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Posted by naturum at

2024年01月20日

夢か現か

今回も一瞬のチャンスをモノにすべく浜に立つ。
で、その時が来た!   と思ったら、ヒラセイゴ。



その後、デカい魚(たぶん青物)が掛かったが、ギャギャギャ~!とドラグを鳴らした
あと、サヨナラしました。     やっぱりオレには、デカい魚は”夢”なのか?


久しぶりに風が吹かない予報なので、仕事終わりにイカ狙いで出撃。
しかし、やっぱりアタリもない。  ・・・もう、終わってしまったのだろうか?

ならばと、タチウオを狙ってみると・・・来た!   F3!  久しぶり!
しかし、どういう訳かあとが続かずこれ一匹のみ。



で、場所を変えてシーバス狙い。   TOPに出たのはヒラセイゴ。



これも単発で、しばらく粘ってみたが睡魔に勝てず車中泊。

翌朝、一瞬の”チャンスタイム”朝まずめに賭けて、暗い浜に出撃。
東の空がうっすら明るくなり始めた頃、ぐうんとアタッた!  「お! 来た!」

ジャンプしないので、シーバスじゃない!すぐに水面滑空しないのでソゲじゃない!
「おお~!久しぶりにヒラメがきたよ!」  41cmのギリヒラメ。


この冬初めてのヒラメなので、とてもうれしい。
その後も鼻歌交じりで撃ち続けるが、アタリはない。  「・・・まあ、いいさ。」



そして人が多かったサーフもほとんど人がいなくなったので、ぶらぶら帰りながら
めぼしい場所を撃っていくと、ぐうっとリールを巻く手が止まった!?

「お?!」反射的にアワセを入れたあと「あ、食った!」と、手応えで気が付いた。
心地好い引きを感じたあと、寄せ波と一緒に浜にズリ上げた。 45cmのヒラメだ!



「よしよし、一日にヒラメを2匹釣るのは何年振りだろうか・・・?」
「うししし、人がいないので自慢できないのがくやしい・・・」などと調子に乗る。

さらにぶらぶら撃っていくと、波打ち際でまた来た!  「え? うそっ!?」
今度は39cmのギリソゲ。    それでも、まさかの本日3匹目。



こんなことはそうそう無いよな。  運がいいのか?  まさか・・・ウデ?
「なんて・・・なんか、オレ、勘違いしてしまいそう・・・。」


前回の釣果が実力だったのかを確認するため、冷え切った早朝に浜へ出撃。
そしていい時間にアタリもなかったので、やっぱりあれは”たまたま”だったと思った。

しかし、すっかり明るくなった頃、波打ち際で”もそっ”と違和感が? 「あ、食った?」
半信半疑で合わせを入れると、生命反応が!  「おお?魚や!」



で、釣れたのはソゲだった・・・。  「う~ん、ビミョ~やなぁ・・・。」
一応釣果はあったので、まだ”勘違い”を継続しながら今年最後の釣行に臨むのであった。


23年最後の釣行。   暗いうちから撃って行くがカスリもしない。
そしてまた釣り人がいなくなったあと、ぶらぶら撃ちながら帰ることにする。

すると、クン!とアタッた? さらに巻き続けるとまたアタッた? 
で、さらに巻くと、ググッ!と「乗った!」   「おお~!来た来た!」



今年最後の獲物は、ギリギリ40cmのヒラメだ!
正直、ここ最近はこのパターンで釣れているので、釣れる予感はしていた。

しかし、サイズがイマイチ・・・なんて偉そうなことを言ってもすぐに迷路に迷い込み
また正解がわからなくなるのがヒラメ釣り。

来年以降も答えを求めて彷徨い、勘違いを繰り返しながら釣りをするんやろうなぁ。
まあ、それもまた楽し・・・やね。









「 年の瀬に  夢か現か  好釣果 」



END
  

Posted by オッチャンAngler at 11:49Comments(6)シーバス釣りフラットフィッシュヒラメタチウオ

2023年12月17日

うまい魚

暗いうちからシーバス狙いで浜に立つが、遠くでいいサイズをバラし、
それ以外にも2回ほどアタリがあったのにモノにできずにいた。

そして東の空が明るくなり始めた時、やっと来た!・・・って、ヒラセイゴやけど。
まあ、ボウズよりはマシってことで・・・。




そんな冴えない日の翌日は、龍神丸で三保沖に浮いていた。
まずは浅い所でやってみる。   ひとつテンヤや鯛ラバでアマダイなどを狙う。

すると、鯛ラバのフォールでゴゴッ!と来た。
強い引きを見せたのは、いいサイズのオオモンハタだ! 「これ旨いヤツや!」



そしてしばらくすると、また来た!   これもいい引きだ。
上がって来たのは、これまたいサイズのイトヨリダイ! 「これも旨いヤツや!」



色々場所を変えて探って行くと、また来た!  これもいい引きだ!
なんと、2匹目のオオモンハタ。  さっきのと同サイズ!

更に!  2匹目のイトヨリダイもゲット!   これまたさっきのと同サイズ。 
「どうなってるの?」と、苦笑い。   でも、まあ、今日はツイてるね!



そして終了前にお約束の”サビキでの小アジ釣り”でおみやげ狙い。
短時間で14匹ほど釣れたかな?   サイズも前回より少し大きくなっていた。



狙いのアマダイや真鯛は不発だったが、これはこれで満足な釣果になった。


朝の暗いうちから浜へ出撃。東の空が少し明るくなり始めた頃、ヤツは突然やって来た。
手元に伝わる強い衝撃のあと、ガバガバッと水面がかき乱された。

「シーバスや!しかもデカいぞ!」と、嬉しい心の叫び。
その反面、青物を狙ってたのに・・・と、少し残念に思う自分がいる。

すると、ヤツは大きな魚体を完全に水面に出す様なジャンプを繰り返す。
「この暴れようは・・・ヒラスズキや!」   ヨロコビがぶり返してきた。

そして寄せ波を利用して岸にズリ上げた。  ブリブリに太った75cmのヒラスズキ。
「美味い魚が釣れた。  これはこれで、嬉しい一匹となった。」



エラにナイフを入れて〆たあとすぐに続投態勢に入ったが時合いはその一瞬だけで、
その後はアタリもおさわりも一切なく夜明けを迎えたのだった。

そしてヨロコビのあと帰って捌くのが大変だったが、刺身・お頭の塩焼き・ホイル焼き
などなどどれも美味しくいただきましたとさ・・・。



調子に乗って翌日も出撃したけど、ダツのスレ掛かりのみ・・・。
「そう、うまいこと行かんか~。(汗)」


「 一瞬の  チャンスを狙う  朝まずめ 」



END
  

2023年11月24日

旬魚種連発

今が旬のヒラスズキ狙いで出撃。
しかし、2アタリ1バラシと、どうも冴えない結果のまま車中泊して再挑戦。

東の空が少し明るくなり始めた頃、・・・食ってきた!  いいサイズのヒラフッコ!
この場合のいいサイズとは、まな板に乗り捌きやすいサイズという意味。



血抜きをしてビニール袋にいれて持ち帰る準備をしてから、再度撃っていく。
するとまた来た!  これも同じ、体高があり丸々と太っていていいサイズ!



その後、辺りが明るくなるとアタリは無くなってしまった。
一瞬のチャンスをモノにできたので、とりあえず良かった。

後で魚のサイズを測り直したら、2匹とも60cmあった。
「あれ?一般的に60cm超えたらスズキになるな。 じゃあ、ヒラスズキ・・・か?」


雨が降った後の出撃。  狙いはもちろんヒラスズキだ。
海は荒れ海水は濁っている。  そしてなんとかいい場所に潜り込めた。

イマイチ海況が掴めないまま撃っていると、”コン”とシーバス特有のアタリ。
・・・というか、久しぶりにこんなアタリが出たから一瞬、「?」ってなった。

次の瞬間、激しいヘッドシェイク!  「おおお~!シーバスや!」
何度も抵抗して上がって来たのは・・・63cmのマルスズキ。



まだいるかも?と、3投目、また来た!   良く跳ねる! よく引く。
今度はヒラフッコだった。     シーバス2種確保。



その後、ラインブレイクで1匹逃がしてしまった。
高い波に揉まれてPEラインが傷ついていたのだろうか。  惜しい事をした。

それをきっかけになんだかやる気が無くなり、しばらく撃っていたが撤収する事にした。


週末、ちょっと遅い時間に浜IN。   波が高く、横からの風でやり難い。
それでもしばらくするとゴン!と来た!  「おお~!楽しぃ~!」



いい体格のヒラフッコだ。  「今日も、これでひと安心だ。」
その後すぐに続投。    しばらくすると、波打ち際でググン!と乗った。



これは短時間で取り込む事が出来たマルフッコ。
その後仮眠した後朝まずめを狙ってみたが、バラシ1で終わった。


その夜、釣り友が愛媛から帰省して来たので、一緒に再度出撃。
釣り友と言っても、息子の友人だ。  今回も息子は来ないが・・・。

久しぶりに会うので道中はお互いの近況報告。彼も色々釣って経験を積んでいるようだ。
で、まずはエギング。   しかし、波高くやり辛い。 アタリも無いので移動。

朝まずめはシーバス狙い。  二人並んで撃っていると、オレに来た!
「これはちょっといいサイズだ!」と、エラ洗いと引きを楽しむ。

77cmのマルスズキ。   「・・・あ、オレが釣ってどないすんねん!?」
ゲストに釣ってもらいたかったが、彼はアタリだけで終わってしまった。



明るくなってから釣具屋でイソメを買って、最近釣れ始めて来たカワハギを狙いに行く。
浜でカワハギを釣るのは初めてなようで、仕掛けやその他に興味津々。



釣り方や、カワハギの居場所をひと通り説明して、いざ実釣。
すると、すぐにカワハギゲット!「・・・マジか、こっちはまだ準備してる最中やで。」

オレも負けじとカワハギゲット!  今日は爆釣か!?と思った時はアブナイのだ。
案の定、お互い2匹づつゲットした後から、ぱたりとアタリが無くなった。



今日は、いやになるほど釣れるトラギスジャパンがほとんど釣れない。
エサがそのまま針について帰って来る事が多かった。

でも、なんとか彼もボウズ逃れはできたからひと安心。   
浜でのエギング、カワハギ釣りは初めてだったので、それなりに楽しめたようだ。



「今回は勉強になった。色々学ぶことは多い。」と言うので、
もうオッチャンは嬉しくなって色々手の内を明かしてしまうのだった。


翌週はシーバスのアタリは遠かった。  2回ほどアタリがあっただけだった。
スッキリしない気持ちを抱えて、カワハギ狙いに変更する。

すると、前回と違いカワハギ連発。 毎回アタリがあり、釣れるのはすべてカワハギ。
不思議なことに、トラギスジャパンをはじめその他外道は一切掛からず。



「こんな時もあるんやな・・・」 1時間半ほどで11匹のカワハギを釣る事が出来た。
カワハギは刺身と煮つけで美味しくいただいた。



「 秋の夜  旬な魚を  釣りに行く 」




END
  

2023年10月24日

小さな獲物たち

ここのところ全くいい時が無い、オフショアジギング。
この日も朝5時に、4名を乗せた龍神丸で三保から出港した。 
 


まず、最近釣れているらしいタチウオを狙ってみると、早速みやざきさんが釣り上げた。
「おお、いるやんか!」と、気合が入る・・・と、ズーンとタチウオ特有の重いアタリ。

