渓流の春告魚
3月23日
市街の雪はほとんど溶けて春らしくなってきたが、山間部はまだ冬を引きずっている。
朝、ゆるゆると家を出て、まだ雪が残る山梨北部の上流部で竿を出す。
気温は春めいてきて暖かいが、水温は3℃。 ・・・まだまだ低い。
ここの所暖かい日が続いたので、雪解け水が入ったのだろう。
「こりゃ、今日もキビシイな・・・」と、思いながら水の緩んでいる所を狙って釣り上がる。
大きな岩の陰に身を寄せてルアーを引いてくると、その大岩のしたから岩魚が顔を出した。
距離にしてオレの足元から50cmほどしか離れていない。
まだ人にスレていないのだろうけど・・・近すぎる。
何度も追ってくるが食わない・・・を繰り返す。
で、少し小さめのルアーに変えると、一発で食った。
25cmのイワナ。 「・・・よしよし。」
更に釣り上がり、今度は淵でU字ターンして足元に戻ってきたルアーにアマゴが
ついて来ていたのが見えたので、チョイチョイと誘ってみると、・・・食った!
17cmほどのきれいなアマゴ。 このパーマークを見ると、春やな~って気持ちになる。
メバルを別名「春告魚」って呼ぶけど、俺にとっての「春告魚」はこのアマゴなのだ。
昼頃、中流域に移動して局長と合流。
色々話をして(・・・オレ、ほとんど聞き役)から、二人で釣り上がる。
局長がアマゴを1匹釣っただけだったが、お互いの釣り方を確認できて勉強になった。
って言うか、釣りしているより話をしているほうが長かったけどね。(笑)
ゆうまずめは別々の場所で釣りをしたが、仲良く?ノーフィッシュに終わった。
今回は、”春”を感じることができたから、まあ、良かったんじゃないかな・・・。
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