2021年01月26日
雪のあと
1月13日
3日前、海に出撃したがアタリもクソも無かった。
この日も海に行く予定にしていたが、寒波が来ている中、前日に雪が降った。
寒いし、道は凍結しているだろうし・・・で、朝マズメの海は諦めた。
家で朝飯を食ってから潤井川に向けて出発した。
山梨中部以南は雪も無く心配する事は無かったが、それでも慎重な運転をする
車につかまり現地に到着したのは10時前だった。

前日の天気とは打って変わって快晴。 平日だからか、魚が溜まっている場所には
人がいなかったので、早速そこでやってみる事にした。
川に足を入れると、心なしかいつもより水が冷たく感じた。 虫は飛んでいない。
水温が下がったか? 偏光グラス越しに見える水中の魚も、底に張り付いている様だ。
案の定、ドライで水面勝負を仕掛けても、定位した場所を動かず見向きもしない。
ならばと、水中勝負で・・・あれ?これまた動かない。
「う~ん、水温低下っちゅうより、スレてるのか?」 それでも、
食い気のあるやつはいるので、しばらくするとなんとか一匹獲る事が出来た。

続けて2匹目も・・・と、行きたいところだが、なかなか食わない。
食っても浅いのか、バレる。
そうこうしていると、魚の動きが活発になってきて、浮いてきた。
「お?これは、水面勝負出来るんやない?」と、ニヤリ。
ドライフライを流れに乗せて魚のいる場所へ送り込んでいく・・・水面が盛り上がる!
でも食ってない。 もう一度・・・今度はムシ!「キィ~!何が気に入らんねん?」
フライを小さくしたり、色を変えたりあれこれ試してみる。
最終的には立ち位置を変えて、フライ先行で流していくと・・・やっと食った!

やっぱり、水面勝負の釣りはおもしろいな~!と、ニヤニヤしながらランディング。
それからは、何度も何度もドライを流して、気難しいニジマスと知恵比べを楽しむ。

対岸にルアーマンが入ってきて数匹釣っていたがそんな事は意に介さず、
コノヤロ的反応を見せるニジマスを、何とかして釣るのが面白くて夢中になっていた。
気が付けば13時45分、昼飯も食わずに竿を振り続けていた。4匹ほど釣ったかな?
この日は夕方から用事があるので、タイムリミットは14時。
終了時間が決まっている時に限って、調子がいい事が多いってのは”あるある”か?
それでも「最後、一匹釣って終わりたい!」と、眉間にしわを寄せ鋭い目をしてみる。
そして、何度か流すと出た!乗った! 「よ~し、よ~し、狙い通りや~!」
と、最後に思い通りの釣りが出来たので、満足して帰路についたのだった。

「 今日もまた スレた虹との 知恵比べ 」
END
3日前、海に出撃したがアタリもクソも無かった。
この日も海に行く予定にしていたが、寒波が来ている中、前日に雪が降った。
寒いし、道は凍結しているだろうし・・・で、朝マズメの海は諦めた。
家で朝飯を食ってから潤井川に向けて出発した。
山梨中部以南は雪も無く心配する事は無かったが、それでも慎重な運転をする
車につかまり現地に到着したのは10時前だった。

前日の天気とは打って変わって快晴。 平日だからか、魚が溜まっている場所には
人がいなかったので、早速そこでやってみる事にした。
川に足を入れると、心なしかいつもより水が冷たく感じた。 虫は飛んでいない。
水温が下がったか? 偏光グラス越しに見える水中の魚も、底に張り付いている様だ。
案の定、ドライで水面勝負を仕掛けても、定位した場所を動かず見向きもしない。
ならばと、水中勝負で・・・あれ?これまた動かない。
「う~ん、水温低下っちゅうより、スレてるのか?」 それでも、
食い気のあるやつはいるので、しばらくするとなんとか一匹獲る事が出来た。

続けて2匹目も・・・と、行きたいところだが、なかなか食わない。
食っても浅いのか、バレる。
そうこうしていると、魚の動きが活発になってきて、浮いてきた。
「お?これは、水面勝負出来るんやない?」と、ニヤリ。
ドライフライを流れに乗せて魚のいる場所へ送り込んでいく・・・水面が盛り上がる!
でも食ってない。 もう一度・・・今度はムシ!「キィ~!何が気に入らんねん?」
フライを小さくしたり、色を変えたりあれこれ試してみる。
最終的には立ち位置を変えて、フライ先行で流していくと・・・やっと食った!