「おお~。来た来た! 久しぶりやな~」と、ニヤニヤする。
そしてさらに2連発。   しかし、細い。 F2ってところか。

底付近で掛かったタチウオは少しサイズアップし、F3くらいはあった。
これが2本で、合計5本。   最近の釣果にしてはまずまずってところか。



その後、タイラバでいいサイズの魚を掛けたのだけれど、バレてしまった。
「ああ、もったいない・・・。」

今日は全体的にはなんだかんだと魚からの反応は有ったのだが、イマイチ魚が小さい。
で、アジが釣れているポイントでジグサビキでシャクっているとゴゴッと来た。

「おお? 結構いい引きをする。」  で、上がって来たのは、尺越えのアジ!
「おお~!こりゃ、いいね~!」  「美味そう~!」と、またニヤニヤする。





そして、調子に乗ってもう一匹追加。 アタリは有ったのだが乗らないも数回あった。
後半はイマイチ食いがシブくなったので、帰り際にお土産用の豆アジを釣って帰る。



これはこれで面白い。   ほんの短時間で豆アジ10、カマス2。
タチウオは天ぷら、豆アジは唐揚げ、アジとカマスは干物で美味しくいただいた。


また台風が発生し、関東直撃か!?という予報が外れて温帯低気圧に変わり、
コースも東にそれた。   それでも各地で大雨が降ったのだが・・・。

そんな週末は久しぶりによねさんが山梨に釣りに来るというので、
北部の溪でご一緒させていただくことになった。



8月の雰囲気では上流部は魚も小さく数も少なく、中下流域の方がまだ魚はいた
という印象だったので、下流部をやってみたが小さなアマゴが時折顔を出すだけ。



夏休みに相当人が入ったようで、稚魚でさえ警戒心が強かった。
場所を変えてまずは腹ごしらえをしている所に、漁協のおっちゃんがやって来た。

「型が小さいと他の釣り人も言ってる」と、教えてくれた。
そして、「今日は無券の人が多い」と嘆いていた。



案の定、ここも小振りなイワナが数匹。   
気分を変えるために川を変えて望みを託してみたが、ここも同じような感じだった。



今年最後かもしれない渓流釣行は、消化不良で終わりそうだ。


翌日、暗い静岡の浜でイカ調査。   しかし、全く反応はなかった。
空が少し明るくなった頃、隣でやっていた山梨組のKさんがタチウオを釣った。

タナ、距離などを聞いてオレも続けと誘いをかける。
すると、アタる!けど乗らない!?  乗った!でもバレた!? と、なかなか難しい。

魚が小さいので、なかなか掛からない。  で、ようやく釣り上げたF2ほどのタチウオ。
明るくなるまでの短い時間だが何度もアタリバラシを繰り返し、結局3匹で終了。



明るくなってから底付近でいいサイズの魚を掛けたが波打ち際でバラしてしまった。
今日一の引きだっただけに、非常に悔やまれる一匹だった。

Kさんがサビキ仕掛けでスマを釣ったので、おれも急ごしらえでサビキを一本付けてみた。
期待を込めてキャストを繰り返すが、釣れない我慢の時間が続いた。



諦めかけた頃、ペンペンが回ってきた。   そしてゴゴッ!と待望のアタリ!
ヤツはジャンプを繰り返して楽しませてくれた。なんと、自家製サビキに掛かっていた。



サビキが無かったら掛かっていなかったかも?
今回は隣でやっていたKさんに助けられた感じの釣行だった。


ぼちぼちとアオリイカが釣れ始めた様なので、仕事終わりにイカ狙いで海まで走った。
約3時間、暗い浜でひとりシャクリを繰り返すが、・・・釣れない。

「この時期なら比較的簡単に釣れるのに、どないなっとんねん・・・」とボヤキが入る。
既に潮止まりの時間。   諦めかけた時、クイクイッとエギが引っ張られた。



すかさず合わせを入れる! 「よっしゃ、乗った!」 小さいが、今季初のアオリイカ。
そこから急にイカが釣れだした。    しかし、大きくても300gあるかないか。



4杯ほど釣ったあとしばらくアタリが無くなった。  時計を見れば3時を過ぎていた。
で、朝まずめに備えて、一旦車に戻って仕切り直し。

朝まずめは前回いい思いをしたので、タチウオ狙いに切り替える。
しかし、これまた釣れない。  一度、遠くでアタリがあっただけ。

周りでも全く釣れていない。 で、これはひょっとして・・・?とエギを投げてみた。
すると、2投目で乗った!   「・・・おお、やっぱりいた。」



そしてさらにもう一杯追加! 読みが当たり気分はいいのだが、魚は全然釣れなかった。
久しぶりに徹夜で釣りをしたので疲れた。     この夜は爆睡だった。




2日後、また雨上がりの暗い浜に立っていた。   この日もイカ狙い。
しばらくすると、ジンドウイカが釣れた。  しかも2連続。

そして3杯目・・・これは、小さいけどアオリイカ。
そこからまた夜明けまでしゃくり続け、4杯のアオリイカをゲット。



そしてまた、魚は釣れなかった。    この日は朝から風が無く蒸し暑かった。
2日前の徹夜の影響もあったのか、9時を過ぎるととなんとなく気分が悪くなって来た。



「こらあかん!」と慌てて撤収した。  熱中症の一歩手前まできていた感じだった。


翌日、体調も回復したので、山梨北部の渓流に行ってみた。
前回はイマイチだったので、そのリベンジで上流部に入った。



・・・が、結果は同じ。  小振りなイワナを3匹釣るのが精いっぱいだった。
昼食後、別の川に入った。   そこも魚の姿はなかなか見ることはできなかった。



しかし、ちょっとした深みの大石の前で出た!「あれ?これはちょっといいザイズや!」
久しぶりに#2ロッドを曲げてくれたのは、25cmのイワナだった。



その後一匹追加して、深追いせずに早上がりしたのだった。
そしてこれが、ホントの渓流最終釣行になった。


お彼岸に大阪へ墓参りに帰ったあと、滋賀県の大津市に立ち寄った。
嫁さんが色々買い物をしている間、久しぶりに琵琶湖でバス釣りをしてみた。



しかし、向かい風爆風で思うように釣りが出来そうもない。
湖岸沿いを車で流していると、以前来たことのある水路を発見。

丁度風裏にもなるのでちょっとやってみることにした。
しばらくペンシルベイトで探っていると、チュパッと水中に吸い込まれた。

「お、久しぶりの琵琶湖バスや!」  小さいけど、なんかウレシイ。
さらに水路を移動して、同じようなサイズを4匹追加する事が出来た。
  




20年振りに訪れた琵琶湖は、あまり以前と変わっていない様でなんだか少し安心した。


仕事終わりに海まで走ってアオリイカ狙い。
開始早々に立て続けに2杯ゲット。   その内1杯はちょっとマシなサイズ。



さあこれから!と思ったが、まったく反応が無く諦めかけた時にまた2連発。
・・・そしてまた沈黙。    今回も朝までやってみたが魚は釣れなかった。




この日はタチウオとアオリイカの二兎を追ってみた。
タチウオ狙いでジグをシャクっていると、キョーレツな中層根掛かり!

「おおっ!来た!」  と思ったら、そこから上がってこない。
そして強い力で下へ下へとぐいぐい引いていく。  「ヤバ!こりゃデカい!」

と思ったらバレた・・・。   思わず天を仰ぐ。   星が涙で滲んでいく。
気を取り直して再びしゃくり倒す。   すると、またアタッた!

今度の引きも強いが先ほどと違い走り回る。   「おお~!いいサイズのサバだ!」
久しぶりにサバを釣ったので、改めて引きの強さに驚いたのだった。



更に続けていると、また何かが食った。 がこれはカマス。 いるとは聞いてたけど。
久しぶりに魚が釣れたので、その後も粘ってみたけどイマイチだった。



で、改めてイカ狙いに変更。   小振りなアオリイカが2杯。
連日釣られているからだろうか、サイズが小さくなってちょっとシブくなって来たかな?




この日も暗くなってから浜IN。    今日はヒラスズキ狙い。
横からの爆風でとてもやり難い。「こりゃ、あかんかな?」と思いながら撃っていく。

すると、ルアーが着水して大きく出た糸ふけを取っているうちに食っていた。
ギャギャギャギャ~と、ドラグが出てバレた。 「ええ~!?」  また天を仰いだ。

「いや、魚はいる!」と、続投。   すると、ゴン!と今度は食った。
水面を割ってガバガバガバッとヘッドシェイク。    今季初ヒラフッコだ。



今日はアタる、バレるが多い。   大きい魚を2度もバラしてしまった。
2匹目のヒラフッコをキャッチできたのは、しばらく経ってから。

魚は小さい群れで回遊しているようだ。 同じタイミングで周りの人も釣れていた。
ちょっとスレて来たようなので、ルアーのサイズを落とすと3匹目が食った。



日が変わってからも少し粘ってみたが、もうアタリも出なくなったので撤収した。
バラシが多かったのが悔やまれるが、久しぶりに”祭り”に参加できて気分は悪くない。


「 デカいのを  バラしたあとに  天仰ぐ 」



END
  

2023年09月08日

やっと夏が来た

台風6号の影響で海は大荒れ。    また青物狙いは、お・あ・ず・け。
で、山梨北部の渓流に出撃。   久しぶりにちょっと上流部をやってみる。

しかし、相変わらず魚がいない。    平場を泳ぐ姿が見えない。
奥の奥で小さいイワナの反応はあるが、乗りが悪い。

川原にはまだ新しそうな足跡もたくさんある。「こりゃあかん!」と、場所を変える。
ここもイマイチな雰囲気だったが、期待しなかった緩い流れの大きな石の前で出た!



思わず、「出た!」って言ってしまったくらい驚いた。で、今回も7寸以上はお持ち帰り。
次回のキャンプで食べたいというリクエストがあったのでね。

しかし、イマイチサイズが伸びない。  釣れるのは、持ち帰りに悩むサイズが多い。
なんとか持ち帰りサイズを1匹追加して、また川を変える。



準備をしていると漁協のおっちゃんがやって来た。  今日は珍しく話しかけてきた。
最近はオレの姿を見ても素通りする事が多い。もうこのエリアでは「顔パス」なのだ。

朝一やってた川の下流部でいいのが釣れたらしいなんてことを教えてくれた。
それでも、全体的にはシブい状況らしい。   やっぱ、なかなか難しいね。

15時過ぎ、サイズこそ伸びないがイワナが連発。  竿抜けエリアだったのか?
1日うろうろして、とりあえずツ抜けできたのでひと安心というところかな・・・。





夏休みに突入し、二つの台風が過ぎた海もなんとか落ち着いたようなので、
久しぶりに青物狙いで海に出撃。   日曜日だが浜は空いていた。

「釣れてないのか?」不安を感じながらジグを投げ倒すが案の定、釣れない。
アタリは2回ほどあったが乗らず。    魚が小さいのか?警戒してるのか?

