出ると気持ちがいい。
しかし、足場が高かったので抜き上げ時にポロリ・・・。「あああ~!・・・」
間違ってちびっこが掛かったりもするが、写真も撮らずに釣り上がって行く。
木の下の暗い流れで、これまた良型アマゴが出た!
大きな石の下に潜り込もうとするのを耐えていると、まさかのフックアウト。
またしても、「あああ~!」で、ある。
そんなこんなでもう時間が無くなってきた。
すると、やっと反転流の中からイワナが水面を割った。

20cmほどで、そんなに大きくはなかったがこれでひと安心。
昼からの用事のため、そそくさと山を下りたのだった・・・。
9月5日
海況は良くなるどころか余計に悪くなっているので、また山梨北部の渓流に出撃。
天気予報では、昼から崩れそうな事を言っていたが・・・。
快晴の中、上流部をフライで釣り上がって行く。
空は明るいが渓底は薄暗く、ひんやりとして心地良い。

そんな爽快感とは裏腹に、魚の警戒心は相変わらず強い。
無邪気なちびっこはフライをツツキに来るが、いいサイズは姿も見えない。
そして、出た!と思っても、針に掛かっていない、もしくはすぐバレる。
そんな中、なんとかイワナをゲット。

更に釣り上がって行くと、新しい釣り人の足跡が河原に残っていた。
案の定、魚の姿が見えなくなった。 そして、瀬音にまぎれて雷鳴が聞こえた。
空を見上げると、黒い雲が山の端に掛かって行くのが見えた。
「こらあかん!」と、足早に車に戻り昼飯を食い始めた途端、土砂降りになった。
LINEを見ると、よねさんとgoo~さんもこの辺りに来ている様なので、
昼飯を食ったあと移動。 しかし、相変わらず雨は止みそうにない。
おふたりと合流した後、雨が降ってなさそうなエリアに移動したが、
入渓準備をしている最中に雷が鳴り始め、雨雲が頭上に移動して来た。
「今日は諦めよう・・・」 三人の意見は一致し、撤退。
実はこの最後に行った川は年に数回行く沢なのだが、今年の梅雨によねさんが
「ヒルがいた」と言っていたのを聞いて、少々ビビっていたのである。
この話を聞いた時は、「とうとう、峡北にもヒルが出たか!」と、驚愕したものだ。
ヒルに免疫が無い人間にとっては、あのウヨウヨとうごめく姿は恐怖でしかない。
なので、残念な気持ちでもあり、それでいて少しホッとしたような気持ちも・・・。
「 渓流で 釣りが出来るの あと少し 」
END
昼から用事があり休みを取っていたのだが、台風が接近し海は荒れ模様。
なので、今月いっぱいで禁漁になる山梨北部の渓流に出かけてみた。

3時間ほどしかできないので、実績のあるポイントをフライで釣り上がって行く。
相変わらずシブいがちびっこは元気で、うるさいくらいにフライをツツキに来る。
そんな中でも、良型アマゴがバシッ!と出ると気持ちがいい。
しかし、足場が高かったので抜き上げ時にポロリ・・・。「あああ~!・・・」
間違ってちびっこが掛かったりもするが、写真も撮らずに釣り上がって行く。
木の下の暗い流れで、これまた良型アマゴが出た!
大きな石の下に潜り込もうとするのを耐えていると、まさかのフックアウト。
またしても、「あああ~!」で、ある。
そんなこんなでもう時間が無くなってきた。
すると、やっと反転流の中からイワナが水面を割った。

20cmほどで、そんなに大きくはなかったがこれでひと安心。
昼からの用事のため、そそくさと山を下りたのだった・・・。
9月5日
海況は良くなるどころか余計に悪くなっているので、また山梨北部の渓流に出撃。
天気予報では、昼から崩れそうな事を言っていたが・・・。
快晴の中、上流部をフライで釣り上がって行く。
空は明るいが渓底は薄暗く、ひんやりとして心地良い。

