取材釣行裏話 10月編

オッチャンAngler

2015年10月07日 21:55

10月2日

会社を休んで釣りに行こうと思っていたのに、昨日爆弾低気圧が発生した。
今日は天気も落ち着いたが、まだ海は荒れている様なので本栖湖に行ってみた。



朝、家族と飯を食ってから出撃。 「今月の記事は本栖湖のスーパーレインボーかな?(笑)」
・・・なんて考えていたが、そんなに甘いものじゃない。

雨のせいか水位は高く、いいサイズのレインボーや鼻曲がりのヤマメなどが岸沿いを
ウロウロしているのに、食わない・・・。

ルアーを変えたり場所を変えたり色々やっていると時間がたつのはあっという間。
気が付けば16時・・・。もう、本栖湖では釣れる気がしなくなっていたので、海へ移動。

少しは波が落ち着いただろうと思っていたが、波はまだ高くゴミも浮いていた。
暗くなるチョット前に浜に着いたので一応投げてみたが、ゴミしか釣れなかった・・・。



その後、沼津方面の漁港に行き、アオリイカを狙ってみるが、エギを2個ロストして修了・・・。


10月3日

この日は8時から三保で龍神丸のメンテを手伝う日。
なのに今朝は沼津の浜にいる。     移動時間を考えると、7時頃までしか出来ない。

波は収まってきていて釣りをするには問題ない状態。   いい感じの海だ。
明るくなるまでは皇帝ペンギンさんとふたりだけの浜だったのに、すぐに大勢やってきた。

明るくなりだした頃、底で”ドン!”「キタキタキタ~!」と、喜んだのもつかの間、バレた・・・。
その後皇帝ペンギンさんがイナダを釣り上げた。   「・・・く~っ」

って、悔しがっていたらナブラが出たので遠投!・・・からの~、着水フォールで”ドン!”
45cmくらいのイナダだ。    「う~ん、今日はいい感じだ。」



その証拠に、かなりの広範囲でイナダが上がっている。
前日までの高波でベイトが岸近くに寄ってきているのだろうか?

ナブラが頻発し、魚もオレも高活性!   しかし、バラシが多いのが珠にキズ(汗)。
浜をウロウロして離岸流を見つけたので、投げてみるとイナダ2連発!



まだ釣れるって皇帝ペンギンさんを呼ぶと、彼も2連発!   「こんなこともあるんやね~!」
その後また”ドン”ときて合わせた瞬間にラインブレイク!? 「えええ~?!なんで~?」

丁度ジグの結び目でスッパリ切れていた・・・わけわからんまま続行し、1匹追加。
と、ここで6時半にセットした目覚ましが鳴った。  「うお!もうすぐ終了時間か!」

「ああ、めったに無い”釣れている時”に限って早上がりか・・・(泣)。」
もうちょっと、もうちょっと・・・と、言いながらしばらく投げるが、タイミングよく?釣れなくなった。

これはこれで、ラッキー・・・かな?と、いうことで三保に向けて移動。
8時過ぎに現場に到着。   既に龍神丸キャプテンと電気屋さんは作業を始めていた。

オレもキャプテンに保護メガネやマスク、作業着等を借りて船底にへばり付いたフジツボを
金属ヘラで取っていく。   貝殻や船の塗装などを浴びながら作業を進めていく。

10月とはいえまだまだ暑い。    何度か休憩しながら魚探を付けたりペンキを塗ったりと
それぞれ手分けをして汗だくになりながら作業をする。

そして、気が付けば予定終了時刻の16時が過ぎてしまっていた。
まだペンキ塗りなどが残っているが、ここで修了。   明日残りの作業をするようだ。



「ん~、意外と大変な作業やった・・・。   思った以上に時間も掛かったし・・・。」

で、帰りに近くの浜で暗くなるまでジグを投げてみたけど、まったくカスリもしなかった・・・。
周りも釣れていなかったのがせめてもの救いか・・・。(泣)



もう、タチイカ調査もする気力もなく撤収。    すると、首の辺りがヒリヒリと痛くなってきた。
帰宅後、鏡を見ると首に無数のミミズ腫れの様なものが出来ていた・・・。

「ああ、首は無防備やったなぁ・・・。」   見事にかぶれてしまっていた。(泣)
どんな薬が効くのかわからないので、とりあえずオロナインを塗っておいた・・・。


10月4日

朝、まだ首はヒリヒリするが腫れはひいてきていた。  「やれやれ・・・オロナイン強しやな。」

昨日のような”イナダ爆”は今までだったら”オイシイ記事”だったのだが、今年度からは
できるだけ山梨県内の釣りに特化してほしいと編集者に言われたので、・・・書けない。

本栖湖もホゲッてしまったし・・・で、こんな事もあろうかと、先週コイを釣っておいたのだった。
それを記事にしてもいいのだが、チョット時間が空いたので出撃。    約2時間の勝負だ。

前回と同じ場所に行くと、なんかコイがよそよそしい・・・。      皆オレを避けていく・・・。
「え?ど~した?」     よく見ると、川の淀みに麩が2~3個浮いている。

「しもた!先に誰か同じ様な事をしていたな・・・、これは、チトきびしいぞ・・・。」
食パンを撒いても、警戒してついばむ程度で、一気にパフッと吸い込まない。

「こりゃ、そ~と~やられてるな・・・(汗)」
魚のたまっている場所も、いつもと違って周りに背の高い草が生い茂った場所。

草を掻き分け水際に立つと、コイは下流側に逃げる。
でも、しばらく待っていると、また戻ってくる・・・「いけるかも?」

食パンを投げ入れてみると、ずっと流された下流でバフッと取り合いをする。
それじゃあと、針に付けた食パンを流れに乗せて流し込んでいく・・・。

草の間からウキをみてコースと速度を調整する・・・と、竿がクンッと引っ張られた。
そして、ゴゴゴゴ~!とキョ~レツな引き!  「おっしゃ、きた~!」

腕を伸ばし、手前の草にラインが絡まないようにしながらキョ~レツな引きに耐える!
「ク~ッ、オモロイ~!」     巻いては出されを繰り返し、ランディング。



65cm!    「う~ん、手こずらせやがって・・・(笑)」
今回の釣り方は、チョット上級者編になるかな・・・。

案外手軽に大物とわたり合える、コイ釣り。    ・・・けっこうハマる(笑)。





END


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