釣り開始の4時からすでに4時間が経過し、太陽はジリジリと皮膚を焼き始めていた。
すると、ポツリポツリと周りでマルソウダが釣れ始めた。



釣れてる人のジグ操作をまねてみる。しばらくすると、ゴゴッとジグがひったくられた。
「おお~! 来た来た!」  久しぶりに青物の引きを楽しむ。

今季から導入した新しいタックルの”筆おろし”・・・いや、”入魂”ができた。
今流行りのSLSロッドだから、このサイズの青物だとホント楽しい。



一匹釣ると気持ちに余裕が出てきた。 そして、このロッドの操作にも慣れてきた。
で、ここから連発。  魚は小さい群れで回ってきている。

移動速度は早くないので、隣の人の手前まで少しづつ移動しながら群れを狙っていく。
アタらなくなったら、水分補給を兼ねて休憩し、また再開するとアタる。



で、結局ソウダのツ抜け。  バラシも多かった。
炎天下の中、11時まで釣りしてたけど、やっと夏が来たって感じで楽しかったな~。



台風が過ぎたあとでも天気が不安定で、雨の日が続いた。
午前中はなんとか天気が持ちそうな日に、そそくさと山梨北部の渓流に行ってみた。



しかし、天気は不安定でも釣り人は多いみたいで、魚の警戒心も一段と強くなっていた。
いつもいる場所では魚は顔を出さず、思いがけない場所から遠慮がちに出てくるって感じ。



予報通り昼過ぎになると雨が降って来たので、遅い昼飯を食いながら雨が止むのを待つ。
しかし、なかなか止みそうにないのでムリせず帰宅。



夏休みも終盤。   やっと晴れたので、海に出撃。
平日なのに浜は満員御礼。  そうか、まだ夏休みって人が多いのか・・・。

まだ暗いうちからジグを投げていると、ラインがザックリと切られた。
「げ、タチウオか!?」 急いでジグを再投入したが、そのあとはサッパリ・・・。

辺りが明るくなって来ると、周りでポツリポツリと釣れ始めて来た。
オレはいまだにアタリもない。    あれこれやっていると、ゴン!と来た。

思いのほか、いい引きをすると思ったら・・・「おお!ショゴや!」
その後はまったりとした時間が過ぎていき、帰る人も多くなって来た。



しかし、オレは帰らない。  今は、遅い時間に魚が回って来る事を知っているから。
すると狙い通り、9時前にワカシが回ってきた。  「待った甲斐があった」



しかし、群れは小さく3連発で終了~。   次の回遊を期待して今回も11時頃まで
待っていたが、もう群れはやってこなかった。

帰宅途中に朝霧高原近辺で仮眠を取って、精進湖で久しぶりにバスを狙ってみる。
夕方の1時間半ほどの勝負だ。    で、2投目・・・トップに出た!

「うっそ! うひゃひゃひゃ!」 って、思わず笑みがこぼれる。
しかし、それ以降ギルが突きに来るだけ・・・。 「・・・そううまくはいかんか」



でも、一匹釣れて良かった。   久しぶりの精進湖バス。



あんまり釣れている情報は無いが、とりあえず竿を出したくてまた海へ出撃。
暗いうちからあれこれやってみたが、アタリもない。

陽が昇り始めた頃、ナブラが発生!  「おお、久しぶりのナブラや~!」
と、早速ナブラ撃ち。    水面直下でちょいちょいと誘うと、ゴゴッ!と乗った。

「うひゃ~!うれしい~!」SLSロッドをぐいぐい曲げて上がって来たのはマルソウダ。
ちょっと細身だがよく引いて楽しかった。



・・・が、それっきりまた死の海に戻ってしまった。
隣でやっていた山梨組のKさんはハタ坊を連発して、早めに撤収していった。

その後、暑さに耐えながら魚の回遊を待つ。
9時前、半分”あきらめ回収モード”で巻いていたらゴンと来た。  ワカシだ。



それからまたしばらく粘ってみたが、もう釣れる気はしなかった・・・。
しかし、今季はこの新規投入したSLSロッドが大活躍だ。 これでしか釣ってない。

いや、正確にいうと、もう一本の「NESSA」でも魚を掛けているのだがバラしてばかり。
いいサイズのシイラもソウダも、今日はペンペンも・・・ことごとくバレてしまう。

RANWAY SLSロッドは軽くて疲れないし、PE0.8を使ってるので小型ジグが良く飛ぶ。
今季の様なシブい時には、強い味方になる。  ただ、細いPEなので無理はできない。

あまりドラグを緩め過ぎて走らせると周りの人に迷惑をかけるので、その辺りはこれから
調整をしていかなければ・・・。 そのためにも、魚をたくさん釣りたいんやけどな~!



そして今回も夕方、精進湖でバスを狙ってみる。
が、今日は全く反応が無い。   ギルが突きに来るだけ。

18時・・・そろそろ帰宅時間なので、ペンシルベイトで”最後の一投”!
すると、「出た!」 いいサイズでいい引きをする。

足元まで寄せて来た所で、最後のジャンプに対応できずにバレてしまった。
30cmは超えていた。   ・・・ああ、もったいない。

シブい中でやっと出たのに、ヒジョ~に悔やまれる。



「 新兵器  シブい中でも  結果出す 」




END
  

2023年08月16日

ビッグマウスがいる野池

ここのところ週末は雨ばかり。やっと晴れた日曜日、家の用事を午前中に済ませてから
山梨北部の渓流に出撃。    相変わらず、濁りは無いが水量が多い。

めぼしい場所には既に釣り人がいて、なかなかいい場所には入れない。
なんとか人がいない区間を見つけて入渓。   今回もフライで釣り上がる。

しかし、反応が無い。    「ここは、朝の内にに攻められたな・・・。」
それでも、やりにくい奥の奥などを狙っていくと、やっぱりイワナが顔を出す。



そして、何度か場所を変えてイワナを追加する。



最後は、ここへ来た時にルアーマンが入っていた場所に行ってみた。 

そろそろ魚たちも奥から出てくる頃だろうと思った通り、アマゴがバシッ!と出た。



この後は陽の傾きに追われるように速いテンポで釣り上がり、数匹のイワナとアマゴを
追加して終了。      なんだかんだで、今回も余裕でツ抜けたな・・・。


7月中旬になって、ようやく週末と晴れた日と凪が重なったので、海へ出撃した。
毎年、この時期にはシイラだワカシだと騒いでいるが、今年はあまり回遊がない様だ。



それでも何かいるだろうと行ってみたが、噂は本当だった。  「やれやれ・・・」
それじゃあ、渓流で癒されようと行ってみたが、これまたシブい。



あれだけ釣れていた渓流が、いきなり釣れなくなった。 というより魚がいなくなった?
まあ、しばらく活性が高かったからポンポン釣れて、抜かれてしまったのだろうか。


岐阜の実家に帰省し、空いた時間にバス釣りを楽しむ。 これが最近の帰省スタイル。
1日目、まだまだ暑い15時頃から釣り開始。    まずはトップから攻めていく。

ペンシルベイトでチョンチョンと誘うと、出た!   が、バレた!?
そんなのが数回続く。   魚が小さいし、しっかり食っていない様だ。



それでも反応が有るからオモロイ。    で、数匹のちびバスをキャッチ。
田舎の晩飯時間は早いから、17時30分には切り上げて帰らなければならない。

あれこれやって楽しんでいると、遊び時間はあっという間に過ぎていく。
翌日も、同じ時間帯で釣りを楽しむ。  昨日とは場所を対岸に変えてやってみる。

既に釣り人が二人いた。 少し離れてやっていると、その内の一人がチビバスを釣った。
「こんなのばっかりだ~」と、つまらなそうなふりをしながら嬉しそうに話している。

「今日はダメな日だ。」「この間ははデカいのが釣れた。」など、自慢話をするのだが、
「それはオレに聞こえる様に言ってるの?」というくらい大きな声だ。

だけど知らん顔しながら、こちらはトップで立て続けに2匹キャッチ。



すると今度は「シャロークランクで釣れた~」と、また大声で手の内を明かしてくれる。

丁度、トップへの反応がシブくなって来たところだったので、早速ルアーを変える。
するとまた連発。   ホント釣れるね、シャロークランク。(笑)

その後も大きな声で彼らは個人情報を垂れ流す。 「社長とケンカしてクビになりそう」
「同僚が庇ってくれたけど・・・」「今までにも何回か同じ事があって数回転職・・・」

「・・・って、それ、自分が原因じゃないの?」 と、心の中でツッコミを入れる。
そんなこんなで、今日もまた時間切れでビッグマウスがいる野池を後にするのだった。



最終日は午前中の勝負。また少し違う場所でやってみるが、トップへの反応がイマイチ。
あれこれやってみるがスレている様子で、釣れるのだがなんとなく反応が今までと違う。  

そしてあと15分ほどでタイムリミットというところで、フッと閃いた。

そして実践してみると、これが大当たり。  小型ミノーの連続トゥイッチングだ。



激しく強くトゥイッチングするたびに、魚の活性が上がって行く感じ。
これで4連続ヒット。  気持ちが良いくらいに、ハマった。 

その後スレてしまったのか、このエリアで反応する魚がいなくなったので急いで撤収。
「う~ん、他のエリアでも試してみたかったなぁ・・・。」 時すでにお寿司、ってか。


「 制限が  ある時何故か  よく釣れる 」




END
  

2023年07月21日

6月の初物

台風の影響で各河川は増水と濁り、海も荒れていてどこへ行こうか迷う週末。
とりあえず、あまり荒れないし濁らない、山梨北部の渓流に行ってみた。



今回は家族の要望で、イワナを5~6匹持ち帰るつもりだ。来週のBBQで食べる予定。
天気は曇り。  川は多少増水しているが、濁りもなく十分やれる状態だ。

こんな時、以前なら間違いなくルアーで釣り上がって行くのだがフライで勝負する。
まずは、下流域から釣り上がって行く。   持ち帰りは、7寸以上と決めている。

しばらく釣り上がって行くと、出た!   確実に7寸以上ある”美味そう“なヤツや。
「よしよし・・・」と言いながら、その場でエラにナイフを入れて〆る。



ビニール袋に川原の草を川の水で濡らして入れて、そこに釣った魚を入れる。
それを腰にぶら下げて釣り再開。     するとまたすぐ出た!



これもお持ち帰りサイズ。   「いいぞいいぞ~!」
そこからしばらくビミョ~なサイズのイワナやちびっこアマゴが連発する。

そして昼前に3匹目のお持ち帰りサイズが釣れた。 これは8寸を超えていた。



昼飯後、場所を変えてやってみるとこれまたいいサイズのイワナが釣れた。
その後も8寸超えを含むお持ち帰りサイズが立て続けに2匹釣れて、リミットメイク完了。



持ち帰りはトータル6匹、クーラーボックスに保存してさらに上流部に移動。
その後、いつも通りのキャッチ&リリースに戻った途端、釣れる魚が小さくなった。

上流部に行くほど魚が少なく、サイズも小さくなったように感じた。
この辺りはかなり人が入っているのかもしれないな・・・。それでも今日もツ抜けた。

家に帰ると、「ほんとに釣って来たんだ・・・」と、嫁さんが言った。
普段、渓流魚は持ち帰らないからか、「いつもホントに釣れてるんだね」って。

「どゆこと?」  メチャクチャへたくそやと思ってたんか?まったく・・・。
息子は、「”幻の魚”と言われているのによく釣ったね~!」と驚いていた。

いつの時代の話しや?・・・キミ、昔読んだ「釣りキチ三平」の影響受けすぎ。
と、こんな感じで釣りに関して微妙にズレを感じる家族だが、食べるのは好きという。


海がようやく落ち着き始めたようなので、様子を見に行ってみた。
それでもまだ濁りが入りビミョ~な感じ。

辺りが明るくなってきた頃、底付近からの巻き始めで何かが食ってきた。
ドラグを出すほどの勢いで走り、時折首を振って抵抗する。「いいサイズのヒラメか?」

そんな期待をしながら慎重に波打ち際まで寄せてきたら  「・・・ん?形が違う?」
黒鯛かと思ったら、コショウダイ。   ・・・これは、初めて釣った。



50cmは無いが丸々と太っている。  とりあえず初物なので食ってみることにした。
ネットで調べると、美味いけど虫が多いらしい。  「ん~、ビミョ~。」

その後は音沙汰なしなので、とっとと山梨中央部の渓流に移動した。
何台か車が停まっていて、オレが着いたとたんに中から人が出てきて準備をし始めた。

「ああ、先行者がいたか・・・」と、なにげに川をのぞき込む。 川は少し増水気味。
すると、みるみるうちに川が茶色く濁り始めた。  「え?上流で工事?鉄砲水?」

それを見て釣りの準備をしていた人はそそくさと車で何処かへ行ってしまった。
そして、上流部から慌てて川を下って来たルアーマンも何処かへ行ってしまった。

オレは一時的な濁りならすぐに戻るだろうと思い、その場で海釣用の道具を片づけ始めた。
すると、片付けが終わる頃には濁りは取れて元の川に戻りつつあった。

「しめしめ、思惑通りになったぞ・・・」とニヤリ。 とはいえ、注意は必要なのだが。
ルアーマンが川を下ってきた時間からして、そんなに上流に入っていないはず。

そして、多分、魚は人への警戒と急な濁りで、淵の奥深くに入ってしまっているはず。
なので、石に挟まれた狭い場所など、ルアーでは攻めきれない所にフライを落としていく。