やっぱり、水面勝負の釣りはおもしろいな~!と、ニヤニヤしながらランディング。
それからは、何度も何度もドライを流して、気難しいニジマスと知恵比べを楽しむ。

対岸にルアーマンが入ってきて数匹釣っていたがそんな事は意に介さず、
コノヤロ的反応を見せるニジマスを、何とかして釣るのが面白くて夢中になっていた。
気が付けば13時45分、昼飯も食わずに竿を振り続けていた。4匹ほど釣ったかな?
この日は夕方から用事があるので、タイムリミットは14時。
終了時間が決まっている時に限って、調子がいい事が多いってのは”あるある”か?
それでも「最後、一匹釣って終わりたい!」と、眉間にしわを寄せ鋭い目をしてみる。
そして、何度か流すと出た!乗った! 「よ~し、よ~し、狙い通りや~!」
と、最後に思い通りの釣りが出来たので、満足して帰路についたのだった。

「 今日もまた スレた虹との 知恵比べ 」
END
2021年01月20日
いろいろやりたい初釣行
1月4日中潮
朝飯食ってから、ゆるゆると出撃。 新年一発目は、潤井川のニジマスだ。
初めにルアーで探って行くと、しばらくしてヒット!
「よしよし、狙い通りや~!」と、ほくそ笑んでいたら・・・バレた。
「う~ん、今年はバラシで始まったかぁ・・・(汗)」

その後はアタリも無いので、フライに持ち替えてご機嫌を伺うことにした。
ドライで出たらうれしいなとやってみるが、まったく反応なし。
それじゃあと、水中戦に切り替えるとググッというアタリ!
「よっしゃ、来た~!」 2021年初物はニジマスだ~。

これで、とりあえずひと安心。
それからさらに3匹追加して、昼過ぎには海に向かって移動を始めた。

いいサイズのいいカオした赤いヤツ。

夕方は浜でヒラメを狙う。

暗くなってから、タチウオがヒットしたがまたバラしてしまった。
「あかん、新年早々バラシが続くなんて・・・イヤな予感しかしない。」
不安な気持ちで投げ続けていると、「アタッた! ・・・お、乗った!」
力強い引きをロッドが伝えてくる。 「いいぞいいぞ~!」
ニヤニヤしながら浜にズリ上げ~・・・って、ボラのスレ掛り?!

「ああ~、期待させやがって~、コノヤロ!」 と、ガックシ・・・。
一応ボラも出世魚の仲間なので、まあ、”縁起物”といやあカッコはつくかな?
その後はアタリも無くなった。 「う~ん、そんなにうまくいかんわな」と、車中泊。
1月5日小潮
新年一発目なので色々やってみたくて、今度はカマス狙いで港に行ってみた。
が、まったくアタリもない。 周りのおっちゃん達もまったく釣れていない。
一番カタイと思っていたカマスが、まさかの不発・・・。 ど~ゆ~こと?
やれやれ、2021年はなんだかビミョ~なスタートとなってしまった。
「 粘っても トドのつまりは ボラのスレ 」
END
朝飯食ってから、ゆるゆると出撃。 新年一発目は、潤井川のニジマスだ。
初めにルアーで探って行くと、しばらくしてヒット!
「よしよし、狙い通りや~!」と、ほくそ笑んでいたら・・・バレた。
「う~ん、今年はバラシで始まったかぁ・・・(汗)」

その後はアタリも無いので、フライに持ち替えてご機嫌を伺うことにした。
ドライで出たらうれしいなとやってみるが、まったく反応なし。
それじゃあと、水中戦に切り替えるとググッというアタリ!
「よっしゃ、来た~!」 2021年初物はニジマスだ~。

これで、とりあえずひと安心。
それからさらに3匹追加して、昼過ぎには海に向かって移動を始めた。

いいサイズのいいカオした赤いヤツ。

夕方は浜でヒラメを狙う。

暗くなってから、タチウオがヒットしたがまたバラしてしまった。
「あかん、新年早々バラシが続くなんて・・・イヤな予感しかしない。」
不安な気持ちで投げ続けていると、「アタッた! ・・・お、乗った!」
力強い引きをロッドが伝えてくる。 「いいぞいいぞ~!」
ニヤニヤしながら浜にズリ上げ~・・・って、ボラのスレ掛り?!