そんな爽快感とは裏腹に、魚の警戒心は相変わらず強い。
無邪気なちびっこはフライをツツキに来るが、いいサイズは姿も見えない。
そして、出た!と思っても、針に掛かっていない、もしくはすぐバレる。
そんな中、なんとかイワナをゲット。

更に釣り上がって行くと、新しい釣り人の足跡が河原に残っていた。
案の定、魚の姿が見えなくなった。 そして、瀬音にまぎれて雷鳴が聞こえた。
空を見上げると、黒い雲が山の端に掛かって行くのが見えた。
「こらあかん!」と、足早に車に戻り昼飯を食い始めた途端、土砂降りになった。
LINEを見ると、よねさんとgoo~さんもこの辺りに来ている様なので、
昼飯を食ったあと移動。 しかし、相変わらず雨は止みそうにない。
おふたりと合流した後、雨が降ってなさそうなエリアに移動したが、
入渓準備をしている最中に雷が鳴り始め、雨雲が頭上に移動して来た。
「今日は諦めよう・・・」 三人の意見は一致し、撤退。
実はこの最後に行った川は年に数回行く沢なのだが、今年の梅雨によねさんが
「ヒルがいた」と言っていたのを聞いて、少々ビビっていたのである。
この話を聞いた時は、「とうとう、峡北にもヒルが出たか!」と、驚愕したものだ。
ヒルに免疫が無い人間にとっては、あのウヨウヨとうごめく姿は恐怖でしかない。
なので、残念な気持ちでもあり、それでいて少しホッとしたような気持ちも・・・。
「 渓流で 釣りが出来るの あと少し 」
END
2020年09月07日
水底の攻防
8月26日 小潮
前回、オフショアでシイラを釣っていた頃、浜にもシイラが回って来ていたらしい。
それじゃあと、休みを取って出撃。 暗いうちからあれこれやってみるが不発。
目の前に広がる海は潮目も入って雰囲気はいい・・・しかし、なんかおかしい。
どうにもこうにも、魚がいる雰囲気が無い。 また回遊の谷間に来てしまったようだ。
平日なのに人は多いのだが、見ている限り誰の竿も曲がっていない。
すっかり太陽は昇り切ってしまい、ジリジリと肌を焼き始めた。

魚がいないのなら、軟体動物でも・・・と、ショアジギタックルでタコエギを投下。
数投ののち根掛かり・・・と、思ったが手元に伝わる感触は柔らかい。
「タコや!タコがエギを抱いてる!」竿先を細かく揺すってから一気に合わせる!
ズーン!とただ重いだけで浮き上がってくる。 「よし、底から剝がれた!」
そこから一気にリールを巻く! 少しでも休んだらタコが地面に張り付いて、
石を抱き込んでしまい重くてリールが巻けなくなってしまう。
ふうふう言いながら、ゴリ巻きし、やっと浜にズリ上げた。
「ふ~、手こずらせやがって・・・。」そんなに大きくはないけど重かった・・・。

と、こんな感じで、とりあえずボーズ逃れは出来た。 やれやれ・・・。
その後、山梨中部の渓流に移動した。 昼飯食って少し仮眠してから入渓。
久しぶりに訪れた川はすっかり平水に戻っていた。 ずっと増水していたからね。
予想通り魚の反応はシブく、チビッ子イワナがチュパッと出るだけ。