すると思った通り、アマゴやイワナが水面を割る。  「うれしいね~!」
とは言うものの、この川は連日の様に攻め立てられているので、なかなかシブい。



水面下でギラリと反転したり、水面に出ても食ってないってことは何回かあった。
でも、そんなに大きくはないが、なんとかアマゴイワナ合わせてツ抜ける事が出来た。
     


翌日は家族5人でBBQ。  とは言っても、先週釣ったイワナと貰い物のアユがメイン。
アユも美味いが、やっぱりイワナは美味いな~。 皆喜んでくれて、良かった良かった。



二日後、冷蔵庫で寝かせていたコショウダイを捌いたら、やっぱり虫がいた。
でも、思ったほどではなかったので美味しくいただいた。 家族には虫がいたのは内緒。


また雨が降って各河川は増水傾向だが、山梨北部の渓流に行ってみた。
増水はしているが濁りは無いので、ドライフライで釣り上がって行く。



増水のため各ポイントは白泡で覆われていて、ドライフライを落とす場所が限られる。
「絶対、ルアーの方が良いよな~」という状況だが、今はドライの釣りが面白い。

それでも、ここはいるでしょというところで、早速いいカンジでイワナが水面を割る。
イワナはちょっと良い型が続けて出た。    アマゴはちびっ子が多い。



それにしてもかなり警戒している。  水中で反転、出るけど乗らないは何度あったか。
「う~ん、ニンフに替えて水中戦に持ち込もうか?」などと迷いながらドライで押し通す。





なんとかマシなサイズのアマゴが釣れたので、昼飯のために川上がり。
場所を変えてやってみるが、やはりかなり警戒している様子。



増水しても人的圧力はなかなか消えないものだ。
今回はあまり深追いせずに、最後に8寸越えのイワナを釣ってツ抜けたので撤収した。

おまけ・・・
翌日はオフショアジギングに久しぶりに参戦したが、ホゲ散らかして帰って来た。(泣)




「 増水の  川の魚で  BBQ 」




END
  

2023年06月11日

五月雨海岸

GW中盤、前日の雨でキツイ濁りが入った海でホゲった帰りに、
山梨中央部の渓流に行ってみた。     ここは意外に水量が少ない。

フライで釣り上がって行くと、しばらくしてイワナが釣れた。
今日の釣り人は少ないけど、連日叩かれているのだろうかなかなか手強い。



流れの中から大きくは無いけど体高のあるカッコいいアマゴが釣れた。



なんとかキビシイ場所を攻めてアマゴ・イワナを合わせてツ抜け達成。


毎年恒例、田植えの手伝いで岐阜県に3日間帰省した。
空いた時間に近くの野池にバスを釣に行く。  これが結構楽しみなのだ。

池を覗き込めば小さいバス・ギルが泳いでいる。  「しめしめ、いただきや!」
そう、大きいのはオレのウデでは釣れないので、ちびっこと遊ぶのだ。

まずは、ちっこいペンシルベイト。   すると、いきなり出た!
って、ギルだけどね。   でも、これがおもしろい。



ギルを数匹って、バスはトップに反応しないようなのでワームに変えてみる。
すると、やっぱり食ってきた。   バスは少し沈めた方が反応がいい。



そして、日が傾きだすとトップでバス・ギルの反応が良くなってきた。
ニヤニヤしながら楽しんでいると、妻からLINEが来た。

「晩御飯、先に食べてるよ」  しまった!田舎の晩飯の時間は早いのだった。
18時。 慌てて帰路についた。   釣果はかるくWツ抜け。

で、2日目も3日目も2時間ずつくらいだけれど同じ場所に釣りに行って、
同じ様に楽しい時間を過ごしたのだ。   

トップで反応のいい誘い方を見つけたり、朝は夕方よりタナが深いとか発見があり
いろいろ楽しめた。 でも、デカいのもうろうろしていたけれどそれは釣れなかった。

3日間で50匹くらいは釣ったかな。・・・全部ちびっ子だけれどね。


GW終盤、朝飯を家で食べてゆっくり家を出て散々叩かれてめっちゃシブいだろうけど、
とりあえず山梨北部の渓流に行ってみた。     釣り人は少ない様だった。 
   


やってみたかった上流部が空いていたので入渓。  不意に川に近づくと魚影が走った。
「ん?魚がいる?」  警戒して岩陰に隠れて出てこないと思っていたのに、意外。

そして、ここって場所でイワナが水面を割る。     「・・・あれ?」
釣れる魚ははとんどが7寸~8寸。    そして、連発する事も。



ひょっとして、GWは釣り人が少なかった?
例年なら無邪気なちびっこかスレっからしの中型が、ポツリポツリと釣れるくらいなのに。



ここ2年はどはコロナで単独行動が許されたけれど、久しぶりに行動制限なしのGW
だったので世のお父さんたちは家族サービスを余儀なくされていた・・・とか?

そのため渓流には人が来ず、魚が残っているのかも。
とは言うものの、多少の警戒心は残っているのでそれなりのアプローチは必要だ。

で、途中川原で昼飯を食ってさらに釣り上がり、久しぶりに渓流釣りを堪能した。
まだ時間はあったので、ちょっと場所を変えてやってみたがここも魚の反応は良かった。



やっぱり、今年のGWは釣り人が少なかったのかもね。
だって、GW終盤で30匹以上も釣れるなんてこと最近じゃなかったことだから・・・。




天気予報が当日になって大きく変わり、久しぶりに雨が降る浜に立った。
周りで小さい型ながらもポツリポツリと釣れている。

オレはアタリすらない。    ・・・ただでさえ雨でメゲそうなのに。
雨は一向に止む気配はなく、7時を過ぎると皆見切りをつけて帰って行った。

「濡れたついでだ」と、しばらく居残り。   うろうろしていると、ライズ発見。
何度かその辺りを探っていると、突然食ってきた!   反転した時に姿が見えた。

「ヒラメや!おおお~!デカいぞ!」と喜んだのもつかの間、バレちゃった。
「あああ~!」思わず天を仰ぐ。    雨か涙かわからないものが頬を伝う。

「だああ~!畜生!  あああ~!畜生!」と、誰もいない浜でひとり大声で叫ぶ。
すると、今度は遠い所でライズ発生。  ひとりで吠えている場合ではないと、続投。

すると、また食った!  今度はエラ洗い。   「スズキだ!」
さっきのヒラメではないので、なんとも言えない気持ちにはなったが、それはそれ。



今度はバレないように祈りながら浜にズリ上げた。   78cmのマルスズキ。
しかし、尾びれの下側が何かに食われて欠けていた。

まだ傷は新しかったので、これを食う魚って・・・サメ?
まあとりあえず、雨に濡れても粘った甲斐があった。   「・・・やれやれ。」


海でホゲったあと、久しぶりに山梨中央部の渓流に行ってみた。約3週間ぶりの渓は、
青々とした木々が覆いかぶさり、もうすっかり初夏のそれになっていた。



昼飯を食ってからショートロッドで釣り上がって行く。   
前日の雨で川は少々増水気味。  魚は警戒心が強くなかなか口を使おうとしない。

水面に出ても食っていないってことが頻繁に発生する。
フライを#18にサイズダウンし、やっと食わせたアマゴ。



素早い動作で岩陰から飛び出してきたイワナ。



などなど、シブいけれども丁寧にアプローチすれば魚は何らかの反応はしてくれる。
GWが終わって家族から解放されたお父さんたちが、平日にドッと押し寄せたかな?