「ああ~、期待させやがって~、コノヤロ!」 と、ガックシ・・・。
一応ボラも出世魚の仲間なので、まあ、”縁起物”といやあカッコはつくかな?
その後はアタリも無くなった。 「う~ん、そんなにうまくいかんわな」と、車中泊。
1月5日小潮
新年一発目なので色々やってみたくて、今度はカマス狙いで港に行ってみた。
が、まったくアタリもない。 周りのおっちゃん達もまったく釣れていない。
一番カタイと思っていたカマスが、まさかの不発・・・。 ど~ゆ~こと?
やれやれ、2021年はなんだかビミョ~なスタートとなってしまった。
「 粘っても トドのつまりは ボラのスレ 」
END
2021年01月12日
〆はショアレッド
12月26日中潮
朝5時30分、4人を乗せた龍神丸で出船。
まずはタチウオを狙うが、アタリもない。

明るくなってきたので、180mの深い所でタチウオを狙ってみる。
すると、底でズ~ンと重くなった。 「お?魚?・・・か?」
と、はてながいっぱい出てくる。 それは全然引かず、ただ重いだけだから。
それでも、うんうん言いながら上げてくると、「やっぱ、魚が付いてる!」

ニベだ!・・・ニベと、イシモチよく似ているのでイマイチわからないけど、ニベと
いう事にした。 「どっちでもいいよ。」と、にべもないこと言わないよ~に。(笑)
更にそのあとまた底の方でず~んと重くなった。
竿先で聞いてみると、今度は生命反応アリ! よっしゃ、タチウオや!
これまたうんうん言いながら上げてくると・・・またニベ?!
「う~ん、連発か~!」 って、結局、タチウオは釣れなかった・・・。

その後はどこへ行ってもイマイチ反応が悪く、船中でもポツリポツリと
タチウオやイトヒキアジ、コウイカ・・・等が釣れているだけだった。
そして、オレのタイラバにやっと念願のアタリが!
でも、小さい・・・この引きはタイではない・・・で、オオモンハタ。

ま、それでも旨い魚が釣れたのでヨシとしよう。
結局、昼過ぎまでやったがその後は”冴えない海”になってしまった。
12月28日大潮
朝から雨・・・天気予報では昼から止むというので、ゆっくりと家を出て、
夕方から浜に出撃した。 明るいうちはアタリも無く、夜に期待する事にした。

人もすっかりいなくなった頃、急に後ろから声を掛けられてチビリそうになった。
山梨組のKさんだった。 「あ~ビックリした・・・。」
それから二人並んで、月明かりに照らされた明るい海にルアーを投げ込んでいく。
雨の後なので、シーバスでも回遊してこないかなとミノーで探りを入れる。
すると、”コン!”と、小さなアタリ・・・さらに巻いていると”ゴゴン!”と、
竿先が引き込まれた。 とっさに合わせを入れると、異様な重量感を感じた。
その途端、キツメに締めていたドラグが”ギャギャギャギャ~~~!”と鳴きだした。
手元に伝わる重量感と、思いっきり曲がっている竿を見てデカイ!と確信する。
水面が”ガバガバッ!”と何度か割れ、何度もドラグを鳴らしながらラインを引き出す。
Kさんが近づいてきて、「デカイ?」と聞いて来るが「たぶん」と答えるしかない。
そして、何とか岸近くに寄って来た・・・でかいシーバスだと思っていたが、
Kさんが声を上げた 「マダイ! デカイ! ショアレッドだ~!」
波打ち際で、月明かりに照らされた赤い魚体がオレにも見えた途端に緊張が走った。
「バレるなよ~!」と、心で叫びながらなんとか浜にズリ上げた!

