安堵の一匹

オッチャンAngler

2022年04月03日 21:36

3月16日    大潮

ここ数日、暖かい・・・いや、暑い日が続いた。場所によっては夏日を記録したとか。
そうなると渓魚たちの活性が気になり、急遽休みを取って出撃してみた。

どうせ行くならと、最近あまりいい話を聞かない浜で暗いうちから撃ってみる。
平日で人がいないので、ポイントをひとり占めだ。  ・・・が、やっぱり無反応。

「そんなにうまくはいかんわな・・・」と思っていると、グンッ!とアタッた。
けど、心の準備ができてなかったので(?)「お?!」と、思ったけど体が反応しない。  

リールを巻く手に重みを感じた途端に我に返り、合わせを入れる不甲斐無さ。
そんなハンパ者のルアーをガッツリと咥えてヤツは首を振って抵抗する。

そのパワーからフッコだと確信し、ドラグをチリとも出さずに応戦し浜にズリ上げた。
そんな大きくはないが、久しぶりのシーバス。  釣れるとやっぱうれしい。



久しぶりに海の魚を釣ったので、「やれやれ・・・」   と、ひと安心。
その後は小さなアタリが何度かあったが釣れなかった。あれは何だったのだろうか?



その後、山梨中央の渓流に移動し、渇水気味の川をフライで釣り上がって行く。
さすがに暖かい日が続いたので、前回まであった雪はほとんど溶けていた。



ルアーでは釣りにくい暗くて狭い岩陰に魚は潜んでいる。    そういう場所に
フライをうまく浮かべられたら、魚が浮いてくる・・・が、食わない。

バシャッと水飛沫が上がっても、食ってない。   ・・・ってことがほとんど。
初めに釣れたのは、ほんとにちっこいイワナ。  それでも、今季初イワナだ。  



そこそこサイズがある魚は、ほんとに食いがシブくなかなか出て来ようとはしない。
大きくても20cmに届かないくらい。 そんなちびっこアマゴが4匹、イワナが2匹。



最後に入った場所で釣り上がってすぐ、エサ師の二人が釣り上がって行くのが見えた。
こりゃ、あかんと思ったが、丁寧に竿抜け場所を探して釣り上がって行くと、出た。

今日一のアマゴ。   ・・・って、言っても、これも20cm無いけどね。
とりあえず一匹釣れたので、なんとか満足して川から上がる事が出来た。



これから雨が降って水量が増えれば、いよいよ”春本番”かなぁ。


3月19日

三連休初日。    前日の雨が良い方に影響していればいいが・・・。   
今日は昼過ぎから3回目のワクチン接種があるので、昼までの短時間釣行。



山梨北部の渓流をフライで釣り上がって行く。
川はほぼ平水に戻り、水温も前回とさほど変わらない・・・が、虫が飛んでない。

魚が居着きそうな場所を撃っていくが、イマイチ反応が無い。
魚がいないわけではない。   水底にへばり付いているイワナの姿も確認できた。



今日は、水面より水中戦の日だったかな?  と、ルアーに替えようかと思ったが
めんどくさいのでそのまま続行していると、やっと出た!

ちびっこイワナ。   この時期にドライに出てくれたこと自体がうれしい。
そのあとは反応なく、とっととワクチンを打ちに行った。

「三回目の副反応は大したことない。」と周りの人たちが言っていたので、明日は
どこに行こうかな?なんて思っていたけど、・・・なんのなんの。

翌朝から熱が出て体はだるく・・・結局、三連休の内2日は家でおとなしくする羽目に。
まったく、トホホな三連休だった・・・ホント、初日に一匹でも釣っていて良かった。


「 連休の  釣行阻む  三回目 」




END


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