3時間ほどでアマゴ3、イワナ4と、オレ的にはこの状況ではよく釣れた方だと思う。


翌週末も海の帰りに山梨中央部の渓流に立ち寄ってみた。
前回とは違う場所をフライで釣り上がって行く。   ・・・予想通り、シブい。

元気なのはちびっこアマゴだけで、チュパチュパフライを食って来る。
6匹目でようやく写真を撮ろうかと思えるサイズが釣れた。



その上流部はイワナの生息域だが、警戒して奥の奥で息をひそめているようだ。
何度も撃ち直して、フライがようやく奥の奥に入るとやっと出る。



なかなか手強い。   相当叩かれている印象だった。
数的にはアマゴイワナ合わせるとツ抜けたが、小さい魚が多かったな~。


「雨の浜  ヒラメ逃して  欠けスズキ 」



END
  

2023年05月14日

いっぱい釣れた春

4月上旬、まとまった雨が降って海が荒れたけど、波が収まる予報だったので海に出撃。
シーバス狙いでシャローミノーを撃っていく。

少しづつ場所を変えながら様子を見る。    すると、明るくなって来た辺りから
水面が騒がしくなってきた。    ・・・が、ルアーには全く反応しない。



捕食しているベイトがこれまた小さい。  極小稚アユパターン?
ならばと小さいルアーに変えてみるが、アタリがあっただけ。

そんなこんなで悪戦苦闘していると、Nさんがやってきて「いっぱい釣れた」なんて
言うものだから、軽いめまいを起こしながらキャストを繰り返すのだった。

しかし、まったく食ってこないのでNさんが釣った場所に行ってみた。
「先帰るから頑張ってね。」と、Nさん。   その背中を見ながらの一投目。

岸際でボイル!?息を飲んで岸際までルアーを引いてくると、突然ガツンと来た!
「おおおお~!マジか?いきなり?!」   「来たよ~!」とNさんに声をかける。

しかし、喜びの声は届かず、Nさんは振り返りもせずにゆっくりと岸際を歩いて行く。
こっちはなんとか岸際の攻防を制し、寄せ波に乗せて岸へズリ上げる事が出来た。



タナボタ感が否めないが、久しぶりのランカーシーバス。    81cm。     
嬉しいのだけれど、嬉しいのだけれど・・・なんかビミョ~な感じ。

そのあとも粘ってみたけどアタリがあっただけ・・・で、山梨中央部の渓流に移動。
さすが日曜日、人が多い。前後を釣り人に挟まれる様に釣り上がって行く場所もあった。    

それでも26cmのイワナを筆頭に5匹。 岩陰から勢いよく食ってきた。





アマゴはちびっ子が多かったけど、なんとか4匹。  流れの中から飛び出して来た。 



今回はシーバスが釣れてアドレナリンが出たからなのか、キツイ睡魔は襲ってこなかった。


4月中旬なのに、ここのところ夏を思わせるくらいの陽気で、暑い日が続いていた。
なので、久しぶりに山梨北部の渓流に行ってみたが、気温は・・・7℃。



今日から急に気温が下がり、まるで4月の様な・・・って、あれ?いま何月?
なんて、最近は季節感が狂ってしまう様な気候になっている。

急に寒くなって虫も飛んでない。  それでも、昨日までは虫が飛んでたはず。
「なら、魚たちにはその記憶が残っているはずだ!」と、都合のいい事を考えてフライ。

あまり人が入ってなさそうな場所を選んで釣り上がって行く。
すると、やっぱり出た!    「うひひひ、うれしいね~!」



その後数匹を追加して移動。    ここは短い区間で勝負。
で、ここでもやっぱり魚は元気に水面を割ってくれた。  この時すでにツ抜け達成。



上流部に釣り人の姿が見えたので、ここも数匹釣って深追いせずに移動。
ここはアマゴとイワナが混生する領域。



昼からは気温も上がり、魚たちも元気に水面を割ってくれる。
スレ気味ではあるけれどフライへの反応はいい。 ここでもツ抜け達成。



少し肌寒かったけど、天気も良くて気持ちのいい一日だった。


今日からGW。     近年、コロナ禍になってから釣り人が増えた。
多分今年も人がどっと押し寄せるだろうから早めに釣っておく。

予想通り、めぼしい場所には既に車が停まっている。
なんとかお気に入りの場所が空いていたので入渓。



すると、思っていた場所でイキナリ出た!
「よ~し、よ~し、いいよいいよ~!」などと言いながら釣り上がって行く。



人が入っていないわけでもないので、警戒心より食欲が勝っているって感じかな。
でも、流れの中に魚はいず、反転流や石の下にいてちょっとビビりながら出てくる。


それと、この春からまた以前使用していたランディングネットが復活した。
2年ほど前、背中からコケた時に折れてしまったので、代わりのものを使用していた。

しかし、使い勝手がいいので何とか修理したくて、色々考えた末の”金継ぎ”。
っていうか、真鍮の板を巻いてビス止めをして補強しただけだけれどなんか気に入ってる。



ここにネームでも入れればカッコいいのだけれど、そんな技術はオレにはない。
近くで見ればペンチで曲げたのでボコボコになっているし・・・。
でもまあ、これはこれでいいかな、と。

結局、三河川をハシゴしたが、何処も活性が高く今回もラクにWツ抜け。
とりあえず、好スタートが切れた今年のGWであった。


「 金継ぎの  ネットで掬う  渓流魚 」




END
  

2023年04月08日

早春の釣り

渓流解禁後の初めての土曜日。午前中の用事を済ませて山梨中央部の渓流へ行ってみた。
水量が少なく、解禁当日に放流された魚の姿もあまり見えない。



流れに出ていないとなれば、岩陰の奥かとほぼ穴釣り状態で探って行く。
約2時間で3匹。   「う~ん、予想通りシブいね~。」



渓流は様子見で、早々に引き上げて海まで走り夕まずめをやってみた。
しかし、アタリもなくガックリ肩を落として車中泊。

翌朝、暗いうちから浜へ出撃。
辺りがうっすら明るくなりだした頃、波打ち際で何かが食ってきた!

「おおお~! こんな場所で食うのはヒラメか?」と思ったがガバガバッとエラ洗い。
「あ、シーバスや!   ちょっといいサイズやんか!」  

波打ち際で食ってきたので、引き並みに耐えながらいなして短時間でやっつけた。
陸に上げてもまだ体力が残っていたので、よく暴れた75cmのマルスズキ。



海もちょっと春っぽくなって来たかな?


まだ3月の初旬なのに4月後半の気温が続いたので、山梨北部の渓流に出撃。
午前中、魚の様子を見るためにルアーで釣り上がって行く。



小振りなアマゴがルアーを追って来る。  毎年この時期は魚の追いが短くなかなか
口を使わないのだが、やはり異常ともいえる陽気で水温が上がったのか割りと元気。



上流部に移動してイワナを狙ってみる。  やはりイワナもやる気が出て来たらしい。
午前中の3時間で、アマゴ・イワナ合わせてツ抜け。 でも、最大でイワナ24cm。



こうなると他の事も試したくなってくる。  WBCの大谷選手に負けない様こちらも
ルアーとフライの二刀流だ。   で、よねさんに刺激されてBHニンフを試してみる。

川底を転がすような感じで流す・・・なかなか難しい。
アタリはあるし食っているのだが、すぐに合わせられなくて結局掛けられない。



何度かすっぽ抜けをした後、やっと小振りなイワナをキャッチできた。
その後何匹か釣ったら魚が上ずってきているのに気が付いた。 虫も飛んでる。

「あ、こりゃドライやな。」って、この時期にドライフライをした事が無いんですけど?
すると、緩い流れの中で出た!   「マジか!釣れるやん!」



上流部のイワナも、下流部のアマゴも、まだ盛期の様にはいかないが、
しっかりとフライを咥えてくれる。    気が付けばフライでもツ抜け達成。



こんなに釣れると、すぐに抜かれてしまうんじゃないかと心配になる。


WBC準決勝で感動した後、山梨北部の渓流に出撃した。
祝日なのに釣り人が少ない。  みんなWBCを観ていたのかな?



初めはルアーで釣り上がって行く。   意外と魚影が濃い。
早速、胸ビレが欠けたイワナが釣れた。  「ん?これは、ひょっとして?」

魚が水面を意識しているようなので、フライに交換したらすぐドライで出た。
今度はエラが短いイワナだった。 「ああ、この辺りは成魚放流した場所か・・・。」

この辺りは今まで稚魚放流しかしなかったのに、今年は成魚放流もするようになった。
まあ、魚影が濃いってことはいい事やけど・・・、いい事なんやけど・・・。

複雑な心境のまま釣り上がり、時々稚魚放流モノも混じって今回もツ抜け。



雨が降ったので山梨北部の渓流に様子見に行ってきた。
少々増水気味なので、こんな時はルアーがいいなと思いながら、フライで釣り上がる。

予想通り水底にへばり付いて水面まで上がってこないヤツが多い。
それでも、反転流や流れの緩い所で水面を割る。
  


釣り上がっていると時々魚が溜まっているところがある。   放流場所かな?
魚影が濃い淵で、ルアーに変えてみると連発。  このひとつの淵だけでツ抜けた。





BHニンフでも釣れて面白かったけど、やっぱフライはドライで釣りたいかな。
水面に出るあのドキドキが好きだからね・・・。


海でホゲったあと、山梨中央の渓流に立ち寄った。 雨の後なので少し増水している。
ちょっと疲れたので、仮眠して昼飯食った後出撃。  そして、最初の淵。

ドライフライを流すと、水面から飛び出るようにしてフライに襲い掛かって来る。
でも、食っていない。  何度もそれを繰り返すアマゴたち・・・。

「・・・どういうこと?」   ちょっと流し方を変えるとやっと乗った。
「やれやれ、やればできるやん・・・。」  このサイズのアマゴが他にもいた。



ルアーだったらもっと簡単に釣れたかも?と、思いながら川を釣り上がって行く。
その後はちびっ子アマゴばかりが飛びついてきたが、思いがけずいいイワナも釣れた。



その後もポツリポツリと釣れて、ここでもツ抜け達成。
こんなに反応が良くいいカンジで釣れる3月は、ここ最近では珍しいかも。


「 侍に  負けじと我も  二刀流 」




END
  

2023年03月10日

もう3月やっと3月

2023年ももう3月になってしまった。
年明けから”はやり病”にかかり思うように釣りも行けず、行ったら行ったでボーズ続き。

これという出来事が無いのでブログのアップも怠っていた。
前回の釣行記を見返すと年末恒例の管理釣り場で〆た時からアップしていなかった。

22年の〆は、山梨県南アルプス市にある管理釣り場「ウエストリバー」に行った。
前年も同じ場所でやったのだが、その時はいいカンジで釣れたのに今回はやけにシブい。



友人は子供を連れてきていたけど全く釣れなかった。
放流をしてもらったのに、釣れなかった。

オレ達大人でさえ、あれこれやってなんとか20匹ほど・・・。
なんだかイマイチ・・・いや、イマサンな〆釣行になった。



その後は全く釣れない日々が続いた。    ああ、潤井川冬季特別区ができれば、
海でホゲってもニジマスを釣ってチャラにできたのに・・・。

そんな事をブツブツ言いながら、冴えない冬の日々を送っていたのだ。
そして2月の終わりが近づいてきたある日、仕事終わりにとある港に行ってみた。

アジ、カマス、カサゴ・・・なんでもいいから釣りたい。  しかし、アタラナイ。
うろうろしながら魚の居場所を探していると、グン!と来た。

「お?なんだなんだ?」   って、ほっそいタチウオ。  「・・・白髪か~。」
それでも何かしら釣れたのは、少し心が温まった。



その後車中泊して、翌朝は浜へヒラメ狙いで出撃。
辺りが明るくなった頃、ググッっと乗った!   「おお~、久しぶりや!」

以外と激しい抵抗を見せた”ギリヒラメサイズ”。
小さいけどうれしい一匹です。



それから「ショアでは釣れないからオフショアに行こう」と、少し前から
船に乗る約束をしていたのだが、船に乗っても釣れないことが分かった。

ほとんどアタらず、エソ、フグ、ちっさいなんとかっていう魚・・・。
唯一盛り上がったのは、キャプテンがウツボを釣った時だけ・・・。



「う~ん、これなら浜でやっていた方がお金が掛からないだけまだマシか?」
なんて・・・釣れる釣れぬは時の運。  ・・・やね。

そんなこんなでイマイチ釣れない日々を過ごして、やっと渓流解禁日を迎えたのだった。
しかし、解禁日だ!お祭りだ!と期待していたのとは少し様子が違っていた。

毎年恒例の成魚放流場所に行ってみたが、ひとは少ない、水量少ない、放流量少ない。
少ない三拍子が揃って、イマイチな解禁日になってしまった。



おまけに昼間の予想気温は4月並みなんて事を言ってたが、朝から肌寒く太陽も
あまり顔を出さないうすら寒い一日になり、魚の活性も上がり切らないままだった。



夕方、現場で顔を合わせたいつもの山梨組メンバーと「最近はいい話がないね」など、
薄暗くなるまで釣り談議に講じるのだった。  これも解禁日の楽しみのひとつなのだ。


「 釣れぬから  なおさら恋し  ニジの川 」




END
  

2022年12月30日

夕暮れの決闘

11月25日

また癒しのちょい投げ。   相変わらず、トラギスジャパンのプルプル・・・。
そして、待望のアタリと強い引き!    カワハギは良く引く。



今回も2匹しか釣れなかった。    連発は難しいな~。
夕方、シーバス狙いで出撃。   アタリもなく潮がどんどん下げていく。

フローティングシャローミノーでも時々底を叩く浅瀬。
コン・・・コン・・・ゴッ!  「・・・あ、根掛かり?」 竿をあおって確かめる。

すると、ググ~ンと竿が引き込まれた。   「あっ!魚や!」
ガバガバッ!とエラ洗い。     「おお~!久しぶりのシーバス!」



体高が高い65cmのマルスズキ。    「これは、うれしい一匹です。」
その後、場所を変えて攻めてみたが、セイゴ1匹追加しただけだった。




12月3日

久しぶりのオフショアジギング。     ・・・相変わらず、釣れない。

まあ、時々しかやらないので釣れないのはわかるのだが、他の人たちもイマイチなので
やっぱり海自体がシブいのだろう・・・。



6時出船。   1時間ほどアタリもない。
ライトジギングで、底からの巻き上げで何かが食った!  「やっと来たよ~。」



なんとかキープできそうなサイズのオオモンハタだ。
さあこれから!と思ったが、サバフグとエソの猛攻にあう。

どこに行っても何をしてもヤツらはやって来る。
そして、最後にハタ坊を釣っておしまい。   「ああ、もうやんなって来た。」



しかし、今回はなんとなくこうなる予感がしてたのでヒラメタックルを積んできていた。
仮眠してからのゆうまずめ、浜で様子を見ることにした。

ベイトが水面でざわざわしている。    すると、いいサイズのヒラメがライズ!
「おおお~!  いただきま~す!」と、キャストを繰り返す。  が、アタらない。

だんだん辺りが暗くなってきた。  さっきのヤツはこの辺りをうろうろしてるはず。
そう信じてルアーを投げ続けていると、グン!と乗った!