「よっしゃ~! 初めてのショアレッド~!」
「もういい、もうこれで十分や・・・」と、安堵の気持ちで深呼吸をしたのだった。
72cm。 これは、昨年春にオフショアジギングで釣ったタイと同じサイズ。
そして、今年の夏にオレの横でクアトロさんが釣ったのとも同じサイズ。 偶然か?
なんにしても、これで今年一年の全てが報われた気がした。
釣りに関して、悔しい事も悲しい出来事も嫌な言葉も・・・すべて吹き飛んだ気がした。
ほんと、いい魚で一年の締めくくりが出来たなぁ。
・・・って、まだ終わってない! 明日の「管理釣り場」が本当の釣り納めなのだ。
12月29日
毎年恒例、いつもの3人で管理釣り場で釣り納め。
いつもは御殿場の東山湖へ行っていたのだが、今年は蜜を避けて近場で集合した。
山梨県南アルプス市の河川せき止め型管理釣り場「ウエストリバー」だ。
川の横はキャンプ場になっていて、いくつかテントが張ってあった。

最近はアニメやキャンプブームの影響で、冬でもキャンプをする人が増えた。
昔はオレも”鍋キャンプ”って言って、夜中まで鍋を囲んでたな~。と、懐かしく思う。
その当時は、変態を見るような目で見られていたけど・・・時代は変わったな~。
それなのに、管理釣り場には誰もいない。 釣りをするのはオレ達だけみたい。
冬の間は鵜に魚を食われてしまうので、お客が来たら魚を放流するスタイルは健在で、
三カ所に分けて放流してくれた。 ・・・では早速、釣り開始と行きますか!

初めは魚が水に馴染むまでイマイチ食いが悪かったが、ポツリポツリと釣れ始めた。
エリアはそんなに広くないので、1gほどのスプーンで十分事足りる。

前日に大物を釣ってるし、近場の管理釣り場という事もあり、「まあ、ゆるゆると
行きましょか~」と余裕をぶっこいていたが、イザ釣り始めると目が鋭くなってくる。
スプーンの食いが悪くなると、ミノーやクランクベイトで目先を変えて食わす。
河川型で流れがあるので、止水型の管理釣り場とは攻め方も変わる。

昼過ぎから有効だったのは、ミノーやクランクベイトを流れの中で
死にそうなくらいのスピードでゆっくり巻くってのがハマった。

なんだかんだで、30匹以上は釣っただろうか。
ここは、釣った魚の持ち帰りはOKで、しかも数は無制限。 当然無料と良心的。
オレは、昨日釣ったタイが有るので、もう冷蔵庫や冷凍庫が一杯で持ち帰れない。
それでも、釣った内の半分くらいはキープしておいた。中にはイワナもいた。

そして皆が釣った魚は、代表してしなかもさんが持ち帰った。
久しぶりにニジマスの素揚げも食ってみたかったが、・・・まあ、またくればいいか。
・・・と、そんなこんなで2020年の釣りは終了したのだった。
オレ的にはショアレッドで〆て、ニジマス(イワナも少々)はおまけ・・・かな。(笑)
2021年も楽しく釣りが出来ればいいな~。

「 年の瀬の 月夜に光る ショアレッド 」
END
朝5時30分、4人を乗せた龍神丸で出船。
まずはタチウオを狙うが、アタリもない。

明るくなってきたので、180mの深い所でタチウオを狙ってみる。
すると、底でズ~ンと重くなった。 「お?魚?・・・か?」
と、はてながいっぱい出てくる。 それは全然引かず、ただ重いだけだから。
それでも、うんうん言いながら上げてくると、「やっぱ、魚が付いてる!」

ニベだ!・・・ニベと、イシモチよく似ているのでイマイチわからないけど、ニベと
いう事にした。 「どっちでもいいよ。」と、にべもないこと言わないよ~に。(笑)
更にそのあとまた底の方でず~んと重くなった。
竿先で聞いてみると、今度は生命反応アリ! よっしゃ、タチウオや!
これまたうんうん言いながら上げてくると・・・またニベ?!
「う~ん、連発か~!」 って、結局、タチウオは釣れなかった・・・。

その後はどこへ行ってもイマイチ反応が悪く、船中でもポツリポツリと
タチウオやイトヒキアジ、コウイカ・・・等が釣れているだけだった。
そして、オレのタイラバにやっと念願のアタリが!
でも、小さい・・・この引きはタイではない・・・で、オオモンハタ。