とある深みで、やっぱりチビッ子がチュパッと出た。 が、その時、
流れの筋の底の方から、いいサイズのイワナがちらっと顔を出したのが見えた。
「お、いるいる・・・」 何度かフライを落としてみるが反応は無い。
「さっきのは見間違いか? もっとフライを小さくした方が良いのか?」
自問自答しながら少し立ち位置を変えて、姿勢を低くしフライの流し方を変えてみる。
すると、バシッ!と水飛沫が上がった! 一呼吸おいて合わせを入れる!
乗った! するとヤツはすごいパワーで、水底をめがけて突っ込んでいく。
使用しているロッドは、DAIWAのYabusawaSpesial。
梅雨の間はロッドが柔らかいせいか魚が甘噛みのせいか、よくバラした竿だ。
その竿を持つ手元はしっかりと竿を立てているのに、竿先は水面に突き刺さっている。
まさに”満月”状態。 「お、お、お、ラ、ラインが・・・切れる~?!」
しかし、何とか持ちこたえて一旦魚が浮いたかと思ったが、また突っ込まれた!
左手をバット部に添えてゆっくりと流れに乗せる様にして、底から引き剥がす。
「よし、出た!」流れに乗って川を下り始めた魚を、緩流域に誘導して岸にズリ上げ。
そんなに大きくないのに、引きは大物。 竿のせいもあるけど、オモロかった。
26cmの元気なイワナだ。 「もう、これ一匹で満足や・・・。」

そんな言葉が釣りの神様に聞こえたのか、その後はまたチビッ子が
ツツキに来るだけだった。
8月29日 若潮
この週末は出かける予定があったので、釣りには行けないとあきらめていたのだが、
金曜日、会社から帰宅すると嫁さんが「行けなくなった。」と、言ってきた。
「・・・そう、残念やなぁ」と、言いながらそそくさと釣り支度を始める。
晩飯食って風呂入って「じゃあ、そういうことで!」と早めに就寝。
朝、まだ暗い浜に到着し、準備をしているとY先輩が来た。
「久しぶり・・・」と、挨拶もそこそこに、一緒にミッチーさんがいる浜へ行く。
今日も浜は人が多く盛況だ。 しかし、明るくなっても魚は回ってこない。
小さなナブラは立つのだが、食わない。 ようやくY先輩がワカシを釣った。
同じ時間帯で、周りでもポツポツワカシが釣れたが、オレにはアタリも無い。
そして、いい感じで潮目は入っているのだが、まったりとした海になってしまった。
すると、ミッチーさんが小さなジグで底を狙って、ハタ坊を釣り上げた。
更に連発。 Y先輩も同じ様にして、嬉しそうに連発している。
そんなもの持ってきていないオレは、指をくわえて見ているだけだった。
ミッチーさんが「用事がある」と先に帰る時、ひとつ置いて行ってくれた。
「・・・それじゃあ」と、やってみるが、なかなかアタリが出ない。
そして、ようやくコツをつかみ、アオハタ!

さらにマハタ! まあ、どちらもハタ坊には違いはないけど、なんかウレシイ。

底を狙っているので、案の定根掛かりして強制終了。
とりあえず、今回もボーズではなくて良かった・・・。
「 どこにいる 皆そこに居る 水底に 」
END
前回、オフショアでシイラを釣っていた頃、浜にもシイラが回って来ていたらしい。
それじゃあと、休みを取って出撃。 暗いうちからあれこれやってみるが不発。
目の前に広がる海は潮目も入って雰囲気はいい・・・しかし、なんかおかしい。
どうにもこうにも、魚がいる雰囲気が無い。 また回遊の谷間に来てしまったようだ。
平日なのに人は多いのだが、見ている限り誰の竿も曲がっていない。
すっかり太陽は昇り切ってしまい、ジリジリと肌を焼き始めた。

魚がいないのなら、軟体動物でも・・・と、ショアジギタックルでタコエギを投下。
数投ののち根掛かり・・・と、思ったが手元に伝わる感触は柔らかい。
「タコや!タコがエギを抱いてる!」竿先を細かく揺すってから一気に合わせる!
ズーン!とただ重いだけで浮き上がってくる。 「よし、底から剝がれた!」
そこから一気にリールを巻く! 少しでも休んだらタコが地面に張り付いて、
石を抱き込んでしまい重くてリールが巻けなくなってしまう。
ふうふう言いながら、ゴリ巻きし、やっと浜にズリ上げた。
「ふ~、手こずらせやがって・・・。」そんなに大きくはないけど重かった・・・。