「おお~!ホントに来た~!」 久しぶりにヒラメの引きを味わう。
肉厚ボディの51cm。   しばらくビニール袋に海水を入れて活かしておく。



今が時合いかとすぐさま撃っていくが、同じヒラでもヒラセイゴが釣れただけ。
「そんなにうまくはいかんか・・・」 と、苦笑い。  ・・・でも気分はいい。



今回は予感とタイミングがアタッたな~。


12月10日

また癒されにちょい投げに行ってみた。
いつまで釣れるのかわからないから、行けるときは行ってみる。



で、やっぱりトラギスジャパン・・・。
そして、相変わらずカワハギ2匹。



もうそろそろ釣れなくなるかな?
「ああ、潤井川冬季特別区で釣りをしていた日々が懐かしい・・・。」


「 夕暮れに  予感的中  ヒラメ釣り 」




END
  

2022年12月13日

沖縄隙間時間釣行

11月某日

娘が沖縄で結婚式を挙げるので、家族旅行も兼ねて参列してきた。





ダイビングやカヌー、バナナボートやサップなどマリンスポーツも楽しんだ。



11月とはいえまだまだ暑い。   昼間の気温は軽く25度を超える夏日だ。
毎日半袖で過ごせるし、十分、海を満喫できる。 一応、遊泳は10月末までだが。  



で、当然パックロッドも持って行ったので、隙を見つけてちょっと竿を出してみた。
初めは式の翌日、ホテルから少し行った浜で軽く様子見。

遠浅で沖に海草が点在している場所で、トラウト用パックロッドにトラウトミノーで
誘ってみる。 しばらくすると魚が追ってきた! しかし、食うまでは行かなかった。

更に誘っていると、ルアーの後ろから黒い影がうねうねとついてきた。
「??・・・ウミヘビ?!」  食ったらどうしよう? でも釣ってみたい。

でも、釣ったあとどう処理するねん?など、一瞬のうちにいろんなことを考えた。
・・・で、食った! 「ええ~?!」   しかし、躊躇したのでひと暴れでバレた。

「ふ~、やれやれ・・・、沖縄のファーストバイトはウミヘビか~」


朝はダイビング、昼からバナナボートなどの”激しめ”のアクティビティを楽しんだ後、
少し時間が空いたので浜の横の小さな磯場で竿を出してみる。





ここでもトラウトロッドだ。  シンキングミノーを使うが沈めすぎると点在する岩に
引っかかってしまう。  少し浮かせ気味で誘いを入れると、アタッた! 

「おお~!沖縄初ゲットは・・・小さなエソ?・・・う~ん、沖縄まで来てエソか~。」
まあ、それでも魚が釣れることは分かった。  いいぞいいぞ~!



しばらくすると、今度は強いアタリが来た!  引きも強く、それなりの大きさだ。
「おお?なんだなんだ?」と上がって来たのは、南国らしい色をしたオジサン。



顎に二本の髭がある。     これは静岡では釣れない魚なのでうれしい。
まだ釣れそうだと、少しづつ場所を移動しながら撃っていく。

すると、また強いアタリ!   「おお?これはちょっといいサイズかも?」
・・・ヤガラだ!    「これも南国っぽいな~」と、ニンマリ。



移動しながら撃っていき浜の端まで来た時、黒い影が大きな岩の下に走ったのが見えた。
「ふふふふ、そこにいるのか~」と、大岩の下を何度も攻めてみる。



うまい具合にルアーが波を受けて、大岩の下に潜り込んだ。
すると、ゴゴッと食ってきた!    「よっしゃ!・・・おお?いい引きや!」

・・・と、心の叫びが止まらない。    ついでにニヤけ顔も抑えきれない。
で、釣れたのは、イシミーバイ。    ・・・だと思う。



これも沖縄で釣りたかった魚だ。    リリースしたところで家族が呼びに来た。
「日暮れまでここでやりたかったな~。」     


娘は新婚旅行も兼ねているので、後半はそれぞれの家族が帰る日まで別々で行動する。
この日、嫁さんと息子は琉球ガラス工房でコップ作りの体験をすることになっている。

オレは、当然釣りをする。 付き合いが悪いとか言われても、優先順位はこっちが上位。
で、近くの港に降ろしてもらい、彼らはレンタカーで目的の場所へ。

「さあ、今日は何が釣れるかな~?」と、楽しみにしていたが、期待に反して爆風。
風速5mの横風で、静岡の浜なら諦めている位の風だ。



港内は釣り禁の様なので、風を背にすることはできない。それでも、せっかくだからと
ジグを投げる。   そう、28gまで投げれるパックロッドも持ってきていたのだ。

しかし、飛ばないアタらない。   一瞬ナブラが出たけど、ジグには反応しなかった。
悪戦苦闘しながらお昼になった。   家族と合流し、「おんなの駅」で昼食。

その後、また別行動。   今度は別の港で降ろしてもらった。
ここなら風裏で出来そうだ。   移動しながら撃っていき堤防先端まで来た。  

「・・・ん?あれ魚じゃね?」 爆風を受けて波立つ堤防の角に、魚の群れが見える。
「あれは、カマスか?な?・・・よう知らんけど。」ルアーを投げてみると、ガガガッ!

・・・で、ラインブレイク。   「切られた~!? やっぱ、カマスや!」
ルアーを交換して再挑戦。   しかし、アタるのだが乗らない。

ルアーを交換するたびに反応はあるのだが、針に上手くかからない。
そのうちルアーには反応しなくなってきた。   「マジか、こんなに魚がいるのに」

沖縄でもさすがに港はスレているのか?まだ陽が高いからか?ゆうまずめ以降なら?
・・・と、色々言い訳を考えてるうちにタイムアップ。 家族が迎えに来た。

「沖縄漁港南国特有お魚捕獲作戦」は、爆風と場所選びで失敗に終わったのだった。


嘉手納基地横の道の駅で、戦闘機の離発着を見学した。 轟音が腹に響き鼓動が高鳴る。
その後沖縄最後の宿泊地、北谷町に入った。ホテルの目の前は広い砂浜のアラハビーチだ。
   


夕方、家族は買い物に行くと言うので、オレはまたも単独行動。 小雨が降ってきた。
アラハビーチ横に大きな川が流れ込んでいる。   橋の上から川を覗き込んでみる。

大き目のヤガラが小魚を追いかけまわしている。   「マジか!なんだここ?」
周りの人たちは特に気にする様子もなく通り過ぎてゆく。 こんな光景は日常なのかな。

釣りが出来る場所を見つけて釣り開始。 河口から海の方へと移動しながら撃っていく。
すると、キョーレツなアタリ!トラウトロッドを大きく曲げて、ひと暴れしたあとバレた。



「は~、何だったんだ?・・・多分、ヤツだな。」    目星は付いている。
それを狙っているのだ。     更に移動していると、またアタッた!

が、これもすぐバレた。   う~ん、合わせが弱いのか? 竿の選択間違えたか?
だんだん辺りは暗くなってきて、家族と夕食の待ち合わせ時間が近づいて来た。

すると、諦めかけた時アタッた!   ・・・って、小さいメッキ。  
そう、これを狙っていた。 おそらく最初の2匹は、これのいいサイズだったのだろう。



このメッキが、今回の沖縄での最後の魚になった。  もっと釣りしたかったな~。
メジャーポイントより、なんでもない浜とか小磯の方が魚は釣れるのかも?

まあ、釣れても釣れなくても、初めての沖縄は色々楽しめて良かった。

我が家のTVの横には、嫁さんと息子が作った琉球ガラスのコップが飾られている。
そしてオレには、スマホに収めた誰に見せるでもない釣った魚の写真が残っている。
・・・それでいいのだ。




「 沖縄で  ひとり楽しむ  小物釣り 」



END
  

2022年11月14日

ちょい投げ

10月14日

なんとなく風が穏やかそうなので、仕事終わりに浜まで走って秋イカ調査に出撃。
ビミョ~な横風を受けながら、しゃくり始める。

しかし、潮が効いていないし、反応もない・・・今夜もキビシそうだ。
開始から約1時間、なんか”もわ~っ”とした感触が竿から伝わって来たので合わせてみる。

「乗った!・・・けど軽っ!?」  小振りなケンサキイカだった。
とりあえず”イカ”が釣れたから、まあイ~カ、なんて少し気分が楽になった。



更に約1時間、小さなタコが釣れただけ。 横風が強くなってきたので諦めかけた時、
なんか違和感を感じたのでとりあえず合わせを入れると・・・乗った!



小振りだけれど、やっと来たよアオリイカ。    この後は睡魔に襲われ車中泊。
翌朝はヒラメを狙って出撃したけど、やっぱり、予想通り、お決まりの・・・ホゲ。


10月24日

何を狙っても釣れないので、イソメを使ってちょい投げでカワハギを狙ってみる。
すると、外道のトラギスは釣れるのだが・・・。



しばらくすると、ガガッと強いアタリが来た!   「お!これは!?」
そして、今までにない強い引き!    間違いない、カワハギだ!

思った通り、ちょっといいサイズのカワハギゲット!



しかし、単発。     その後もトラギスが続く。

で、思い出したようにカワハギが掛かる。    が、少し小振り。
昼までに小振りカワハギ2匹追加して、エサ切れにて強制終了。




10月29日

この日もちょい投げでカワハギを狙うが、トラギスばかり。
3度ほどカワハギらしい強いアタリ&引きがあったが、全てバラしてしまった。



トラギスは何匹釣っただろうか・・・?  そのたびに「トラギスジャパン」と、
最近何処かで聞いたような言葉が頭を過るのだった。




11月5日

今回も浜でホゲったので、ちょい投げで心を落ち着かせる。
すると、早速強いアタリが来た!   「おおっ?引きが強いぞ!?」

カワハギのダブルだ!    そりゃ、引くはずさ~。   
いきなりこんな感じで始まったので、今日は爆釣か?と釣り人ならそう思うよね~?



そう思ったら釣れなくなるのが”釣りあるある”。
その後はトラギスジャパンばっかりで、なんとか一匹、カワハギを追加できただけ。



イソメ30gで約3時間遊べる。    例年なら浜でホゲっても「潤井川」で
ニジマスを釣って気分転換をしていたけど今年は「冬季特別区」が中止になった。



なので、浜で釣れないと、モロにこたえる。 いつまでカワハギが釣れるかわからんし。


「 ちょい投げで  強い引きなら  カワハギだ 」




END
  

2022年10月21日

秋イカ開幕

9月30日

仕事終わりに海まで走った。    風が強い予報だったが、行ってみたら微風。
「こんな事があるから情報に頼っていてはダメなんだよな~」と、思いながら浜IN。

早速アオリイカ狙いでエギを投げる。   一投目、潮の流れや水深を確認する。
二投目、どのタナにいるのかわからないので、少し上のタナからシャクって行く。

と、早速乗った!   「え?・・・マジ?」   「うひゃ~!こりゃうれしい!」
久しぶりにイカの引きを味わう。   心の準備が出来ない内に釣れてしまった。



秋イカ標準サイズの約300g。   こりゃあ、幸先いぞ。
爆釣の予感を感じながら撃っていくが、それっきり音沙汰なし・・・。

明日があるさと言いながら、車中泊。


10月1日

朝は青物狙いで出撃するが、アタリ2回で終わってしまった。
昼間は買い物したり仮眠したりして、夜の部に備える。

夕方、ニッチさんと合流し、強い向かい風を受けながら風が収まるまで無駄話し。
陽が落ちると風が収まって来たので、満を持してアオリイカ狙いで出撃。

とりあえず昨日釣った感じでシャクって行く。   しばらくすると、乗った!
「おお~!今日も釣れるやん~!」   昨日と同じくらいのサイズだ。



少しずつ移動しながら、イカがいる場所を探していく。
しかし、イマイチ反応が無い。 秋イカは釣れる時はバタバタと釣れるのだが・・・。

約2時間ほどたった頃、軽いイカパンチの様なものが有った様な無かった様な・・・?
で、その辺りをしつこくやって、移動しようかと思った時、突然、乗った!