ま、それでも旨い魚が釣れたのでヨシとしよう。
結局、昼過ぎまでやったがその後は”冴えない海”になってしまった。
12月28日大潮
朝から雨・・・天気予報では昼から止むというので、ゆっくりと家を出て、
夕方から浜に出撃した。 明るいうちはアタリも無く、夜に期待する事にした。

人もすっかりいなくなった頃、急に後ろから声を掛けられてチビリそうになった。
山梨組のKさんだった。 「あ~ビックリした・・・。」
それから二人並んで、月明かりに照らされた明るい海にルアーを投げ込んでいく。
雨の後なので、シーバスでも回遊してこないかなとミノーで探りを入れる。
すると、”コン!”と、小さなアタリ・・・さらに巻いていると”ゴゴン!”と、
竿先が引き込まれた。 とっさに合わせを入れると、異様な重量感を感じた。
その途端、キツメに締めていたドラグが”ギャギャギャギャ~~~!”と鳴きだした。
手元に伝わる重量感と、思いっきり曲がっている竿を見てデカイ!と確信する。
水面が”ガバガバッ!”と何度か割れ、何度もドラグを鳴らしながらラインを引き出す。
Kさんが近づいてきて、「デカイ?」と聞いて来るが「たぶん」と答えるしかない。
そして、何とか岸近くに寄って来た・・・でかいシーバスだと思っていたが、
Kさんが声を上げた 「マダイ! デカイ! ショアレッドだ~!」
波打ち際で、月明かりに照らされた赤い魚体がオレにも見えた途端に緊張が走った。
「バレるなよ~!」と、心で叫びながらなんとか浜にズリ上げた!

「よっしゃ~! 初めてのショアレッド~!」
「もういい、もうこれで十分や・・・」と、安堵の気持ちで深呼吸をしたのだった。
72cm。 これは、昨年春にオフショアジギングで釣ったタイと同じサイズ。
そして、今年の夏にオレの横でクアトロさんが釣ったのとも同じサイズ。 偶然か?
なんにしても、これで今年一年の全てが報われた気がした。
釣りに関して、悔しい事も悲しい出来事も嫌な言葉も・・・すべて吹き飛んだ気がした。
ほんと、いい魚で一年の締めくくりが出来たなぁ。
・・・って、まだ終わってない! 明日の「管理釣り場」が本当の釣り納めなのだ。
12月29日
毎年恒例、いつもの3人で管理釣り場で釣り納め。
いつもは御殿場の東山湖へ行っていたのだが、今年は蜜を避けて近場で集合した。
山梨県南アルプス市の河川せき止め型管理釣り場「ウエストリバー」だ。
川の横はキャンプ場になっていて、いくつかテントが張ってあった。

最近はアニメやキャンプブームの影響で、冬でもキャンプをする人が増えた。
昔はオレも”鍋キャンプ”って言って、夜中まで鍋を囲んでたな~。と、懐かしく思う。
その当時は、変態を見るような目で見られていたけど・・・時代は変わったな~。
それなのに、管理釣り場には誰もいない。 釣りをするのはオレ達だけみたい。
冬の間は鵜に魚を食われてしまうので、お客が来たら魚を放流するスタイルは健在で、
三カ所に分けて放流してくれた。 ・・・では早速、釣り開始と行きますか!

初めは魚が水に馴染むまでイマイチ食いが悪かったが、ポツリポツリと釣れ始めた。
エリアはそんなに広くないので、1gほどのスプーンで十分事足りる。

前日に大物を釣ってるし、近場の管理釣り場という事もあり、「まあ、ゆるゆると
行きましょか~」と余裕をぶっこいていたが、イザ釣り始めると目が鋭くなってくる。
スプーンの食いが悪くなると、ミノーやクランクベイトで目先を変えて食わす。
河川型で流れがあるので、止水型の管理釣り場とは攻め方も変わる。

昼過ぎから有効だったのは、ミノーやクランクベイトを流れの中で
死にそうなくらいのスピードでゆっくり巻くってのがハマった。

なんだかんだで、30匹以上は釣っただろうか。
ここは、釣った魚の持ち帰りはOKで、しかも数は無制限。 当然無料と良心的。
オレは、昨日釣ったタイが有るので、もう冷蔵庫や冷凍庫が一杯で持ち帰れない。
それでも、釣った内の半分くらいはキープしておいた。中にはイワナもいた。

