2021年04月21日
花冷えの渓
4月10日
いままで暖かい日が続いていたのに、週末は寒波が再びやってきた。
朝、ヒラメを狙いに行こうかと思ったが、一度暖かさに体が慣れてしまうと寒さが堪える。
なので、朝いち釣行は断念し、少しでも暖かい場所にいけばオレも魚も活性が上がるかと、
少しゆっくり家を出て、山梨中央部の渓流に行ってみた。

しかし、気温は5℃と寒い。 おまけに人も多い。 みんな考えることは同じか。
しばらくルアーで釣り上がって行くが、まったく反応がない。
人的圧力がハンパない。 それでも、水温は10℃なので魚は動き始めているはず。
そうこうしていると小さな虫が飛び始めたので、満を持してフライに変えてみる。
・・・が、これもそううまくはいかない。 そんな簡単には食ってこない。
出たと思ってもすぐに反転し、尚且つ食ってないって事が連発する。
しかも、型が小さい。 なんとなくこのままではヤバイ気がしたので、
フライを小さくしてとりあえず小さいのでも釣り上げよう作戦に切り替えた。
すると、小さな反転流ででた!0番ロッドでも、合わせと同時に飛んでくるサイズだが、
とりあえず無魚ではなくなった・・・。 やれやれ・・・。

ささっと昼食を済ませて、さらに上流部に入った。 この頃になると気温も上昇し、
人も少なくなってきたのでいいかも? と、ちょっと期待する。
すると、石の隙間からちびっこアマゴが出た。 「おお~、いるやんか~。」

さらに釣り上がって行くと、今度は緩い流れの中から出た! 「春やな~!」

ちょっとうれしくなったけど、そう甘くはない。
このあとは、相変わらずなかなか食わない塩対応。
魚の影は多く見られるようになってきたが、迂闊に近づくとすぐに逃げてしまう。
なんとか小振りなイワナとアマゴを1匹づつ追加するのがやっと。

山の日暮れは早い。 陽が傾き、薄暗くなってきてフライが見えにくくなってきた。
目の前の小さな落ち込みを最後にしようと、そっと近づいていく。
落ち込みの横の石と石の間の狭い場所のさらに奥を狙って何度もキャストし、
狙い通りの場所にフライが落ちた瞬間にパシャッと飛沫が上がった。

「おお~!うれしいね~!」 小振りだがサビが残ったイワナだ。
前回来た時は同じ場所にフライを落としてもまったく反応がなかったのに・・・、
それだけ季節が進んだという事か。

もうそろそろ、渓流魚たちの食欲が、警戒心を上回る日も近いのかな?
「 桜散り 釣果も寒い 寒戻り 」
END
いままで暖かい日が続いていたのに、週末は寒波が再びやってきた。
朝、ヒラメを狙いに行こうかと思ったが、一度暖かさに体が慣れてしまうと寒さが堪える。
なので、朝いち釣行は断念し、少しでも暖かい場所にいけばオレも魚も活性が上がるかと、
少しゆっくり家を出て、山梨中央部の渓流に行ってみた。

しかし、気温は5℃と寒い。 おまけに人も多い。 みんな考えることは同じか。
しばらくルアーで釣り上がって行くが、まったく反応がない。
人的圧力がハンパない。 それでも、水温は10℃なので魚は動き始めているはず。
そうこうしていると小さな虫が飛び始めたので、満を持してフライに変えてみる。
・・・が、これもそううまくはいかない。 そんな簡単には食ってこない。
出たと思ってもすぐに反転し、尚且つ食ってないって事が連発する。
しかも、型が小さい。 なんとなくこのままではヤバイ気がしたので、
フライを小さくしてとりあえず小さいのでも釣り上げよう作戦に切り替えた。
すると、小さな反転流ででた!0番ロッドでも、合わせと同時に飛んでくるサイズだが、
とりあえず無魚ではなくなった・・・。 やれやれ・・・。

ささっと昼食を済ませて、さらに上流部に入った。 この頃になると気温も上昇し、
人も少なくなってきたのでいいかも? と、ちょっと期待する。
すると、石の隙間からちびっこアマゴが出た。 「おお~、いるやんか~。」

さらに釣り上がって行くと、今度は緩い流れの中から出た! 「春やな~!」

ちょっとうれしくなったけど、そう甘くはない。
このあとは、相変わらずなかなか食わない塩対応。
魚の影は多く見られるようになってきたが、迂闊に近づくとすぐに逃げてしまう。
なんとか小振りなイワナとアマゴを1匹づつ追加するのがやっと。

山の日暮れは早い。 陽が傾き、薄暗くなってきてフライが見えにくくなってきた。
目の前の小さな落ち込みを最後にしようと、そっと近づいていく。
落ち込みの横の石と石の間の狭い場所のさらに奥を狙って何度もキャストし、
狙い通りの場所にフライが落ちた瞬間にパシャッと飛沫が上がった。

「おお~!うれしいね~!」 小振りだがサビが残ったイワナだ。
前回来た時は同じ場所にフライを落としてもまったく反応がなかったのに・・・、
それだけ季節が進んだという事か。

もうそろそろ、渓流魚たちの食欲が、警戒心を上回る日も近いのかな?
「 桜散り 釣果も寒い 寒戻り 」
END
この記事へのコメント
今シーズンは、全般的に暖かかった3月に対して、期待した4月は気温の上下が激しかったですね。
天気が良くても花冷えの日に当たってしまうと、水棲昆虫が動かないのか魚の活性もあがりません。
それでも、アマゴとイワナがこれだけ出れば、まずまずじゃないかと思います。
この渓の標高はどれくらいなんでしょうか。
さて、いよいよGWですが、明日はまとまった雨になるとか。
何だか出鼻をくじかれたような気がして残念です。
天気が良くても花冷えの日に当たってしまうと、水棲昆虫が動かないのか魚の活性もあがりません。
それでも、アマゴとイワナがこれだけ出れば、まずまずじゃないかと思います。
この渓の標高はどれくらいなんでしょうか。
さて、いよいよGWですが、明日はまとまった雨になるとか。
何だか出鼻をくじかれたような気がして残念です。
Posted by 米澤真澄 at 2021年04月28日 18:41
よねさん@鱒美さん、まいどで〜す!
この頃はまだシブかったですね〜。
この場所は、標高950mくらいです。
山梨中央部で標高も低いので、
峡北より気温は少し高いですね。
もし機会があれば、一緒にいきましょう。
明日は雨なので、明後日は峡北に
出撃します。
この頃はまだシブかったですね〜。
この場所は、標高950mくらいです。
山梨中央部で標高も低いので、
峡北より気温は少し高いですね。
もし機会があれば、一緒にいきましょう。
明日は雨なので、明後日は峡北に
出撃します。
Posted by オッチャンAngler at 2021年04月28日 22:26