「おお~!来た来た!」   乗った瞬間、さっきのよりも引きが強いと感じた。
「こりゃ、いいサイズやぞ!」と、ニヤニヤしながらジェット噴射を堪能する。

目測、500g。   この時期にしては良いサイズだ。
このあとしばらくやってみたが、反応は無いし疲れたし・・・で、再び車中泊。



このイカを家に帰って量ってみるとみると、580gもあった。
久しぶりに釣ったから、目測を誤った。  それでも、うれしい誤算ってやつやね。   


10月2日

朝3時前に起床。     再びふたりで暗い浜に出撃。
すると、開始早々に何かが乗った。   けど軽い・・・って、ケンサキイカだ。



こりゃ今日もイケるかと思ったのだが、そのあとはウントモスントモ・・・。
おまけに明るくなってからの青物も不発・・・。

それでも、今季初のアオリイカが釣れたから気分はいい。
刺身と一夜干しで美味しくいただいたのだ。   


10月8日

今回も暗いうちからエギング。   しばらくするとシャクった時にグッと重みが
掛かったがすぐに軽くなった。    ・・・カンナに掛からなかったか?

そのままエギをフォールさせて、再びシャクると、乗った!  「あ~、うれし」
300gくらいで、秋イカらしい大きさ。   しかし、後が続かず。



明るくなって青物を狙うが、イマイチ、パッとせず。
エサの人たちは釣れているので、魚はいる様だ。



で、なんとなくあきらめムードで投げたジグにゴン!とアタッた。
「え?来た来た!」   久しぶりの青物の引きに少々アセル。

マルソウダだ。     このシブい時に釣れたのは嬉しい。
そして、続けざまに投げたジグにもヒット!  2連発。



・・・その一瞬だけだった。    あとは全く音沙汰なし。
夜、エギングをやってみたが変な横風が吹いてやりにくく、早々に車中泊。

翌朝はシーバスでも・・・とやってみたが、これまた不発。
う~ん、今回は”しりすぼみ的”な釣行になってしまった・・・。



「 始まった  秋の夜長の  アオリイカ 」




END
  

2022年10月03日

渓流〆は尺イワナ

9月16日

そろそろ秋イカが釣れ始める季節なので、まだ暗いうちからエギを投げ始めた。
しばらくして、「乗った!」が、ゲソだけカンナに付いてきた。

ドラグを緩くしていたのに合わせ切れするなんて、よっぽど小さかったんやな。
その後は全くアタリもない。  そうこうしてるうちに、釣り人が次々にやって来た。

すると、隣に入った人のキャスティングフォームのシルエットが見たことあるような?
で、クーラーBOXを見て分かった・・・ニッチさん!    これまた偶然の再会。

今はベイトが小さく、なかなかジグでは食わないことが多いので彼は久しぶりに
弓角を投げていた。 で、明るくなってやはり弓角強し。ポツリポツリと釣れ始めた。

ジグ連中はほぼ釣れていないのに・・・。   そんな中、やっとオレにも来た。
ペンペンだ!・・・が、バレた。     「く~、貴重な一匹が・・」

その後はまた釣れなくなったので、試しにジグの前にサビキを一本付けてみた。
すると、掛かった!今度も、ぺんぺんだ。   狙い通り、サビキに掛かっていた。



その後は全くいい所なく、昼頃までニッチさんとうだうだ話していたのだった・・・。


9月17日

渓流は、あと数週間で禁漁になる。   なので山梨北部の渓流に出撃。
・・・と、思っていたら、よねさんとKEN2さんが来られるというので合流することに。



相変わらず川はシブい状態が続いていた。   魚はいてもなかなか水面を割らない。
思った以上に苦戦する。    倒木の下の、流れが速い瀬の中でようやく出た。



「やっとかよ~。」と、ひと安心。 夕方に用事があるので、昼食後少しやってから
オレだけ戦線を離脱した。 よねさんが、ふたりのエサ師が下りてきたと言っていた。  

どうやら後追いだったようだ。    「そりゃ、シブいはずやな。」
結局、昼前のイワナ一匹のみ。    どうにもこうにも、不完全燃焼やな~。


9月24日
前日に台風15号が日本にやってきて、お隣の静岡県に甚大な被害をもたらした。
しかし、山梨は大雨は降ったもののさほど影響もなく、この日は朝から薄曇り。

朝飯を食って家を出るころには、青空も見えていた。
しかし、山梨北部は雨が酷かったようで、目的の川はかなり増水し濁りも出ていた。



お気に入りの川を見て回り、濁りが少ない川を見つけてようやく入渓。
水量が多くどんな状況かわからないので、ルアーで様子を見ることにした。

すると、小振りなイワナが食ってきた。   「おお~、釣れるやん!」
しかし、写真を撮る時に逃がしてしまった。  「次がある!」と、続行。

またしばらくして掛かったが、抜き上げ時にポロリ。   そしてまた・・・。
食いが浅いし小さいのでしっかりと針に掛からないのか?

そしてまた、イワナが釣れた時もルアーの針を外したりしてたら逃げられた。
「だああ~!何やってるんや?オレ!」      なんだか笑えてきた。

最近はフライばっかりやっていたから針を外さずに写真を撮っていたので、
魚が逃げてもまだフライは付いているので、魚が暴れても安心だった。

ルアーの場合は外して写真を撮るので、うっかりすると逃げられてしまうのだ。
「う~ん、なんか逆に新鮮・・・。」   たまにはルアーもやらなあかんな~。



それでも、ポツリポツリと釣れるので、なんとか5匹目でようやく写真が撮れた。
水量が多いので川伝いに移動できない。  ちょっと撃っては上がりを繰り返す。

で、いいサイズの魚が掛かった!と思ったらニジマス。
「う~ん、ビミョ~。」 いや、悪くは無いんだけど、なにもここで釣れなくても。



昼飯を食ってから川を変えてみる。   ここも濁りは無いが増水している。
ここはイマイチ反応が無い。    台風明けなのに釣り人が多いので後追いか?



それからちょっと移動して、「ここで最後」と堰堤下から短い距離を釣り上がる。
堰堤までは魚の姿が見えなかったので、「あかんか・・・」と、あきらめムード。

最後の堰堤の落ち込みにルアーをぶち込み誘ってみるが、反応は無い。
何度かやって諦めかけた時、足元の流れ出しで黒い影が動いた瞬間水飛沫が上がった。

「ええ~、ここ~?」  ・・・と、驚いてる暇はない。  意外とデカい!
おまけに急な走りでラインが足元の枝に引っかかって、リールが巻けない!

膝のあたりまで水に浸かってこちらから迎えに行き、ネットイン。
「ふ~、やれやれ・・・。」      計ってみたら、まさかの30cm。



「マジか、今季最後の最後に出ちゃったよ・・・。」と、綺麗な魚体をしばし眺める。
そして、絶対逃げられないようにと、気を遣いながら写真を撮るのであった。


「 台風が  過ぎたあとには  尺イワナ 」




END
  

2022年09月18日

サメガイド

8月20日

暗いうちから浜に出撃するが、まずめ時に釣れたのはハタ坊のみ。
少し明るくなった頃、チラッとペンペンが回ってきた。



何度かのアタリの後、やっとの思いで掛けたがすぐにジャンプ一発でバレてしまった。
小さかったので、うまく針に掛からなかったのか?

その後も粘ってみると、今度はガツンといいアタリ!
手元に伝わるバイブレーション。   これは・・・そう、ソウダガツオ。



しかし、これも単発。    結局、今回もイマイチの海を満喫しただけだった。


8月23日

平日なのに浜は釣り人が多い。   子供連れもたくさんいる。
「そうか、まだ子供は夏休みか・・・」そんなことを考えながら凪の海に撃っていく。

すると、ジグを岸際まで回収スピードで巻いていると、ガツンと食ってきた!
「おおっ?!びっくりした~!」と、目が覚めた。    目覚ましワカシだ。



「今日のパターンはこれか?」と、何度か試してみたが、その後は音沙汰なし。
いつものシャクリでの誘いに変えてみると、ペンペンがヒット。

「やっぱ、これか~!」となる。  そこからポツリポツリとペンペンが釣れだす。
連発でもなく、爆釣でもない。  ほんと、30分に1回回遊があり、その都度掛かる。



ただ、その回遊が岸近くだったり遠かったりとバラバラ。
こんな時、朝からうろうろしているサメがガイド役になる。

どうやらサメはペンペンを捕食しているようなので、サメが岸近くに現れたら手前を、
遠くにいたら遠くを狙う。   すると、いい確率でペンペンがヒットするのだ。



ただし、ヒットしたら早く寄せてこないと、サメが追いかけてくる。
違う意味で”ちむどんどん”するのだ。

一匹釣れたらしばらくは音沙汰なし。   小さい群れでウロウロしているようだった。
ペンペンは遅い時間まで回遊していたので、8匹ほど釣れたかな。  バラシは2回ほど。

さて、そこで問題です。
オッチャンは5時頃から、30分に一回やって来るペンペンを8匹釣りました。  
さて、何時まで釣りをしていたでしょう?


8月27日大潮

土曜日ともなると浜は満員御礼。 朝3時に浜INして、ギリギリ場所を取れたって感じ。
最近はあんまりいい話は聞かないのにね~。   やっぱ夏休みだからかな。

案の定、暗いうちはなんの音沙汰もない。   辺りが明るくなってきた頃、ハタ坊。
しばらくしてペンペンがチラッと回遊してきた。



もっとほかの青物を釣りたいのだけれど、ペンペンが回ってきたら、ついついそっちを
狙ってしまう。    そしていつの間にかペンペンありきの誘いになっている。

とは言ってもイマイチ・・・連発は無い。       
今日はガイド役のサメがいないので、ペンペンもいないという事なのだろうか。 
      


それならばと、気分転換に場所を変えてみる。
スノケンさんとY先輩がいた。     話を聞くとこちらも同じ様な状況らしい。

スノケンさんが腹の調子が悪いと言って、入れ替わりに二人とも帰って行った。
そして、ここでもやっぱりペンペンがうろうろしていて、3匹ほど釣れた。

う~ん、そろそろちょっといい魚を釣りたいな~。


「 ペンペンが  どこにいるのか  サメに聞く 」




END
  

2022年09月01日

天候不順な夏休み

8月6日

夏休み最初の釣りは、帰省先の野池で午後からバス釣り。
ちびっこバスが、たくさんウロウロしている。 中にはいいサイズも混じってる。

「それじゃあ、TOPでしょ。」と、小さめのペンシルベイトを撃っていく。
岸際にルアーを落とし、ちょいちょいと誘うと、出た!