そして皆が釣った魚は、代表してしなかもさんが持ち帰った。
久しぶりにニジマスの素揚げも食ってみたかったが、・・・まあ、またくればいいか。
・・・と、そんなこんなで2020年の釣りは終了したのだった。
オレ的にはショアレッドで〆て、ニジマス(イワナも少々)はおまけ・・・かな。(笑)
2021年も楽しく釣りが出来ればいいな~。

「 年の瀬の 月夜に光る ショアレッド 」
END
2021年01月05日
釣れている魚を釣る
12月19日中潮
ヒラメがダメならタチウオでも・・・と、浜に行くとうねりが入っていて大荒れ。
それでも何とかやってみるが、まったく歯が立たずガックリ肩を落とす。
で、毎度のことながら潤井川に転戦。
最近は釣れていないのか、急な冷え込みのせいか人が少ないように感じた。

過去の実績ポイントをルアーで探って行くが、イマイチ魚信が返ってこない。
昼飯を食ったあと、気分を変えてフライで再挑戦。
ドライを流してみると、水面がモワッと盛り上がるがフライは食ってない。
「キィー!なぜ食わん?」 色々流し方を変えながらしつこく攻めてみる。
毎日攻め続けられてすっかりスレてしまったか?と、思った途端、出た!
「なんや、食ってくるやん!」などと言いながら、元気な走りを楽しむ。

ドライで出るのならと、なかなか食わない魚を相手にあれやこれやとやって
2時間ほどで、3匹追加する。 その後はライズも無くなってしまった。
それじゃあ、と、水中戦に持ち込むが、これがなかなか食わない。
ホントにスレちゃったかな? で、やっと一匹釣れた。

すると、また今回も昼寝をしなかったので、睡魔に襲われ車中仮眠。
夕方目が覚めたが、「もういいかな・・・」と、一言つぶやいて撤収。
ニジマスはなんとかして釣れたりするけど、海の魚が釣れない。
なんとなく気分がスッキリしない日々が続いている。 はあ・・・。
12月22日小潮
元々、ヒラメ狙いで出撃する予定で休みを取っていたが、釣れる気がしないので
思い切ってワッシーのいる港でカマゲー(カマスゲーム)をすることにした。
「逃げたんやない、気分転換や!」「逃げるは恥だがやくみつる」や!と、
しょ~もない事を言いながら、まだ暗い港でアジングロッドを振る。
数年前に爆ったパターンでやってみるが、まったくアタリがない。
そうこうしているとワッシーが来たので、ふたりで並んで探っていく。
当然、彼の技を盗むべくチラ見&キモを世間話に紛れ込ませて聞き出していく。
すると、以前と違うアクションやタナで釣れているって事が判明した。
「う~ん、道理で釣れなかったわけや・・・。」と、感心しきり。
少し明るくなり始めた頃、彼の竿が曲がった! 「やっぱり、そう来たか~!」
それならばと、同じパターンでやってみると・・・、「来た、来た!」
久しぶりにカマスの引きを味わってごぼう抜き! 「これこれ、この感じ!」

朝マズメの短い間に魚が回って来たようだが、今日のカマスはイマイチ反応が悪い。
ショートバイトが多くなかなか乗らないし、案の定、鋭い歯でラインは切られるし。
なかなか連発とはいかないが、ポツリポツリと釣って6匹ゲット。
釣果はイマイチ伸びなかったが、久しぶりのカマゲーは楽しかった。
「・・・あかん、このままヒラメを忘れそうや。」

昼前、おそらくこれが今年最後になるであろう、潤井川に行ってみた。
ルアーで様子を伺ってみるが、2バラシ・・・と、悔しい思いをした。
で、移動後フライに持ち替えて川辺に立つと、「・・・あれ?うっすら濁ってる?」
まあこれ位なら何とかなるだろうと、ドライで釣り始めるがまったく見向きもしない。
で、水中戦に持ち込むがこれも連続バラシで、少々アセリだす。
今回も朝早くから家を出たのに仮眠をしていないので、そろそろ限界が近づいてきた。
もうダメかと思った頃、また来た! 今度は逃げられずに無事ランディングできた。
とりあえず、一匹釣れてひと安心。 また来年、楽しい釣りが出来るといいな。