と、こんな感じで、とりあえずボーズ逃れは出来た。 やれやれ・・・。
その後、山梨中部の渓流に移動した。 昼飯食って少し仮眠してから入渓。
久しぶりに訪れた川はすっかり平水に戻っていた。 ずっと増水していたからね。
予想通り魚の反応はシブく、チビッ子イワナがチュパッと出るだけ。

とある深みで、やっぱりチビッ子がチュパッと出た。 が、その時、
流れの筋の底の方から、いいサイズのイワナがちらっと顔を出したのが見えた。
「お、いるいる・・・」 何度かフライを落としてみるが反応は無い。
「さっきのは見間違いか? もっとフライを小さくした方が良いのか?」
自問自答しながら少し立ち位置を変えて、姿勢を低くしフライの流し方を変えてみる。
すると、バシッ!と水飛沫が上がった! 一呼吸おいて合わせを入れる!
乗った! するとヤツはすごいパワーで、水底をめがけて突っ込んでいく。
使用しているロッドは、DAIWAのYabusawaSpesial。
梅雨の間はロッドが柔らかいせいか魚が甘噛みのせいか、よくバラした竿だ。
その竿を持つ手元はしっかりと竿を立てているのに、竿先は水面に突き刺さっている。
まさに”満月”状態。 「お、お、お、ラ、ラインが・・・切れる~?!」
しかし、何とか持ちこたえて一旦魚が浮いたかと思ったが、また突っ込まれた!
左手をバット部に添えてゆっくりと流れに乗せる様にして、底から引き剥がす。
「よし、出た!」流れに乗って川を下り始めた魚を、緩流域に誘導して岸にズリ上げ。
そんなに大きくないのに、引きは大物。 竿のせいもあるけど、オモロかった。
26cmの元気なイワナだ。 「もう、これ一匹で満足や・・・。」

そんな言葉が釣りの神様に聞こえたのか、その後はまたチビッ子が
ツツキに来るだけだった。
8月29日 若潮
この週末は出かける予定があったので、釣りには行けないとあきらめていたのだが、
金曜日、会社から帰宅すると嫁さんが「行けなくなった。」と、言ってきた。
「・・・そう、残念やなぁ」と、言いながらそそくさと釣り支度を始める。
晩飯食って風呂入って「じゃあ、そういうことで!」と早めに就寝。
朝、まだ暗い浜に到着し、準備をしているとY先輩が来た。
「久しぶり・・・」と、挨拶もそこそこに、一緒にミッチーさんがいる浜へ行く。
今日も浜は人が多く盛況だ。 しかし、明るくなっても魚は回ってこない。
小さなナブラは立つのだが、食わない。 ようやくY先輩がワカシを釣った。
同じ時間帯で、周りでもポツポツワカシが釣れたが、オレにはアタリも無い。
そして、いい感じで潮目は入っているのだが、まったりとした海になってしまった。
すると、ミッチーさんが小さなジグで底を狙って、ハタ坊を釣り上げた。
更に連発。 Y先輩も同じ様にして、嬉しそうに連発している。
そんなもの持ってきていないオレは、指をくわえて見ているだけだった。
ミッチーさんが「用事がある」と先に帰る時、ひとつ置いて行ってくれた。
「・・・それじゃあ」と、やってみるが、なかなかアタリが出ない。
そして、ようやくコツをつかみ、アオハタ!

さらにマハタ! まあ、どちらもハタ坊には違いはないけど、なんかウレシイ。

底を狙っているので、案の定根掛かりして強制終了。
とりあえず、今回もボーズではなくて良かった・・・。
「 どこにいる 皆そこに居る 水底に 」
END