未知の世界

オッチャンAngler

2016年01月13日 22:38

1月9日大潮

新年一発目のオフショアジギングは、まだオレにとっては未知の世界の中深海がメインだった。

まだ暗い朝6時、三保から龍神丸で出船。    メンバーはキャプテンとみやざきさんとオレ、
そして今回初めて会った中深海ジギングのエキスパートのGさんの4人。



いきなり200m近い深場からスタート。      で、早々にみやざきさんのロッドが曲がる!
深いから魚の顔を見るまでに時間が掛かる。     釣れたのはヒラキンメという魚。

「初めて見た・・・そんなサカナ。」
それから場所を移動してもばらく沈黙が続くが、突然Gさんのロッドに大きなアタリが!

皆、竿を上げて勝負の行方を見守る。  そして上がって来たのは5.5kg、80cm近い真鯛!
これにはみんな、「びっくりぽんや!」と言ったかどうかは定かではないが、驚いた。
こんなでっかい真鯛は初めて見た。    俄然やる気が出てきたが、気持ちだけがカラ回る。

そしてなんと、続けてGさんが、チョー高級魚にして本命のアカムツを釣り上げた!
「・・・う~ん、恐るべし中深海エキスパート。」

すると、底付近でしゃくっていたオレのジグが重くなった。
竿先で聞いてみても魚の反応はないので、”エビった”と思いヒイヒイいいながら
巻き上げてくると・・・魚?     「・・・なんか掛かってる?」



これまた初めて見た、シロムツという魚だった。    全く抵抗もしない、ただ重いだけの魚。
次にみやざきさんが底で掛けたのは、タチウオ。

深海魚を期待していたのでガッカリしていた。      オレがそのガッカリタチウオを、
シッカリ頂いて、帰ってキッチリ刺身にして食べて、ウットリしたのだった。

そしてまた、オレの竿が重ーくなった。     またシロムツかと思ったが、タチウオ!
「ん?・・・いや違う?・・・なにこれ~?」と、思わず言ってしまった。

横から見るとタチウオだが、上から見ると頭が異様にデカイ・・・。
”タチウオモドキ”という魚らしい・・・。



尻尾の先端に、二つに分かれた尾びれがあるのがタチウオと違う特徴。
そして、食味は小骨が多くてイマイチとか・・・。

これも初めての魚・・・、フライにでもして食ってみようか・・・。
そして14時まで重いジグをしゃくり続けたが、深い海の底からは良い返事が無かった。

う~ん、中深海って、何が釣れるかわからんし釣り方もイマイチわからんし・・・、
ホント”未知の世界”や。      何が違うのか、どう違うのか・・・まだまだやな・・・。

今回は深い所ばっかりだったので、ほぼ1タックルでやっていた。
これからも中深海を視野に入れていくのなら、もう1タックル必要かな~?

周りのジギング仲間で、中深海ブームが広がってきてるからな~。
釣りってお金が掛かるね・・・。(泣)

港に戻って、仮眠してから沼津へ移動。         夜は、ショアジギ仲間と新年会なのだ。
焼肉や火鍋などをたらふく食って、相変わらずアホな話で盛り上がった。

そして、車中泊。      疲れと酔いで、約5時間ぐっすり眠った。
翌10日、朝まずめは、ヒラメ狙いで浜に向かう。



多分いるだろうと思っていた皇帝ペンギンさんと並んで、まだ暗い海に向かってルアーを撃つ。
明るくなった頃、皇帝ペンギンさんの隣の人がソゲを釣った。

なんでも、狭い場所に後から割り込んできて釣ったとかで、彼はヒジョ~に悔しがっていた。
そんなヤツに釣れるなんて、神様はイジワルやな・・・。

そ~いえば、ヒラメもアタリハズレがあって、なかなか釣れない・・・。
これも、オレにとってはまだまだ”未知の世界”やな~・・・。

そして11日、スポーツ報知の編集者からメールが届いた。
昨年は1月から3月のスポーツ報知山梨版「釣り天国」は別記事掲載になったのだが、
今年は1月から「釣り天国」を再開したいと・・・。

今月は記事を書かなくていいと思ってたので、海に行ってしまった。
でも、釣りに関する話なら何でもいいという事なので、書くよ、書きますよ!

新しい中深海タックルのために・・・(^_^;)。





END


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