夏の雨
7月7日
帯状の雨雲が西日本を襲い、大きな被害が出た。
その雨雲は、南アルプス、中央アルプス、北アルプスの山々に阻まれ、
山梨をはじめ東日本は被害が出るほどの雨が降らなかった。
この日、雲行きは怪しかったが、スポーツ報知山梨版「釣り天国」の取材のため、
昼頃から山梨南部の渓流に行ってみた。
川は思ったほど増水はしていないし、笹濁り状態でいい感じだ。
「こりゃ、釣れるでしょ?」と、上流部に行き、準備をしていたら雨が降って来た。
「・・・マジか」と、雨が降っていない中流域で竿を出すことにした。
水分を多量に含んだ強い風が時折山から下りてくるので、カッパを着てルアーで勝負。
思った通り魚の活性は高いようで、小振りだが奇麗なアマゴやイワナがルアーを食ってくる。
平水時は水が少なくチャラ瀬になっている所でも、増水すればそこはパラダイスになる。
水面のルアーにも飛びついてきたから、フライでも釣れたかな?
でも、この風では上手く流せないかな・・・なんて考えながら釣って行く。
一発、デカイイワナが掛かったけど、葦の下にもぐられてルアーが葦に引っ掛かり
慌てて迎えに行ったときには、逃げられたあとだった・・・。
夕方、山が白くかすんできたので、「こりゃあかん!」と慌てて車に戻ったら、
ザーっと雨が降って来た。 「ふ~、ギリギリセーフ。」
カッパを着ていても、やっぱ強い雨の中で釣りするのはちょっと・・・(汗)。
「まだ時間は早いけど10匹ほど釣れたので、今日はこれくらいにしといたろう・・・。(笑)」
「 夏の川 適度の雨に 元気出る 」
END
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