2018年12月11日
紅い頬
12月8日 大潮
出撃準備をしている間、ゴゴゴゴ~と、嫌な音が浜から聞こえていた。
案の定、海は大荒れ。 おまけに寒い・・・と、いきなり出鼻を挫かれた。
それでも、朝まずめには何かが起こるかも?とやってはみるが、強い横風と
高い波に阻まれて思うように釣りができなかった。

ああ、また今日も、海には冷たくあしらわれてしまった・・・。
で、こんな事もあろうかと、対潤井川用タックルも準備してきていたのだ。
現地に着いてもすぐには竿を出さずに、少し川を見て回った。
噂ではあまり釣れていないらしいので、何人かの釣り人に様子を聞いてみた。
フライもルアーも、みんな口を揃えて「良くない」と首を横に振る・・・。
確かに、魚の姿が見えない。 「う~ん、こりゃ、キビシイかな~?」
そんな不安を抱えながら、「とりあえず水温が上がるまで寝るか!」と寝袋に潜り込む。
約1時間仮眠を取り、昨年の実績ポイントを撃ちながら釣り下っていく。
やっぱり魚の反応は無く、時間だけが過ぎていく。
昼頃、魚が触ったような気がした。 再度、同じ場所をトレースしてみると、食った!
「おおっ!やっと来た!」 竿がきれいな弧を描き、力強い引きを楽しむ。
ヤツと一緒に強い流れを下りながら岸に寄せてランディング。

40upのニジマスだ! これで少し気分がラクになったので、昼飯にした。
先ほどの魚の付き場をヒントに、同じような場所を撃って行くと、また来た!
しかし、ゴンゴンゴンと首を振られてフックアウト。 「か~、悔しい~!」
・・・でも、いる。 まだイケる。 と、更に釣り下っていく。
そして、また来た! 「よ~し、よ~し、いいぞいいぞ~!」
これも銀化した40upだ。

そして、陽がだいぶ傾き、そろそろ終わろうかと思ったがちょっと気になる所が
あったので竿を出してみた。
数投目、「・・・ん?アタった?」 で、再度通してみると、ゴッ!と竿が曲がった!
「よっしゃ、来た!・・・今日は冴えてる~!」 と、ほくそ笑む。
「・・・あれ?今までの魚よりも引きが強い。 ああ、こりゃ、デカいな・・・。」
と、今度はうひゃうひゃ言いながらヤツと一緒に川を下ってランディングの機会を伺う。
そして徐々に寄せて来て、岸にズリあげランディング。 「よっしゃ、獲ったど~!」
レッドバンドと頬紅が鮮やかな、いかつい顔をした48cmのレインボーだ。

最近はあまり良い思いをしていなかったので、今日はちょっと気持ちが軽くなった。
「 冬の川 夕陽に光る 紅い頬 」
END
出撃準備をしている間、ゴゴゴゴ~と、嫌な音が浜から聞こえていた。
案の定、海は大荒れ。 おまけに寒い・・・と、いきなり出鼻を挫かれた。
それでも、朝まずめには何かが起こるかも?とやってはみるが、強い横風と
高い波に阻まれて思うように釣りができなかった。

ああ、また今日も、海には冷たくあしらわれてしまった・・・。
で、こんな事もあろうかと、対潤井川用タックルも準備してきていたのだ。
現地に着いてもすぐには竿を出さずに、少し川を見て回った。
噂ではあまり釣れていないらしいので、何人かの釣り人に様子を聞いてみた。
フライもルアーも、みんな口を揃えて「良くない」と首を横に振る・・・。
確かに、魚の姿が見えない。 「う~ん、こりゃ、キビシイかな~?」
そんな不安を抱えながら、「とりあえず水温が上がるまで寝るか!」と寝袋に潜り込む。
約1時間仮眠を取り、昨年の実績ポイントを撃ちながら釣り下っていく。
やっぱり魚の反応は無く、時間だけが過ぎていく。
昼頃、魚が触ったような気がした。 再度、同じ場所をトレースしてみると、食った!
「おおっ!やっと来た!」 竿がきれいな弧を描き、力強い引きを楽しむ。
ヤツと一緒に強い流れを下りながら岸に寄せてランディング。

40upのニジマスだ! これで少し気分がラクになったので、昼飯にした。
先ほどの魚の付き場をヒントに、同じような場所を撃って行くと、また来た!
しかし、ゴンゴンゴンと首を振られてフックアウト。 「か~、悔しい~!」
・・・でも、いる。 まだイケる。 と、更に釣り下っていく。
そして、また来た! 「よ~し、よ~し、いいぞいいぞ~!」
これも銀化した40upだ。

そして、陽がだいぶ傾き、そろそろ終わろうかと思ったがちょっと気になる所が
あったので竿を出してみた。
数投目、「・・・ん?アタった?」 で、再度通してみると、ゴッ!と竿が曲がった!
「よっしゃ、来た!・・・今日は冴えてる~!」 と、ほくそ笑む。
「・・・あれ?今までの魚よりも引きが強い。 ああ、こりゃ、デカいな・・・。」
と、今度はうひゃうひゃ言いながらヤツと一緒に川を下ってランディングの機会を伺う。
そして徐々に寄せて来て、岸にズリあげランディング。 「よっしゃ、獲ったど~!」
レッドバンドと頬紅が鮮やかな、いかつい顔をした48cmのレインボーだ。

最近はあまり良い思いをしていなかったので、今日はちょっと気持ちが軽くなった。
「 冬の川 夕陽に光る 紅い頬 」
END
この記事へのコメント
土曜日の風は厳しかったですねぇ。
自分は静岡県中部の山間の小渓流に居ましたが、フライをポイントに送り込めず難儀しました。
潤井川では結果が出せて良かったですね。どのレインボウも、さぞかし激しいファイトをしてくれたんじゃないかなと思います。
それにしても、ライズが無いと自分の出番もないのですが、前シーズンのような良い条件にならないかなぁと、首を長~くして待っており鱒。
自分は静岡県中部の山間の小渓流に居ましたが、フライをポイントに送り込めず難儀しました。
潤井川では結果が出せて良かったですね。どのレインボウも、さぞかし激しいファイトをしてくれたんじゃないかなと思います。
それにしても、ライズが無いと自分の出番もないのですが、前シーズンのような良い条件にならないかなぁと、首を長~くして待っており鱒。
Posted by よねさん@鱒美 at 2018年12月12日 18:55
よねさん@鱒美さん、まいど〜!
昨年お会いした場所は、魚はちらほら、
虫は飛んでる、だけどライズが無いって
感じです。ホント、ライズを見ないです。
フライで釣った人は、ウエットでした。
昨年より魚が少なく感じました。
早く状況が変わればいいんですがね〜。
昨年お会いした場所は、魚はちらほら、
虫は飛んでる、だけどライズが無いって
感じです。ホント、ライズを見ないです。
フライで釣った人は、ウエットでした。
昨年より魚が少なく感じました。
早く状況が変わればいいんですがね〜。
Posted by オッチャンAngler at 2018年12月13日 10:05