翌日の夜はカマスの一夜干しを久しぶりに食った。 「やっぱ、美味い!」
そしてデザートは、ワッシーからもらったル・レクチェ。初めて食べたが美味かった。
「 冬の夜 釣ったカマスを 一夜干し 」
END
ヒラメがダメならタチウオでも・・・と、浜に行くとうねりが入っていて大荒れ。
それでも何とかやってみるが、まったく歯が立たずガックリ肩を落とす。
で、毎度のことながら潤井川に転戦。
最近は釣れていないのか、急な冷え込みのせいか人が少ないように感じた。

過去の実績ポイントをルアーで探って行くが、イマイチ魚信が返ってこない。
昼飯を食ったあと、気分を変えてフライで再挑戦。
ドライを流してみると、水面がモワッと盛り上がるがフライは食ってない。
「キィー!なぜ食わん?」 色々流し方を変えながらしつこく攻めてみる。
毎日攻め続けられてすっかりスレてしまったか?と、思った途端、出た!
「なんや、食ってくるやん!」などと言いながら、元気な走りを楽しむ。

ドライで出るのならと、なかなか食わない魚を相手にあれやこれやとやって
2時間ほどで、3匹追加する。 その後はライズも無くなってしまった。
それじゃあ、と、水中戦に持ち込むが、これがなかなか食わない。
ホントにスレちゃったかな? で、やっと一匹釣れた。

すると、また今回も昼寝をしなかったので、睡魔に襲われ車中仮眠。
夕方目が覚めたが、「もういいかな・・・」と、一言つぶやいて撤収。
ニジマスはなんとかして釣れたりするけど、海の魚が釣れない。
なんとなく気分がスッキリしない日々が続いている。 はあ・・・。
12月22日小潮
元々、ヒラメ狙いで出撃する予定で休みを取っていたが、釣れる気がしないので
思い切ってワッシーのいる港でカマゲー(カマスゲーム)をすることにした。
「逃げたんやない、気分転換や!」「逃げるは恥だがやくみつる」や!と、
しょ~もない事を言いながら、まだ暗い港でアジングロッドを振る。
数年前に爆ったパターンでやってみるが、まったくアタリがない。
そうこうしているとワッシーが来たので、ふたりで並んで探っていく。
当然、彼の技を盗むべくチラ見&キモを世間話に紛れ込ませて聞き出していく。
すると、以前と違うアクションやタナで釣れているって事が判明した。
「う~ん、道理で釣れなかったわけや・・・。」と、感心しきり。
少し明るくなり始めた頃、彼の竿が曲がった! 「やっぱり、そう来たか~!」
それならばと、同じパターンでやってみると・・・、「来た、来た!」
久しぶりにカマスの引きを味わってごぼう抜き! 「これこれ、この感じ!」

朝マズメの短い間に魚が回って来たようだが、今日のカマスはイマイチ反応が悪い。
ショートバイトが多くなかなか乗らないし、案の定、鋭い歯でラインは切られるし。
なかなか連発とはいかないが、ポツリポツリと釣って6匹ゲット。
釣果はイマイチ伸びなかったが、久しぶりのカマゲーは楽しかった。
「・・・あかん、このままヒラメを忘れそうや。」

昼前、おそらくこれが今年最後になるであろう、潤井川に行ってみた。
ルアーで様子を伺ってみるが、2バラシ・・・と、悔しい思いをした。
で、移動後フライに持ち替えて川辺に立つと、「・・・あれ?うっすら濁ってる?」
まあこれ位なら何とかなるだろうと、ドライで釣り始めるがまったく見向きもしない。
で、水中戦に持ち込むがこれも連続バラシで、少々アセリだす。
今回も朝早くから家を出たのに仮眠をしていないので、そろそろ限界が近づいてきた。
もうダメかと思った頃、また来た! 今度は逃げられずに無事ランディングできた。
とりあえず、一匹釣れてひと安心。 また来年、楽しい釣りが出来るといいな。

翌日の夜はカマスの一夜干しを久しぶりに食った。 「やっぱ、美味い!」
そしてデザートは、ワッシーからもらったル・レクチェ。初めて食べたが美味かった。
「 冬の夜 釣ったカマスを 一夜干し 」
END