いいカンジでロッドが曲がる。    35cm程のバスだ。
「いいぞいいぞ~。」と、喜んだが、そのあとはサッパリ・・・。

場所を変えて湖面に覆いかぶさる木の下を狙うと、また出た!
今度は25cm程だったが、サイズじゃないのよこの釣りは。



いいカンジでTOPで釣れたので、帰宅30分前からちびバス狙いでワームに替える。
すると、入れ食い状態。   「あかん、あかん、これじゃあ、幼魚虐待や・・・。」


8月7日

また前日同様の池へ午前中限定で出撃。   そしてまたTOPでバスを狙う。
今日は堰堤沿いで待ち伏せしているヤツを仕留めた。   これは20cmほど。



日曜日とあって人が多く、イマイチ反応が悪い。
ワームでちびバスを釣って遊んでいたら、雲行きが怪しくなってきた。

早々に撤収。   帰る頃には土砂降りになっていた。


8月9日

前日夜に帰宅し、今日は朝から浜に出撃。    しかし、正面からの爆風。
分かってはいたけど、まさかこれほどとは・・・。

ここまで来たのだからと浜に降りていくが、帰れと言わんばかりに押し返される。
そうこうしているうちに辺りは明るくなってきた。

こんな日でも人は多い。    ウマシカはオレだけではなかったか・・・。
向かい風でジグが飛ばない。   魚もイマイチ回ってこない。



ウサギが飛ぶ波間にペンペンが飛んだのが見えた。   直ぐにキャスト!
ちょいちょいと誘いながらジグを引いてくると、グン!と来た!

「おお~、こんな日でもいるやんか~!」と、うれしくなる。
それから小さなペンペンの小さな群れが時々回遊してきて、竿を曲げてくれた。



が、それもほんのひと時の話し。   「・・・もうおわり?」と、がっかりした時
いいアタリが来た! これは今までよりデカい! ジャンプしないのでシイラじゃない。

しかし、波打ち際でバレた・・・。   姿見ず。   ・・・思わず天を仰ぐ。
その後はアタリもなく、ちらほら帰る人も出だした。

オレもそろそろ帰ろうかと思った頃、少し離れた場所に鳥が集まってきた。
そしてあっという間に鳥山が立った。     海面でナブラが立つ。

近くまで行ってジグを投げ倒すが、鳥山は沖へ移動していく。
周りでうろうろしてるやつはいないかと探っていると、ゴン!と来た。



いい引きで楽しませてくれたのはソウダタツオ。
でも、これ一匹で終了。   ナブラの主はもっとデカかったんやけどな~。


8月10日

家で朝食を食ってから、ゆるゆると山梨北部の渓流に行ってみた。
既に人が多くいい場所がないので、久しぶりにアマゴとイワナの混棲区間に入る。

魚影は濃いが、反応は薄い。  特にいいサイズの魚は、人影を見ると逃げてしまう。
なので、小振りなアマゴが時折水面を割る程度。  しかし、乗らない。

「なにが気に入らんのや?!」と言いながら釣り上がって行く。
流れの中にいるヤツは、オレには難しすぎるので、岩陰などに隠れているヤツを狙う。



お昼を挟んで4時間ほど、ポツリポツリと小振りなアマゴを6~7匹ほど釣って修了。




8月11日

山梨のK氏が待つ浜に、出撃。  彼は前日の夕方にも浜INしていたのだ。
暗いうちからサバやタチウオがいないかと探りを入れるが、イマイチ反応が無い。

それでもそろそろ空が明るくなってくるかなって時間で・・・根掛かり。
「・・・いや、違う!魚や!」    この感じは・・・タチウオ!



F3程だったがうれしい一匹。   しかし、後が続かず夜明けを迎える。
イマイチ、パッとしない海。    今日もまた、ハズレの日か?

そうこうしていると、ペンペンが回ってきた。   ジグを遠投してちょいちょいと
誘うとゴン!とくる。    が、魚が小さいのでなかなか乗らない。



そんなコノヤロ的なペンペン相手に一喜一憂しながら数匹ゲット。



ペンペンの群れが過ぎると、またハズレの海に戻ってしまった。

一度戻って買い物や昼飯、仮眠を取って夕方やろうと思ったのに、窓から吹き込む雨で
目が覚めた。   本州に向かってきている台風の影響だろう。  雷も鳴り出した。  

こりゃあかんと、そのまま帰ることにした。   しかし、これから浜に行こうと
する人も数人いた。  「命がけで釣りをする度胸はないな~」と車を走らせた。


8月15日

台風が通過した後を狙って山梨北部の渓流に出撃した。
が、期待した増水は無かった。    そして、相変わらず魚の反応はシブい。



大きい魚の姿も見えたのだが、ちょっとでも人影が見えたらすぐに逃げてしまう。
なので、姿勢を低くして移動するのだが、これが疲れる。    

そして、何度かフライを通して魚がいないと判断して立ち上がると、魚が走る。
「なんや、おるやんか・・・」と、いう事が何度もあった。   「スレてるね~」



それでも昼飯前に、なんとかイワナを5匹ほど。
午後は川を変えてやってみるが、ここもやはりシブい。    

四苦八苦しながらなんとか3匹ほど釣ったところで、上流からルアーマンが下ってきた。
「ああ、なるほどね~、どおりでシブいわけや・・・。」



なんとなくやる気がなくなったので、退渓。
こうして天候が不順で、思うように釣りが出来なかった夏休みは終わったのだった。   


「 水面で  釣れる魚は  型問わず 」 」




END
  

2022年08月17日

朝イチのナブラ

7月28日

最近、いい話を聞かない海。    しかし、我慢できずに出撃。
前回はホゲったので、今回は朝まだ暗いうちに浜INしてその時が来るのを待つ。

辺りが明るくなってきた頃、岸近くでナブラが発生。
待ってましたと、舌なめずりしながらジグを投げると、ゴゴゴッと竿先が引き込まれた。

「ひゃ~!なんかよく引く~!」って思ったら、イキナリ中サバのダブル。
すると、すぐまたナブラがやって来た。     で、また中サバゲット。



今朝はナブラが発生する頻度が高い。     そして、ナブラ撃ちを楽しむ。
ジグをフォール中にすごい勢いでかっさらって行ったのは、少し成長したワカシ。



「今日はツイてる!」と思ったが、ナブラが発生した時しか釣れないのが
ちょっと気になっていた。     そして、その嫌な予感は当たっていた。

太陽が昇るとナブラは発生しなくなり、魚の気配もなくなってしまった。
それでも、中サバ5匹、ワカシ3匹釣れたし、短時間だが楽しめたのでまずまず、か。



その後山梨中央部の渓流へ移動し、昼過ぎから入渓。
ここも、渇水と人的圧力でシブい川になってしまった。



入ろうと思った場所は既に人がいたので、別場所に入った。
ここはまだ人が入っていなかったのか、ポツリポツリと魚の反応がある。



それでも、出るけど乗らないがほとんど。「どれだけスレてるねん?」とぼやきが入る。





結果、3時間ほど釣り上がり、アマゴ3,イワナ2。 オレ的には、まだ”釣れた方”だ。  


7月30日

山梨北部の渓流に、カズさん、goo~さん、よねさん、KEN2さん達が来るので、
昼飯時に合流するために出撃した。



合流前に数か所で竿を出してみる。   う~ん、なかなかキビシイ。  
バラシ多数。 上手く釣り上げる事が出来たのは、なんとか5匹ほど。 
     




で、昼食時に皆と一緒に食事しながら情報交換し、またそれぞれバラけて釣りをする。
昼からは最近あまり行かない場所に入ってみた。     案の定、イマイチ。



狭い場所を狙いなんとか釣れたが、ここもバラシ多数。 かなり叩かれているようだ。
そんな状況でも、皆はなんだかんだと言いながらも数を釣っているのでさすがですね。



しかし、最近はどの川もだんだんシブくなってきた。    
これから夏休み、さらにシブくなるのかもね?


「 サバワカシ  短期決戦  ナブラ撃ち 」




END
  

Posted by オッチャンAngler at 12:11Comments(2)

2022年08月05日

戻り梅雨

7月8日長潮

台風が通過して数日たったこの日、天気はイマイチだが海も落ち着いてきたようなので
出撃してみることにした。 曇り空で明るくなるのは遅いと思い、朝まずめに現地着。

が、結構な人出で驚いた。  こりゃあ、休日は場所取りが大変かも?
人の多さに反して回遊してくる魚は少ない。   ほとんど誰の竿も曲がらない。



あれこれ試してもアタリもない。   エギングロッドにサビキ仕掛けでやってみる。
すると、着底すぐでハタ坊が掛かった。     そして、・・・連発。(汗)



「う~ん、こんなの数釣ってもしゃ~ないしな~。」  空はどんより曇っている。
「こりゃあ、魚が回ってくるのは遅い時間かもな~」と、朝飯を食いながら考える。

休み休みジグを投げていると、突然ガツーンと、食ってきた。
この引きは?  今度は本命か?   やったね、ショゴ。  でも、後が続かない。



しばらくして、時々太陽が顔を出すようになってくると、いきなりドンときた。
「おお~?なんだなんだ?」と、強い引きを楽しむ。   丸々太ったマルソウダ。



そしてそれからポツリポツリとワカシが釣れだした。    これが9時半頃。
釣り始めてから5時間ほど経過していて、ぼちぼち人も帰り始めた頃だ。



そして、太陽と言えば、やっぱりヤツらがやって来た。  ペンペン襲来。
一時は入れ食い状態になる。    「オモロイ~!」と夢中で遊ぶ。



朝やっていたエギングロッドにサビキ仕掛けでやってみると、予想通りのダブル。
オモロイけど、これは一回だけで封印した。



曇りがちで風も少しあり、暑いとはいえ比較的過ごしやすい日だったので、
11時頃まで遊んでしまった。     今回は粘り勝ちやね。




7月17日

三連休の中日。    天気がイマイチなので山梨北部の渓流に出撃してみた。
10時頃から上流部を釣り上がって行くが、魚の反応もイマイチ。



前日も雨が降り、川は少し増水気味だ。   小さいフライでは見えないので、
#12のパラシュートで釣り上がって行く。 ・・・フライが大きいか?



小振りなイワナがポツリと出た程度。    かなり叩かれているようだ。
昼飯を食っていると雨が降ってきた。  もう帰ろうかと悩みながら場所移動。

すると、雨は上がり、雲の隙間から青空も見える。   これ幸いと入渓。
あまり期待せずに釣り上がって行くと、イキナリ綺麗なアマゴが水面を割った。



そこからポツリポツリとアマゴやイワナが顔を出す。  フライは#12のままだ。





竿抜け?  天気のおかげ?  なんだかわからないが調子がいい。



しばらく釣り上がり、反応が無くなったので、まだ時間は早いが撤収した。


そういえば、最近首に掛ける扇風機も渓流に持ち込んでいる。
メマトイは風のある日は寄ってこないな~などと気付き、試している。



風がうまく顔に当たっていれば寄ってこない気がするが、風向きがずれたり
風が弱いと寄って来る。     それでも一定の効果はある様だ。

ただ、あまり風を強くすると、バッテリーの充電がすぐ無くなるので注意が必要だ。
首に掛けていてもあまり重さは感じなかったのでいいかもね。

まあ、風が顔に当たると涼しく感じるので、暑さ対策だけでもいいと思う。
メマトイと酷暑で不快指数が高まる今年の暑い夏。 

オニヤンマと首掛け扇風機で、乗り切る事ができるかな?


「 いつか来る  その時を待ち  竿を振る 」




END